保護者の相談

不登校 引きこもり 相談

不登校へのアプローチ:50回以上の訪問支援の成果に

こんにちは、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会代表の杉浦孝宣と申します。私たちの協会は38年前から、ミッションとして「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現します」と掲げ、1万人以上の子供たちの不登校や引きこもり問題を、3つのステップ:(下記に詳しく説明)

  • 規則正しい生活をする
  • 自律して自信をつける
  • 社会貢献をする

これらのステップで解決してきました。私たちの取り組みの成功率は9割以上と、高い実績を持っています。
この経験と知識は、「不登校ひきこもりの9割は治せる」「不登校ひきこもり急増」、そして「高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる」の3冊の著書にまとめられており、光文社と宝島社から出版されています。
お悩みの保護者の方々に、これらの著書や「88%の引きこもり高校生も変われる! 将来の成功11事例」というブログ記事を参考にしていただければ幸いです。
さて、本日のブログでは、不登校児童に50回以上訪問を行い、生徒との信頼関係を築く重要性を紹介します。

不登校・引きこもりの深刻な現状

不登校や引きこもりの問題は、近年日本で深刻化しています。以下はその現状に関するいくつかの統計と情報です

* 不登校の増加: 過去9年連続で不登校の数が増加しており、今やその数は過去最多を更新中

* 引きこもりの急増: 日本国内の引きこもりの数は146万人を超えるとされています。この数は、以前と比べて急激に増えていることを示しています。

* 長期不登校の実態: 統計によれば、不登校者の中で90日以上学校を欠席している「長期不登校者」は全体の55%を占めています。

* 訪問アウトリーチの重要性: 上記の55%の長期不登校者の中には、家を出ることすらできない子どもたちが少なからず含まれています。

彼らにとって、訪問アウトリーチのような外部からの支援は不可欠となっています。これらの事実を見ると、不登校や引きこもりの問題は単なる「個人の問題」を超えた、社会全体で取り組むべき大きな課題と言えるでしょう。

ブログ特集:地域別不登校・引きこもり事例紹介

日本全国各地で、不登校や引きこもりの子どもたちへの取り組みが様々な形で行われています。今回のブログでは、その中からいくつかの地域をピックアップし、具体的な事例を紹介していきます。

* 熊本県佐伯市:
* 事例: 通信制高校サポート校「未来学園佐伯校」が、不登校や引きこもりで通常の中学・高校に通えない子どもたちを受け入れて教育を提供しています。
* 特色: 本年度より開校した新しい学校で、地域のニーズに応える形での教育機会の提供を目指しています。
* 長野県駒ヶ根市:
* 事例: 有賀さんが市教育委員会の委託を受けて、不登校生徒宅への訪問相談員として活動を行っています。
* 特色: 生徒との信頼関係を築くために50回以上も足を運ぶなど、地道かつ継続的な支援活動を展開。地域の玩具店を拠点に、生きづらさを感じる若者たちのサポートを続けています。
* 宮城県仙台市:
* 事例: せんだい男女共同参画財団が、学び直しを通したキャリア支援事業を展開。
* 特色: 中卒や高校中退の女性を対象に、基礎学力の低さが貧困につながることを減少させるための取り組みを行っています。

これらの事例は、日本全国の不登校や引きこもりの子どもたちへの独自のアプローチや支援の取り組みを示しています。地域の実情やニーズに合わせた方法で、これらの問題に取り組む各地の活動家や団体の努力は、高く評価されるべきです。

熊本県佐伯市に新しい通信制高校「未来学園佐伯校」が開校

熊本県佐伯市に新たな通信制高校として「未来学園佐伯校」が開校しました。
この学校は、不登校や引きこもりという理由で従来の中学や高校に通学できない子どもたちを対象としています。
通信制高校は、生徒が自宅や指定の学習施設で学びながら、単位を取得して卒業するシステムです。この「未来学園佐伯校」もその特色を生かし、各生徒の状況やニーズに合わせた柔軟な学びの環境を提供することを目指しています。

