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5つの成功例!子供の引きこもりから公務員へ

親との会話がなく、昼夜が逆転し、ゲームに没頭し続け、部屋は散らかり放題...。

不登校や引きこもりに苦しむお子様を持つ保護者様は、どんなに心を痛めていることでしょう。

しかし、ここに希望の光があります。当会では、多くの子供たちが不登校や引きこもりの状況から抜け出し、公務員として社会に貢献するまでに成長した実例を持っています。

このブログでは、「引きこもり、子供、将来」というキーワードを軸に、そんな若者たちの成功ストーリーを5つ紹介します。

困難を乗り越え、新しい自分を見つけ出した彼らの物語から、子供たちの未来を一緒に希望あふれるものに変えていきましょう。

私、杉浦孝宣は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会を通じ、

「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」ことを目指しています。

「不登校ひきこもりの9割は治せる」,

「不登校ひきこもり急増」,

「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せるという3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。

お悩みの皆さん、不登校や引きこもりに直面しているすべての方々へ、これらの著書や「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」のブログ記事、
そして成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。私たちと一緒に、お子様が抱える問題を解決し、希望に満ちた未来へと一歩を踏み出しましょう。希望は、必ずあります。

9割以上の成功率はNHKおはよう日本にも紹介

不登校引きこもり急増中! 安心して下さい!

不登校や引きこもりは、子どもたちの未来に大きな影響を与える問題です。
近年、我が国では不登校の児童・生徒が10年連続で過去最多を更新し続けており、引きこもりの人数も116万人から146万人へと急増しています。
特に、不登校の子どもたちの中には、2〜30%が引きこもりに陥るという統計もあり、この問題の深刻さは一層際立っています。

不登校の児童・生徒にとっての一つの受け皿とされる通信制高校では、卒業後に進路未定となる生徒が40%にも上ると報告されています。

このような状況は、不登校から引きこもりへの移行がいかに容易に想像できるかを示しています。
しかし、このブログを通じて、私たちはそうした厳しい現実に立ち向かい、子どもたちが将来、引きこもりにならないための実例を紹介していきます。

不登校や引きこもりを経験したものの、それを乗り越えて公務員として、または社会のさまざまな分野で活躍する人々の物語は、読者の皆様にとって大きな希望となるでしょう。

安心してください。不登校や引きこもりが未来に与える影響は、適切なサポートと努力によって、ポジティブな方向に転じる可能性を秘めています。

引きこもり子供の将来は実践的な解決で希望!

不登校や引きこもりの状況から抜け出し、公務員として成功した実際の5つの例を紹介することには、大きな意義があります。
このような事例を共有することで、同じような困難に直面している子どもたちやその家族に、希望と実践的な解決策を提供することができるのです。

専門家による適切な支援の重要性
現在、不登校や引きこもりからの回復をサポートする専門家は非常に限られています。
多くの場合、カウンセラーは「見守る」姿勢を推奨し、医療機関は向精神薬の処方に頼る傾向にありますが、これらの対応だけでは根本的な解決には至りません。
また、過度な薬物依存や、法律に触れる可能性のある強制的な介入方法は、問題解決にはならず、新たな問題を引き起こすことさえあります。

当会のアプローチ
当会では、子どもたちが自発的に外に出るようサポートするために、積極的な家庭訪問を実施しています。
このような手法を採用している機関はほとんどなく、私たちのアプローチは、子どもたちにとって新しいスタートの機会を提供しています。

脱け出した後の支援
子どもが引きこもりから脱け出すことができれば、その後の支援には幅広い選択肢があります。
通信制高校や海外留学など、子どもたちが自分のペースで学び直し、自信を取り戻し、将来への一歩を踏み出すための対応機関は多く存在します。
問題は、そこに至るまでのサポート体系が整っていないことにあります。

まとめ
不登校や引きこもりの状態から抜け出し、公務員として成功した事例を共有することは、子どもたちとその家族にとって非常に価値のある情報です。
これらの事例は、困難な状況にある他の子どもたちにとっての具体的な希望とモデルとなり、当会のような専門的な支援がいかに重要かを示しています。
私たちは、子どもたちが自らの力で未来を切り拓くお手伝いを続けていきます。

