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不登校統計データ

55%超え! 90日以上長期欠席者〜不登校の危機とその解決策

「55%超え! 90日以上の長期欠席 不登校」―この数字が示す危機を感じていますか?私、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣として、1万人以上の子供たちを救済してきた経験から告げます。不登校や引きこもりの背後には深刻な事情があります。この問題に真摯に向き合い、具体的な解決策を提供しています。保護者の皆様、一緒に子供たちの明るい未来を築きましょう。
私は「不登校ひきこもりの9割は治せる」「不登校ひきこもり急増」、そして「高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる」の3冊の著書にまとめられており、光文社と宝島社から出版されています。お悩みの保護者の方々に、これらの著書や「88%の引きこもり高校生も変われる! 将来の成功11事例」というブログ記事を参考にしていただければ幸いです。

10年連続不登校過去最多

不登校や引きこもり問題についての一般的な認識と、それに関する深刻な状況の現状を紹介。

文部科学省が公表した「問題行動・不登校調査」で、全国の小中学校で2022年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から5万4108人(22.1%)増の29万9048人となり、過去最多を記録した。不登校の増加は10年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は2.1倍増。

小中学校における長期欠席の状況

不登校の内訳は、小学校が10万5112人(前年度比29.0%増)、中学校が19万3936人(同18.7%増)。児童生徒全体に占める割合は3.2%。要因で最も多かったのは「無気力、不安」51.8%で、「生活リズムの乱れ、遊び、非行」11.4%、「いじめを除く友人関係」9.2%が続いた。

コロナ禍で通学の制限や学校行事の中止など生活リズムが崩れて休むことへの抵抗感の薄れたり、交友関係が築きづらくなっていることで登校意欲が低下したりしていることが影響していると考えられる。

55%超え! 90日以上長期欠席者〜不登校の危機とその解決策

不登校と引きこもり、これらは似ているようで、実際には大きく異なる問題です。多くの人が混同しがちなこの二つの状態を正確に理解し、適切な対応をとることが、子供たちの未来を明るくする鍵となります。

不登校か? 引きこもりか?

不登校とは、様々な理由で学校に通えなくなってしまった状態を指します。原因としては、いじめや学習上の困難、友人関係のトラブルなどが挙げられます。しかし、不登校の子供たちは、学校外の場所では比較的元気に活動していることが多い

一方、引きこもりとは
外出を極端に避け、自室や家の中に閉じこもりがちな状態を指す言葉です。引きこもりの原因は多岐にわたり、心の傷や社会との適応困難、家族間の問題などが関連していることが多いです。
この二つの状態の最大の違いは、外の世界との関わり方にあります。不登校の子は学校に行かないだけで、外の活動には参加していることが多いのに対し、引きこもりの子は外の世界全体(家族も含む)から距離を取ってしまっています。

しかし、私たち一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣がこれまでの経験から得た知見によれば、引きこもりの中高生の9割は適切な支援と環境を整えることで、社会への復帰が可能です。
私たちの目指すのは、子供たち一人一人の状態を正確に理解し、その子に合った支援を提供すること。そして、不登校や引きこもりの問題が一時的なものとなり、明るい未来へと繋がるよう努めています。

家庭内のコミュニケーションの重要性

家庭内のコミュニケーションは、子供たちの心の健康や社会への適応力を育む上で非常に重要です。良好なコミュニケーションが家庭内で築かれていると、子供たちは自分の悩みや問題を打ち明けやすく、その結果、早期に問題の解決やサポートを受けることができます。

不登校と引きこもりの決定的な違い

不登校と引きこもり、両者は外見上似ているように感じられるかもしれませんが、その背後には大きな違いが存在します。その決定的な違いは、「親と話さない」という点にあります。
不登校の子供たちは、学校に行かないという問題を抱えながらも、家庭内でのコミュニケーションが比較的保たれていることが多いのです。それに対して、引きこもりの子供たちは家族とのコミュニケーションが極端に少なく、多くの場合、親や兄弟との会話もほとんどない状態となります。

この「親と話さない」という状態は、問題の深刻さを示しています。子供たちが自分の内面や感情を家族と共有しなくなると、その心の中には孤独や不安が積み重なり、さらなる心の問題を引き起こす可能性が高まります。
このような状況を改善するためには、まず家族とのコミュニケーションの回復が必要です。親や兄弟が子供の話を優しく聞き、理解し、サポートすることで、子供たちは再び家族との絆を感じることができるのです。そして、その絆が子供たちの心の支えとなり、不登校や引きこもりの問題を乗り越える力となります。

