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引きこもり高校生の進路物語~カップラーメン生活から航空自衛隊入隊!


不登校や引きこもりで悩む高校生とその保護者に向けて、希望と解決の道を示す物語がここにあります。
カップラーメン生活から自衛隊員へと生まれ変わった一人の高校生の進路物語は、進路選択に迷うすべての若者とその家族にとって、一筋の光となるでしょう。
学校生活に適応できず、自宅で引きこもりがちだった高校生が、どのようにして自らの未来を切り拓き、社会に一歩を踏み出したのか。このブログでは、その道のりを詳しく紹介します。

私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。不登校や引きこもりの問題に40年近く向き合い、
「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションのもと、
1万人以上の子どもたちの支援を行ってきました。この成果は、以下の3つのステップで実現しています。

規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。

自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。

社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます

 

これらの取り組みは、成功率9割以上という結果に結びつき、NHKおはよう日本で紹介されるなど、多くのメディアでも取り上げられています。
また、これらの経験と知見は、

「不登校ひきこもりの9割は治せる」,

「不登校ひきこもり急増」,

「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せるという3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。

お悩みの保護者様、ぜひこれらの著書や「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」のブログ記事、成功事例が満載のリンク集を参考にし、

不登校や引きこもりの問題に対する新たな視点や解決策を見つけてください。希望は必ずあります。

今日、引きこもり高校生だったリョウタ君が自衛隊員として進路を見つけた話をお伝えしましたが、皆さんはどのように感じられましたか?ご意見をいただければ幸いです。

あなたのお子さんも、リョウタ君のように新たな一歩を踏み出すことができます。希望を持って、勇気をもって一歩を踏み出しましょう。

9割以上の成功率はNHKおはよう日本にも紹介

引きこもり高校生の現実とは?

今日は引きこもり高校生の現実について、深く掘り下げてみたいと思います。
この問題は決して他人事ではなく、社会全体で真摯に向き合うべき課題です。

特に、厚生労働省によると、コロナ禍をきっかけに、引きこもりの人数は116万人から146万人へと急増しています。
この数字からも、引きこもりが我々の社会に与える影響の大きさが伺えます。

引きこもりとは、様々な要因により、社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則として6ヶ月以上、ほぼ家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念です。
つまり、不登校が悪化し、家庭内でも親子間のコミュニケーションが断絶してしまった状態を引きこもりと定義しもちろん、高校生もこの統計に入っています

私たち一般社団法人不登校引きこもり予防協会では、
1ヶ月以上親とのコミュニケーションがない、昼夜逆転の生活、ゲームやインターネットへの没頭、不衛生な生活環境など、早期のサインを捉えて引きこもり対応することを推奨しています。

引きこもり状態にある中高生を持つ保護者の方々は、言葉にできないほどの深い悩みを抱えています。部屋がゴミで溢れ、悪臭が立ち込め、日常生活における最低限の衛生さえ守られない…これは、ただの想像以上に深刻な状況です。
しかし、決して諦める必要はありません。

当協会では、90%以上の解決実績があり、それは決して偶然の数字ではありません。一人ひとりのお子様に寄り添ったアプローチで、その可能性を最大限に引き出していきます。
引きこもりという状態は、外から見ると単に部屋に閉じこもっているように見えるかもしれませんが、その背景には様々な問題が絡み合っています。
私たちは、その問題の根底にある原因を理解し、適切な支援を行うことで、お子様が再び外の世界へと一歩を踏み出すお手伝いをします。

カウンセリング、家庭訪問を通じて教育支援、進路変更相談、社会復帰プログラム、個別のサポートプランの提供まで、私たちの協会では様々なサービスを通じてお子様の未来を明るく照らし出します。
大切なのは、「遅すぎる」ということは決してないということです。小さな一歩が、大きな変化へと繋がるのです。

一緒に、お子様の明るい未来を創り出しましょう。私たちは、そのための全力を尽くします。そして、お子様が社会と再びつながり、自らの夢や希望を追い求められるよう、支え続けます。
不登校や引きこもりからの回復は、
一夜にして達成されるものではありません。しかし、確かな一歩ずつで、必ずや目指す未来へと進むことができます。