不登校〜引きこもりステージ判定表

不登校や引きこもりの問題に直面する家族は、その状況を理解し、対処するために、子どもの状態を「ステージ」として捉えることが有効です。
この分類に基づき、各ステージに応じた具体的なサポートの提供方法をご紹介します
家族の皆さんが一丸となって、この課題に取り組むことの重要性を強調します。

ステージ1 不登校の初期段階
不登校期間 1日~60日
対応 親子間のコミュニケーションを重視し、子どもの話をじっくりと聞きます。
生活リズムの乱れが見られない限り、まずは家庭内での安定を図ります。食事は3食しっかりと取るようにし、規則正しい生活習慣を支援します。

ステージ2 不登校が続く場合
不登校期間 61日~180日
対応 親子間のコミュニケーションは保ちつつ、生活リズムの乱れに注意を払います。
この段階で学校や専門家との相談を始めることをお勧めします。
食事に関しても、バランスの取れたものを心掛けましょう。

ステージ3 長期不登校から引きこもりに
不登校期間 181日~
対応 この段階では、第三者の介入が必要になる場合が多いです。
生活リズムの乱れを正し、食事の管理も含めて外部の専門家の助けを借りることが有効です。

ステージ4 引きこもりが顕著に
特徴 自室に閉じこもりがちで、親子間のコミュニケーションが極めて困難に。
対応 専門のカウンセリングやカウンセラーの支援を積極的に求めます。
家族内での対応だけでなく、外部の支援を活用して、子どもが社会に復帰できるようなプランを立てます。

ステージ5 長期化した引きこもり
特徴 20歳を超えて引きこもりが続いており、社会復帰が困難。
対応 この段階での支援はより専門的なものが求められます。社会復帰支援プログラムや、成人向けの支援施設の活用を検討します。
家族もサポートを受けることが重要です。

不登校や引きこもりを経験する子ども達とその家族にとって、一人で抱え込む必要はありません。
各ステージに応じた適切な支援と、家族や周囲の理解があれば、困難な状況を乗り越えることが可能です。
大切なのは、子どもと向き合い、一歩ずつ前に進むことです。

 

不登校期間

親子間のコミュニケーション

生活リズム

食事

ステージ 1

1日~60

ステージ 2

61日~180

×

ステージ 3

181日~

×

×

ステージ 4

年単位

×

×

×

ステージ 5

年齢20歳以上

×

×

×

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外 での交遊など)を回避し,
原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状 態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」と定義厚生労働省サイトより

10年引きこもったY子さんでも公務員になれます

Y子さんのストーリーは、不登校や引きこもりを経験した後でも、決して遅くないということを教えてくれます。
中学2年生の時から始まった不登校と、その後の長い引きこもり生活は、彼女にとって大きな挑戦でした。
しかし、24歳で当会に相談し、新たな一歩を踏み出したことで、彼女の人生は大きく変わり始めました

アルバイトから始まる自律
Y子さんは、学び直しと並行してアルバイトを開始しました。社会との接点を持つことで、徐々に自律心を育てることができたのです。
アルバイトを通じて働くことの喜びと、人との関わり合いから得られる満足感を知り、Y子さんの自信は日に日に高まりました。

学び直しの成功
27歳で通信制高校を卒業した後、Y子さんはさらに進学し、短期大学で保育士資格を取得しました。
これは彼女にとって、不登校や引きこもりからの完全な脱却と、社会への積極的な貢献への第一歩でした。
保育士としての資格は、彼女に新たなキャリアの道を開き、公務員としての道を歩む準備を整えました。

公務員としての新たなスタート
保育士資格を取得した後、Y子さんは公務員試験に挑戦し、合格。現在は公務員として活躍しています。
彼女のストーリーは、不登校や引きこもりの経験があっても、適切なサポートと自らの努力で新しい人生を切り開くことができることを示しています。

