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「不登校3ヶ月」から引きこもりを防ぐための家庭内対策

不登校が3ヶ月以上続くと、引きこもりになるリスクが高まります。本ブログでは、不登校から引きこもりへ進行しないための家庭内対策について、

不登校~引きこもりステージ判定表を参考にしながら具体的に解説します。

私、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表、杉浦孝宣は、不登校や引きこもりという問題に立ち向かい、

「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現します」という教育ミッションを掲げています。

私たちは、以下の3つのステップで、1万人以上の子どもたちの問題に変革をもたらしました。

規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。

自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。

社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます

これらの取り組みは、成功率9割以上という結果に結びつき、NHKおはよう日本で紹介されるなど、多くのメディアでも取り上げられています。
また、これらの経験と知見は、

「不登校ひきこもりの9割は治せる」,

「不登校ひきこもり急増」,

「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せるという3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。

お悩みの皆さん、不登校や引きこもりに直面しているすべての方々へ、これらの著書や「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」のブログ記事、
そして成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。私たちと一緒に、お子様が抱える問題を解決し、希望に満ちた未来へと一歩を踏み出しましょう。希望は、必ずあります。

また、このテーマについてさらに深く知りたい方は、518日に愛媛県今治明徳短期大学で行われる講演会にぜひご参加ください。近隣の方は特にお見逃しなく。

9割以上の成功率はNHKおはよう日本にも紹介

「不登校3ヶ月」から引きこもりを防ぐための家庭内対策

不登校の専門家やカウンセラーの中には、「不登校は見守りましょう」とアドバイスする方が全国的に多いことをご存知でしょうか。
確かに、子どもが自分のペースで学校生活に戻れるよう、焦らずサポートすることは重要です。
しかし、当会に相談に来られる保護者の方々からは、「3ヶ月経っても状況が悪化し、子どもが親と全く話さない引きこもり状態になってしまった」という声を多く聞きます。

こうした状況を改善するためには、家庭内でコミュニケーションを維持することが非常に重要です。
「不登校を見守る」という言葉を「放っておく」と誤解しないでください。

お子様が親と話さない、昼夜逆転の生活を送る、ゲームに没頭する、お風呂に入らない、部屋が不潔で悪臭がする…
そんな引きこもり状態にある中高生を持つ保護者様は、大変な悩みを抱えていらっしゃることでしょう。

しかし、どうぞご安心ください。当会では、9割以上のケースで問題を解決し、子どもたちの未来を明るく照らし出す支援を行っています。
私たちは、お子様が抱える問題に対して一緒に向き合い、解決の道を探ります。以下のポイントに注目して、家庭内でのコミュニケーションを改善しましょう。

定期的に家族会議を開く
家族全員が集まり、日常の出来事や感じていることを共有する時間を持ちましょう。

共通の趣味や活動を見つける
お子様と一緒に楽しめる趣味や活動を見つけ、共有する時間を増やすことで関係を深めます。

非言語的なコミュニケーションを大切にする
言葉によらないスキンシップや、共に過ごす静かな時間も大切なコミュニケーションです。

プロのサポートを活用する 
必要であれば、カウンセラーや心理療法士などの専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
当会を信用して頂ければ、お任せ下さい

子どもたち一人ひとりが抱える問題は異なりますが、家族の支えがあれば乗り越えられない壁はありません。
私たちは、その支えとなり、子どもたちと保護者の皆様が共に歩む未来を明るく照らすお手伝いをいたします。どうぞ、当会までお気軽にご相談ください。

不登校〜引きこもりステージ判定表

不登校や引きこもりの問題に直面する家族は、その状況を理解し、対処するために、子どもの状態を「ステージ」として捉えることが有効です。
この分類に基づき、各ステージに応じた具体的なサポートの提供方法をご紹介します
家族の皆さんが一丸となって、この課題に取り組むことの重要性を強調します。

