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38年の指導歴を持ち、1万人以上の子供たちを不登校や引きこもりの問題から救い出した私の経験から、具体的な答えや解決策をお伝えします。事実、成功率は9割以上!この成果はNHKおはよう日本でも取り上げられました。
もし、あなたのお子さんが不登校や引きこもりの問題に直面しているなら、私の著書や「88%の引きこもり高校生も変われる! 将来の成功11事例」のブログ記事、そして、たくさんの成功事例が詰まったリンク集が参考になるでしょう。
希望を捨てず、一緒に子供たちの未来を変えていきましょう。必ず道は開けますよ。
イベントや野外活動こそ、子どもたちの成長に必要な大切な体験です
現代社会において、子どもたちが「遊び」をすることはとても重要です。不登校や引きこもりの問題、さらには異次元の少子化対策といった現代の複雑な課題に対して、遊びを通じて解決策を見つけることが大切だと考えています。子どもたちは、自然と一緒に過ごす「遊び」を通じて、人間性を育み、社会に適応する力を身につけていくことができます。そのような「遊び」が、今よりもっと社会に広く認識され、価値を見出されることを願っています。当会に相談に来る方々は、幼少期から塾や習い事に忙しく、野外活動を体験していない子どもが多いと思います。そこで、私たちは「遊び」の中にある学びを提供することで、子どもたちが自然と親しむことができる環境を提供しています。その「遊び」を通じて、子どもたちの心身ともに成長することを目指しています
不登校・高校中退・引きこもり相談統計 7月度
7月の統計によると、都立転編入試験に関する問い合わせが増加しています。38年前に創業したフリースクールNPO法人高卒支援会は、高校中退防止と引きこもり予防のために、東京都立転編入試験対策を行ってきました。当時は、通信制高校などの選択肢が限られており、高校中退した場合にはどうすればよいかという問題が深刻でした。そこで、私たちは都立転編入試験対策を活用することで中退予防に取り組んできました。以来、過去問の整備や模擬試験の開催などを通じて、都立転編入試験に向けた指導を行っている唯一の団体となっています。現在、約25人が都立転編入試験講座を受講しています。
毎年8月末から9月初旬にかけて、都立転編入試験に落ちて、どこにも行くところがない人からの相談が寄せられます。居場所がなければ、人は引きこもってしまうものです。高校中退して、居場所がない人や周囲でお困りの方がいらっしゃる場合は、当会の情報を広く拡散することで、支援を受けることができるようになるでしょう。引き続き、当会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
5月 | 6月 | 7月 | |
---|---|---|---|
相談件数 | 21 | 37 | 32 |
総合入会件数 | 5 | 6 | 5(講習参加者13) |
総合面談件数 | 12 | 26 | 35 |
新書からの相談 | 3 | 4 | 2 |
内容 | フリースクール | 高校転学 | 高校転学 |
再相談 | フリースクール | フリースクール | |
引きこもり ステージ判定3以上 | 引きこもり ステージ判定3以上 | 引きこもり ステージ判定3以上 | |
引きこもり訪問支援成功数 | 0 | 0 | 0 |
主な地域 | |||
東京 | 14 | 30 | 28 |
神奈川 | 0 | 1 | 0 |
埼玉 | 4 | 3 | 2 |
千葉 | 0 | 0 | 1 |
その他地域 | 1 | 0 | 1 |
不明 | 2 | 3 | |
合計 | 21 | 37 | 32 |
7月の不登校保護者会
7月の不登校保護者会には、PTA会長の新妻さんが出席し、ご夫婦の満面の笑みが印象的でした。新妻さんのお子さん、R君は、中学を卒業後、2年間引きこもっていた。彼が引きこもりを脱し、カナダ留学を1ヶ月間して、更に成果報告を保護者会で発表しました。参加者たちは、この話に感動し、R君の努力と成果を讃えました。保護者たちは、子供たちと共に、このような成功体験を共有できることを嬉しく思いました。
先日の海釣り企画でも、R君と下記のように会話していました。
「先日の発表会、堂々とした発表でよかったじゃん」
「あれは、1日前にまとめたものをスマホに映して、読んでいただけです」
「普通、ああしたプレゼンを1日前に作って、リハーサル無しで言えるものではないよ」
「...」
詳しくは高卒支援会PTAだより 2023年7月号
航空自衛隊に合格しました