不登校から始まるカップラーメン生活 引きこもり高校生 リョウタ君の背景紹介

不登校から始まるカップラーメン生活 リョウタ君の背景紹介

高一のリョウタ君は昨年の夏休み明けから学校をサボりがちに。

10月には不登校に陥り、12月からは自宅で8ヶ月引きこもるようになった。

自室に閉じこもり、携帯ゲームに明け暮れる日々。

友達との交流はなく、親との会話も全くない。

家庭での食事を拒否し、カップラーメンや好きな食べ物のみを摂取。

学校とのコミュニケーションは親が試みるものの、状況は改善せず、悪化の一途をたどる。

両親は解決策に困り、当協会に家庭訪問(アウトリーチ支援)の相談、依頼あり

不登校から始まるカップラーメン生活。これは、多くの人にとっては想像もつかないような生活かもしれませんが、リョウタ君にとっては現実のものです。
高校1年生のリョウタ君は、夏休み明けから徐々に学校をサボるようになり、気づけば完全に不登校の状態に。
そして、自宅に引きこもる生活が始まりました。その生活は8ヶ月に及び、彼の日々は自室での携帯ゲームとカップラーメンに彩られています。

友人とのつながりもなく、家族との会話も断絶。家庭での食事も拒否し、好きな食べ物だけを選んで食べる。
このような状況は、多くの親御さんにとって大きな悩みの種となります。リョウタ君の場合も例外ではなく、
両親は学校とのコミュニケーションを試みたものの、状況は一向に改善せず、むしろ悪化していきました。

そんな中、リョウタ君の両親は解決策を探り、ついには当協会に家庭訪問(アウトリーチ支援)の相談。
これは、リョウタ君に限らず、多くの不登校や引きこもり状態の子供たちにとって、一つの転機となる可能性があります。

当協会のアウトリーチ支援は、ただ単に子供たちを学校に戻そうとするのではなく、彼らの心に寄り添い、その背後にある問題を解決するための支援を行います。
リョウタ君の場合も、一人ひとりに合わせたアプローチで、彼が抱える問題の根本的な解決を目指します。
彼の未来は決して暗くはありません。一緒に、明るい未来への道を探していきましょう。

初面談時、リョウタ君の様子

当初、リョウタ君は引きこもりの状態でした。彼の日常生活や心境を振り返りつつ、
不登校や引きこもりを経験している人へのアドバイスをご紹介します。

リョウタ君の当初の状況

 身なり
髪とひげを伸ばし放題
長袖、長ズボン、靴下を常に着用

最初の15分
自室でイヤホンをしてゲームに夢中
話しかけても最初は反応なし、ゲームの話でやっとコミュニケーション開始

自己紹介と趣味
主にゲームで時間を過ごす
高1で部活に入るも続かず、中学時代は運動部で楽しむも大会を目指す練習で休部
学校へ行けなくなった理由には、さぼり癖、学校での寝癖、家から学校までの距離、勉強やプレッシャーが原因

本人の現在の考え
フリーターとしての生活を良しとする
高校への拘りは特になし、通信高校に在籍中で転校の意向なし
高校卒業を目指している
現状の生活
体力不足
食生活の偏りあり、母の手料理を摂取するよう心掛ける
不規則な就寝時間

訪問終了時
笑顔でコミュニケーション、体力回復により通学も考慮中

アドバイス
リョウタ君のように、不登校や引きこもりから脱出し、自衛隊入隊という大きな一歩を踏み出した事例は、多くの人にとって大きな希望となり得ます。彼の変化から学べることは多くあります。

小さな一歩を踏み出す勇気を持とう
リョウタ君は、自室から一歩外へ出ることから始めました。小さな一歩が大きな変化を生むことを忘れないでください。

支援を受け入れることの大切さ
リョウタ君は家族や通信制高校の支援を受け入れました。一人で抱え込まず、周囲のサポートを受け入れることが、前進するための鍵です。

自己の可能性を信じる
自分を信じ、新たな挑戦に挑むことが、成長への道を開きます。

規則正しい生活の重要性
自衛隊生活で規則正しい生活を送ることが、リョウタ君の身体的、精神的な成長に大きく貢献しました。生活習慣を見直し、健康的な日常を目指しましょう。

リョウタ君の物語は、どんな状況にあっても変わることができるということを教えてくれます。自分自身に挑戦し、変化を受け入れる勇気を持つことが、新しい自分へと繋がる第一歩です。

引きこもり高校生の進路物語~カップラーメン生活から航空自衛隊入隊!