Y子さんの成功は、他の不登校や引きこもりを経験している若者たちにとって、大きな希望となります。
自分に合った学習環境を選び、小さな一歩から自律に向けて努力することの大切さを、彼女の経験は教えてくれます。
不登校や引きこもりは終わりではなく、新しい始まりであることを、Y子さんの物語は力強く伝えています。

高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる 登場人物

引きこもり克服方法はカウンセリング

Y子さんが10年間の引きこもり生活から脱却し、社会との接点を増やすことで自信と責任感を育んだ克服方法は、多くの人にとって大きな希望と学びを与えます。
彼女の服装さえも通信販売で購入し、外の世界とのつながりがほとんどなかった状況から、現実社会に再び溶け込むためのプロセスは、計画的かつ段階的に進められました。

カウンセリングによる心の準備
Y子さんの10年間の経験を理解し、共感することから始めました。
数ヶ月にわたるカウンセリングを通じて、彼女の不安や懸念をじっくりと聞き出し、現実社会へのステップバイステップでの再参入をサポートしました。

アルバイトへの第一歩
社会との接点を増やすための具体的なステップとして、まずはアルバイトの探し方から指導しました。
履歴書の書き方や面接練習を経て、Y子さんは近くのミスタードーナツでアルバイトを始めることができました。
この経験は彼女にとって、長い引きこもり生活からの大きな転換点となりました。

自信と責任感の育成
アルバイトを通じて、Y子さんは人とのコミュニケーションや協力を重ねる中で、自信を取り戻し始めました。
また、仕事を通じて責任感も育ち、自分が社会の一員として価値を持ち、貢献できることを実感しました。

これらの感覚は、彼女が通信制高校を卒業し、短大で保育士資格を取得し、最終的に公務員として働くという目標達成に向けた大きな動機付けとなりました。
Y子さんの物語は、社会との接点を増やし、一歩ずつ自信を取り戻していくことの重要性を示しています。

不登校や引きこもりからの回復は容易ではありませんが、適切な支援と本人の努力があれば、新しい人生を切り開くことが可能です。

中高一貫校から挫折を払拭

カズキY君の物語は、不登校や家庭内の問題に直面しても、新たな環境で自分自身を見つめ直し、自信を取り戻すことができることを示しています。
中高一貫校のプレッシャーから解放された後、彼は通信制高校への転校を選び、新しい学習のスタイルの中で自らの可能性を再発見しました。

フリースクールの初代生徒会長としての経験は、彼に貴重なリーダーシップの機会を提供し、
サイゼリヤでのアルバイトを通じて身につけたコミュニケーションスキルは、
社会で必要とされる重要な能力を彼に教えました。

公務員試験の面接において、カズキY君はこれらの経験を自分の強みとして存分に発揮!
生徒会長としてのリーダーシップ、アルバイトを通じて養われた対人スキル、そして通信制高校での学習を通じて得た自律性が、彼を公務員として採用するにあたって高く評価されました。

現在、区役所で公務員として活躍しているカズキY君の物語は、不登校や引きこもりの経験があっても、適切なサポートと自身の努力によって克服でき、社会で成功できることを証明しています。
彼の成功は、同じような困難に直面している多くの若者たちにとって大きな希望となり、未来に向けて一歩を踏み出す勇気を与えるでしょう。

不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物

カズキ Y君

克服法はアルバイト、学生インターン

カズキY君の克服方法は、彼に合った学習環境の選択と具体的な目標設定、計画立案にありました。
家庭内での暴力や暴言という深刻な問題に直面していた彼に対し、ご両親と協力して解決策を練ることから始めました。
その解決策の一つとして、中高一貫校のプレッシャーから離れ、当会が運営する通信制高校への転校が選ばれました。
この決断は、彼にとって新しい学びの場と心の安らぎをもたらしました。

通信制高校への転校後、カズキY君は自分なりの将来を見つけるため、アルバイトや学生インターンシップに挑戦するよう促されました。
当初は他者との交流に消極的だった彼ですが、ある日、プールに皆で行ったことが大きな転機となりました。この経験は、彼にとって仲間との絆を深め、自分を開放するきっかけとなりました。

