
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ
そんなご相談をよくいただきます。
実は、中学生であっても、学校を長期間休み、自宅にこもっている状態が続いていれば、私たちは“引きこもりの状態”として捉えることが多いです。
特に、90日以上欠席し、外との関わりがほとんどないようであれば、早めの対応が必要です。
文部科学省では不登校を「年間30日以上の欠席」と定義し、厚生労働省では引きこもりを「家庭に6か月以上とどまる状態」としています。つまり、小中学生であっても、十分に該当し得るのです。
中学生のN君も、「まだ様子を見ていれば大丈夫だろう」と家族が判断してしまい、結果として2年間近く自室にこもる生活が続いてしまいました。けれども、ご家族が支援機関に相談し、家庭訪問を取り入れたことで、少しずつ社会との接点を取り戻していきました。
「まだ中学生だから」と先延ばしにせず、「今」行動に移すことがとても大切です。早く手を打つことで、将来の選択肢を広げることができます。
まずは、専門機関に一度ご相談ください。どんな小さなことでも構いません。そこからお子さんの未来が動き出します。
見守るだけでは、引きこもりは悪化します。
いいえ。子どもは“放っておかれている”と感じ、自責や無力感を深めていくことが多いです。
当会では、親の“適切な関わり”を指導し、声かけの仕方を変えただけで、子どもが自分から動き出した例もあります。
放置と見守りは違います。「寄り添いながら働きかける」姿勢が鍵です。
そう心配される保護者の方は少なくありません。
でも、ご安心ください。支援の方法とタイミングさえ間違えなければ、
家庭訪問は非常に効果的なアプローチになります。
たしかに、いきなり見知らぬ大人が訪問し、強い口調で話しかけたり無理に外に出そうとするような対応は逆効果になります。しかし、私たちが大切にしているのは「信頼関係の構築」です。時間をかけて、子どもが安心できるように関わっていくことが、閉ざされた心を開くきっかけになるのです。
たとえば、当協会では学生インターンが継続的に家庭を訪問しています。年齢が近いこともあり、「この人なら話せそう」「分かってくれるかも」と感じた子どもたちは、自ら少しずつ動き出していきました。
家庭訪問は、“外から強制するためのもの”ではなく、“家庭の外にもう一つの安心できるつながりをつくるもの”です。
もちろん、当協会では暴力的な連れ出しや無理な関与は一切行っていません。
まずは「信頼」を土台にした支援を、ご家庭と一緒に考えていきます。
もし少しでも迷っているようでしたら、一度ご相談ください。無理のない形で、お子さんの心に届く支援の道筋をご提案させていただきます。
そんな不安を抱える保護者の方は少なくありません。
通信制高校は、自分のペースで学べる柔軟な学習環境が魅力であり、不登校や引きこもりからの再スタートとして選ばれるケースが増えています。ただし、通学の義務がないため、生活リズムが崩れやすく、自分で時間管理ができないままだと、将来に不安を抱えることにもつながります。
実際、当協会にも「通信制高校は卒業したが、昼夜逆転が続いていて、ゲームばかりで予備校にも行けず、アルバイトもできない」といった悩みが寄せられています。これは、制度の自由度の高さをうまく活かせなかった結果といえるでしょう。
こうした事態を防ぐためには、通信制高校だけに頼るのではなく、「サポート校に通う」「週に数日だけでもアルバイトをする」「習い事に通う」など、日常の中で人と関わる時間を意識的に取り入れていくことがとても大切です。
子どもが孤立してしまわないように、親や大人が「環境の設計者」となって、生活リズムや社会との接点をつくる工夫が必要です。
「通信制高校に進めば安心」と思わずに、そこからどう過ごすかを考えていくことが、将来につながる鍵です。
少しでも不安を感じたら、迷わずご相談ください。今こそ、行動のタイミングです。
引きこもった期間だけ、時間はかかります 半年〜1年は最低でもかかると考えてください。
これは多くの保護者の方が不安に感じるところです。
実際には、半年から1年ほどかけてゆっくり回復していくケースが多いですが、何よりも大切なのは“今すぐ”動き出すことです。引きこもり状態は、心の準備や生活リズムの改善、そして社会とのつながりを少しずつ取り戻していく過程が必要で、一気に変わることはありません。
ただし、行動を始めると予想以上に早く変化が現れることもあります。
たとえば、10年間引きこもっていたY子さんは、支援を受けてからわずか3か月で外出できるようになりました。その後、当協会の通信制高校サポート校を卒業し、短大へ進学。保育士の資格を取得して、
