目次
「9割解決!引きこもり高校生を救う親の4つの決定的手法」では、その経験を基に、引きこもり問題を乗り越えるための具体的かつ効果的な方法をご紹介します。このブログには、以下の3つのステップが含まれています:
規則正しい生活をする:不登校合宿、学生寮、海外留学などを通じて生活を改善。
自律して自信をつける:学び直し等で勉強に対する自信をつける。
社会貢献をする:アルバイトや学生インターン等を体験させる。
これらは不登校合宿、学習プログラム、アルバイトやインターンなど、実際に行われてきた具体的な事例に基づいています。私たちのアプローチの成功は、NHK「おはよう日本」や著書「不登校ひきこもりの9割は治せる」などで証明されています。さらに、「88%の引きこもり高校生も変われる! 将来の成功11事例」というブログ記事や、情報満載のリンク集では、成功事例や役立つ情報を詳しく紹介しています。
あなたの子どもにも変化は可能です。このブログを読み、新しい視点を持ち、解決策を見つけてください。不登校や引きこもりの問題に立ち向かうための一歩を、共に踏み出しましょう。希望は、必ずあります。
引きこもりの定義
引きこもりの定義に関して、日本の厚生労働省は以下のように明記しています
「学校や職場に通うことなく、家から出ないで家族と共に住む住居に6ヶ月以上、ほぼ毎日引きこもる若者(15歳〜39歳までの者を対象としています)」と定義しています。この定義においては、日常生活の大部分を自宅で過ごし、外部との社会的な関わりが極端に少ない状態を指しています。コロナの影響もあり、日本全国で146万と急増しています。
何をもって「引きこもり」とするのか?
引きこもりとは、一般的には外部との社会的な関わりを持たず、自宅での生活が中心となる状態を指します。当会の相談事例を基に具体的にみると、引きこもりの現状は以下のような特徴を持っています。
昼夜逆転の生活リズム:夜中に活動し、日中はほとんど寝て過ごす。不潔な生活習慣:
- お風呂に入らない。
- 髪の毛や爪を伸ばし放題。
- 部屋にゴミが溜まっており、異臭が漂っている。
-日常の過ごし方:
- カーテンを常に閉じて外界との接触を遮断。
- ゲームやスマホに没頭している。
- 部屋の状態:一部の方は部屋にバリケードを作り、家族の侵入を防ぐような状態も
経験則ですが、不登校とは異なり、引きこもりの状態は時間が経っても自然に直ることは少ないです。このような状態をもって「引きこもり」と捉え、早期の介入や支援が必要です
高校生が引きこもる7つの要因
1. 生活リズムの乱れ: 昼夜逆転など、身体的・精神的なストレスを引き起こすリズムの乱れは、社会的活動や学校生活への参加障壁となります。
2. ネットやゲームの過度な利用: SNS、動画サイトの利用やゲームの没頭は一時の逃避手段となることが多いですが、これに多くの時間を費やすことで日常生活や学業に影響が出ることがあります。
3. 居場所の喪失: 学校や家庭でのトラブル、人間関係の悩みから、安心して過ごせる場所を失ってしまうことがあります。
4. 学業のプレッシャー: 進学や就職への不安やプレッシャーは、引きこもりの要因となることが多いです。
5. 人間関係のトラブル: いじめや友人関係のトラブルは、学校への登校を難しくさせる要因となります。
6. 自己評価の低さ: 自分に対する自信の欠如が、他者との関わりを避ける行動へとつながることがあります。
7. 家庭の問題: 親との関係や家庭内のトラブル、経済的な問題などが引きこもりの要因となることも考えられます。
当会の相談事例では、90%以上が「昼夜逆転」や「ゲーム漬け」などの状態に集約されることが多いです。これらの要因は複合的に影響し、高校生が引きこもる原因となり得ます。適切なサポートや早期の対応が必要です。
実際の体験談:高校生で引きこもりになった生徒の実例 - タツマ君の事例
タツマ君は、中学受験を経て私立の中高一貫校に入学したものの、中1の5月から不登校という問題に直面しました。母親は有名な不登校専門家に相談しましたが、「不登校は放っておけばよい」というアドバイスを受け取り、何も対策を講じずに丸々3年間、昼夜逆転でゲーム漬けのまま中学を卒業させました。
