
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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「オンラインで相談しても、結局うちは変わらなかった」――
そう話す保護者の方が、いま全国で増えています。
不登校・引きこもりの支援が“オンライン化”する一方で、
家庭の中では「生活リズムの乱れ」「親子の断絶」「スマホ依存」が深刻化しています。
もちろん、オンライン面談だけで改善するケースもあります。
しかし、長期化・重度化した不登校 引きこもりの場合、“話すだけ”では変化は起きません。
私は、一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会の代表理事として、
40年以上にわたり全国の家庭を訪問し、1万人以上の子どもたちと向き合ってきました。
その結果、わかったことがあります。
――それは、「子どもが変わるのは、支援者が“動いたとき”」だということです。
本記事では、オンライン支援に限界を感じているご家庭に向けて、
当協会が実践する“動く支援”――親のコーチング、家庭訪問、生活改善合宿、社会接点支援――の具体的な流れと成功事例を紹介します。
オンラインだけでは届かない、“現場で起きた本当の変化”を知ってください。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン Youtube pivotでは前編+後編 30万超再生回数 多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!
不登校の子どもを支えるうえで、オンライン相談やカウンセリングだけでは限界があります。
なぜなら、「聞くこと」だけでは生活が変わらず、行動の再スタートにつながらないからです。
近年、オンライン支援は全国どこからでも相談できる便利な仕組みとして広がりました。
しかし、子どもの心と生活を本当に立て直すには、“体感的な変化”と“関係の再構築”が必要です。
たとえば、昼夜逆転の生活をしている子に「明日は早く起きよう」と画面越しに伝えても、
実際に朝、起こしてくれる人がいなければ、行動は変わりません。
オンライン支援の多くは“頭で理解する支援”にとどまります。
一方で、不登校や引きこもりの改善に必要なのは、“体で実感する支援”です。
生活のリズムを整える、人と関わる、外に出る――そのどれもが、画面の向こうでは実現できません。
たとえば、あるご家庭では半年間、オンライン面談を続けていました。
お母さんは真剣にアドバイスを受け入れ、励ましの声かけも行っていました。
しかし、息子さんは相変わらず昼夜逆転、ゲーム中心の生活で外出も拒否。
「話を聞いても、そのあと何をすればいいかわからない」という状態が続いていました。
そこで、当協会の支援員が家庭訪問を実施。
玄関先での短い会話から始まり、数週間後にはコンビニまで一緒に外出。
その後は生活改善合宿に参加し、朝6時起床・三食・掃除・運動という生活を体験しました。
結果、半年後には通信制高校に編入し、週3日登校を継続できるまでに回復しました。
この変化を生んだのは、“話す支援”から“動く支援”へ切り替えたことでした。
もちろん、すべてのケースで現場支援が必要というわけではありません。
当協会でも、オンラインだけで改善したご家庭もあります。
たとえば、親御さんがコーチングを学び、声かけや生活管理を見直すことで、
お子さんが自ら登校を再開した例も少なくありません。
つまり大切なのは、“オンラインだけで終わらせない姿勢”です。
必要に応じて家庭訪問や合宿に切り替え、実際に「行動を変える支援」に進む準備をしておくこと。
その柔軟な支援の選択こそが、9割の家庭を再スタートに導いてきたのです。
オンラインは「入口」としてはとても有効です。
しかし、それだけで終わらせてしまうと、子どもは現実の行動を変えるきっかけをつかめません。
画面の向こうで終わらせず、支援者が現場に足を運び、
