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失敗一つで10年の引きこもりへ:高校生の不登校問題とその深刻な影響

「子どもが学校に行かなくなり、部屋に閉じこもるようになった…」多くの保護者が直面するこの問題に、私たちは深刻な視点を持って取り組んでいます。私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表、杉浦孝宣と申します。私たちは不登校や引きこもりという問題に向き合い、「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現します」というミッションのもと、1万人以上の子供たちを支援してきました。

このブログでは、私たちの3つのステップ―規則正しい生活、自律と自信の育成、そして社会貢献―を通じて、多くの子供たちが問題を克服し、NHKの「おはよう日本」でも紹介された実績を共有します。私の経験と知見は、「不登校ひきこもりの9割は治せる」不登校ひきこもり急増」「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」という3冊の著書にまとめられています。

お悩みの保護者の皆さん、私たちの著書、ブログ記事「88%の引きこもり高校生も変われる! 将来の成功11事例」、そして成功事例が満載のリンク集を参考にして、不登校や引きこもりの問題に対する新たな視点や解決策を見つけてください。希望は必ずあります。あなたのお子さんも、私たちと一緒に新しい未来を歩むことができます。

NHKの「おはよう日本」

失敗一つで10年の引きこもりへ:高校生の不登校問題とその深刻な影響

不登校なのか引きこもりなのかを切り分けることで、9割以上の不登校・引きこもりの問題は解決できます。切り分けを理解せずに深刻な引きこもり状態に陥り、当会に相談する人々が後を絶ちません。不登校か引きこもりかを切り分けることは非常に重要です。

[W君の動画]をご覧ください。彼は8ヶ月間引きこもっていました。ネット系通信制高校に在籍していたため、最初は不登校として扱われ、ご両親も本人も何となく安心していたのでしょう。しかし、ご両親は私の本を読んで問題を感じ、大阪から東京まで面談に来たのです。現在は毎日通学しており、ひきこもりを解決し、防衛大学に合格しました。現在は自衛隊で頑張っています。

次に、[Yさんの話]を紹介します。彼女は中2の頃に不登校に陥りました。最初は担任の先生が自宅訪問など積極的に動いていたのですが、その後は様子を見るということで放置されました。中学を卒業し、高校に進学せずにあっという間に10年が過ぎた後、当会に相談に来ました。引きこもりから抜け出すきっかけは、親知らずが痛くて外に出なくてはならなくなったことでした。卒業後、当会の提携先の通信制高校に進学し、短大を卒業後、公務員として働いています。

高校生が不登校に陥り、高校中退してから、引きこもり状態になり、6ヶ月後に当会に相談に来るケースも日常的にあります。相談者は学校のカウンセラーや先生に「様子を見ましょう」と言われ、結果的に引きこもり状態に陥ってしまいます。引きこもりになると、ご家族の協力や第三者の介入がなければ、ほとんど外出できなくなります。例外としては、歯が痛くて外出したというケースがありますが、それ以外はほとんどありません。

【2年間引きこもった子の保護者出演】不登校引きこもりの解決・予防がわかる

学校の先生に「様子を見ましょう」と言われると、ついつい信じてしまいます

保護者はなぜ、こうした失敗に気付かないのでしょうか。
ほとんどの親は学校に一定の信頼を持っています。学校の先生に「様子を見ましょう」と言われると、アドバイスを鵜呑みにしてしまいがちです。
言葉が悪いですが、洗脳に近いですね。

「様子を見ましょう」は、不登校には効果がある場合もありますが、ひきこもりには全く効果が無いばかりが長期化深刻化しています。
証拠があります。我が国は15歳から64歳まで、146万人以上も引きこもりがいると言われています。
高校卒業後、昼夜逆転し、ゲーム漬けとなり、相談する人も少なくありません。しかし、高校卒業後では誰も助けてくれません。
もちろん、「様子を見ましょう」とアドバイスをした方も、上記の10年引きこもったY子さんのように、責任を取ってもらえません。自己責任です。
ステージ判定3以上の引きこもりには、お任せください。お父さんやお母さんが諦めなければ、大丈夫です