中学卒業後、タツマ君は不登校児を対象とした全寮制の高校に入学しましたが、新たな環境にも関わらず、彼の心の傷は癒えず、高1の冬休みには部屋にバリケードを築いて完全に引きこもってしまいました。この事態を受けて、当会に相談が寄せられ、父親が本気で息子の問題に向き合い、1日で外に出すことに成功しました。
当会の支援の下、タツマ君の父親は息子とのコミュニケーションを深め、彼の心のケアに尽力しました。その結果、タツマ君は引きこもりの状態から脱却し、私が創業したフリースクールで学びながら、通信制高校を無事に卒業することができました。
さらに、タツマ君は一浪した後、有名な難関大学に合格し、そこを卒業。現在は公務員として、社会で活躍しています。
タツマ君の引きこもりから公務員に至るまでの感動的な軌跡については、以下のリンクで動画を通じて詳しく知ることができます。
- [YouTube動画]
- [Twitter動画]
実際の体験談:高校生で1年半。引きこもりになった生徒の実例 - 佐藤渉太君の事例
佐藤渉太君は、スポーツ推薦によって私立高校に進学しました。しかし、家から練習場までの距離が1時間30分以上もかかり、野球部の早朝から夜遅くまでの厳しい練習に、次第に耐えられなくなりました。その結果、部活を続けられない状態となり、その影響で高校にも通うのが難しくなってしまいました。
そんな中、都立高校への転学を考え、佐藤君は当会に助けを求めてきました。当会は彼のサポートを開始しましたが、佐藤君は一度引きこもると、約1年半の間、外へ出ることなく過ごしてしまいました。しかし、当会の継続的なサポートと関わりを続けることで、彼は再び外の世界に一歩を踏み出すことができました。
佐藤君は当会と提携している通信制高校に入学し、初めは人と関わることに二の足を踏んでいましたが、様々な学校のイベントへの参加を通じて、他のクラスメートとの絆を深めることができました。その経験を通して彼は自信を持ち、高校を卒業することができました。現在は、北海道の大学で農業に関する学問を深めています。
また、佐藤渉太君は朝日新聞の「耕論」にて「ゲーム1時間」条例に関する意見を[記事として寄稿]しています。
彼のコミュニケーション能力を更に高めるための取り組みとして、YouTubeにて[ダラダラトーク]という番組も行っています。
引きこもりの高校生へできること〜6つの対応策
1. 規則正しい生活を促す
引きこもりが始まる一因として、生活リズムの乱れが挙げられます。まずは、起床時間、食事時間、就寝時間など、日常のリズムを整えることから始めましょう。
2. ご両親の方針を一致させる
両親が異なる考えを持っていると、子供は混乱します。引きこもりの対応において、ご両親の考えや取り組みを一致させることが非常に重要です。
3. コミュニケーションを大切に
引きこもりの背景には、さまざまな悩みや問題が隠れていることが多いです。青少年の話をじっくりと聞き、理解しようとする姿勢が大切です。
4. 興味や趣味を共有する
学校以外の活動や興味を共有することで、新しい環境やコミュニティへの参加を促すことができます。
5. 外の活動に参加させる
引きこもりが長引くと、外の環境への適応能力が低下します。短時間から始めて、徐々に外の活動に参加させることを心がけましょう。
6. 専門家の協力を得る
引きこもりに対する専門的な知識や経験を持つ専門家、例えば「引きこもり予防士」に相談することで、効果的な対応策を取ることができます。
当会は、多くの引きこもりの青少年とそのご家族をサポートしてきました。私たちの経験と知識を信頼していただければ、是非お任せください。
これらの対応策を組み合わせることで、引きこもりの青少年の支援がより効果的に行えるでしょう。
9割解決!引きこもり高校生を救う親の4つの決定的手法
当会の引きこもり相談で一番多い質問は「いつ終わるのか?」です。もちろん、親にとって最大の関心事でしょう。例えば、タツマ君のように1日で外出できるようになる場合もあれば、佐藤渉太君のように1年半かかる場合もあります。しかし、家から出られるようになっても、社会復帰するためには時間がかかることがあります。通常、不登校や引きこもりの期間以上に社会復帰するためには時間が必要になる場合があります。親が優しく理解を示すことで、子どもを励まし、支える大きな力になることを信じてください。
以下は、引きこもりの子どもを持つ親ができることのリストです。
1. 当たり前のことを当たり前に言いましょう