ステージ1 不登校の初期段階
不登校期間 1日~60日
対応 親子間のコミュニケーションを重視し、子どもの話をじっくりと聞きます。
生活リズムの乱れが見られない限り、まずは家庭内での安定を図ります。食事は3食しっかりと取るようにし、規則正しい生活習慣を支援します。

ステージ2 不登校が続く場合
不登校期間 61日~180日
対応 親子間のコミュニケーションは保ちつつ、生活リズムの乱れに注意を払います。
この段階で学校や専門家との相談を始めることをお勧めします。
食事に関しても、バランスの取れたものを心掛けましょう。

ステージ3 長期不登校から引きこもりに
不登校期間 181日~
対応 この段階では、第三者の介入が必要になる場合が多いです。
生活リズムの乱れを正し、食事の管理も含めて外部の専門家の助けを借りることが有効です。

ステージ4 引きこもりが顕著に
特徴 自室に閉じこもりがちで、親子間のコミュニケーションが極めて困難に。
対応 専門のカウンセリングやカウンセラーの支援を積極的に求めます。
家族内での対応だけでなく、外部の支援を活用して、子どもが社会に復帰できるようなプランを立てます。

ステージ5 長期化した引きこもり
特徴 20歳を超えて引きこもりが続いており、社会復帰が困難。
対応 この段階での支援はより専門的なものが求められます。社会復帰支援プログラムや、成人向けの支援施設の活用を検討します。
家族もサポートを受けることが重要です。

不登校や引きこもりを経験する子ども達とその家族にとって、一人で抱え込む必要はありません。
各ステージに応じた適切な支援と、家族や周囲の理解があれば、困難な状況を乗り越えることが可能です。
大切なのは、子どもと向き合い、一歩ずつ前に進むことです。

 

不登校期間

親子間のコミュニケーション

生活リズム

食事

ステージ 1

1日~60

ステージ 2

61日~180

×

ステージ 3

181日~

×

×

ステージ 4

年単位

×

×

×

ステージ 5

年齢20歳以上

×

×

×

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外 での交遊など)を回避し,
原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状 態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」と定義厚生労働省サイトより

不登校対策は学校に頼るのではなく、ご家庭でもできます!

学校に不登校対策を依頼しても、「十分な対応をしてくれない」「校長の対応に問題がある」と感じる保護者様もいらっしゃいます。
しかし、本当にその全てが学校側の問題だけでしょうか?

昼夜逆転や生活の不規則さ、ゲーム三昧といった状況は、学校の責任だけではありません。
これらは家庭での生活習慣やルールに大きく関わっています。
例えば、ゲームに関して言えば、確かに学校が子どもにゲーム機を買い与えるわけではありませんよね。

家庭での取り組みとして最も基本的かつ重要なのは、規則正しい生活を促し、生活リズムを正常化することです。
子どもが健全な日常を送るためには、家庭内でのルーティンの確立が不可欠です。起床時間、食事時間、学習時間、遊び時間、就寝時間を定め、それを家族全員で守ることが大切です。

もちろん、家庭だけで解決が難しい場合もあります。そのようなときは、私たちのような専門家や支援機関に相談してください。
家庭と学校、そして専門家が連携し、一人ひとりの子どもに合わせた最適なサポートを行うことで、問題解決へと繋がります。

学校側に対する不満や苦情を口にする前に、まずはご自宅でできることから始めてみましょう。
家庭内での取り組みが、お子様の心と身体の健康にとって最も基礎となる支えです。

そして、ステージ判定表で3以上は 私たち専門家のサポートを頼りにしてください。

一緒に、子どもたちの明るい未来を築いていきましょう。

得意な事、興味のあることを追求しよう

子どもたちが自分の興味や関心を見つけ、それを追求することは、人生において非常に価値のある経験となります。
私たちの長年の指導経験からも、子どもたちが自分の好きなことや得意なことを深く探求することで、多くの場合、困難を乗り越え、成功へと導くことができることを見てきました。