引きこもりの一般的な定義と当会のAI判定サイト紹介

一般的には6か月以上外出していない状態を指しますが、この期間は専門家によって異なる場合があります。引きこもりの状態は、発達障害やメンタルヘルス問題、家庭環境や親子関係の問題、学校生活や社会環境の影響など、さまざまな要因が複合的に絡み合って生じることがあります。

当会では、無料AI判定サイトを提供しています。(現在はリニューアル中)このサイトは、引きこもりのリスクを診断するためのもので、簡単な質問に答えるだけで、自分自身や家族が引きこもりになる可能性を評価することができます。また、サイト上での判定結果に基づいて、必要なサポートを提供することができます。

当会の引きこもり成功事例 11選

1.Y子さんの事例
Y子さんは中学2年から不登校になり、そのまま中学校を卒業しました。その後、10年間引きこもりの状態が続きました。親知らずが痛み出したことで外に出るきっかけができ、24歳で私たちの団体に相談に来ました。私たちはY子さんに学び直すことを勧め、アルバイトを始めることを支援しました。27歳で私たちの通信制高校を卒業し、短大に進学し、保育士の資格を取得し、現在は公務員として活躍しています
「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」登場人物
2.カイト君の事例
カイト君は、中高一貫校の中学1年からゴールデンウィーク明けに学校に行かなくなり、自宅に引きこもるようになりました。彼の両親は私たちのアドバイスに従い、一致した教育方針を持つことを試みました。私たちの引きこもり予防士が訪問し、サポートを提供した結果、7ヶ月間の支援の後、カイト君は私たちのフリースクールに通うことを選びました。中学生の期間は毎日フリースクールに通い、高校に進学した後は、私たちが提携している通信制高校に進学しました。2023年3月に卒業し、現在は公務員として働いています。「不登校ひきこもりの9割は治せる」の登場人物として紹介されています。
参考文献:「不登校保護者会で発表する、S(カイト)君」PTAだより
3.カズキ君の事例
カズキ君は中学受験に合格し、中高一貫の私立校に入学しましたが、中学1年から成績不振が続き、高校1年の6月に自主退学を余儀なくされました。家庭内で暴力や暴言を使うようになりましたが、私たちは彼に適切な居場所を提供し、状況を改善することができました。彼は私たちの通信制高校に転校し、卒業後、都内の区役所で公務員として活躍しています。彼は「不登校ひきこもりの9割は治せる」の登場人物であり、Twitter動画ではカズキ君=Y君として紹介されています。また、不登校保護者会での発表でも、彼の事例が紹介されています。
[twitter 動画 リンク1][PTAだより]
4.リョウタ君の事例
リョウタ君は昨年の夏休み明けから学校を休みがちになり、10月には完全に不登校になりました。家では一切話さず、毎日自室に閉じこもり、携帯ゲームばかりしていました。親が作った食事を拒否し、自分の好きな食べ物だけを食べていました。彼の親は学校に相談しましたが、状況は一向に改善せず、リョウタ君の母親は何をすれば良いのかわからず、私たちに相談しました。訪問アウトリーチ支援を開始し、その後彼は私たちの通信制高校に転校しました。2023年9月には航空自衛隊への入隊を予定しています。「不登校ひきこもり急増」の登場人物不登校保護者会で生活改善合宿成果発表する、A(リョウタ)君
ptaだより不登校保護者会で学生寮成果発表する、A(リョウタ)君 ptaだより

5 タツマ君の事例
中学受験で私立の中高一貫校に入学した中1の5月から不登校に陥りました。母親は有名な不登校専門家に相談し、「不登校は放っておけばよい」と言われたため、何の対策もせずに中学を不登校のまま卒業しました。その後、不登校児を受け入れる全寮制高校に進学しましたが、高1の冬休みにバリケードを作って引きこもりました。当会の支援で父親が本気を出して向き合ったことで引きこもりから脱し、創業したフリースクールに通うようになり、通信制高校を卒業しました。一浪して有名難関大学を卒業し、現在は公務員として活躍中。
引きこもり、高校生、男子のW君の公務員になるまでの軌跡については、以下のリンクを参照してください。- YouTube動画:- Twitter動画
- PTAだより