佐伯市においても、不登校や引きこもりの子どもたちの存在は無視できない現状となっています。このような背景から、新しい教育の場としての期待がこの学校に寄せられています。
「未来学園佐伯校」は、これからの時代に合わせた教育内容やサポート体制を整え、子どもたちの未来を切り開くための一助となることを願っています。

地域の皆様の温かい支援や協力を求めていますので、関心を持たれた方は、学校までお問い合わせください。

なぜ「未来学園佐伯校」のような通信制高校が求められるのか

現代社会において、不登校や引きこもりの子どもたちの数は増加傾向にあります。従来の教育システムや学校環境が、全ての子どもたちに合致するわけではありません。
以下、このような通信制高校が必要とされる背景をいくつか考察します。

* 多様な生徒のニーズに対応: 学習スタイルやペース、生活環境、メンタルの状態など、一人ひとりの子どもが抱える状況は様々です。通信制高校は、これらの多様なニーズに対応した柔軟な教育を提供します。

* 安心の学習環境の提供: 通常の学校に通うことが困難な子どもたちも、通信制高校ならば無理

せんだい男女共同参画財団の取り組みについて

せんだい男女共同参画財団は、男女の平等な参加と活躍を実現するための様々な活動を行っています。その一つとして、「学び直しを通したキャリア支援事業」があります。
* 目的: この事業の主な目的は、中卒や高校中退などの理由で十分に教育の機会を得られなかった女性らを対象とし、再教育の機会を提供することです。基礎学力の低さが経済的な貧困につながることを減少させるための取り組みとして位置づけられています。
* 背景: ハローワークでの求人情報を見ると、学歴不問の求人は非常に少ないとされています。高い学歴を持たない女性は、特に飲食関係やエンターテインメント業界などの特定の職種に偏って就業する傾向がありますが、コロナ禍などの社会的変動で失職するリスクが高まっています。
* 事業の内容: 参加者には基礎的な学力向上のための講座や、キャリア形成のための支援、就職活動のアドバイスなどが提供されます。これにより、参加者は再び社会に適応し、安定した生活を築く手助けを受けることができます。
* 未来への展望: このような取り組みを通じて、仙台市やその他の地域でも、教育の機会を失った女性たちが再び学ぶ喜びを得られるとともに、社会全体の経済的な安定や活性化にも寄与することが期待されています。

せんだい男女共同参画財団の取り組みは、女性だけでなく、社会全体の発展に向けた貢献を目指しており、その活動は非常に価値あるものと言えるでしょう。

学歴と就業の関連性について

学歴と就業の関連性は、多くの国や地域で深く研究され、討論されてきたテーマです。日本においても、学歴が就業に与える影響は大きいとされています。以下に、学歴と就業の関連性に関する主なポイントをまとめました。

* 求人の条件: 多くの企業や組織では、新卒の採用の際に特定の学歴を求めることが一般的です。特に大手企業や公的機関などでは、大学や専門学校の卒業資格が求められるケースが多い。

* スキルや知識: 高等教育機関での教育は、専門的なスキルや知識を身につける機会を提供します。これにより、特定の職種や業界での就業の門戸が広がるとともに、キャリアの選択肢も増えます。

* 社会的ネットワーク: 大学や専門学校では、同じ専攻や興味を持つ学生との交流の機会が増えます。これにより、将来の就業やビジネスの機会につながる社会的ネットワークを形成。

* 給与や昇進の機会: 一般的に、高い学歴を持つ者は、初任給が高かったり、昇進の機会が多いとされています。これは、学歴がその人の能力や知識の指標として認識されることが背景にあると考えられます。

* 生涯収入: 長期的な視点でみると、学歴が高い人は生涯収入も高い傾向にあります。これは、上記の給与や昇進の機会の差が、長いキャリアの間に累積していくことが影響。