今では東京都内の区役所で公務員として働いています。
このように、長い引きこもり生活からでも、きっかけと支援があれば再スタートは十分可能です。焦らなくて大丈夫。でも、動き出すのは“今”がチャンスです。まずは初回相談や家庭訪問など、小さな一歩から始めてみましょう。その一歩が、未来を変える大きな一歩になります。
はい。支援の中心は「質」であり、「量」ではありません。
大切なのは、限られた時間でも“共感的な関わり”と“対応の一致”を持つこと。
共働きだったN君のご両親も、限られた時間の中で夫婦の対応を揃えることで支援を成功させました。
働いていても支援は可能。家族の意志と連携があれば十分です。
それは失敗ではありません。問題は“受験”より“その後の関わり方”です。
「せっかく中学受験まで頑張ったのに、引きこもってしまった…」
そんなふうに感じてしまう保護者の方は少なくありません。でも、それは決して“失敗”ではありません。
大切なのは、受験のあと、どんな関わり方をしていくかです。受験そのものが原因というよりは、合格後の環境変化――人間関係、学習のプレッシャー、自分の居場所のなさ――にうまく適応できないことで、不登校や引きこもりに至るケースが多いのです。
たとえば、タツマ君は中高一貫校に進学しましたが、ゴールデンウィーク明けに不登校になり、居場所を失って引きこもってしまいました。ご両親と面談を重ねながら、1ヶ月ほどで外に出られるようになり、その後は当協会の通信制高校サポート校を卒業。法政大学に進学し、学生インターンとして活動した経験を経て、現在は大卒の公務員として社会で活躍しています。
「受験して良かったのだろうか」と悩むよりも、
「ここからどう関わっていくか」が未来を変えるポイントです。受験はゴールではなく、あくまで通過点。
子どもはいつでもやり直せます。再スタートできる関わり方に切り替えていきましょう。未来はこれからです。
もちろん、勉強は大切です。少しでも「学び続ける習慣」が自己肯定感につながり、「何もしていない自分はダメだ」と思い込んでしまう自己否定のサイクルを断ち切る助けになります。
当協会では、プリント1枚から始めて、最終的に週5回の登校やレポート提出を果たした子もいます。「できた」「終わった」という小さな達成感の積み重ねが、自信と希望に変わっていくのです。
ただし、前提としてもっとも大切なのは、「規則正しい生活リズム」です。朝起きて、朝食を食べ、夜は決まった時間に眠る――。この基本ができていないと、どんなに勉強しようとしても集中できず、成果も出づらくなってしまいます。
まずは生活リズムの見直しから始めましょう。そして、整ってきたタイミングで、プリント1枚から学習を再開していく。焦らず一歩ずつ進めることが、回復への近道です。
勉強を再開させたいと思ったその時が、動き出すタイミングです。30分でも構いません。一緒にプリントを開くところから始めてみませんか?
ゲームだけを問題視するのではなく、背景にある“孤独”に目を向けてください。
ゲームだけを一方的に問題視するのではなく、その背景にある“孤独”や“安心できる居場所のなさ”に目を向けてください。
多くの子どもにとって、ゲームは単なる娯楽ではなく、「心の避難所」になっていることがあります。そこでしか自分を認めてもらえない、安心して過ごせる場所がない――そんな想いがあるのです。
頭ごなしに「やめなさい」と言えば、かえって反発や拒絶を生み、親子の関係も悪化します。大切なのは、まずは理解すること。
たとえば、高橋君はポケモンカードの世界ランキングに入るほどの腕前でした。ご家族がその努力と集中力を認めたことで、彼は徐々にリアルな人間関係にも心を開き始めました。そして、その実績を生かして中堅大学へと見事に合格。ゲームがきっかけで、自信を持てるようになったのです。
「ゲーム=悪」と決めつけるのではなく、「今、何に夢中なのか」「なぜそこに安心感を見出しているのか」に寄り添うことが、次の一歩への大きな入り口になります。
まずは「どんなゲームをしているの?」「一緒に見せてくれる?」そんな一言から、対話が始まります。ゲームを“敵”ではなく、“味方”に変える発想が、親子の関係性と未来を変えるカギになるのです。
それは“支援を始めるタイミング”です。
限界を感じているということは、既にご家庭だけでの対応に限界が来ているサインです。
多くの保護者様も同じ状態でしたが、当会のZOOM面談と訪問支援で希望を取り戻しました。
「分からない」は恥ではありません。今、相談することで未来は変わります。