家庭の空気、生活のリズム、親子の距離を実際に整える――それが“9割を変えた支援”なのです。
「オンラインだけでは変わらない」――それは否定ではなく、“次の一歩”への合図です。
オンラインで変われる家庭も、現場支援で動き出せる家庭も、どちらも希望があります。
大切なのは、子どもと親の「行動を変える」選択肢を持つことです。
「9割が解決できる」――この言葉を最初に使い始めたのは、私たち一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会です。
40年以上にわたり全国の家庭を支援し、延べ1万人以上の子どもたちと向き合ってきました。
そのうち9割以上が、再び学校や社会に復帰し、進学・就職・自立へとつながっています。
もちろん、これは一夜にして得られた数字ではありません。
初期の頃、私自身が家庭教師として一人ひとりの不登校の子と関わり、
「学力を上げるだけでは変わらない」ことを痛感したことが原点です。
生活リズムが乱れ、自信を失った子どもに必要なのは、
“勉強”よりも先に“生活”と“心の回復”だと気づいたのです。
そこから、支援の形を試行錯誤してきました。
親へのコーチング、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、アルバイト支援――。
どれも一つひとつが、現場での実践と経験から生まれた仕組みです。
つまり私たちの「9割解決」という言葉は、単なるスローガンではなく、
40年の支援データと人の変化の積み重ねから導き出された“実証値”なのです。
印象に残っているのは、10年間引きこもっていたY子さん。
20代半ばで初めてオンライン相談を受け、やがて家庭訪問を経て通信制高校に進学。
その後、短大を卒業し、保育士として働き、最終的には公務員として地域に貢献する立場になりました。
最初は小さな一歩でも、正しい支援の手順を踏むことで、人は必ず変わるのです。
また、カイト君(中1で不登校→寮生活→自衛隊)や、
リョウタ君(家庭訪問→通信制→航空自衛隊)など、
生活改善を伴う支援で社会復帰した若者たちは数え切れません。
彼らに共通しているのは、「話を聞くだけ」で終わらず、
支援者と共に“実際に行動した”ということです。
この9割という数字は、私たちにとって誇りであると同時に、
「残り1割をどう救うか」という使命でもあります。
なかには、家庭の事情や本人の体調によって、支援が途中で止まってしまうケースもあります。
それでも私たちは、可能な限り家庭とつながりを持ち続け、
再び立ち上がるチャンスを共に探します。
不登校の解決に“魔法の方法”はありません。
けれども、現場で動き続ける支援には確かな再現性があります。
一人では動けなかった子どもが、支援者と共に歩き始める――
その小さな一歩の積み重ねこそが、「9割を変えた」理由なのです。
不登校や引きこもりの問題において、最も重要なのは「動く支援」です。
これは単に「外に出ましょう」と励ますことではありません。
支援者が家庭に入り、生活のリズムを整え、信頼関係を築きながら、
子ども自身が“動ける力”を取り戻していく支援のことを指します。
不登校や引きこもりの背景には、心の問題だけでなく、生活習慣の乱れがあります。
朝起きられない、夜中までスマホやゲーム、昼夜逆転、家族との会話がない――。
こうした状態を放置したままでは、どんなにカウンセリングを重ねても変化は起きません。
だからこそ、私たちは現場に足を運び、子どもの「生活」と「行動」に直接関わります。
たとえば、家庭訪問では最初の10分間、何も話さないこともあります。
無理に会話を引き出すのではなく、「ただそこに居る」ことから始めるのです。
閉じこもっている部屋のドア越しに、「お母さんが心配しているよ」「ご飯一緒に食べようか」――
そんな一言が、最初の“つながりの芽”になります。
支援は、本人が「信じていい」と思える瞬間をつくるところから始まります。
そこから一歩ずつ、玄関の外へ、近所のコンビニへ、散歩へと、
少しずつ生活空間を広げていきます。