このようにして、カズキY君は徐々に自信を取り戻し、学業だけでなく社会生活においても積極的な姿勢を見せるようになりました。
フリースクールでの生徒会長としての経験、サイゼリヤでのアルバイトを経て培われたコミュニケーションスキルは、公務員試験の面接で高い評価を受ける基盤となりました。

カズキY君のストーリーは、適切なサポートと本人の努力があれば、不登校や引きこもり、家庭内の問題を乗り越え、社会で活躍する道が開けることを示しています。
彼の経験は、同じような状況にある他の若者たちにとって、希望と勇気を与える貴重な事例となるでしょう。

中1から3年間、不登校放置? 父親のガツンで引きこもり解決!

タツマW君の事例は、不登校や引きこもりを乗り越えるプロセスにおいて、家族の果敢な対応がいかに重要であるかを示しています。
中学1年生から始まった不登校は、全寮制高校に進学後も続き、最終的には自室にバリケードを作り引きこもる状態に至りました。
この状況に対して、ご両親は多くの専門家の意見を求めましたが、タツマW君の状態は改善されませんでした。

父親の決断と行動
父親が「このまま、ダラダラした生活は許さない」と強く言い放ったのは、タツマW君にとって大きな転機となりました。
この一言は、ただの叱責ではなく、タツマW君の将来を真剣に憂え、彼のために何かを変えようとする家族の強い意志の表れでした。
そして、その決断に従い、タツマW君は父親によって当会に連れてこられました。

当会でのサポート
当会に連れてこられたことで、タツマW君は不登校や引きこもりを専門的にサポートする環境に身を置くことになりました。
ここでは、個々の事情に合わせたカウンセリングや支援プログラムを通じて、彼自身が自分の状況を理解し、前に進むための手助けを受けることができました。

新しい扉の開かれ方
父親の一言とその後の行動は、タツマW君にとって新しい扉を開くきっかけとなりました。
家族のサポートと専門的な介入が組み合わさることで、タツマW君は徐々に自分を取り巻く状況を変えていく勇気を持つことができました。
この経験は、彼が自分の人生を主体的に歩んでいくための第一歩となったのです。

タツマW君の事例は、不登校や引きこもりに対する家族の理解と適切な対応が、困難を乗り越えるための重要な要素であることを教えてくれます。
そして、その過程で開かれた新しい扉は、彼にとっての新しい始まりを意味しています。

不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物

フリースクール卒業生 タツマ W君

勉強の挫折を勉強でリベンジ

タツマW君の克服方法は、彼の個人的な興味と強みを活かすことに焦点を当てることでした。
都内でも有数の難関校である巣鴨中学高校一貫校に在籍していた彼は、英語の学習につまずき、それがきっかけで不登校になり、最終的には引きこもりの状態に陥ってしまいました。
しかし、タツマW君は数学には強みを持っており、この得意分野を活かすことで、学習に対する意欲を再び高めることができました。

学習意欲の再燃
英語の学び直しに取り組むことで、タツマW君は不登校と引きこもりの状態から抜け出すための第一歩を踏み出しました。
数学という彼の得意分野を通じて学習に対する自信を取り戻し、徐々に他の科目にもその意欲を広げていきました。
英語の克服に向けた取り組みは、彼にとって学習に対する挫折感を払拭し、自分自身の能力に再び信頼を置くきっかけとなりました。

長期的な視野での進路計画
学習意欲が再燃したタツマW君は、長期的な視野で自身の進路を考え始めました。得意分野を活かしつつ、英語の克服にも取り組むことで、彼の目標はより明確になりました。
それは、大卒公務員という野心的な目標でした。この目標に向かって、タツマW君は学び直しの過程で得た知識と自信を武器に、公務員試験の準備に着手しました。

タツマW君のストーリーは、個人の興味や強みを追求することが、学習意欲を再燃させるための重要な鍵であることを示しています。
そして、その過程で直面した困難を乗り越え、自分自身の将来に向けた明確な目標を設定することの大切さを教えてくれます。
タツマW君は自身の強みを活かし、一歩一歩確実に未来へと進んでいるのです。

