目次
- 1 不登校になった中高一貫校の生徒たちが直面する課題について、ズバリお話しします
- 2 「つまずく生徒」いくつかの共通点と対処法
- 3 不登校状態から仮進級 止めた方がいい
- 4 東京都内の不登校から高校選択
- 5 高卒認定試験を利用した大学進学の道について、具体的な展望
- 6 フリースクールでの学び直し
- 7 家庭教師や通信教育に関する私の考え
- 8 規則正しい生活リズムを確立するための支援
- 9 私立中学校で不登校になる子どもたちの心理について
- 10 不登校による中途退学のリスクと、それを避ける方法
- 11 不登校による退学を避けるための3つの具体的な対処法
- 12 ご家庭でできる、5つの生活リズムの正常化対策
- 13 受験は人生の目的では無い
- 14 規則正しい生活は基本中の基本
- 15 子どもたちの将来を一緒に考える
- 16 杉浦孝宣のから
- 17 当会の不登校、引きこもり解決事例 12選
- 18 当協会が行っている1万人以上の子供たちへの具体的な支援
本日は、不登校問題に対する具体的な対応策と、私たちの支援によって変化を遂げた成功事例をご紹介します。
当協会は「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションの下、以下の3つのステップに沿って取り組んでいます
規則正しい生活をする:不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
自律して自信をつける:学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
社会貢献をする:職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます
私たちの支援はNHK「おはよう日本」で紹介され、成功率は9割以上です。
また、当協会の経験と知見は、
「不登校ひきこもりの9割は治せる」
「不登校ひきこもり急増」
「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」という3冊の書籍にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。
東京の独特な教育環境と中高一貫校のプレッシャーに対処しながら、不登校の問題を乗り越えた具体的な事例を通じて、保護者の方々に希望と解決策を提供します。
詳細な事例と具体的な支援策については、私たちのブログ「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」や、情報満載のリンク集をご覧ください。
不登校や引きこもりという問題には、確かな解決策があります。
一緒に、お子さんの明るい未来を築きましょう。
不登校になった中高一貫校の生徒たちが直面する課題について、ズバリお話しします
不登校の生徒が直面する課題とは、まず教育機関からのサポートの不足です。
特に中高一貫校では、不登校の児童・生徒に対して積極的な支援が行われていないケースが少なくありません。
公立学校の場合、教育支援センターなどの居場所が提供されることもありますが、生徒本人がプライドを理由にそれを利用しない場合もあります。
加えて、家庭内でのプレッシャーも無視できません。「せっかく良い学校に入れたのに」という親の期待は、時として子どもたちにとって重荷となり、心の居場所を失わせる原因ともなってしまいます。
中高一貫校で不登校になると、学校にも家庭にも居場所を見つけられず、当協会に相談に来られる方の中には、引きこもりの状態に陥っているケースが決して少なくありません。
こうした状況は、一見、行き詰まりに感じるかもしれませんが、決して解決不可能ではありません。
我々不登校・引きこもり予防協会では、それぞれの生徒に合わせた具体的な支援策を用意しています。
学校や家庭での居場所が見つからないなら、新たな居場所を一緒に創り上げていきましょう。
生徒一人ひとりの状況を細かく把握し、それに応じた対応を行うことで、不登校は確実に改善へと向かいます。