無理に学校へ戻すのではなく、“社会との再接続”を段階的にサポートするのが特徴です。
一方で、親御さんには「子どもを動かそうとしない」ことをお願いしています。
親が焦りや不安をぶつけると、子どもは心を閉ざしてしまう。
だから、親には“支える技術”を学んでもらい、私たち支援者が“動かす役”を担います。
親と支援者の役割を分けることで、家庭内の関係が崩れず、子どもも安心して変化を受け入れられるのです。
具体的には、支援員が訪問して会話の糸口をつくり、
必要に応じて生活改善合宿や学生寮など、環境を変える支援へとつなげます。
合宿では早寝早起き、掃除や食事当番などの生活リズムを整え、
他者との共同生活の中で「自分にもできる」という自信を取り戻します。
こうした“動く支援”の哲学は、決して特別なことではありません。
人は誰かと関わり、身体を動かすことでしか、心のエネルギーを回復できないのです。
動く支援とは、「話す」だけで終わらず、「一緒に歩く」支援。
画面越しではなく、同じ空気を吸いながら寄り添う実践。
その積み重ねが、9割の子どもたちを再び社会へと送り出してきました。
不登校や引きこもりの支援で、最初に行うのが「ステージ判定」です。
これは、子どもの状態を1〜5段階で可視化する当協会独自の仕組みです。
感情や印象ではなく、客観的に「今どの段階にいるのか」を把握することで、
親も支援者も同じ目線で支援の方向性を共有できるようになります。
多くの家庭では、「うちの子は怠けているのでは」「甘やかしすぎたのかも」と、
感情の揺れに悩み、対応がぶれてしまいがちです。
けれども、実際にお子さんがどんな段階にいるかを把握していないままでは、
“今やるべきこと”と“まだ早いこと”の区別がつかず、結果的に悪循環を生みます。
たとえば、ステージ1は「一時的な不安や疲れ」、ステージ2は「欠席の増加」。
ここで適切な対応をすれば、数週間〜数か月で学校に戻れるケースもあります。
しかし、ステージ3(昼夜逆転・会話拒否・家庭内で孤立)が続くと、
やがてステージ4(外出拒否・自室引きこもり)へ進行します。
さらにステージ5では、家族に対する暴言や暴力、完全な社会的孤立に発展することもあります。
つまり、ステージを見誤ると、対応を誤るということです。
たとえば、ステージ4や5の状態で「そろそろ学校に行こう」と促すと、
逆に反発や閉鎖的行動を強めてしまう危険があります。
逆に、ステージ2や3の段階で親の対応が穏やかであれば、
子どもは「まだ自分を信じてもらえている」と感じ、前向きな変化を見せやすいのです。
当協会では、初回相談の際にこのステージ判定を行い、
お子さんの生活リズム、会話の有無、外出状況、親子関係、興味関心などを丁寧に聞き取ります。
そして、今の状態に合わせた支援プランを提示します。
ステージ3なら、まずは家庭内の関係修復と生活習慣の回復。
ステージ4・5なら、訪問や合宿など現場支援を早期に導入します。
この“見える化”をすることで、親御さん自身も「焦らなくていい」と思えるようになります。
「今はステージ3だから、まだ外出は難しい」「次はステージ2を目指そう」と、
支援の目標が明確になることで、家庭全体に落ち着きが生まれるのです。
感情ではなく状態で見る――。
それが、当協会が40年間で培ってきた支援の第一歩です。
そしてこの仕組みこそ、全国どの家庭でも支援を再現できる理由のひとつ。
お子さんの“今”を正しく見極めることで、次に何をすべきかが自然と見えてきます。
不登校や引きこもりの支援は、子どもを変える前に、まず親の関わり方を変えることから始まります。
子どもの行動は、親の言葉や態度の影響を強く受けます。
だからこそ、当協会では最初に「親のコーチング」を導入し、
親が子どもにどう接すればよいかを学ぶ時間を設けています。
多くの親御さんは、「どう声をかけても反応がない」「何を言っても逆効果」と悩まれます。
焦りや心配から「早く学校へ行ってほしい」「このままでは将来が心配」と言葉を重ねてしまい、
結果的に子どもとの距離が広がってしまうのです。