この物語を通じて伝えたいのは、不登校や引きこもりで悩む保護者の方々への希望のメッセージです。
不登校が悪化し、親子間の会話が断絶した状態に陥ったとしても、決して終わりではありません。
私たちのような家庭訪問支援を行う団体が存在します。リョウタ君の例のように、8ヶ月以上引きこもっている状況であっても、適切なサポートと居場所(通信制高校サポート、フリースクール等)を提供することで、
彼らが再び外の世界へと一歩を踏み出す手助けをすることが可能です。

通信制高校のサポートなどを通じて、将来の夢や目標に向かって励ますことで、彼らは自身の中に新たな可能性を見出し、航空自衛隊への入隊のような大きな決断を下すことができるのです。
この物語は、リョウタ君がただ引きこもっていた青年から、自らの人生に意味と方向性を見出した若者へと変貌を遂げる過程を描いています。

重要なのは、一人ひとりに寄り添うこと、そして彼らが抱える問題をじっくりと解決していくことです。
私たちが提供する支援は、単に学業の問題を解決するだけではなく、彼らが社会に出て活躍できるようにするためのものです。
リョウタ君の物語は、すべての不登校や引きこもりで悩む子供たちとその家族に、希望と勇気を与えるものであることを心から願っています。
どんな状況にあっても、諦めることなく、一緒に前を向いて進んでいきましょう。私たちは、子供たち一人ひとりの未来が輝くことを信じて、支援を続けています。

リョウタ君の例でも 学校生活への適応困難

学校生活への適応困難は、リョウタ君の例に限らず、多くの子どもたちが直面している課題です。
校という環境は、学びの場であると同時に、様々な人間関係や期待が交錯する複雑な場所。ここでの適応は、すべての子どもたちにとって容易ではありません。

リョウタ君の場合、夏休み明けから学校への出席がまばらになり、徐々に不登校へと繋がっていきました。学校に行かなくなる背景には、
人間関係のストレスや学習面でのプレッシャー、自己の存在意義への疑問など、様々な要因が絡み合っています。こうした複合的な問題は、
一朝一夕に解決できるものではありませんが、適切なサポートと理解があれば乗り越えられるものです。

私たちは、学校生活への適応に困難を感じている子どもたち一人ひとりに、その背景と原因を丁寧に探り、個々のニーズに合わせたサポートを提供します。
リョウタ君のように学校へ行けなくなった場合でも、学び続けるための様々な選択肢があります。

通信制高校やサポート校、定時制高校、高卒認定など、
子どもたちが自分に合った学習環境を見つけられるよう、私たちはサポートを惜しみません。

学校生活への適応困難を乗り越え、子どもたちが自分らしく輝ける場所を見つける旅は、決して一人で歩むものではありません。
私たちがそばで支え、ともに歩んでいきます。リョウタ君の物語から学べるのは、どんなに困難な状況にあっても、前を向いて歩き出す勇気と希望を持つことが、未来への大きな一歩となるということです。

「何故、ご両親と話さなかったの?」

引きこもりを経験し、その後社会に戻ったリョウタ君に、家族との関係や孤独感について聞いたところ、心の内を語ってくれました。
「何故、ご両親と話さなかったの?」という問いに対し、リョウタ君は「親が学校や成績のことに厳しく、言っても無駄だと思うようになり、避けるようになりました。
親が家にいる時は部屋から出ず、寝静まった頃に冷蔵庫をあさり、カップラーメンの生活をしていました」と回答しました。