プライドや期待、プレッシャーといった壁を乗り越え、生徒が自らの力で歩んでいけるよう、我々は全力でサポートします。
不登校や引きこもりで悩む皆さん、ぜひ私たちに相談してください。あなたにとっての最適な居場所を一緒に見つけましょう。希望はここにあります。
「つまずく生徒」いくつかの共通点と対処法
学びの道でつまずく生徒たちには、しばしば共通する特徴が見受けられます。
例えば、学習に対する強いプレッシャーを感じている、社交面での困難がある、自己表現の仕方がわからない、自己の感情をコントロールするのが難しいといった点です。
これらの生徒たちには、次のような対処法が効果的です。
学習プレッシャーの軽減 学習目標を再設定し、無理のない範囲で取り組めるように調整します。学びはマラソンのようなもの。自分のペースで進めることが大切です。
社交面でのサポート 社交的なスキルは一朝一夕には身につきません。小さな成功体験を積み重ねることで、自信を持って関わることができるようになります。
自己表現のサポート 自分の考えや感情を表現する方法を学ぶために、ロールプレイやグループ活動を通じて訓練を行います。
感情管理のトレーニング マインドフルネスやリラクゼーション技法を習得し、感情の波に対処できるようにします。
これらの対処法を通じて、つまずく生徒たちは自分の内面と向き合い、自己理解を深めることができます。
そして、自分の強みや弱みを知ることで、より効果的に学習や社会生活に取り組むことが可能になるのです。
不登校・引きこもり予防協会として、私たちはこれらの問題に対して実績あるアプローチを提供しています。
困難に直面している生徒やご家族がいらっしゃれば、どうぞ私たちにご相談ください。
共に問題を解決し、生徒が自らの力で歩んでいくお手伝いをさせていただきます。
未来は明るい。その一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
不登校状態から仮進級 止めた方がいい
新たなスタートとしての高校進学。多くの生徒とその家族にとって、これは希望の光と映るものです。
しかし、私たちは現実を直視し、甘い期待は捨てるべきです。
なぜなら、長期にわたる不登校からの仮進級は、しばしば続く不登校、出席不足、そして最終的には高校中退という最悪の結果を招くからです。
「高校に行けば全てが変わる」という考えは、理想論であり、実情とは大きくかけ離れています。
私たちは、その事実を踏まえ、生徒一人ひとりに合ったリアルなアドバイスを提供しています。
仮進級ではなく、現在直面している問題に真正面から向き合うことが、最も確実な道です。
では、どうすれば良いのでしょうか。まずは生徒の心身の状態を正しく理解し、必要ならば教育の形を変える勇気を持つことが大切です。
全日制高校、通信制高校、さらにはチャレンジスクールといった選択肢は、従来の学校教育に馴染めない生徒にとって、新たな可能性を開くことができます。
私たち不登校・引きこもり予防協会では、生徒が再び学ぶ喜びを見つけ、自分らしい歩みを進められるよう、全力で支援します。
高校進学という新しいステージを前に、不安や迷いを感じている方々、ぜひ私たちにご相談ください。一緒に、最善の道を見つけ出しましょう。未来は、選択する勇気から始まります。
東京都内の不登校から高校選択
高校進学は、不登校生にとって新しい未来への扉を開く絶好の機会です。外部受験を選択することで、不登校の問題を解決し、新たな環境での再スタートを切る可能性は非常に高まります。
日常の生活リズムがしっかりとしている生徒であれば、全日制の高校への進学は十分に目指せます。
公立でも私立でも、新たな学びの場で輝く未来が待っています。
しかし、もし生活リズムが少し不安定であれば、新しい選択肢を考えるべきです。都立高校の昼夜間定時制や新宿山吹高校のような施設は、フレキシブルな時間割で学業を続けることができます。
ただし、新宿山吹高校は一定の学力が求められますので、その点は留意が必要です。
一方で、チャレンジスクールは学力試験が主ではなく、作文や面接を重視しているため、中高一貫校からの進学には向いていないかもしれません。
