目次
不登校からの再スタートを切るために、保護者は子供の不安や懸念に真摯に向き合い、サポートを提供することが重要です。
親ができることとして、以下の5つのポイントに注意しましょう。
① 規則正しい生活習慣
② コミュニケーションを大切にする
③ 学習のサポート
④ 社会的なつながりを促す
⑤ 応援と信頼の気持ちを示す
親がこれらのポイントに注意しながら適切なサポートを行うことで、子供たちは夏休み明けに自信を持って再登校できます。
私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。私は不登校や引きこもりという問題に向き合い
「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現します」と掲げ、1万人以上の子供たちの不登校や引きこもり問題を、3つのステップで変革を進めています。
規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます
これらの取り組みは、成功率9割以上という結果に結びつき、NHKおはよう日本で紹介されるなど、多くのメディアでも取り上げられています。
また、これらの経験と知見は、
「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せるという3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。
お悩みの皆さん、不登校や引きこもりに直面しているすべての方々へ、これらの著書や「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」のブログ記事、
そして成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。私たちと一緒に、お子様が抱える問題を解決し、希望に満ちた未来へと一歩を踏み出しましょう。希望は、必ずあります。
また、このテーマについてさらに深く知りたい方は、FC今治高等学校里山校 岡田武史学園長(元サッカー日本代表監督)からの要請で行われた講演会動画を是非、御試聴下さい
不登校と夏休みの関連性について説明
夏休みは不登校と密接に関連しています。新学期への不安や生活習慣の乱れが不登校の要因となります。保護者は子供の不安やニーズを理解し、夏休み中に適切なコミュニケーションや生活習慣の改善維持を行うことが重要です。これにより、子供の安心感と学校への意欲を育み、不登校リスクを軽減できます
不登校克服!夏休みの過ごし方と5つの解決法
夏休み明けは再登校のチャンスです。新学期の始まりには、子供たちが新しいクラスや環境に慣れる絶好の機会があります。不登校からの再スタートを切るために、保護者は子供の不安や懸念に真摯に向き合い、サポートを提供することが重要です。親ができることとして、以下の5つのポイントに注意しましょう
①規則正しい生活習慣
学校再開に向けて、夏休み中の生活リズムを整えましょう。適切な睡眠時間や食事の規則正しい摂取など、健康的な生活習慣をサポートします。
当会では規則正しい生活習慣を最重要だと考えてます
②コミュニケーションを大切にする
子供との良好なコミュニケーションを築きましょう。子供が抱える不安や悩みを聞き出し、理解することが重要です
③学習のサポート
学習意欲を高めるために、子供の興味や関心に合わせた学習プランを立てましょう。学習に楽しみややりがいを見出せるような環境を整えます
④社会的なつながりを促す:
子供が友人や社会的なつながりを持つことは重要です。夏休み中に交流の機会を提供し、社会的な関わりを促すことで、学校への適応を支援します
⑤応援と信頼の気持ちを示す
子供に対して応援の意思を示し、彼らが自信を持てるように励ましましょう。信頼関係を築き、子供が自己肯定感を高めることが重要です
親がこれらのポイントに注意しながら適切なサポートを行うことで、子供たちは夏休み明けに自信を持って再登校できます
夏休み明けに不登校になりやすい理由