この言葉からは、リョウタ君が感じていた強いプレッシャーと孤独、そして家族とのコミュニケーションの断絶が浮かび上がります。
学校や成績に関する親の厳しい期待は、彼にとって大きな負担となり、最終的には親子の関係を避けることで自分を守ろうとする心理につながったのです。
夜中にこっそりとカップラーメンを食べる生活は、彼の孤独感を象徴するものであり、親との関係修復への第一歩が如何に困難であったかを物語っています。

しかし、リョウタ君の物語は、家族との関係が修復不可能であるというわけではありません。家族が一緒に問題に向き合い、
互いの気持ちを理解し合うことで、関係は徐々に回復していくことができます。私たちが提供する家庭訪問支援の中で、親子がお互いの気持ちを語り合い、
理解し合う時間を持つことが、その過程で非常に重要です。

リョウタ君のケースから学ぶべきは、家族とのコミュニケーションが如何に大切か、そして、どんなに状況が困難でも、互いに理解し合う努力をすることで、

再び絆を深めることが可能であるということです。家族が一丸となって問題に取り組むことで、孤独感を乗り越え、より強い絆で結ばれた家族へと変わっていくことができるのです。

通信制高校サポート校で自己探求と内省の旅

リョウタ君の物語は、自己探求と内省の旅でもあります。全日制の高校に在籍していた彼は、不登校という壁にぶつかりましたが、当会の勧めで当会が運営する通信制高校サポート校に転校し、新たなスタートを切りました。
彼にとっての最初の挑戦は、昼夜逆転の不規則な生活を規則正しいものへと変えることでした。8ヶ月間の引きこもり生活からの脱却は簡単なことではありませんでしたが、リョウタ君はこの課題に立ち向かいました。

不登校からの回復と生活の改善を経ても、家に帰ると元の生活に戻りがちであったため、彼は学生寮での生活を選択し、自律を促しました。
この環境変化は、リョウタ君にとって大きな一歩となり、彼自身の内面と向き合う貴重な機会を提供しました。

高校3年生になった時、彼は「働きたくないから大学に行く」という安易な気持ちで勉強を始めましたが、志望校には受からず、約束通り航空自衛隊への入隊を決意しました。
2024年2月、1年ぶりに再会したリョウタ君は、自衛隊での生活を楽しんでおり、「自衛隊に行って良かった」と心から感じていました。

リョウタ君のこの変化は、彼が自己探求と内省の過程で見つけた自分自身の道であり、多くの苦労と挑戦を経て彼が辿り着いた結果です。
彼の物語は、困難に直面したとき、自分自身と向き合い、変化を受け入れる勇気がいかに重要であるかを教えてくれます。リョウタ君が選んだ道は、彼にとって最良の選択であり、彼の未来に向けた大きな一歩となったのです。

自衛隊という進路選択肢

自衛隊という進路選択をリョウタ君が知ったきっかけは、彼の先輩が既に自衛隊に入隊しており、その楽しそうな生活を聞いたことでした。
「大学に落ちたら、自衛隊に行ってもいいかな」と、彼は思い始めました。このような考えが芽生えた背景には、彼自身の将来に対する不安と、同時に新たな可能性への好奇心があったと言えるでしょう。
私たちの通信制高校では、高校生を対象に自衛隊での説明会を開催しています。
この説明会は、生徒たちに自衛隊という選択肢がどのようなものか、具体的に知る機会を提供するものです。

リョウタ君にとっても、この説明会は自衛隊に対する理解を深め、自分自身の進路を考える上で重要な一歩となりました。

自衛隊の生活がどのようなものか具体的に知ることで、リョウタ君はただ漠然としたイメージから、自衛隊という職場での実際の生活や仕事内容、
そこで得られる経験やスキルについて理解を深めることができました。また、自衛隊員としての生活が自分に合っているかどうかをじっくりと考える良い機会ともなりました。

この説明会を通じて、リョウタ君は自衛隊への入隊を真剣に検討するようになり、最終的には自分の進路として自衛隊を選ぶ決断をしました。
自衛隊という選択肢を知ることは、リョウタ君にとって新たな人生の道を開くきっかけとなり、彼の未来に向けた大きな一歩となったのです。