しかし、コーチングを通して「伝え方」や「タイミング」を学ぶと、家庭の空気が少しずつ変わり始めます。
親のコーチングの基本は、「質問」と「傾聴」です。
子どもを動かすために説得するのではなく、
「どうしたいと思っている?」「どんなことならできそう?」と、
子ども自身の気持ちを引き出す質問を投げかけます。
また、否定せずに最後まで話を聞くことで、
子どもは「自分の話を受け止めてもらえた」と感じ、心を開きやすくなります。
たとえば、あるご家庭では、母親が毎日「早く起きなさい」と言っていた時期がありました。
ところがコーチングを学んだあと、「今日はどう過ごしたい?」と聞くように変えたのです。
その小さな変化が、子どもの自主性を引き出すきっかけになりました。
「自分で決められる」と感じることで、子どもは少しずつ行動を変えていくのです。
また、親が自分自身の感情を整えることも大切です。
不登校の子どもを支える親は、日々プレッシャーと孤独を感じています。
コーチングでは、そうした親の心の整理にも時間を使います。
「うちだけじゃなかったんだ」と気づくことで、
親御さんの表情がやわらぎ、子どもも安心できる家庭環境に戻っていきます。
実際、親のコーチングを3か月続けた家庭では、
「笑顔が増えた」「子どもから話しかけてくるようになった」という変化が多く見られます。
子どもが動き出す前に、家庭が“動き出す”――それが支援の第一歩です。
この段階では、オンライン面談が非常に有効です。
親御さんが支援者と定期的に対話しながら、
「どこまで声をかけるか」「何を待つか」を一緒に整理していきます。
こうして親の行動が変わり、家庭に落ち着きが戻ると、
子どもも少しずつ外の世界に関心を取り戻していくのです。
不登校の回復は、子どもだけの問題ではありません。
家庭が変われば、子どもも変わる。
親が学ぶ姿勢を見せることこそ、最も強いメッセージなのです。
家庭訪問は、支援のなかでも最も慎重に行うステップの一つです。
それは「子どもの世界に入り込む」というよりも、
「つながり直す」ことを目的とした、最初の“実際の一歩”だからです。
不登校や引きこもりの状態が長くなるほど、
子どもは「誰にも理解されない」「話しても無駄だ」という気持ちを強めていきます。
親や先生、カウンセラーに対しても心を閉ざし、
「どうせまた怒られる」「期待されてるだけ」と思い込んでしまうのです。
そんな心の扉を、真正面からこじ開けようとしても、逆効果になります。
だからこそ、家庭訪問では“話す”よりも“寄り添う”姿勢を大切にしています。
部屋のドアをノックしても返事がなければ、無理に話しかけません。
玄関先で「こんにちは」「今日は少し顔を見に来ました」と穏やかに声をかけ、
その場の空気を温めることから始めます。
時には何も話さず、静かにその場に居るだけの日もあります。
けれども、その“何もしない訪問”が、子どもにとっては「安心」の第一歩になるのです。
印象に残っているのは、リョウタ君のケースです。
彼は中学の途中から家にこもり、2年間外出しない生活を続けていました。
初回訪問では一切顔を見せませんでしたが、
2回目の訪問のとき、部屋のドア越しに「この前の人、また来たの?」と小さな声が聞こえました。
その一言が、信頼関係の始まりでした。
3回目には玄関まで出てきて、4回目にはコンビニまで一緒に外出。
半年後には通信制高校に編入し、最終的に航空自衛隊に進みました。
このように、家庭訪問は「外に出る力」を取り戻すための、最初のステップになります。
親が何度声をかけても動けなかった子どもが、
第三者の存在によって心を少しずつ開き、自分のペースで行動できるようになる。
それが訪問支援の最大の効果です。
親御さんにとっても、家庭訪問は大きな支えになります。
「うちの子に他人を会わせるなんて無理」と言っていた家庭が、
支援員が穏やかに関わる姿を見て、「この人たちなら任せられる」と信頼してくださる。
家庭訪問は、子どもだけでなく、親にとっても“孤立から抜け出す瞬間”なのです。
訪問支援は全国どこへでも行います。
距離がある地域でも、交通費をご負担いただければ、必ず現地へ伺います。