90日間以上の不登校の対応策について

不登校の問題は、その期間や背後にある原因によって、その対応策も異なります。特に90日以上の長期欠席者は、短期の不登校とは異なるアプローチが求められます。

統計の示す現状
統計によれば、不登校生徒の50%以上が90日以上の長期欠席者という事実に驚きを隠せません。これは、単に学校に行きたくないという問題だけでなく、生活習慣の乱れ、例えば昼夜逆転や過度なゲーム、さらには引きこもりの状態に陥っている子も含まれている可能性が高いと言えます。

当会の取り組みと成果
当会は38年前から、この深刻な問題に対して様々な対応策を実施してきました。具体的には、ご両親との面談を重視し、家族の背景や環境を理解することからスタートします。引きこもりの状態にある子供たちに対しては、家庭訪問(アウトリーチ支援)を行い、直接のケアやアドバイスを提供しています。

さらに、不登校や引きこもりの子供たちにとって「安心できる居場所」の提供は非常に重要です。当会では、そのような居場所を提供することで、彼らの社会復帰をサポートしています。
これらの取り組みの結果、当会では9割以上の子供たちが不登校や引きこもりの問題から解放される成功を収めてきました。この実績は、家族との綿密なコミュニケーションと、子供たちにとっての安全な場の提供がいかに重要であるかを示しています。

国や自治体の方針の問題点について

不登校という課題にはさまざまな背後にある原因や事情が存在します。これを大きく2つに分けると、一方は「適切な居場所」があれば解決可能なケース、もう一方は「長期欠席による引きこもり傾向」のケースとなります。この2つのタイプには異なるアプローチやサポートが必要ですが、現行の国や自治体の方針には幾つかの問題点が見受けられます。

適切な居場所の提供に関する課題
まず、適切な居場所の提供について。国や自治体は教育支援センターや不登校特例校の設置を進めていますが、これが十分なのかというと疑問が残ります。なぜなら、教育支援センターの利用率は全国平均でわずか12%程度。この数字からも、多くの不登校児童がこれらの施設やサービスを利用していない、もしくは利用できていない現状が浮かび上がります。居場所という点でも、提供されている場が必ずしもすべての児童に合致しているわけではないのです。

引きこもり傾向の児童に対する対策の不足
そして、もう一つの大きな問題点は、昼夜逆転やゲームにのめり込むなどの引きこもり傾向を持つ児童に対する具体的な対策の不足です。これらの児童は、短期的な支援や一時的な居場所の提供だけでは解決が難しく、家庭や学校、そして地域社会全体での連携やサポートが必要です。しかしながら、現在の国や自治体の取り組みはこの点において十分とは言えない状態です。

結論
不登校や引きこもりの問題は多岐にわたる原因が絡み合っており、一律の対策では解決が難しい。それぞれの児童の背景や状況に応じたきめ細かなサポートが求められます。国や自治体も、これらの問題点を踏まえた新たな取り組みや方針の見直しを進めていくべきでしょう。

子どもの不登校・引きこもり問題と家庭環境

不登校や引きこもりは、それ自体が深刻な問題ですが、これが家庭内でどのような影響を及ぼすのかを考えることも重要です。
1. 家庭のコミュニケーションの断絶
不登校や引きこもりの子どもは、家庭内でのコミュニケーションが希薄になる傾向があります。これは、子どもが自らの気持ちや考えを親に伝えることが難しくなるためです。逆に、親からのアプローチも子どもに受け入れられにくく、結果として家庭内での会話が減少することが多いです。
2. 親の心の負担
子どもが不登校や引きこもりになると、親は「どこで間違えたのか」と自己責任を感じることが多いです。また、近隣や親戚からの目や評価を気にすることから、精神的なストレスが増大します。
3. 兄弟間の関係の変化
不登校や引きこもりの子どもがいる家庭では、その子の兄弟が影響を受けることがあります。たとえば、親の注意や気配りが一人の子に偏ることで、他の子が置き去りに感じることがある。また、不登校や引きこもりの子どもに対する理解が求められ、兄弟間のコミュニケーションにも変化が生じることがあります。
4. 経済的な影響
長期的な不登校や引きこもりは、家庭の経済的な負担を増やす可能性があります。たとえば、専門のカウンセリングや支援施設への通所に伴う費用、親が仕事を減少させたり辞めたりすることによる収入の減少などが考えられます。
5. 家庭内の役割分担の変化
引きこもりが続くと、家庭内での役割分担が変わることがあります。親が子どもの世話を余儀なくされ、家事や他の家族のサポートを疎かにすることがある。
結論
子どもの不登校や引きこもりは、家庭全体に様々な影響を及ぼします。この問題を解決するためには、子どもだけでなく家族全体のサポートや理解が不可欠です。社会全体での理解とサポートの体制を強化し、家庭が孤立しないような取り組みが求められます。