働きたくないから大学受験は身が入らない

リョウタ君は、進路が決まらなかった場合に自衛隊への入隊を考えていることを、通信制高校の先生に伝えました。
それでも彼の中には「大学に行きたい」という強い願望があり、そのために予備校や塾に通い、勉強を始めました。
しかし、これまでの生活習慣がなかなか変わらず、予備校の授業を休みがちになり、勉強に集中できない状態が続きました。

このような状況は、リョウタ君にとって大きな挫折となりました。自分が望む進路に向かって努力するものの、結果が伴わないことで、彼の心には不安や焦りが募っていきました。
しかし、この挫折が彼にとって重要な転機となります。なぜなら、これが彼が自身の選択を見つめ直し、自衛隊入隊という決断を下すきっかけとなったからです。

リョウタ君の物語は、単に進路を選ぶということだけではなく、自分自身と向き合い、自らの限界と可能性を探る過程を描いています。
大学進学という最初の目標が叶わなかったことで、彼は新たな選択肢である自衛隊への道を真剣に考えるようになりました。
この過程でリョウタ君は、自分が何を求め、何に価値を見出すのかを深く理解することができました。

自衛隊入隊を決意するまでのリョウタ君の旅は、簡単な道のりではありませんでしたが、その中で彼は自己成長を遂げ、新たな自分を発見することができました。
結果として、自衛隊での新しい生活は、彼にとって非常にポジティブな経験となり、彼の人生に新たな意味と方向性をもたらしました。

引きこもり生活から自衛隊は不安しかない

自衛隊入隊を決意したリョウタ君の心情は、不安と期待が入り交じったものでした。彼の長い引きこもり生活を経て、未来に対する漠然とした不安を抱えていた中で、自衛隊という全く新しい世界への一歩は、大きな挑戦であり、同時に新たな希望の光でもありました。

「自衛隊での生活は一体どうなるのだろう?」という疑問や、「本当に自分に合った選択なのだろうか?」という不安が彼の心をよぎります。
しかし、それと同時に、「新しい自分を発見できるかもしれない」「これまでにない経験を通じて、自分自身が成長できるかもしれない」という強い期待感も抱いていました。

この複雑な心境の中、リョウタ君は自己と深く向き合い、新たな挑戦によって自分の可能性を広げ、成長を遂げたいという意志を強く持ちました。
不安が完全に消えることはないものの、それを乗り越えようとする勇気と、明るい未来への希望が、彼を前へと進ませました。
そして、最後の最後まで、通信制高校サポートの先生がリョウタ君の背中を押し、彼は自衛隊入隊という大きな決意をしました。

リョウタ君のこの過程は、人生の大きな転機に立たされた多くの人々にとって共感できる物語でしょう。
不安と期待が交錯する中でも、勇気を持って一歩を踏み出すことの大切さを、彼は私たちに教えてくれます。

リョウタ君の物語は、これからも続くでしょうが、彼が選んだ道は、彼自身を成長させ、新たな未来を切り開く力を持っていることでしょう。

航空自衛隊は難易度が高い

リョウタ君が志望した航空自衛隊の入隊試験と選考の過程は、決して容易な道のりではありませんでした。
陸上自衛隊や海上自衛隊と比較しても、航空自衛隊に入隊するための難易度は高く、厳しい試験と選考をクリアする必要があります。
この大きな挑戦に立ち向かうリョウタ君を、私たちの通信制高校サポートチームと自衛官が全力でサポートしました。

入隊試験の準備期間中、リョウタ君は試験内容の理解と対策、面接での質問に対する適切な回答の準備など、様々な面で徹底的な指導を受けました。
試験や面接に向けての対策は、専門的な知識を持つ自衛官によるもので、リョウタ君の不安を和らげ、自信を持って試験に臨むためのものでした。

また、当会でもリョウタ君のサポートを行い、彼が持つ潜在能力を最大限に引き出せるように助けました。
精神的なサポートはもちろんのこと、具体的な試験対策や面接練習を通じて、彼の成功に向けた準備を全面的にバックアップしました。

このようにして、リョウタ君は試験と選考の過程を一歩ずつ乗り越えていきました。厳しい挑戦の中でも、彼は常に前向きな姿勢を崩さず、自らの夢に向かって努力を重ねていきました。
そして、その結果、彼は航空自衛隊入隊という目標を見事に達成しました。

リョウタ君の成功は、彼自身の努力はもちろん、周囲の支えがあってこそ成し遂げられたものです。
彼の挑戦と成長の物語は、他の若者たちにとっても、夢を追い求める勇気と希望を与えるものとなるでしょう。

浪人して、引きこもる可能性も!