中1のGW明けから7ヶ月引きこもったカイト君

カイト君の事例は、ピアサポート=同世代、同じ経験を持つ、家庭訪問の力がいかに大きな影響を与えるかを明確に示しています。
不登校になり、7ヶ月間引きこもっていた彼に対して、当初のアプローチはスムーズにはいきませんでした。
スタッフの大倉さんが訪問した際には、エアガンで撃たれるという衝撃的な出来事もありました。しかし、この困難な状況を乗り越えるための重要な転機が訪れます。

不登校経験者のピアサポート
その転機とは、不登校経験者である「うっちー」が学生インターンとしてカイト君の話し相手を務め、ピアサポートを開始したことでした。
うっちー自身が不登校の経験を持っているため、カイト君の感じている不安や孤独を深く理解することができました。
同じ経験をした人間としての共感が、カイト君にとって非常に大きな支えとなりました。

ピアサポートの効果
うっちーとの定期的な交流を通じて、カイト君は徐々に外の世界に興味を持ち始めます。他者とのコミュニケーションが徐々に楽になり、自分の感情や考えを表現することができるようになりました。
このプロセスは、カイト君にとって自信を取り戻す重要なステップとなり、最終的には不登校や引きこもりから脱却する勇気を与えました。

新しい一歩への道
ピアサポートを受けた結果、カイト君は新たな一歩を踏み出す準備ができました。社会に対する不安を克服し、学び直しや将来のキャリアに向けて前向きな姿勢を見せるようになります。
ピアサポートは、彼にとって他者と関わることの価値と、自己表現の重要性を再認識させる貴重な経験となりました。

カイト君の事例は、ピアサポートが不登校や引きこもりを経験している若者に与える影響の大きさを示しています。
同じ経験をした人からのサポートは、彼らにとって希望の光となり、困難を乗り越える力を与えます。
この力は、彼らが社会に再び参加し、自分の未来を切り開くための大きな推進力となるのです。


https://yoboukyoukai.com/2023/03/4804/

不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物

中1の時、7ヶ月引きこもり 解決! 公務員

克服法は不登校、引きこもりを克服した、先輩の影響

カイト君の物語は、支援グループやフリースクールでのピアサポートがいかに強力な影響を与えるかを示す素晴らしい例です。
フリースクールに通い始めた当初、カイト君は先輩であるカズキY君の影響を強く受けました。
カズキY君の姿勢や経験から、カイト君は自分もアルバイトを始め、さらには将来的に大学進学や公務員を目指すという具体的な目標を立てることができました。

ピアサポートの効果
このピアサポートの効果は、単にアドバイスを受けるということ以上のものでした。カズキY君というロールモデルを通じて、カイト君は自分の未来に対する希望を持ち、具体的な行動に移す勇気を得ることができたのです。
フリースクールというサポートされた環境の中で、彼は自分の居場所を見つけ、自信を築いていきました。

自衛隊への進路とその後
結局、カイト君は自衛隊という異なる道を選びましたが、これは彼にとって非常にポジティブな選択でした。
自衛隊に入隊して1年が経過した時点で、彼は後輩の卒業式に参加し、自衛隊ライフを楽しんでいる様子を見せました。
この経験は、彼にとって自己実現の場となり、自身が社会に貢献することの喜びを実感させるものでした。

まとめ
カイト君の経験は、支援グループやフリースクールでのピアサポートが、不登校や引きこもりの若者にとっていかに価値のあるものであるかを明確に示しています。
彼らに対する適切なサポートと、ポジティブなロールモデルの存在が、彼らの人生において重要な転機となり得ることを、カイト君の事例は教えてくれます。
そして、彼のストーリーからは、自分に合った道を見つけ、それを追求することの重要性が伝わってきます。