なぜなら、画面越しでは見えない“家庭の空気”を感じ取ることこそ、支援の要だからです。
部屋の明るさ、家族の会話、生活リズム――どれも現場でしか分からない情報です。
こうした家庭訪問を通じて、支援員は子どもの「信頼の芽」を育てます。
次のステップである合宿や寮生活につなぐためにも、
この“訪問支援の成功”が、支援全体の流れを決定づけるのです。
家庭訪問は、誰かの家に入ることではなく、
その家庭の心の中に“再び光を入れる”こと。
それが、私たちが動く理由です。
家庭訪問で外に出るきっかけをつかんだ子どもたちが、次に向かうのが生活改善合宿や学生寮です。
これは単なる「泊まり込みの支援」ではなく、
生活習慣をリセットし、心と身体のリズムを取り戻すための、“再スタートの場”です。
不登校や引きこもりの状態が続くと、
「朝起きられない」「昼夜逆転」「食事の乱れ」「家事ができない」といった生活面の崩れが進行します。
本人の意思だけでこの生活を立て直すのは難しく、
親がいくら声をかけても家庭内では環境が変わらない――そこに限界があります。
だからこそ、合宿や寮という“生活の場を変える支援”が必要なのです。
合宿では、朝6時の起床から1日が始まります。
朝のラジオ体操、食事づくり、掃除、ウォーキング。
これらをスタッフや他の参加者と一緒に行うことで、
子どもたちは自然と「人と関わること」や「生活リズムを守る感覚」を取り戻していきます。
最初の2日間は、無言で下を向いていた子が、
3日目には「おはようございます」と自分から声を出す。
4日目には、他の子の分まで洗い物を手伝う。
そんな変化が、合宿では当たり前のように起こります。
高1の春から引きこもっていたシュン君も、最初は合宿に来ることを拒み続けていました。
しかし、「ここで変わらなかったら一生このままかもしれない」という母親の言葉に背中を押され、
4泊5日の生活改善合宿に参加。
初日は何も話さなかった彼が、最終日には「次はバイトに挑戦してみたい」と笑顔を見せました。
数か月後、看護系の大学を目指して予備校に通うようになり、見事合格。
今では、自分と同じように悩む同世代の仲間を支えています。
また、学生寮では、生活習慣の改善だけでなく、「社会性」を育てます。
寮では自分で掃除・洗濯・食器片付けをし、他者と協力して暮らす。
失敗もありますが、その一つひとつが“自立の練習”になります。
寮で半年過ごしたカズキ君(中高一貫校不登校→公務員)は、
「人に頼るのが苦手だったけど、ここで“ありがとう”を言えるようになった」と語っていました。
合宿や寮での生活は、子どもたちにとって“リセット”ではなく“リスタート”です。
朝起きる、食事をとる、人と挨拶をする――。
その当たり前の積み重ねが、心の回復を促し、「自分にもできる」という感覚を取り戻させます。
当協会では、この過程で「7つの習慣」を取り入れています。
支援員と共に“自分のミッションステートメント(人生の目的)”を作り、
自分の人生をどう歩みたいかを具体的に言葉にしていくのです。
この時間を通して、多くの子が「自分の意志で未来を描く」力を取り戻していきます。
生活改善合宿や寮生活は、親の“見守り”では届かなかったところに光を当てる支援です。
一人では難しかった朝の一歩を、仲間と一緒に踏み出すことで、
「生きるリズム」と「心の筋力」を取り戻す。
それが、“動く支援”の中で最も大きな変化が生まれる瞬間なのです。
生活改善合宿や寮でリズムを取り戻した子どもたちが、次に取り組むのが社会との再接続です。
人との関わりを避けてきた期間が長いほど、社会復帰の壁は高く感じられます。
しかし、その第一歩は「働くこと」や「他者の役に立つこと」から始まります。
私たちの支援では、アルバイト体験やインターンシップを通じて、
“社会の空気”に少しずつ慣れていく仕組みを整えています。
いきなりフルタイムで働くのではなく、
まずは週1回・数時間のボランティアや職場体験など、小さな成功体験を積み重ねていくのです。
たとえば、リョウタ君(家庭訪問→通信制高校→航空自衛隊)は、