リョウタ君が家族や友人に自衛隊入隊の決意を伝えた時、様々な反応がありました。
彼がご両親に大学入試の模試の結果を見せた時、1〜2年の浪人を経て大学への進学が可能かどうかを考えましたが、これまでの勉強不足が明らかで、その道は現実的ではありませんでした。
さらに、浪人期間中に以前のような引きこもり生活に戻る可能性があることを考慮し、ご両親もリョウタ君の自衛隊入隊という決断を納得し、支持しました。

友人たちの反応は、一様にポジティブでした。リョウタ君の周りには既に自衛隊に入隊した先輩がおり、彼らからの経験談がリョウタ君の決意を後押しする形となりました。
友人たちは「おまえもか、頑張れよ」というように、好意的なエールを送り、彼の新たなスタートを全力で応援していました。

このような家族や友人からの理解と支援は、リョウタ君にとって大きな力となりました。
彼自身が抱える不安や迷いを乗り越えるための重要なサポートであり、自衛隊という新しい道へと進む彼の背中を押してくれました。
家族や友人の反応は、リョウタ君が自身の選択に自信を持ち、前向きに取り組むことができるようにするための、かけがえのない存在だったのです。

自衛隊で生活リズムを整えられた

引きこもり高校生だったリョウタ君にとって、自衛隊での生活開始は、新たな人生の扉を開く一歩でした。
自衛隊の生活は、彼にとってまさに規則正しい生活を実践できる最適な場所となりました。

自衛隊での日々は、朝早くから始まります。毎日決められた時間に起床し、身だしなみを整え、訓練に臨む。
この繰り返しの中で、リョウタ君は自身の生活リズムを整えることができました。また、訓練や日々の業務を通じて、時間管理の重要性や、一つ一つの任務を責任を持って遂行することの大切さを学びました。

自衛隊生活は決して楽なものではありません。厳しい訓練と規律が求められる環境の中で、リョウタ君は自分自身と向き合い、時には苦しみながらも、自らを乗り越える強さを身につけていきました。
この過程で、彼は自己成長を実感し、以前の自分とは異なる新しい自分を発見することができたのです。

仲間との絆もまた、自衛隊生活の大きな支えとなりました。共に厳しい訓練を乗り越え、支え合う中で、リョウタ君は困難を共にする仲間の大切さを知り、人との関わり方を学びました。
これらの経験は、彼の社会性を育み、人としての幅を広げる貴重なものとなりました。

引きこもり高校生から自衛隊員へと変わったリョウタ君。自衛隊での生活は、彼にとって規則正しい生活を身につけ、自己成長を遂げる絶好の機会でした。
そして、それは同時に、彼の未来に向けた新たな一歩となったのです。

引きこもり高校生が規律と責任感を身につけた

自衛隊での生活を通じて、リョウタ君が身につけたものの中で最も重要なのは、規律と責任感でした。
自衛隊の厳しい訓練と日常は、彼にとってこれまで経験したことのない挑戦であり、その中で得た規律と責任感は、彼の人生において計り知れない価値を持つものとなりました。

規律を身につけることは、自衛隊生活の基本です。決められた時間に起床し、定時に食事をとり、訓練に臨む。
この繰り返しの中でリョウタ君は、自分自身を律することの大切さを学びました。規則正しい生活は、彼にとっての新たな日常となり、それは彼の精神的、肉体的な成長に大きく寄与しました。

さらに、責任感もまた、リョウタ君が自衛隊で身につけた重要な要素です。自衛隊員としての任務を遂行する中で、リョウタ君は自分の行動が周囲に与える影響を深く理解しました。
個人の行動がチーム全体に影響を及ぼすことを学び、自分の役割を全うすることの重要性を実感したのです。このようにして、リョウタ君は自己の行動に責任を持つことの意味を深く理解し、成熟した人間へと成長していきました。