例えば、

幼少期から海外に住み、中学3年生で英検1級を取得した子どもがいます。
文化の違いから不登校になりましたが、
その後、外資系企業に就職し、国際的な舞台で活躍しています。
この例からわかるように、一時的な困難は、将来的に大きな強みに変わる可能性を秘めています。

スポーツを推薦で高校に進学したものの、ケガで中退し、一時は不登校や引きこもりの状態になった子もいます。
しかし、その後、スポーツインストラクターとして活躍するようになりました。これは、スポーツへの情熱が彼の人生を再び前向きな方向へと導いた素晴らしい例です。

また、小さな頃から祖父に連れられて魚釣りをしていた子が、その興味を生かして水産科のある大学に進学したケースもあります。
このように、子供時代の経験が、将来の進路選択に大きな影響を与えることがあります。

さらに、ゲーム好きが高じてフリースクールでesports活動に参加し、プロゲーマーとなった若者もいます。
今やゲームは単なる遊びではなく、職業としても認められる時代です。

こうした活動は、子どもたちの興味や関心が将来のキャリアに直結する素晴らしい例と言えるでしょう。

これらの事例からわかるように、子どもたちの興味や関心をサポートし、その才能や情熱を育むことは、彼らが自分の人生を豊かにし、困難を乗り越える力をつけるために非常に重要です。
子どもたちが自分の道を見つけ、それを全力で追求できるよう、私たち大人はサポートを惜しまないようにしましょう。

不登校期間は時間を有効に使おう

不登校の期間は確かに学校へ行かない時間が生まれますが、この時間を有効活用することで、子どもたちにとって貴重な学びと成長の機会に変えることができます。
家の中での小さな手伝いから始めてみましょう。掃除や洗濯、ペットの世話、買い物など、日常生活の中で子どもたちが参加できる活動はたくさんあります。
これらの活動を通じて、子どもたちに小さな成功体験を積み重ねさせ、自信を育むことが大切です。

例えば、きれいに片付いた部屋を見て「よくできたね」と褒めること、洗濯物を上手にたたんだことを認めてあげることなど、
些細なことでも認め、褒めることで、子どもたちは自分が何かを成し遂げられるという実感を持つことができます。この積み重ねが、彼らの自信に繋がっていきます。

また、私が創業したフリースクールでは、在籍する中高生にピアサポート訪問支援の手伝いをしてもらっています。
具体的には、かつて不登校だった生徒が現在不登校中の子どもたちの自宅を訪問し、話し相手になるなどの支援を行っています。
このようなピアサポートは、サポートする側の生徒にとっても自信や達成感を感じることができる大切な経験です。
自らが経験した不登校という困難を乗り越えたことで得た学びや気づきを、他の子どもたちの支援に活かすことができるのです。

子どもたちに小さな成功体験を積み重ねさせることは、彼らが自分自身を信じ、さらに大きな挑戦に向かっていくための土台を築くことに繋がります。
日々の生活の中で、そしてコミュニティの中で役割を果たすことが、彼らの成長と自己肯定感の向上に大きく寄与するのです。
家庭でも、学校でもない、第三の場所であるフリースクールでの体験が、子どもたちにとって新たな学びと成長の機会を提供します。

教育支援センターダメなら、フリースクールを探そう

不登校の子どもたちが直面している現状を考えると、教育支援センターの利用率が12%というのは、非常に低い数字です。
これは、不登校の子どもたちのほとんどが、学校にも教育支援センターにも足を運んでいないという現実を示しています。
そして、人は居場所を失うと、引きこもりがちになることもよくあります。こうした状況を打開するためには、外部のサポートを積極的に利用することが非常に重要です。

特に大都市圏においては、多くのフリースクールが存在し、様々な教育サービスやサポートを提供しています。これらの施設は、不登校の子どもたちにとって第二の学び場や居場所となり得る貴重な資源です。
フリースクールでは、伝統的な学校教育とは異なるアプローチを取り、子どもたち一人ひとりの興味やニーズに応じた教育を提供しています。
こうした環境は、学校に馴染めなかった子どもたちが自分らしく学び、成長できる場を提供します。