学歴と就業の関連性は明確であり、多くの人々が教育の機会を追求する背景には、これらの要因が影響していると言えるでしょう。しかし、学歴だけが人の価値を決めるものではないという認識も必要です。多様な経験やスキル、人間性なども大切にされる時代となっています。

コロナ禍における求職の現状と学び直しの重要性

コロナ禍は、世界中の経済や労働市場に大きな影響を与えました。日本においても求職の現状が大きく変動し、新たな時代に合わせた「学び直し」の重要性がより一層高まっています。以下にその要点をまとめます。

* 求職の厳しい現状:
* コロナ禍による経済の停滞や規模縮小、業績悪化に伴い、多くの企業が採用を絞り込む傾向にあります。
* 特に観光、飲食、イベント関連の業界では、多くの求職者が雇用を失ったり、雇用の機会が減少しています。

* リモートワークの普及:
* コロナ禍を契機に、多くの企業がリモートワークを導入。これに伴い、新たなスキルや知識が求められるようになりました。

* 学び直しの必要性:
* 現代の急激な変化の中で、常に新しいスキルや知識を身につけることが重要となっています。
* 特にデジタルスキルやコミュニケーション能力など、新しい環境に適応するための能力が求められています。

* 再教育の機会:
* コロナ禍による失業やキャリアの転換を考える求職者に対して、再教育やスキルアップの機会を提供するプログラムや制度が増えてきています。
* 「学び直し」の機会を通じたキャリア再構築:
* 多くの人々が「学び直し」を通じて、新たなキャリアの道を築くことが可能となります。これにより、新しい時代に合わせた柔軟なキャリアの構築が求められています。

コロナ禍は多くの挑戦をもたらしていますが、それと同時に新しい機会も生まれています。このような状況下での「学び直し」の取り組みは、個人のキャリア形成だけでなく、社会全体の持続的な発展にも寄与するでしょう。

エディス・エヴァ・イーガー博士の言葉

エディス・エヴァ・イーガー博士は、ホロコーストの生存者であり、心理学者としても非常に尊敬される存在です。
彼女の人生経験と専門的な知識は、多くの人々にインスピレーションを与えています。
彼女はアウシュビッツの強制収容所を生き延びた経験を持ちながら、その後の人生で心の傷を乗り越え、他者のサポートとして役立てる方法を見つけました。彼女の言葉の中で特に印象的なものとして、以下のような言葉があります。

「どんな絶望にも、必ず希望はある」

この言葉は、彼女自身が経験した過酷な状況とそれに続く回復のプロセスを象徴しています。困難な状況に直面しても、常に前を向いて進むことの大切さ、そして人生には常に新しいチャンスや可能性があるということを教えてくれます。

イーガー博士のこの言葉は、引きこもりや不登校など、さまざまな困難に直面している人々にとっても大きな励みとなることでしょう。現状に絶望することなく、常に希望を持ち続けることの大切さを伝えてくれる言葉です。

彼女の深い洞察と経験は、多くの人々にとって心の支えとなり、未来に向けての希望を持つ手助けとなっています。

当会のミッションの紹介

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。今日は、私たちの組織が掲げるミッションについてご紹介させていただきます。
当会のミッションは、”子どもたちが規則正しい生活をし自身を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します” です。
これは、以下の3つのステップを通じて実現されます:

* 規則正しい生活:日常の生活習慣やルーチンを整えることで、子供たちに安定した環境を提供
* 自信をつける自律:各個人の特性や能力を最大限に活かし、自らの力で行動する自信をつけるサポートを行います。
* 社会に貢献できる:自立した子供たちが社会に貢献するためのスキルや知識を習得し、社会参加を促進します。

不登校や引きこもりの問題は、個人の問題だけでなく、家族や社会全体の問題とも言えます。当会は、これらの問題を根本から解決するため、
上記の3つのステップを大切にし、子供たち一人ひとりの将来を明るくするための支援を続けています。