リョウタ君が自衛隊で身につけた規律と責任感は、彼の人生を豊かにする貴重な財産です。
これらを基盤として、リョウタ君はどのような状況にも対応できる強さと、人としての深い洞察力を獲得しました。
自衛隊での経験は、彼にとってただの一時的な挑戦ではなく、一生涯を通じて彼の人生を支え続ける、不変の価値をもたらしたのです。

仲間との絆と自己発見

自衛隊での生活は、リョウタ君にとって仲間との絆を深め、新しい自分自身を発見する貴重な機会となりました。
厳しい訓練と共に過ごす日々の中で、彼は同じ目標を持つ仲間たちとの強い結びつきを感じるようになりました。
この経験は、リョウタ君にとって人間関係の新たな価値を教えてくれました。

仲間と共に苦楽を共有する中で、リョウタ君は単なるチームワーク以上のもの、つまり互いを思いやる心、支え合う強い絆を実感しました。
訓練の成功も、時には失敗も、全てが仲間との絆を強める要因となり、それはリョウタ君にとって大きな支えとなりました。
彼は仲間たちと共に目標に向かって努力することの大切さを学び、人としての幅を広げることができました。

また、自衛隊での経験はリョウタ君に新しい自分自身の発見をもたらしました。これまでの自分では考えられなかったような厳しい状況に直面し、
それを乗り越える中で、彼は自己の未知の可能性に気づく機会を得ました。自分自身の強さ、そして時には弱さも認識することで、リョウタ君は自分自身をより深く理解することができました。

このようにして、リョウタ君は自衛隊での生活を通じて、仲間との絆を深め、新しい自分自身を発見しました。
これらの経験は、彼の人生においてかけがえのない財産となり、これからの人生を歩む上での大きな力となるでしょう。
仲間との絆と自己発見は、リョウタ君が自衛隊で得た、最も価値ある宝物です。

引きこもり高校生から キリッとした印象

引きこもり高校生から自衛隊員へという変貌を遂げたリョウタ君は、まさに見違えるほどに成長しました。
一年後、彼が上司の自衛官と共に姿を現したとき、その風貌は以前の彼とは明らかに異なり、きりっとした印象を与えました。
受け答えも、今までの消極的なものから一転、はっきりと自信を持って行えるようになっていました。この変化は、リョウタ君が自衛隊で過ごした一年間の経験がもたらしたものであり、彼の成長を物語っています。

自衛隊での訓練を通じて、リョウタ君は身体的にも精神的にも強靭な人物へと成長しました。
厳しい訓練を乗り越えることで得た自信は、彼の立ち振る舞いにも表れ、堂々とした姿勢となって現れています。また、同期の仲間や上司との日々の交流の中で、コミュニケーション能力も大きく向上しました。

リョウタ君の変貌は、単に外見や受け答えだけにとどまらず、彼の内面にも大きな変化をもたらしました。
彼は自分自身の可能性を信じ、困難に立ち向かう勇気を持つようになりました。また、仲間と共に何かを成し遂げる喜びや、責任を持って任務を遂行することの大切さを学びました。

引きこもり高校生から自衛隊員への変貌を遂げたリョウタ君の物語は、どんな状況からでも人は変わることができるという希望を与えてくれます。
リョウタ君が歩んだ道は決して平坦なものではありませんでしたが、彼の努力と周囲のサポートによって、新たな自分を発見し、輝かしい未来への一歩を踏み出すことができました。
これからもリョウタ君のさらなる成長と活躍が期待されます。

人生はいつでもやり直しがききます

人生はいつでもやり直しがききます。40年近くにわたり不登校、高校中退、引きこもりの支援を行ってきた私たちの経験からも、その事実は明らかです。
「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」で紹介されたY子さんの物語は、その最も明確な証拠の一つです。

Y子さんは10年間引きこもっていましたが、その後、保育士として公務員になり、結婚して明るい家庭を築くまでに至りました。
この変化は決して一朝一夕に達成されたわけではありません。Y子さん自身の努力と、彼女を取り巻く支援者たちの手厚いサポートがあってのことです。