また、地方においても、インターネットを活用したオンラインの学習機会が広がっています。
これにより、どこに住んでいても、質の高い教育コンテンツにアクセスし、
学習を続けることが可能になりました。オンラインスクールでは、同じように学校に行けない子どもたちが集まり、お互いに刺激を受けながら学んでいくことができます。

外部のサポートを利用することで、不登校の子どもたちに新たな学習の場と居場所を提供することができます。
それは、彼らが社会とつながりを持ち続け、自己肯定感を高め、将来に向けて歩み出すための大きな一歩となるでしょう。
子どもたちが孤立せず、多様な学びの機会を持てるよう、保護者や関係者は積極的にこれらのリソースを探求し、活用することが推奨されます。

親子で将来の事、考えましょう

学校教育の中で、将来の職業について具体的に考える機会は意外と少ないものです。
特に、不登校を経験している子どもたちにとっては、将来への不安を感じることも多いでしょう。
しかし、未来について一緒に考え、具体的な職業に触れる体験は、子どもたちにとって大きな希望とモチベーションになります。

例えば、親子で近くの公共施設を訪れる社会科見学は、様々な職業に対する理解を深める絶好の機会です。

警察署、消防署、病院、図書館などは、子どもたちが普段から興味を持ちやすい施設であり、

そこで働く人たちとの交流から、多くのヒントを得ることができるでしょう。

また、一次産業への関心を持たせることも重要です。

現在、農業や漁業など一次産業に従事している人々の平均年齢は70歳に近く、若い世代の参入が望まれています。
ドローンやコンピュータ技術を活用した新しい農業の形、いわゆる「スマート農業」は、子どもたちにとって魅力的な将来像を描く一つの選択肢になり得ます。

自衛隊に関しても、多様な職種があり、高い技術や専門知識を要する仕事が多数存在します。
実際に、不登校経験がある子どもたちが自衛隊に入隊し、新たなスタートを切る例もあります。自衛隊は、厳しい訓練を通じて自己成長を遂げる場であり、多くの若者にとって貴重な体験となります。

子どもたちが将来に希望を持ち、夢を追いかけるためには、様々な職業に触れ、それぞれの仕事が持つ意義や価値を理解することが大切です。
親子で一緒に未来について考え、社会科見学や様々な体験活動を通じて、子どもたちの可能性を広げていきましょう。将来への一歩を踏み出すための支援は、子どもたちが自分の道を見つける大きな助けとなります。

まとめ

不登校や引きこもりを経験している子どもたちにとって、前向きな未来を描くことは、時に大きな挑戦となります。
しかし、家庭、学校、外部のサポート機関が連携し、子どもたち一人ひとりに寄り添うことで、その挑戦を乗り越え、光明を見出すことが可能です。

コミュニケーションを大切にする
  家庭内でのオープンなコミュニケーションを通じて、子どもたちが抱える不安や悩みを理解し、共感することが、信頼関係の構築につながります。
家庭内のルーティンを確立する 
 規則正しい生活リズムを作ることで、子どもたちに安定感を提供し、健全な日々を送る基盤を作ります。

興味・関心を持つことをサポートする
 子どもたちの興味や関心を見つけ、それを深く掘り下げるサポートをすることで、自己肯定感を高め、未来への可能性を広げます。
小さな成功体験を積み重ねる
 家庭やコミュニティでの小さな役割や責任を通じて、成功体験を積み重ねることが、自信へと繋がります。

外部のサポートを積極的に利用する
 フリースクールやオンライン学習など、多様な教育の機会を通じて、学びの場を広げることが大切です。
一緒に未来を考える 
 親子で様々な職業に触れ、社会科見学や体験活動をすることで、将来への希望を育みます。
不登校や引きこもりを経験する子どもたちが自分の居場所を見つけ、未来に向かって一歩ずつ前進できるよう、私たち大人は支え続けることが重要です。
どの子もが自分だけの輝く道を見つけることができるように、心からのサポートを続けていきましょう。

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