夏休み明けに不登校になりやすい理由は、生活改善の乱れやゲーム漬けなどの要素が関与しています
まず、生活改善の乱れが不登校につながる要因です。夏休み中は学校の規則正しい生活リズムがなくなり、就寝時間や食事のバランスが乱れがちです。不規則な生活リズムや栄養の偏りは、子供たちの体調や集中力に悪影響を与える可能性があります。その結果、学校へのモチベーションが低下し、不登校の傾向が生じることがあります
さらに、ゲーム漬けの状態も不登校につながる要因です。夏休み中に長時間のゲームプレイやスクリーンタイムが増えることで、現実世界とのバランスが崩れ、学校への関心や社交的なつながりが薄れてしまうことがあります。ゲームに没頭することで、学校への抵抗感や避けたいという気持ちが強まり、不登校につながることがあります
これらの要素が組み合わさることで、夏休み明けに不登校になる子供たちが増えるのです。保護者は生活改善の乱れやゲーム漬けといった要素に注意し、適切なサポートとガイダンスを提供することが重要です。子供たちの生活リズムを整え、バランスの取れた遊びと学習の時間を確保することで、夏休み明けに不登校のリスクを軽減し、学校への復帰を促すことができます
規則正しい生活習慣
夏休み中、保護者は以下の行動方法を通じて子供たちに規則正しい生活を促すことが最重要です
規則正しい生活習慣の維持
夏休み中でも毎日のルーティンを作りましょう。特に、就寝時間や起床時間を一定に保つことが大切です。子供たちにとって安定した生活リズムは、体調の安定や学習の効率を高める役割を果たします
食事とバランス
栄養のバランスの取れた食事を提供しましょう。夏休み中はついつい外食やジャンクフードに頼りがちですが、野菜や果物を取り入れた健康的な食事を心掛けましょう。また、定時に食事をすることも重要です。規則正しい食事スケジュールは体内時計を整え、子供たちの健康と学習に良い影響を与えます。孤食はなるべく避けましょう
ネット制限
夏休み中は子供たちのネットを見る時間が増えがちですが、保護者は適切な制限を設けましょう。具体的なルールや時間枠を決めて、バランスの取れた活動を促しましょう。ネット以外の遊びや外出、読書などの活動を積極的に提案し、子供たちの興味や関心を広げましょう
家族での適切なコミュニケーション
家族の一体感を育むために、コミュニケーションの時間を大切にしましょう。食事時や特定の時間帯を家族のコミュニケーションの時間に設定し、日常の出来事や感じたことを共有する機会を作りましょう。子供たちが親とのつながりを感じ、安心して話すことができる環境を作り出しましょう
アウトドア
夏休み中は子供たちにとって刺激的なアウトドア活動を提供しましょう。公園へのピクニック、プールやビーチでの水遊び、友人との遊びなど、多様な経験を通じて子供たちの興味や能力を育みましょう。適度な運動や社交的なつながりは、子供たちの心身の健康を促し、学校へのモチベーションを高める助けになります。保護者がこれらの行動方法を実践することで、子供たちに規則正しい生活を促すことができます。夏休み中の生活リズムの乱れやネット依存を防ぎ、子供たちが健康的で充実した夏を過ごすことができるでしょう 創業したフリースクールでは毎月、不登校合宿を開催して、子供達が驚くほど、元気になっています
以下は夏休み明けの不登校に関するよくある質問と回答
Q: 夏休み明けに不登校になりやすい理由は何ですか?
A: 新学期の緊張や不安、生活リズムの乱れなどが原因となります
Q: 夏休み明けの不登校を予防するにはどうすれば良いですか?
A: 規則正しい生活リズムの維持やコミュニケーションの重要性を意識しましょう
Q: 夏休み明けに不登校になった場合、どのように対処すれば良いですか?
A: 子供の気持ちを聞き出し、学校との連携や専門家の支援を受けましょう。当会でも承っています
Q: 夏休み明けの不登校は一時的なものですか、長期化することもありますか?
A: 状況によりますが、長期化することもあります。早期の対応が重要です
Q: 夏休み明けの不登校を解決するために、保護者ができることはありますか?