6 佐藤渉太君の事例
スポーツ推薦で私立高校に進学しましたが、練習場まで家から1時間30分以上かかる場所にあり、野球部の練習は早朝から夜まで続くハードな練習で、挫折してしまいました。部活に出られないと高校にもいられない雰囲気となり、都立高校への転学を希望して当会に相談に来ました。当会は支援をすることになりましたが、その後は当会にも来ず、1年半引きこもってしまいました。継続的な支援をした結果、やっと自力で外に出ることができるようになり、当会の提携する通信制高校に通い、入学当初は友達を作らなくていいと思っていましたが、様々なイベントに参加して体験をすることでクラスメートと仲良くなり、自信をつけて卒業しました。現在は北海道の大学で農業を勉強しています。朝日新聞の「耕論」に、「ゲーム1時間」条例について佐藤渉太さんが記事を寄稿しました
また、ショータ君のコミュニケーション能力を鍛えるため、Youtubeのダラダラトークも行いました。

7 シュン君の事例
高校1年生のシュン君は、6月末から学校を休み、昼夜逆転の生活でゲームばかりしています。学校に行かなくなった原因は友達とのトラブルだと話しています。ステージ判定3であり、完全な引きこもりであることが特徴として挙げられます。親と話さない、昼夜逆転、ゲーム漬け、外出が少なく、お風呂に入らないなどが含まれます。アウトリーチ訪問支援を行いました。シュン君は部屋で寝ていました。話し始めると、朝から晩までiPadでゲームをしているとのことで、学校の友達とゲームの時間を合わせて4か月過ごしていました。勉強を始める時期だと感じているようですが、復学の意思はないと話しています。スタッフの勧めで当会の通信制高校に転校しましたが、生活習慣の乱れを治すために生活改善合宿や学生寮などを実施しました。一定の効果はありましたが、高校卒業を迎え、「働きたくないから予備校に行かせてくれ」と発言しました。私も呆れ、スタッフに「自衛隊または住み込みでどこかに働かせて、本当に大学に行きたいなら、自分でお金を貯めて」とアドバイスしました。ご両親も納得して、箱根のホテルに住み込みで働きに行きました。その年の12月、お母さんから「あれからシュンも頑張って働いたので、予備校通いを認め、看護系の大学に受かった」と連絡がありました

シュン君と一緒に海釣りに行った時の様子を動画にあげました。

8 W君の事例
W君は通信制高校のネットコースに在籍しており、昼夜逆転や引きこもりが加速したため、8ヶ月間引きこもっていました。このような学校に通うことで、自宅で勉強できるため人気がありますが、一部の生徒にとっては引きこもりを加速させてしまう可能性があることが、彼の例から明らかになりました。私と面談した彼は、自身の生い立ちや全日制高校でうまくいかなかった理由、そして通信制高校に入った後の経験について素直に話しました。それにより、彼は自分自身の状況をより深く理解し、解決策を探すための第一歩を踏み出しました。その後、彼は私が創業した通信制高校サポート校に入学し、学生寮に入って毎日学校に通える環境を提供されました。その結果、彼は早稲田大学進学を目指すなど、自身の将来に向けた積極的な姿勢を取り戻しました。防衛大学の一次試験には合格しましたが、面接試験では残念ながら落ちてしまいました。それでも高校を卒業し、現在は自衛隊で活躍しています。W君自身が8ヶ月間引きこもった理由と原因について語った動画インタビューや、不登校保護者会で発表されたPTAだよりがあります。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
動画インタビュー:
PTAだより

9 エイタ君の事例
エイタ君は、中学受験で私立の中高一貫校に進学しましたが、中1の3学期から徐々に不登校に陥り、中2の4月から完全な不登校となりました。中2の11月には引きこもりステージ判定3の状態に陥りました。ご両親が私の講演会に参加し、訪問アウトリーチ支援を受け始めました。中3の6月にはインターンのカイト君を信頼するようになり、家から出ることができるようになりました。その後、フリースクールを創業し、生徒会会長に就任し、動画編集会社を運営するまで元気になりました。しかし、責任が重くなり、フリースクールに来なくなり、引きこもりに再び陥りました。スタッフの訪問によって再び立ち直り、高3に進級し、2023年6月に1ヶ月間のカナダ留学を経験しました。7月には成果報告を保護者会で発表しました

