不登校支援アドバイザー直伝!不登校ステージ判定“5段階”とは

一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会 代表理事 杉浦孝宣です。

不登校は「段階」で見なければ確実に悪化します。スクールカウンセラーが本人を一度も見ずに「様子を見ましょう」「見守りましょう」と助言するケースが後を絶ちません。
しかし実際の現場では、ステージ3に入った瞬間から本格的な引きこもりが始まります。

そしてこのステージ3~5を放置すると、10年以上続く長期引きこもりへと進行し、20代・30代になって初めてご相談に来られるケースも珍しくありません。

当協会は日本で唯一「引きこもり予防士(認定資格)」を設け、家庭訪問・合宿・寮を通じて、本人と家庭を同時に支援する仕組みを構築してきました。
その結果、NHKや光文社の取材を通じ、9割以上の改善実績が公的に確認されています。

この記事では、40年以上・1万人を超える支援から体系化した「5段階ステージ判定」「7つの支援ステップ」を、全国の保護者の皆さまに向けて解説します。

「今、家庭で何が起きているのか」 「この先どう進めばよいのか」 その全体像が必ず見える内容です。

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。

このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。

目次

不登校、引きこもりの未来を変える3つのステップ|

  • 規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
  • 自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
  • 社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます

これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。

こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン Youtube pivotでは前編後編 30万超再生回数 多くの親御さんに希望を届けました。

この経験をまとめた4冊の著書

不登校・ひきこもり急増 コロナショックの
支援の現場から
(光文社新書) 

不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ(光文社新書) 

もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる(実務教育出版)

高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる!(宝島社新書) 

加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!

第1章|不登校は“ステージ3から引きこもり”が始まる

● ステージ判定が必要な理由

多くの保護者は「まだ不登校だから大丈夫」と思いがちですが、実際にはステージ3に入った瞬間から引きこもりが本格的に始まります
この段階での行動支援が遅れると、外出拒否・家庭内孤立・昼夜逆転が定着し、改善コストが一気に跳ね上がります。

● ステージ3を見逃すとどうなるか

ステージ3を「様子見」にしてしまうと、子どもは部屋にこもり、親も声をかけづらくなり、悪循環が発生します。
早期介入ができれば3ヶ月で改善するケースが多い一方、放置すれば数年・10年単位で進行します。

第2章|先延ばしが招く“慢性化”の現実

● 実際の相談現場で起きていること

当協会には、

  • 20代で相談に来る元不登校
  • 30代で10年引きこもった後に相談
  • 時には40代で家庭が崩壊寸前

このように「学齢期の先延ばし」が重大な結果を招いている実例が多くあります。

● 引きこもりは自然に治らない

「時間が経てば治る」は幻想です。生活リズムの乱れ、孤立、失敗経験の蓄積により、本人の主体性は年々低下します。

第3章|5段階ステージ判定(最新版)

🟢 ステージ1:初期不登校(軽度)

欠席は増えるが、外出や会話はできる段階。親のコーチングで改善しやすい。

🟡 ステージ2:慢性不登校(2ヶ月以上)

朝起きられない、学習拒否、外出拒否が顕著。見守りでの改善は困難。

🔵 ステージ3:引きこもり(家庭内孤立/ここから本格化)

部屋にこもる時間が増え、ゲーム・スマホ依存、会話減少が進む。引きこもり開始ライン

🟣 ステージ4:引きこもり(厚労省の正式定義|半年〜数年)

家族ともほぼ交流なし。外出ゼロ。昼夜逆転が固定化。厚生労働省の定義に該当する引きこもり状態

🔴 ステージ5:長期引きこもり(大人の引きこもり146万人問題)

数年〜10年以上の社会参加ゼロ。成人後の回復難度が最も高い状態。しかし、家族が諦めなければ回復は可能。

第4章|当協会が改善できる理由(親コーチング × 家庭訪問)

● 日本唯一の資格「引きこもり予防士」

訪問支援・心理支援・行動支援を行える専門家。生徒本人を直接見ることで正確なステージ判定が可能。

● 親コーチングが不可欠な理由

親の声のかけ方が変わるだけで、子どもの反応が激変します。家庭全体の関わり方が整うことで改善が加速します。

● 合宿・寮・訪問の「実動支援」

生活改善合宿(八王子・セブ)や寮生活で昼夜逆転をリセットし、対人関係を回復させます。

第5章|16名以上の成功事例で見る“回復のプロセス”