そして、生活リズムが大きく不安定で、通学に不安がある生徒には、通信制高校がおすすめです。
通信制高校では、生活リズムを整えつつ、学力を身につけることができます。高校卒業資格を得ることで、その後の進路も広がります。
私たち不登校・引きこもり予防協会は、生徒一人ひとりの状況に合わせた最適な高校選びをサポートします。
不登校を経験しているというだけで、進学の選択肢が狭まるわけではありません。可能性は無限大です。
一緒に、あなたにとっての最良の高校を見つけましょう。新しいスタートラインは、いつだって自分の足元にあります。
高卒認定試験を利用した大学進学の道について、具体的な展望
高卒認定試験は、不登校の生徒にとって大きな希望の光です。特に中堅以上の中高一貫校に在籍していた生徒であれば、その学力を活かして半年程度の準備で高卒認定試験の全科目に合格することは十分に可能です。
これは私たちの豊富な経験からくる確信に基づいています。
高卒認定を取得した後の道は多岐に渡ります。予備校に通って大学入試に備えることもできますし、興味や情熱を追求する形での海外留学も視野に入ります。
また、社会人入試や推薦入試など、さまざまな方法で大学進学を目指すことも可能です。
大事なのは、一度のつまずきが終わりではないということを理解することです。
高卒認定試験は、新しい未来への橋渡しをしてくれるツールなのです。私たち不登校・引きこもり予防協会では、その一歩を踏み出すための具体的なサポートを提供しています。
不登校を経験したからと言って、大学進学の夢を諦める必要はありません。あなたのペースで、あなたの夢に向かって、しっかりとした一歩を踏み出しましょう。
未来はあなたの手の中にあります。希望を持って、一緒にその可能性を探求しましょう。
フリースクールでの学び直し
私たちが創業したフリースクールは、ただの居場所提供にとどまらない、質の高い学び直しの場です。
ここでは、規則正しい生活を促すことを第一に、中学時代に取りこぼしてしまった学習内容をしっかりと学び直す機会を提供しています。
生徒が自らのペースで、必要な知識を身につけられるようなカリキュラムを組んでいます。
また、国際感覚を養うための海外留学プログラムも用意されており、学び直しを通じて世界に目を向ける機会も提供しています。
我々のフリースクールでは、ただ教科書に沿って学習するのではなく、一人ひとりの生徒が社会で活躍するための実践的なスキルを身につけることを重視しています。
学びは、生徒たちの未来を切り開くための大切な一歩です。
不登校の経験がある生徒でも、再び学ぶ楽しさを見つけ、自信を持って次のステップに進むことができる。そのための支援を私たちは惜しみません。
もし学び直しを求めるなら、私たちのフリースクールが新しい出発点となるでしょう。
学び直しは、新しい自分を発見する旅の始まりなのですから。
家庭教師や通信教育に関する私の考え
かつて家庭教師をしていた経験から申し上げますが、不登校や引きこもり傾向にあるお子さんへの家庭教師や通信教育の提供は、慎重になるべきだと考えています。
なぜならば、これらの対応がお子さんを外の世界からさらに孤立させ、不登校の問題を悪化させる可能性があるからです。
実際に、家庭教師や通信教育に依存した結果、外に出る機会を失い、引きこもりが深刻化したという相談を数多く受けてきました。
教育は、知識を身につけるだけでなく、社会性を養い、人との関わりを学ぶことも大切な目的の一つです。
したがって、家庭教師や通信教育は、あくまで補完的な手段として考えるべきでしょう。
それよりも、お子さんが安心して通える居場所を見つけることが先決です。
そこで人との関わりを持ちながら学ぶことが、不登校の解消につながる第一歩となります。
不登校・引きこもり予防協会の立場からも、私たちはお子さんが社会に出て行けるよう、居場所を提供することに力を入れています。
家庭での学習も大切ですが、それを超えた社会とのつながりを持つことの重要性を忘れてはなりません。
お子さんが外の世界との繋がりを持ち、健やかに成長するためのサポートを私たちは提供していきます。