夫婦関係と子どもの不登校・引きこもり問題

夫婦間の関係性は、子どもの心の健康や行動に大きな影響を及ぼすことが知られています。特に、不登校や引きこもりといった問題が発生した際、夫婦の関係性がどのように関わってくるのかを考察することは非常に重要です。
1. 安定した夫婦関係の重要性
安定した夫婦関係は、家庭内の安心感や安定感をもたらします。子どもはその安定した環境の中で、安心して成長することができます。逆に、夫婦間に亀裂や対立があると、その緊張感が家庭全体に影響し、子どもの心にも負担をもたらすことがあります。
2. 夫婦の対応の違い
不登校や引きこもりが発生した場合、夫婦それぞれが異なる対応をとることがあります。一方が積極的に子どもと接する一方、もう一方が避ける、といったケースも考えられます。このような対応の違いは、夫婦間の摩擦や対立の原因となることがあります。
3. サポートの重要性
子どもが不登校や引きこもりに陥った際、夫婦が連携してサポートすることが重要です。互いに助け合い、協力して子どもの問題に向き合うことで、より効果的な対応が可能となります。
4. 責任の所在
夫婦間で「誰のせいで子どもが不登校になったのか」という責任の所在を問うことは、解決への道を遠ざける要因となることがあります。問題解決よりも、お互いを非難する姿勢は避けるべきです。
結論
子どもの不登校・引きこもり問題に対して、夫婦関係が果たす役割は大きいです。夫婦が一体となって子どもをサポートすることで、問題解決への一歩を踏み出すことができます。夫婦間の信頼関係やコミュニケーションの維持・強化が、家族全体の幸福感や問題解決に繋がるキーとなるでしょう。

不登校・引きこもり問題を解き明かす

1.「不登校ひきこもりの9割は治せる」(光文社)
この書籍では、不登校や引きこもりの現状とその背景について深く探求しています。多くの研究や経験をもとに、その問題の9割は実は解決可能であると主張しています。具体的な事例や解決策が豊富に紹介されており、関心を持つ親や教育関係者には非常に参考になる1冊

2.「不登校ひきこもり急増」(光文社)
この著書では、近年の不登校や引きこもりの急増に焦点を当てています。社会的背景や家庭環境、学校教育の問題点など、さまざまな角度から原因を探るとともに、具体的な対策や予防方法も詳しく解説しています。現代社会における教育の課題を知りたい方におすすめの一冊

3.「高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる」(宝島社)
高校中退者や不登校、引きこもりの子どもたちに対する再チャレンジの道を提示するこの書籍は、希望を与える内容となっています。どんな状況であっても、再び学びの場に戻る方法や、社会への再参入の方法について具体的に紹介されています。失敗を恐れることなく、新たな道を模索したいと考える若者や、その保護者に向けた指南書です。

55%が90日以上の不登校:文部科学省の調査から見える実態

文部科学省が実施した最新の調査によれば、全国の不登校の子どもたちの中で55%が90日以上学校を欠席していることが明らかになりました。これは、不登校の子どもたちの過半数が長期間、学校の教育の場から離れていることを示しています。

この数字は、不登校の問題が単なる一時的なものではなく、中長期的な対応が必要な深刻な状態であることを示唆しています。長期間学校を欠席することで、学習の遅れはもちろん、友人関係や社会性の形成にも影響が出る可能性があります。

また、この調査からは、不登校の原因や背景、対応策についてもさまざまなデータが示されています。主な原因としては「無気力、不安」や「生活リズムの乱れ」、「友人関係のトラブル」などが挙げられており、これらの問題に対する適切なサポートやケアが必要とされています。

文部科学省は、今後の教育方針や取り組みの参考として、この調査結果を活用するとともに、関連機関と連携し、不登校の子どもたちの支援強化を図る方針を示しています。
この調査結果を受けて、各学校や自治体も、不登校の子どもたちへの適切なサポート体制の構築や早期発見・早期対応の重要性が再認識されることとなるでしょう。