当協会には、ステージ3〜5から回復した16名以上の実例があります。

  • 10年引きこもり → 公務員になったY子さん
  • 中1不登校 → 支援7ヶ月で自衛隊へ進んだカイト君
  • 中高一貫校不登校 → 区役所勤務になったカズキ君
  • 高1引きこもり → 看護大学へ進学したシュン君
  • 高校中退 → 美大合格 → インターン → 社会人となったG君

共通点は「親が諦めなかった」こと。支援が途切れなければ、必ず再出発できるのです。

第6章|7つの支援ステップ(支援マップ)

STEP1|ステージ判定

まず「今どの段階か」を可視化するところから始まる。

STEP2|親のコーチング

親の声かけ・関わり方を整える。

STEP3|家庭訪問(アウトリーチ)

実際に訪問し、本人の心の状態・行動を確認する。

STEP4|生活改善合宿・寮

昼夜逆転を短期間でリセット。

STEP5|学び直し(通信制高校・サポート校)

自己肯定感を再構築し、進路選択を可能にする。

STEP6|アルバイト・インターン

小さな成功体験で自信を取り戻す。

STEP7|社会貢献・自立支援

最終ゴールは「社会で役割を果たすこと」。公務員・大手企業など多数輩出。

第7章|支援がうまくいく家庭の共通点5つ

  • 早期にステージ判定を受けた家庭
  • “様子見”をやめた家庭
  • 家庭訪問を導入できた家庭
  • 親のコーチングと子の行動支援が両輪で動いた家庭
  • 小さな変化を一緒に喜べる家庭

第8章|当協会の支援導入の流れ

① 無料相談 → ② ステージ判定 → ③ 訪問支援 → ④ 支援計画 → ⑤ 合宿・寮 → ⑥ 学び直し → ⑦ 就労支援

第9章|よくある質問(Q&A)

Q1. 引きこもりはいつまで続きますか?

ステージ3以上は、保護者が何もしなければ無期限で続きます。 当協会のデータでは、ご家族が協力した場合、平均3ヶ月で目に見える改善が起きています。

ただし完全回復には「引きこもっていた期間」と同じ時間が必要と考えてください。

Q2. 本当に9割解決しているのですか?

はい。NHKや光文社の取材・検証を経て報道された客観的な数字です。 そして、ご両親が諦めない限り、改善確率は限りなく100%に近づきます。

Q3. 改善しなかったケースはありますか?

はい。共通点は「途中でご家族が諦めてしまった」ことです。

  • ご両親が支援を中断した
  • 離婚や家庭不和で支援継続が難しくなった
  • 片親で周囲の協力が得られなかった
  • 精神科医の言いなりになり過量服薬(オーバードーズ)
  • 自殺・自殺未遂、家庭内暴力事件

逆にいえば、家族が諦めなければ、失敗はありません。

第10章|結論:動いた家庭から、子どもは必ず変わる

ステージ3からは引きこもり。ステージ4からは厚労省定義の引きこもり。ステージ5は146万人の大人の引きこもり層に直結します。

しかし、どの段階でも遅すぎることはありません。

今動けば、必ず変わります。 支援は“早めに・一緒に・伴走で”。 あなたのお子さんにも再出発の可能性は残されています。

📩 まずは30分無料相談で状況をお聞かせください。

▶︎再生回数40万回超 前編・後編!YouTube番組「#Pivot」

中学受験を頑張り抜き、晴れて中高一貫の私立校に進学したわが子——
順調に見えていたのに、ゴールデンウィーク明けに突然「学校に行きたくない」と言い出す…。
そんなご相談が、今まさに急増しています。

私・杉浦孝宣が出演した教育系YouTube番組「#pivot」では、
「中高一貫校進学後に不登校になった」というリアルな事例が多く寄せられ、大きな反響を呼びました。

▼【前編】不登校・引きこもりは9割解決できる!
スマホ・ゲーム依存対策/「見守り=放置」の落とし穴/重症度チェック付き
▶️ https://youtu.be/UjT1xHGcLO0?si=b8wo9Bu4CiqgQqh4

▼【後編】年齢別の対応法と立ち直りの3ステップ
同性の親の関わり方/学力の壁への向き合い方
▶️ https://youtu.be/qLQnFUBvG6M?si=ggFwi3Tky0QFcjWI

番組では、花まる学習会・高濱正伸先生とともに、
『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』をベースに、
親の具体的な関わり方、そして子どもの立ち直りのプロセスについて詳しく解説しています。

私たちははっきりと断言します。
見守るだけでは、子どもの未来は変わりません。親の行動こそが、未来を変える鍵なのです。
ぜひご視聴の上、ご家庭での対応のヒントにしていただければと思います。

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