お子さんの未来を一緒に考え、最適な学びの形を探していきましょう。
規則正しい生活リズムを確立するための支援
不登校や引きこもりの児童・生徒にとって、規則正しい生活リズムの確立は非常に重要です。
そのために当協会では、家庭訪問を通じて外に出ることを促す支援を行っています。
外の世界との接点を持つことは、社会性を育み、心身の健康を取り戻す第一歩となります。
さらに、不登校合宿や学生寮の提供も行っています。これらのプログラムでは、生活リズムの改善だけでなく、自律心を育て、同世代との交流を促し、学業に取り組む環境を整えています。
合宿では、日々のルーティンの中で学習時間、運動、趣味、社会参加など、充実した日々を送ることを目指します。
当協会が提供する学生寮では、生徒たちが互いに支え合いながら、社会に適応する力を育んでいきます。
ここでは、一人ひとりのニーズに合わせたサポートを提供し、生活リズムを整えるための具体的なアドバイスを行います。
私たちは、不登校や引きこもりの状況が、決してその生徒の将来を閉ざすものではないと信じています。
一緒に生活リズムを整え、新たな一歩を踏み出すための支援を惜しみません。
生徒一人ひとりが社会で輝くために、当協会は全力を尽くします。規則正しい生活を送ることで、心も体も健康に、
そして生徒たちの未来も明るくなる。そのためのお手伝いを、私たちは誇りを持って行っています。
私立中学校で不登校になる子どもたちの心理について
私立中学校で不登校になる子どもたちは、様々な心理的なプレッシャーにさらされています。
まず、多くの子どもたちは高い学業成績や将来への期待という重圧を感じています。私立中学は一般的に学業レベルが高く、そのための努力とプレッシャーは相当なものです。
さらに、周囲との比較によるストレスも大きいです。
同級生や先生からの期待、親からの「良い学校に入れたのだから」という言葉が、子どもたちにとっては過大な負担となり得ます。
また、学校生活における人間関係の難しさや孤立感も、不登校の引き金となることがあります。
私立中学校での不登校は、単に学業の問題ではなく、心理的な側面が大きく関わっています。
子どもたちは、自分自身を過度に責めたり、無力感に陥ったりすることが多いのです。多くの子は「人生終わった」と挫折感を漏らすことも少なくありません。
私たち不登校・引きこもり予防協会では、このような子どもたちへの理解と適切なサポートを提供しています。
子どもたち一人ひとりの心の声に耳を傾け、彼らが抱える心理的な負担を軽減するための手助けをしています。
不登校は決して子どもたちの終わりではありません。
一緒に解決の道を探し、彼らが自信を持って学校生活に戻れるよう支援します。どんな状況でも、希望の光は必ず見つかるのですから。
不登校による中途退学のリスクと、それを避ける方法
不登校が長期化すると、中途退学のリスクが高まります。これは、学業の遅れや学校生活への適応困難、そして精神的なプレッシャーが原因です。しかし、中途退学は避けることが可能です。
まず大切なのは、早期に対応を始めること。不登校が長引くほど、問題は複雑化します。早期に専門家や学校、保護者が協力して対応することが重要です。
次に、生徒の心理的なサポートを強化すること。不登校の生徒は、学校に戻ることへの不安が大きいです。
カウンセリングや心理療法を通じて、その不安を和らげることが必要です。
また、学習面でのサポートも欠かせません。家庭教師やオンライン教育などを活用し、学業の遅れを取り戻す手助けをします。
ただし、これらはあくまで補助的なものであり、生徒が社会性を育てるためには、学校や他の教育機関への復帰が望ましいです。
さらに、親御さんの理解とサポートが不可欠です。子どもの気持ちを尊重し、一緒に解決策を考える姿勢が重要です。
最後に、フレキシブルな教育機関の選択も一つの方法です。通信制高校やフリースクールなど、従来の学校形態に合わない生徒にとって適した環境を提供する学校も増えています。
私たち不登校・引きこもり予防協会は、中途退学を避けるための具体的なサポートを行っています。
一人ひとりの生徒が抱える困難に対応し、彼らが再び学びの場に戻るためのお手伝いをします。