7ヶ月カップラーメン生活をしたリョウタ君

リョウタ君のケースは、当会スタッフ 引きこもり予防士の専門的な支援がどのように若者の人生を変えることができるかを示す重要な事例です。
夏休み明けから始まった不登校とその後の引きこもり生活は、リョウタ君にとって大きな試練でした。
カップラーメンだけの生活、親の用意した食事を拒否し、ゲームに没頭する日々は、彼の心身の健康にも悪影響を及ぼしていました。

専門家の介入
この困難な状況に対し、私たち引きこもり予防士は、家庭訪問を通じてリョウタ君との信頼関係の構築から始めました。
信頼関係を築くことは、彼が自分の状況についてオープンに話せるようになるための第一歩であり、支援の基盤となります。

支援の進展
信頼関係が築かれた後、リョウタ君は徐々に自分の状況を改善するための支援を受け入れ始めました。
専門家の支援により、彼は自分の興味や得意分野を再発見し、日々の生活において小さな目標を設定して達成することで、自己効力感を高めていきました。

新しい道の発見
長期的な視野に立ち、リョウタ君は自分に合った生活改善の方法を見つけ出しました。
このプロセスは、彼が自分自身と向き合い、社会への再参加に向けた意欲を育むきっかけとなりました。
最終的に、リョウタ君は航空自衛隊への入隊を決意し、新しい生活をスタートさせました。自衛隊での経験は彼に新たな自信を与え、人生の新しい章を開くことに成功しました。

まとめ
リョウタ君の事例は、引きこもり予防士としての専門家によるきめ細かいサポートが、若者が自らの困難を乗り越え、新しい人生を歩み始めるためにいかに重要であるかを示しています。
専門家の支援を通じて、リョウタ君は自身の潜在能力を引き出し、社会に再び積極的に関わることができるようになりました。
この成功事例は、他の不登校や引きこもりを経験している若者にとっても、希望となるでしょう。

不登校ひきこもり急増 登場人物
https://yoboukyoukai.com/2023/10/2118/

克服法は専門家 引きこもり予防士

リョウタ君の克服方法において、プロフェッショナルなアドバイスと継続的なサポートの重要性は非常に大きいものでした。
7ヶ月間引きこもり、主にカップラーメンで生活していた彼にとって、自宅から一歩を踏み出すことは大きな挑戦でした。
しかし、専門家の手によって、生活改善合宿や学生寮での社会復帰プログラムを経験することで、徐々に外の世界に適応していくことができました。

社会復帰へのプロセス
リョウタ君は通信制高校での学びを続けながら、大学受験に向けて努力していました。しかし、途中で挫折を経験し、最終的には志望校全てに不合格という結果に終わりました。
これはリョウタ君にとって大きな試練でしたが、彼はこの失敗を乗り越えるために再び専門家のサポートを求めました。

進路の決定
大学進学が叶わなかった場合、自衛官になるというリョウタ君とご両親の間の約束がありました。
そのため、通信制高校卒業後、彼は当会の支援のもと、半年間受験勉強に専念し、最終的に航空自衛隊への入隊を決意しました。
これはリョウタ君にとって、新たなスタートを切るための決断であり、彼の人生における新しい章の始まりを意味していました。

継続的なサポートの価値
リョウタ君の事例は、困難な状況を乗り越えるためには、
単に問題を解決するだけでなく、個人の興味や能力に応じた進路選択を支援するプロフェッショナルなアドバイスと継続的なサポートが不可欠であることを示しています。

専門家の支援を受けながら、リョウタ君は自己理解を深め、自分に合った道を見つけ出すことができました。
彼の成功は、専門家による継続的なサポートがいかに重要であるかを明確に示しています。

5つの成功例!子供の引きこもりから公務員へ

リョウタ君、カイト君、タツマW君、カズキY君、そしてY子さんの事例は、
不登校や引きこもりという厳しい状況から抜け出し、それぞれが公務員や自衛官など、社会で活躍する道を見つけ出した実例です。
これらの事例は以下の重要なポイントを浮き彫りにしています

プロフェッショナルなサポートの価値
専門家による個別のアドバイスと継続的なサポートは、困難を乗り越えるうえで非常に重要です。
専門家は個々の状況に応じた支援を提供し、自信の回復や社会復帰への道を照らします。