長期不登校者の問題と引きこもりになった実例

長期間の不登校者は、引きこもりの予備軍となる可能性が高いと指摘されています。学校の教育の場から離れることで、社会性や人間関係の形成が難しくなり、さらに深刻な状態に陥ることが考えられます。
「88%の引きこもり高校生も変われる! 将来の成功11事例」には、10年もの間引きこもり続けたY子さんや、2年間引きこもっていたN君などの事例が紹介されています。これらのケースを通じて、引きこもりや不登校の問題が放置されると、どれだけ深刻な状況になるのかが浮き彫りになっています。

しかし、この記事にもあるように、適切なサポートや環境が提供されることで、多くの引きこもりや不登校の若者たちは再び社会に戻ってくることができます。Y子さんやN君のように、当会のサポートを受けることで、彼らは新たな人生の道を歩むことができました。

もし彼らが当会と出会わなければ、どうなっていたのかは想像するだけで胸が痛くなります。皆さんも、この問題に対する認識を深め、周囲の人たちへの理解とサポートの重要性を再認識していただければと思います。

文科省の考え方と実際の状況のギャップ

文部科学省の考え方と、現場での実際の状況との間には大きなギャップが存在していると言われています。不登校の問題は、学校教育の枠組みの中だけで考えるのではなく、より広い視野での取り組みが求められる課題となっています。

不登校の子供たちをただ放置して、中学校を卒業させるだけの対応は、果たして義務教育の真の目的に沿ったものと言えるのでしょうか。学びの場は学校だけではありませんが、不登校の背景には様々な問題が潜んでいることが多いです。

文科省の統計では、90日以上の長期欠席者に関する調査は行われていませんが、これは重要なデータの欠落であると考えられます。不登校や引きこもりの状態での中学卒業者数や、その後の進路に関する情報は、現状の認識や対策の方向性を明確にするための大切な指標となります。

当会が指摘しているように、不登校や引きこもりの子供たちの実態をしっかりと把握し、146万人とも言われる引きこもりの問題を解決するための具体的な策を講じるべきです。これは、子供たちの未来を守るため、また、社会全体のためにも必要な取り組みと言えるでしょう。

皆さんも、この問題についてどのように感じているのか、ご自身の意見や考えを持ち、社会全体での議論を深めていくことが重要だと思います。

一緒に、より良い未来を創り上げましょう

不登校や引きこもりの問題は、一部の人々の問題として片付けることはできません。それは、私たち社会全体が向き合うべき真剣な課題であり、関連する現状を正しく理解し、適切に対応していくことが求められます。国や自治体の政策だけではなく、私たち一人一人が持つ認識や理解、そして具体的な行動が不可欠です。これは他人事ではありません。今後の日本の未来を支える子供たちの問題は、私たち一人一人の問題でもあります。明るく輝く子供たちの未来のために、共に考え、行動を起こしましょう。最後に、この記事を読んでいただき、ご自身の意見や感想を共有していただけると幸いです。一緒に、より良い未来を創り上げるための議論を深めていきましょう。

一般般社団法人不登校・引きこもり予防協会まとめサイト


https://lit.link/sugiuratakanobu



私たち一般社団法人不登校・引きこもり予防協会では、2017年から2023年8月末までの6年間で、78件の引きこもり中学生への訪問支援を実施しました。この中で67件の成功を収めることができ、それは約9割という驚異的な成功率です。
私たちの専門家チームは、それぞれの子供たちに最適な支援を提供することを心がけており、その過程で引きこもり中学生との信頼関係を築き上げ、コミュニケーションの改善や生活習慣の正常化に努めています。
引きこもりや不登校の問題は一筋縄ではいきませんが、私たちの知識と経験に基づいた支援によって、多くの子供たちが新たな一歩を踏み出すことができています。

オンライン面談:悩みや疑問について、専門家と直接話すことができるオンライン面談サービスを提供。

不登校ひきこもりから公務員となったY,W君動画
当協会の支援を受け、引きこもりから立ち直り公務員となったY,W君の事例を動画で紹介

S君 7ヶ月 ひきこもりの支援法
当協会の支援を受け、7ヶ月で引きこもりから立ち直ったS君のケースを詳しく紹介

昼夜逆転経験した生徒に聞く
昼夜逆転の生活リズムを経験した生徒のインタビューを公開。彼らがどのように立ち直ったかの貴重な体験を共有

般社団法人不登校・引きこもり予防協会 あいさつ
当協会の理念と活動内容を紹介する動画です。

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当協会のYoutubeチャンネルでは、様々な情報や生徒たちのエピソードを公開しています

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不登校関連 書籍案内
不登校や引きこもりに関する詳細な情報を得たい方のための参考書籍リストをご用意しています。

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