リョウタ君は、不登校や引きこもりを経験し、6ヶ月以上カップラーメンだけで生活していました。しかし、私が高卒支援会の理事長だった当時、リョウタ君の両親の了解を得て、生活改善合宿や学生寮などの体験を通じて、引きこもりを克服することができました。詳細はこちらをご覧ください。
2023年3月に通信制高校を卒業したリョウタ君は、自衛隊に行くことを検討していました。試験日が6月だったため、進路未定でした。当会のミッションは、「子どもたちが規則正しい生活をし、自信をもち、自律し、社会に貢献する未来を実現すること」です。社会に貢献するとは、職に就くことですから、高卒支援会のスタッフはリョウタ君が航空自衛隊の試験に受かるように促し、面接練習などのサポートをして、合格に導きました。
先日、海釣り企画に参加してくれたリョウタ君は、私に直接報告してくれました。
「卒業後、心配だったけど、本当に活き活きしているよ」
「そうですか!ありがとうございます」と。
「まだ9月の入隊まで時間があるから高卒支援会に遊びに来いよ」
「はい、竹村先生からも引きこもりの訪問支援を手伝うことを提案され、協力します」
保護者会主催の暑気払い
保護者会で、PTA会長の新妻さんが発案した保護者会主催の暑気払いについてご紹介します。
7月の保護者会で、このイベントの開催が決定され、私も参加します。しかし、アルコールが飲めない体になってしまったため、ノンアルコールビールで参加する予定です!
この保護者会主催の暑気払いは、お子さんが不登校や引きこもりに陥り、まだ光が見えない方々にとって、とても有益な場になると思います。私自身、10年間引きこもっていた子を公務員にした実績があります。こうした打ち解けた場で私やスタッフとお話いただければ、きっと活路が見えるかもしれません。
また、まだ直接お目にかかっていない方も少なくありません。保護者会主催の暑気払いに参加して、同じような悩みを抱える方々と出会い、お話しすることで、新たな視点や解決策を見つけることができるかもしれません。
このような貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご出席いただきたいと思います。
まだ、相談するかどうか迷われている方へ
内閣府が5月に発表した数字によると、日本において不登校や引きこもりが深刻化しています。9年連続で不登校が過去最多となり、引きこもりも数年で30万人増えて146万人以上になっています。この数字は、教育現場や保護者、専門家たちにとっても深刻な問題であり、今後の対策が求められています。
一方で、「様子を見ましょう」とカウンセラーや学校の先生に言われた方の中には、年間450件中、半数以上の方が様子を見ることになっています。しかし、客観的なデータがあるわけではなく、このような方々が責任を取ってくれるかどうかは不明です。このようなケースでは、早期の対応が必要であり、適切な支援を受けることが重要です。
厚生労働省や文部科学省が有効な対策をとれないことが原因で、不登校や引きこもりが急増しています。この問題は、社会全体で取り組む必要があります。対岸の火事だと思わず、行動しましょう。状況に応じて、お子さんの適切な居場所を創業したフリースクールや通信制高校などに紹介させていただきます。また、資料請求やキャンパス見学、保護者会に参加して、情報収集することも大切です。
不登校や引きこもりは、子どもたちだけでなく、その周りの人々にとっても大きな負担を与えます。この問題を解決するためには、社会全体での取り組みが必要であり、私たち一人ひとりが協力して対策に取り組むことが求められます。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会まとめサイトのご案内
https://lit.link/sugiuratakanobu 一般社団法人不登校・引きこもり予防協会のまとめサイトです。以下の情報が詰まっています。
不登校ひきこもりから公務員となったY,W君動画
当協会の支援を受け、引きこもりから立ち直り公務員となったY,W君の事例を動画で紹介しています。
カイト君 7ヶ月 ひきこもりの支援法
当協会の支援を受け、7ヶ月で引きこもりから立ち直ったカイト君のケースを詳しく紹介します。
昼夜逆転経験した生徒に聞く
昼夜逆転の生活リズムを経験した生徒のインタビューを公開しています。彼らがどのように立ち直ったかの貴重な体験を共有します。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 あいさつ
当協会の理念と活動内容を紹介する動画です
Youtube 案内
当協会のYoutubeチャンネルでは、様々な情報や生徒たちのエピソードを公開しています。
不登校関連 書籍案内
不登校や引きこもりに関する詳細な情報を得たい方のための参考書籍リストをご用意しています。