子どもが困難な状況に置かれているとき、感情的になってしまうことがありますが、事実を伝えることで子どもに現状を理解させることが大切です。例えば、「このままダラダラした生活を続けていても何も変わらないよ」というような、心からの気持ちを正直に伝えることが重要です。
2. コミュニケーションを保つ
無理に話をさせる必要はありませんが、日常のあいさつ、些細な出来事や食事の時間を利用してコミュニケーションの機会を増やしましょう
3. 状況を変える試み
子どもの背後にある引きこもりの要因を考慮して、環境や生活のリズムを変える取り組みが役立つことがあります。
4.専門家との相談を恐れずに
どう対応して良いのかわからない場合や、家族だけでは難しい状況の時は、専門家の意見やアドバイスを求めることを考慮してください。
当会では、不登校や引きこもりからの回復のための成功事例を毎月の不登校保護者会で発表しています。引きこもりの状況は難解ですが、親の優しさと理解が、子どもを励まし、支える大きな力になることを信じてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
病院での治療:病院で治療すれば解決できるのか?
不登校や引きこもりという行動が、必ずしも精神疾患と直結しているわけではありません。そのため、病院での治療や薬だけを頼りにして問題が解決するとは限らないのです。
当会の経験則に基づくと、不登校や引きこもりは病院や薬による治療では治らないケースが多いです。実際、当会で支援を受け、成功した9割の子供たちは、以下の3つのステップを踏むことで問題を克服しています。
病院での治療が全く無駄だと言うわけではありませんが、問題の根本的な解決を求める場合、生活の基盤となる部分からアプローチすることが重要であると当会は考えています。
おすすめ情報
1. 著書のご紹介
「不登校ひきこもりの9割は治せる」「不登校ひきこもり急増」「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」。これらの本では、具体的なケーススタディや解決策、さらには予防策について詳しく述べています。光文社と宝島社から出版されており、全国の書店やオンラインショップで購入可能です。
2. 不登校保護者会の情報
毎月、不登校の保護者を対象とした「不登校保護者会」を開催しています。多くの保護者が同じ悩みを共有し、経験や解決策を交換する場として大変価値があります。次回の開催日や場所については、当協会の公式サイトでご確認ください。
3. 無料相談
当協会では、不登校や引きこもりに関する初回、30分無料相談を受け付けています。お子様やご家族の悩みに耳を傾け、適切なアドバイスを提供します。予約制となっておりますので、事前に公式サイトよりお申し込みください。
4. 関連動画
YouTubeチャンネル、twitterでは、不登校や引きこもりに関する情報や実体験をもとにした動画を随時アップロードしています。具体的な事例や対応策など、視覚的に学べる内容となっておりますので、ぜひチェックしてみてください。
不登校や引きこもりの問題解決のための情報を提供しております。皆様の参加を心よりお待ちしております。
まとめ
不登校や引きこもりは、現代社会で多くの家庭が直面する問題です。しかし、それに向き合い、解決の手がかりを見つけることは十分可能です。私、杉浦孝宣は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会を通じて、これらの課題を解決するための様々なアプローチを提供しています。
- 生活リズムの整備や親のサポート、そして 専門家との協力は、不登校や引きこもりの子供たちの心のケアに不可欠です。
- さらに、我々の提供する不登校保護者会では、保護者同士の情報交換や経験の共有が行われ、多くの家庭が新たな視点やヒントを得ています。
- そして、私の著書やYouTubeチャンネル,twitterを通じて、実際の事例や具体的な解決策を広く共有しています。
引きこもりや不登校の背後には、さまざまな要因があります。一つ一つの要因を理解し、それに対応する方法を知ることで、家族全員が再び笑顔で過ごす日常を取り戻すことができます。当会は、そのサポートを全力で行っています。皆様のご参加やご相談を心よりお待ちしております。