ピアサポートの力

同じ経験を持つ仲間からのサポートは、孤独感を軽減し、共感と理解をもたらします。
ピアサポートは、不登校や引きこもりからの回復過程で大きな励みとなります。

自身の興味や強みを活かす

個人の興味や強みを見つけ出し、それらを活かすことは、学習意欲の再燃や自己実現への重要な一歩です。
自分に合った進路を選択することで、より確かな自信を築くことができます。

家族のサポートと理解
家族の理解とサポートもまた、重要な役割を果たします。
特に、家族が一丸となって問題に立ち向かう姿勢は、子どもたちに大きな勇気を与えます。

新しい始まりへの一歩

不登校や引きこもりは、人生の終わりではなく、新しい始まりのチャンスです。
適切な支援と自らの努力によって、どんな状況からも前向きな未来を切り開くことが可能です。

これらの事例を通じて、不登校や引きこもりの問題に直面している若者たちとその家族に、希望と具体的な行動のヒントを提供することができます。
重要なのは、一人ひとりに合った支援を受けながら、自分自身の未来に向けて一歩を踏み出す勇気を持つことです。

読者の皆さんへ

人生において直面する困難は、時として私たちの夢や希望を遠ざけるかのように感じられることがあります。
特に、不登校や引きこもりといった状況は、孤独感や途方もない挑戦に直面しているように思えるかもしれません。
しかし、今回紹介した事例は、どんなに厳しい状況でも、適切なサポートと自分自身の努力によって乗り越え、夢を追い続けることが可能であることを示しています。

夢を追い続けることは容易ではありません。それには勇気が必要です。
勇気をもって一歩を踏み出すこと、困難に立ち向かうこと、そして自分自身や周囲の人々と共に成長し続けること。
これらはすべて、夢に向かって進む過程で得られる貴重な経験です。

私たちは、困難を乗り越えた人々から学ぶことができます。
彼らのストーリーからは、ピアサポートの力、プロフェッショナルな支援の価値、
そして最も重要なのは、自分自身を信じて前進し続ける勇気がどれほど大切かが伝わってきます。

このメッセージを通じて、皆さんが自分の夢や目標に向かって勇敢に一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。
困難は乗り越えるためにあります。夢を追い続ける勇気を持ち、自分の可能性を信じてください。
未来は、あなたが切り開くものです。

一般社団法人不登校引きこもり予防協会 相談手順

当会では、不登校や引きこもりに悩むお子様とそのご家族を支援するため、以下の手順で具体的なサポートを進めてまいります。

【ZOOM面談】
まずは、ご両親とのZOOM面談を通じて、お子様の現状やご家庭の状況を詳しく伺います。
この面談を基に、一緒に支援計画を立てていきます。
お子様の抱える問題やご家庭の希望をしっかりと理解した上で、最適な支援方法をご提案します。

【家庭訪問】
ご家族のご希望に応じて、家庭訪問を行うことも可能です。
お子様への直接的なアプローチを検討し、家庭内での具体的な対応策をご相談します。
この際、訪問費と交通費が発生する場合がございますが、より効果的なサポートを目指します。

【居場所の提供】
お子様が安心して過ごせる場所の提供も重要な支援の一つです。
フリースクールなど、お子様にとって居心地の良い環境をご案内いたします。
新たな友人を作ったり、学び直しの機会を得たりすることが可能です。

【不登校合宿・学生寮】
生活の改善が見込めない場合や、遠方からのご相談である場合には、不登校合宿や学生寮の提供も検討します。
日常生活から一時的に離れ、新しい環境で自己を見つめ直す機会を提供いたします。

お子様が抱える問題は一人で解決するのが難しいかもしれませんが、当会の提供する支援を受けることで、新たな一歩を踏み出すきっかけになることを心から願っています。
まずは、お子様とご家族のための最初のステップとして、ZOOM面談へのお申し込みをお願いいたします。この困難な時期を、私たちと一緒に乗り越えていきましょう。
ご不明な点やご心配なことがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。心よりお待ちしております。

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