中途退学は避けられるものであり、そのための道を一緒に探しましょう。希望は常に存在します。
不登校による退学を避けるための3つの具体的な対処法
退学という最終的な選択をせずに、不登校の問題を乗り越えるためには、次の3つの対処法が有効です。
これにより、生徒は無理なく学業を続けることができ、学校とのつながりを保持します。
カウンセリングや心理的サポートの強化 専門のカウンセラーや心理士と協力し、生徒の不安やストレスを和らげるサポートを行います。
また、家族カウンセリングを通じて、家庭内の問題解決にも取り組みます。
代替教育機関への転学検討 従来の学校システムが合わない場合は、通信制高校やフリースクールなど、柔軟な教育システムを提供する代替教育機関への転学を検討します。
これにより、生徒は新たな環境で学び直しの機会を得ることができます。
これらの対処法は、生徒が学校教育を継続し、将来に向けての準備をするための重要なステップです。
私たち不登校・引きこもり予防協会では、これらの対処法を生徒一人ひとりの状況に合わせて提案し、実践しています。
退学は避けられるものであり、そのための具体的な手段は確かに存在します。
不登校の問題を抱えている生徒やご家族がいれば、ぜひ私たちにご相談ください。
一緒に問題解決の道を歩みましょう。未来はいつも、前向きな一歩から始まります。
ご家庭でできる、5つの生活リズムの正常化対策
不登校のお子さんを持つ保護者ができるサポートの一つとして、「生活リズムを整えるアプローチ」についてお話しします。
子どもの健全な成長には、規則正しい生活リズムが不可欠です。特に不登校を経験しているお子さんにとって、日常生活のリズムを整えることは、心身の健康を保ち、学業への復帰を支援する上で非常に重要です。
保護者ができる具体的なサポートとしては以下の点が挙げられます
定期的な生活スケジュールの確立 起床時間、食事時間、就寝時間を含めた日々のルーティンを確立し、お子さんがそのリズムに慣れるようサポートします。
健康的な食生活の促進 栄養バランスの取れた食事を心がけ、規則正しい食事時間を設定します。健康的な体は、健全な心の基盤となります。
適度な運動の奨励 定期的な運動は心身の健康維持に効果的です。散歩や軽いスポーツなど、お子さんが楽しめる運動を一緒に行いましょう。
十分な休息と睡眠の確保 良質な睡眠は、ストレスの軽減や心の安定に欠かせません。寝る前のリラックスタイムを設けるなど、良い睡眠習慣を促しましょう。
家族でのコミュニケーション 日常の小さな会話を大切にし、お子さんの心の動きに寄り添うことが重要です。お子さんが感じていることを共有し、理解し合う時間を持ちましょう。
これらのサポートは、お子さんが自信を持って学校生活に戻るための基盤を築きます。不登校のお子さんを支えるためには、家庭での積極的なサポートが非常に効果的です。
お子さんの可能性を信じて、一緒に生活リズムを整えることから始めましょう。家族の絆は、お子さんの強い支えとなります。
受験は人生の目的では無い
38年にわたる経験を通じて、私が一貫して強調してきたことがあります。
それは、多くの親子が受験を目的としているが、本当に大切なのは、受験を通じて子どもがどのように成長し、自律して幸せな生活を送るかということです。
受験はあくまで手段であり、真の目的は子どもが学校を卒業し、社会に出て自分の力で生きていくことにあるのです。
中学受験、高校受験、大学受験という一連のプロセスは、子どもが必要とするスキルや能力を身につけるためのステップであるべきです。
保護者の皆さんにお伝えしたいのは、もっと長期的な視野でお子さんの進路を考えてほしいということです。
学業成績や受験の成功だけでなく、子どもが社会で自律し、幸せを感じられるようなスキルセットを育成することが重要です。
コミュニケーション能力、問題解決能力、創造力、そして何よりも自己管理能力など、これらは学校の成績表には現れないかもしれませんが、人生を豊かに生きるためには欠かせない要素です。
私たち不登校・引きこもり予防協会では、このような長期的な視野での教育支援を行っています。