A: コミュニケーションや規則正しい生活習慣の促進、学校との連携などが有効です。専門家の支援も検討しましょう
夏休みの終わりに向けてのまとめとアクションプラン まとめ
夏休みの終わりに向けて、不登校の子供のサポートをするためには、以下のポイントをまとめましょう
規則正しい生活習慣
睡眠時間や食事、学習の時間などを一定に保ち、子供の生活リズムを整えます
学習計画
子供と一緒に学習計画を立て、復習や予習のスケジュールを設定します
ネットのルール
ゲームやスマートフォンの使用時間を制限し、他の活動への時間を確保します
コミュニケーション
子供との日常会話や心の声に耳を傾ける時間を作ります。
アウトドア
公園での遊びやスポーツ、自然散策などの外出や運動の計画を立て、子供たちの活動の幅を広げます。
これらのアクションプランを実行することで、夏休みの終わりに向けて子供の不登校のサポートを行い、学校への円滑な復帰を促すことができます。保護者のサポートと関心を持ちながら、子供たちの未来を明るくするための努力を継続しましょう
不登校〜引きこもりステージ判定表
不登校や引きこもりの問題に直面する家族は、その状況を理解し、対処するために、子どもの状態を「ステージ」として捉えることが有効です。
この分類に基づき、各ステージに応じた具体的なサポートの提供方法をご紹介します
家族の皆さんが一丸となって、この課題に取り組むことの重要性を強調します。
ステージ1 不登校の初期段階
不登校期間 1日~60日
対応 親子間のコミュニケーションを重視し、子どもの話をじっくりと聞きます。
生活リズムの乱れが見られない限り、まずは家庭内での安定を図ります。食事は3食しっかりと取るようにし、規則正しい生活習慣を支援します。
ステージ2 不登校が続く場合
不登校期間 61日~180日
対応 親子間のコミュニケーションは保ちつつ、生活リズムの乱れに注意を払います。
この段階で学校や専門家との相談を始めることをお勧めします。
食事に関しても、バランスの取れたものを心掛けましょう。
ステージ3 長期不登校から引きこもりに
不登校期間 181日~
対応 この段階では、第三者の介入が必要になる場合が多いです。
生活リズムの乱れを正し、食事の管理も含めて外部の専門家の助けを借りることが有効です。
ステージ4 引きこもりが顕著に
特徴 自室に閉じこもりがちで、親子間のコミュニケーションが極めて困難に。
対応 専門のカウンセリングやカウンセラーの支援を積極的に求めます。
家族内での対応だけでなく、外部の支援を活用して、子どもが社会に復帰できるようなプランを立てます。
ステージ5 長期化した引きこもり
特徴 20歳を超えて引きこもりが続いており、社会復帰が困難。
対応 この段階での支援はより専門的なものが求められます。社会復帰支援プログラムや、成人向けの支援施設の活用を検討します。
家族もサポートを受けることが重要です。
不登校や引きこもりを経験する子ども達とその家族にとって、一人で抱え込む必要はありません。
各ステージに応じた適切な支援と、家族や周囲の理解があれば、困難な状況を乗り越えることが可能です。
大切なのは、子どもと向き合い、一歩ずつ前に進むことです。
不登校期間 |
親子間のコミュニケーション |
生活リズム |
食事 |
|
ステージ 1 |
1日~60日 |
△ |
△ |
〇 |
ステージ 2 |
61日~180日 |
△ |
× |
△ |
ステージ 3 |
181日~ |
× |
× |
△ |
ステージ 4 |
年単位 |
× |
× |
× |
ステージ 5 |
年齢20歳以上 |
× |
× |
× |
「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外 での交遊など)を回避し,
原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状 態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」と定義」厚生労働省サイトより
追伸
夏休み期間中でも不登校の相談を無料で受け付けています。お困りの保護者の方々やステージ判定表3以上の引きこもり、長期不登校に悩む子供たちのサポートを行います。
専門のアドバイザーがお話をお伺いし、適切なアドバイスや解決策を提供いたします。不登校に関するお悩みや疑問がある方は、お気軽にご相談ください。
私たちは皆様のお手伝いを心からお待ちしております。一般社団法人不登校・引きこもり予防協会まとめサイト