私たちは、子供たちが抱える問題や困難を乗り越え、自分の力で夢を叶える未来を信じています。そのための取り組みを日々行い、多くの子供たちとその家族の笑顔を増やすことを目指しています。
当会のミッションに共感してくださる皆様、私たちと一緒に、子供たちの未来を明るくする活動を進めていきましょう。

3つのステップでの支援法

当協会の取り組みの核心となるのが、以下の3つのステップに基づく支援法です。これらのステップを通じて、不登校・引きこもりの子どもたちの克服を目指しています。

* 規則正しい生活:
* 目的:日常の生活リズムや習慣を整えることで、精神的な安定をもたらします。
* 方法:生活のルーチンを確立するためのサポート、適切な就寝・起床時間の設定、日常のスケジュール作成、生活改善合宿、学生寮などで指導を行っています

* 自信をつける自律:
* 目的:子どもたちの個性や能力を認識し、それに基づいて行動する自信を持たせます。
* 方法:趣味や特技の発見、スキルアップのための教育プログラム、自己肯定感を高める活動やアルバイト体験を促すカウンセリングを提供

* 社会に貢献できる:
* 目的:子どもたちが社会に貢献するための能力やマインドを育てます。
* 方法:ボランティア活動やコミュニティ参加を促進するプログラム、社会スキルやアルバイトを申し込む、履歴書の書き方、面接指導なども提供。

これら3つのステップは、それぞれが連動しており、一貫した支援を実現しています。子どもたちが健全な生活習慣を築くことで自信を持ち、最終的には社会全体に貢献できる存在として成長するための土台を作るのです。

問題意識の再確認

不登校や引きこもりは、単なる「学校に行かない」「外に出ない」という問題に留まらないものです。背後には、多様な要因や背景が存在しています。社会の変化、家庭の環境、学校の問題、個人の心理的な課題など、多岐にわたる要因が絡み合い、子どもたちを取り巻く環境は複雑化しています。

特に、現代社会における情報過多やSNSの影響、過度な競争意識、家族間のコミュニケーションの不足など、新しい問題が増え続けています。これらの状況下で、子どもたちはどのように自分の居場所を見つけ、生きづらさを乗り越えていくのか。この問題に取り組むためには、一時的な対処や短期的な解決策ではなく、根本的なアプローチが求められます。

当協会が提唱する3つのステップでの支援法も、この問題意識を深く理解した上での取り組みです。問題の本質を正しく把握し、子どもたち一人ひとりの背景や状況を考慮しながら、最適な支援を提供していくことが、真の解決への道と考えています。

それゆえ、まずはこの問題意識の再確認をし、私たち一人ひとりが不登校や引きこもりという現象をどのように捉え、どのように向き合っていくのかを再考することが重要です。

当協会の相談、事例紹介

私たちの協会では、2017年から2023年8月までの6年間で、78件の引きこもり中学生への訪問支援を実施しました。成功率は約9割で、68件の成功を収めました。専門家チームは、子供たちに最適な支援を提供し、引きこもり中学生との信頼関係を築き上げ、コミュニケーションの改善や生活習慣の正常化に努めています。

- オンライン面談サービス:専門家との直接対話で悩みや疑問について相談できます。
- 公務員になったY,W君の動画:引きこもりから公務員になったY,W君の事例紹介
- S君のケース:当協会の支援を受けて、7ヶ月で立ち直ったS君の事例を詳しく紹介します。
- 昼夜逆転経験の生徒のインタビュー:昼夜逆転の生活リズムを経験した生徒のインタビューを公開。
- 当協会のあいさつ:当協会の理念と活動内容を紹介する動画です。
- 当協会のYoutubeチャンネル:情報や生徒たちのエピソードを公開中
- 不登校関連書籍案内:不登校や引きこもりに関する詳細な情報を得たい方のための参考書籍リストをご用意しています。

-連絡先:当協会への連絡先はこちらのリンクからご覧ください:https://lit.link/sugiuratakanobu

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