お子さんがただ学校を卒業するだけでなく、社会で自信を持って生きるために必要なスキルと知識を身につけるようサポートしています。
子どもたちの未来は、ただの受験の成功ではなく、彼らが自律して幸せな人生を送ることにあるのです。一緒にその道を歩みましょう。
規則正しい生活は基本中の基本
高校卒業後や大学中退後の親からの相談には、一つの共通点が見られます。それは、中高時代の不登校生活から脱却できていないという現実です。
多くの場合、昼夜逆転の生活や長時間のゲームに没頭する日々が続いています。これは、大学進学や就職活動を考える上で大きな障害となります。
私たち不登校・引きこもり予防協会では、生活リズムの重要性を常に強調しています。
規則正しい生活リズムは、心身の健康を維持し、学業や就労に向けた準備を整える基盤となります。
生徒たちが健全な生活リズムを取り戻すためには、以下のような取り組みが必要です
一定の起床・就寝時間の設定 規則正しい睡眠は、生活リズムを整える最初のステップです。生徒自身に、一定の起床・就寝時間を守ることの重要性を理解させ、実践を促します。
健康的な食生活の促進 3食を規則正しい時間に摂ることは、生活リズムを整える上で非常に有効です。栄養バランスの良い食事を心がけることも重要です。
適度な運動の取り入れ 定期的な運動は、心身の健康を保ち、ストレスを減少させる効果があります。運動を日常生活の一部とすることで、より健康的な生活リズムを築くことができます。
生活リズムを整えることは、ただの健康管理以上の意味を持ちます。これは、生徒たちが自律し、学業や社会生活に積極的に参加するための土台を作ることに他なりません。
私たちは、生徒たちが健康で充実した日々を送れるよう、支援を続けます。生活リズムを整えることで、学びや仕事への意欲も自然と湧いてくるものです。一緒に健全な生活を目指しましょう。
子どもたちの将来を一緒に考える
当協会では、不登校の生徒たちに対して、単に学業の進捗だけでなく、彼らの人生における大切なスキルと価値観を育成するためのプログラムを提供しています。
具体的には、不登校合宿や学生寮での生活の中で、「7つの習慣」という自己啓発の書籍を取り入れ、生徒たちに人生のミッションステートメントを作成してもらっています。
このプログラムは、単に「勉強をしろ、塾に行け」といった短期的な指示を超え、生徒たちが自己の価値観や目標を明確にし、それに向かって行動できるように支援することを目的としています。
このアプローチは、生徒たちが将来、どのような方向に進むかを考える上で非常に重要です。
このようなプログラムを通じて、生徒たちは自己認識を深め、自己管理能力、目標設定、優先順位の決定、チームワーク、共感的なコミュニケーションなどの重要なライフスキルを学びます。
これらは、学校教育ではなかなか得られない、社会で成功するために必要なスキルセットです。
当協会では、生徒たちが単に学業に優れるだけでなく、バランスの取れた人間として成長し、社会で自律して生きていくためのサポートを行っています。
将来の方向性を見出すためには、学業の成績だけでなく、生徒たちの内面的な成長も重要視しています。一緒に生徒たちの豊かな未来を育んでいきましょう。
杉浦孝宣のから
私自身、小学校3年の時、不登校でした。小4の時、全寮制の特別支援学級に6ヶ月間、お世話になり、
不登校を克服しました。
不登校は、決して子どもたちの人生の終わりを意味するものではありません。むしろ、新しい始まり、新しい可能性の扉を開くきっかけとなることができます。
私たちの社会は、時に厳しいものです。学校生活、試験、将来への不安など、子どもたちを取り巻く環境は複雑です。
しかし、その中で生じた不登校という経験は、子どもたちにとって、自己を見つめ、成長する大切な機会となるのです。
不登校・引きこもり予防協会では、そんな子どもたち一人ひとりに寄り添い、彼らが持つ無限の可能性を信じています。
私たちは、不登校の経験をした子どもたちが、再び社会に積極的に関わり、自分の夢や目標に向かって歩んでいけるよう全力でサポートしています。