不登校保護者会で本人発表 pta 動画含む だより
エイタ君の親御さんが書いたPTAだより

10 G君の事例

不登校が悪化し、8ヶ月間引きこもっていた高校生のG君が美大に合格しました。中学までは問題なく登校していた彼ですが、受験を機にネガティブになり、入学3日で不登校し、留年確定となり退学してしまいました。G君は長時間ゲームをしており、外出もせず、家族との会話も気分次第でした。特に弟に対して優しくなかったこともあり、彼も不安定になっていました。このような状況が約8ヶ月間続き、G君のおばあさんが私の著作を読んで、ご両親に紹介してくれました。それがきっかけで、私たちスタッフと出会いました。

G君は家業の手伝いをするようになり、保護者からの依頼でアウトリーチ訪問支援を受けました。スタッフと相談した結果、高校卒業資格を取るため、創業したフリースクールに通うことになりました。G君はフリースクールで同じ境遇の子たちと打ち解け、方向性が決まりました。翌年の4月までは、中学時代の学び直しと月2回以上のイベントに参加しました。

その年の4月、G君は一年遅れで通信制高校に1年生として入学しました。G君はまだ進路を決めていませんでしたが、不登校や引きこもりから脱け出すため、毎日コースに入学しました。彼のイラストが評価され、パンフレットやHPの画像を制作することになりました。しかし、eスポーツに熱中して生活が乱れたため、フリースクールを辞め、オンラインコースに切り替え、通学回数を減らし、美大の塾と自宅で勉強しました。美大合格に向けて、彼は集中しました。1以前はサポート校に通学していたため、通学しないで、人との会話がなくなることが心配でしたが、スタッフに相談し、本人のペースで通学しつつ、美大向けの塾に通い、見事合格を果たしました。2023年4月以降、フリースクールで学生インターンで後輩に美術を教えています。

11 N君の事例
N君は2019年、中学3年生の息子が突然不登校を宣言し、その後引きこもるようになりました。両親は様々な対策を試みましたが、改善されず、見守ることになりました。2020年に入り、新型コロナウイルスの発生により、息子の状況はさらに悪化しました。中学校を卒業した後、高校への進学を拒否し、アルバイト探しもうまくいかず、2年間ほど好きなゲームに没頭していました。親御さんが私の本を見つけ、私たちの訪問アウトリーチ支援に興味を持ってくれました。すぐに当団体に連絡し、家庭訪問が始まりました。そこで、息子は徐々にスタッフの話に耳を傾けるようになりました。私からは通信制高校への入学を提案しましたが、親としては懐疑的でした。しかし、息子自身は通信制高校への進学を決断し、2023年8月現在、週5日、毎日通学しています。先日、1ヶ月のカナダ留学を経験し、その成果を保護者会で発表しました

PTAだより N君のお父さんが詳細は書いてます
不登校保護者会で本人発表 PTA動画含む だより

これらの事例は成功例の1部です。不登校や引きこもりの状態からでも、適切な支援によって立ち直り、社会に戻ることが可能であることを示しています。さらに詳しい事例や詳細な情報は、私の著書「高校中退・不登校引きこもりでもやり直せる」「不登校ひきこもりの9割は治せる」「不登校ひきこもり急増」にて紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会まとめサイトのご案内

https://lit.link/sugiuratakanobu 一般社団法人不登校・引きこもり予防協会のまとめサイトです。以下の情報が詰まっています。

不登校ひきこもりから公務員となったY,W君動画

当協会の支援を受け、引きこもりから立ち直り公務員となったY,W君の事例を動画で紹介しています。

カイト君 7ヶ月 ひきこもりの支援法

当協会の支援を受け、7ヶ月で引きこもりから立ち直ったカイト君のケースを詳しく紹介します。

昼夜逆転経験した生徒に聞く

昼夜逆転の生活リズムを経験した生徒のインタビューを公開しています。彼らがどのように立ち直ったかの貴重な体験を共有します。

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 あいさつ

当協会の理念と活動内容を紹介する動画です

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不登校関連 書籍案内

不登校や引きこもりに関する詳細な情報を得たい方のための参考書籍リストをご用意しています。

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