引きこもりや不登校は、決してその人の全てではありません。それは一時期の状態に過ぎず、適切なサポートと本人の内面からの変化があれば、人生は好転します。
Y子さんの例からわかるように、長期間の引きこもりからでも社会で活躍し、幸せな家庭生活を送ることは十分可能です。

重要なのは、本人が変わりたいと願い、その第一歩を踏み出す勇気を持つこと。そして、家族や支援者がその過程を全力でサポートすることです。
困難を乗り越え、新たな人生を歩み始めることは、誰にでも可能です。

Y子さんの物語は、多くの人にとって希望の光となるでしょう。引きこもりや不登校を経験した人々が、再び社会に踏み出し、自分らしい人生を歩むための勇気を与えてくれます。
人生はいつでもやり直しがきく。このメッセージを、私たちは強く信じています。

通信制高校卒業後、進路未決定 引きこもり?!

進路選択に迷うすべての若者へ、特に不登校や引きこもりの経験を持つ方々へのメッセージです。通信制高校への選択は、多くの方にとって一つの解決策となり得ます。
実際、統計によると通信制高校の在籍者数は過去最多となっています。これは、多様な学習ニーズや生活環境に対応できる通信制高校の柔軟性が評価されている証拠でしょう。

しかし、一方で通信制高校卒業後の進路選択については、約40%の卒業生が進路未決定というデータもあります。
高校卒業の資格を得たものの、その後の人生の方向性を見出せずに再び引きこもりになってしまうことは、誰もが避けたい状況です。

リョウタ君の話は、そんな進路に迷う若者たちにとって、一つの参考となり得ます。彼は通信制高校を経て自衛隊員という明確な職業への道を選び、新たな人生を歩み始めました。
自衛隊という選択肢は、確かに誰にとっても適したものではありませんが、彼の物語から学べることは多いです。
それは、進路選択に迷っている時でも、自分に合った道を見つけ出し、前に進むことの大切さです。

自分自身の適性や興味、価値観を深く掘り下げて考えること。そして、周囲の人たちのサポートを受けながら、自分にとって最良の選択を模索する勇気を持つこと。
これらは、進路選択において非常に重要なポイントです。

進路選択は、人生の重要な分岐点。不安や迷いがあるのは当然のことですが、リョウタ君のように、自分の可能性を信じ、新たな一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
自分だけの人生の道を切り開くために、今、行動を起こすことが、未来を変える第一歩となります。

一歩を踏み出す勇気があれば、お子様の未来は必ず明るくなります

保護者の皆さまへ、不登校や引きこもりに悩むお子様を持つことは、決して簡単なことではありません。
しかし、希望を持って一歩を踏み出す勇気があれば、お子様の未来は必ず明るくなります。

当会での相談では、90%以上が保護者の方からです。多くの保護者様が、お子様の不登校や引きこもりに関して深刻な悩みを抱えていらっしゃいます。
統計によると、146万人の引きこもりの中で、30年以上引きこもり続ける方が5%以上もいると報告されています。この数字からも、一度引きこもりになると、そこから抜け出すことがいかに難しいかが伺えます。

しかし、ここで大切なのは、まだ遅くはないということ、そして行動を起こすことの大切さです。
今、手を打つことで、お子様が「ダラダラと引きこもり人生」を歩むことは避けられます。大切なのは、一歩を踏み出すことです。その一歩が、お子様の未来を変える第一歩となります。

今日の引きこもり高校生だったリョウタ君が進路先を自衛官にした話を皆さんはどう思われましたか?
リョウタ君の変化は、進路選択に迷うお子様を持つ保護者様にとって、
希望の光となるかもしれません。ご意見をいただければ幸いです。

私たち専門家としてできることは、お子様一人ひとりの状況に合わせた具体的なアドバイスやサポートを提供することです。
保護者様自身が希望を持ち、お子様に寄り添いながら、一緒にこの問題に立ち向かっていくこと。それが、お子様が再び社会に踏み出すための大きな力となります。
未来はまだ開かれています。お子様が自信を持って社会に踏み出せるよう、一緒にその第一歩を踏み出しましょう。

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