不登校の経験は、子どもたちを強くし、新しい自分を発見する機会を与えます。この経験を糧にして、子どもたちが自らの力で未来を切り開いていくことを心から願っています。
皆さん、もしお子さんが不登校に悩んでいるなら、一人で抱え込まずに、私たちにご相談ください。不登校は、新しい未来への第一歩です。一緒に、その道を歩んでいきましょう。ありがとうございます。
当会の不登校、引きこもり解決事例 12選
当会で取り組んだ不登校や引きこもりの解決事例を12選ご紹介します。
Y子さんの事例
中学2年から不登校になり、その後10年間引きこもりました。24歳で当会に相談し、学び直しとアルバイトを始めました。27歳で通信制高校を卒業し、
短大で保育士資格を取得、現在は公務員です。
カイト君の事例
中学1年で不登校になり、7ヶ月間の支援後、フリースクールに通い、通信制高校を卒業。現在は公務員です。
カズキ君の事例
中高一貫校に入学後、成績不振と家庭内暴力で自主退学。通信制高校に転校し、区役所で公務員として活躍中です。
リョウタ君の事例
夏休み明けから不登校に。親の食事を拒否し、ゲームに没頭。通信制高校に転校し、航空自衛隊入隊。
タツマ君の事例
中1から不登校に。全寮制高校に進学後、引きこもりを経験。フリースクール通学後、通信制高校を卒業し、難関大学を経て公務員に。
佐藤渉太君の事例
スポーツ推薦で私立高校に進学も挫折。通信制高校に転校し、友達作りに成功。現在は大学で農業を学んでいます。
シュン君の事例
高校1年で不登校に。親とのコミュニケーション断絶、昼夜逆転生活。通信制高校に転校後、生活改善を経て看護系大学に進学。
W君の事例
通信制高校のネットコースに在籍中、引きこもりに。フリースクールに通い、早稲田大学を目指し、現在は自衛隊で活躍中。
エイタ君の事例
中1から徐々に不登校に。フリースクールで生徒会会長になり、カナダ留学を経験。現在は動画編集会社を運営しています。
G君の事例
高校生で不登校に。ゲームに没頭し、家族とのコミュニケーション困難。フリースクールを経て美大合格、現在は後輩に美術を教えています。
ヨッシーの事例
中学時代の不登校、高校でのいじめを経験。フリースクールでの学び直しを経て、青山学院大学に進学し、大手IT企業に就職。ブログ
N君の事例
中学3年で不登校宣言、その後、2年間、引きこもり。通信制高校への進学を決断し、現在は週5日通学中。カナダ留学も経験しました。
これらの事例は、不登校や引きこもりが一時的な問題であること、適切なサポートと環境があれば乗り越えられることを示しています。
当会では、このような多くの子どもたちの未来を明るく照らすサポートを続けています。
当協会が行っている1万人以上の子供たちへの具体的な支援
不登校・引きこもり予防協会として、これまで1万人以上の子供たちに対して、具体的な支援を提供してきました。
特に中高一貫校の生徒が不登校に陥った場合、
私たちはフリースクールを提供し、生活リズムを整えながら学び直しを行うことを推奨しています。
また、都立転編入学、新宿山吹高校、チャレンジスクールなどへの再入学や編入学の支援も積極的に行っています。
最近では、不登校が悪化し引きこもりになった子どもたちが少なくないことに注目しています。
このような状況に対応するため、私たちは以下のような多角的なアプローチを採用しています
保護者とのZOOM面談 家庭内の状況を理解し、保護者との協力体制を築きます。
家庭訪問 生徒の生活環境に直接触れ、個別のニーズに応じた支援を提案します。
ピアサポート 同年代の子どもたちが訪問し、共感や励ましを通じて生徒をサポートします。
不登校合宿、学生寮 生活リズムの正常化を図りながら、社会性や学習意欲の向上を促します。
これらの取り組みを通じて、私たちは子どもたち一人ひとりの状況に合わせた具体的な支援を行い、彼らが自信を持って学校生活や社会生活に復帰できるようサポートしています。
不登校や引きこもりの問題は、適切なサポートと環境があれば乗り越えられるものです。
私たちは、子どもたち一人ひとりの可能性を信じ、その実現を全力でサポートします。
将来に向けて一緒に歩んでいきましょう。