最初は週に一度、近所の農家で草刈りや収穫の手伝いを始めました。
「ありがとう」「助かったよ」と言われるたびに、
少しずつ自信を取り戻し、外に出ることが当たり前になっていきました。
その経験がきっかけで、「体を動かす仕事がしたい」と自衛隊を志すようになったのです。
また、タツマ君(不登校→大学→公務員)は、
合宿後にアルバイトで地域の清掃活動に参加しました。
「働くことが怖くなくなった」「社会に居場所があると感じた」と話してくれました。
こうした“誰かに感謝される経験”が、自己肯定感を取り戻す原動力になります。
社会接点を取り戻す段階で、私たち支援員は「伴走者」として寄り添います。
子ども一人では職場見学すら不安で動けないこともあります。
そこで、支援員が一緒に同行し、挨拶や応募フォームの書き方までサポートします。
こうして少しずつ「働くリハビリ」を重ねることで、
やがて自分の力でアルバイト先に通えるようになるのです。
また、学生インターン制度も重要な支援のひとつです。
同年代の大学生が先輩・支援員として関わることで、
子どもたちは「この人も最初は苦しんでいたんだ」と共感し、心を開きやすくなります。
支援員との信頼関係が“仲間意識”に変わる瞬間、
社会とのつながりはより自然な形で回復していきます。
社会接点を取り戻すとは、単に働くことではありません。
「人に認められる」「感謝される」「頼られる」――。
その小さな積み重ねが、「自分も社会の一員だ」という自覚を生み出します。
やがてその経験は、「自分も誰かを支えたい」という意欲に変わり、
次のステップである“社会貢献支援”へとつながっていくのです。
社会接点を取り戻した子どもたちが、次に向かうのは「他者のために動く」ステージです。
ここで初めて、支えられてきた側が“誰かを支える側”へと変わり、
真の意味での自律を体感します。
自律とは、単に働くことや経済的に自立することではありません。
それは、「自分の意思で行動を選べること」。
つまり、他人の期待に応えるためではなく、自分の価値観で動ける力を指します。
当協会の社会貢献支援では、アルバイトや就職だけでなく、
地域活動・ボランティア・後輩支援などを通して、
子どもたちが「自分にもできることがある」と気づく体験を重ねていきます。
たとえば、10年の引きこもりを経て公務員になったY子さん。
最初は“自分の人生に意味があるのか”と悩み続けていましたが、
支援を受けた経験をきっかけに、「今度は私が誰かの力になりたい」と区役所勤務を希望。
現在は、子育て支援課で相談業務を担当しています。
Y子さんはこう語ります。
「私を見て“あの人も昔そうだったんだ”と勇気をもらえる人がいるなら、それが一番うれしいです。」
この“誰かの役に立てた”という実感こそ、
自分で生き方を選び取る“自律”の始まりです。
同様に、タツマ君(不登校→大学→公務員)は、
高校時代に一度は将来を諦めていました。
しかし、合宿を経て再起し、公務員として地域に貢献するようになった今、
休日には後輩たちの学習サポートを手伝っています。
「支援を受けたことを誇りに思えるようになった」と笑顔で話してくれました。
こうした社会貢献の循環は、支援の最終ステージ「STEP7|社会貢献・自律支援」にあたります。
ここでは、支援員が伴走しながらも、主役はあくまで本人です。
就職活動のサポート、職場定着のフォロー、地域ボランティア紹介など、
一人ひとりが“自分のペースで社会と関わる”ことを大切にしています。
自律とは、「完璧になること」ではありません。
うまくいかない日があっても、自分で立ち直る力を持つこと。
それが、私たちが支援のゴールとしている姿です。
実際に、支援を受けた若者の多くがこう話します。
「昔は助けてもらうばかりだったけど、今は自分が誰かを励ませるようになった。」
支援の原点は、“人と人がつながること”。
誰かの「ありがとう」が、次の誰かの希望になります。
その輪が広がっていくことで、社会全体が少しずつ優しく、温かくなる。
私たちが目指す“自律支援”とは、まさにその循環を育てることなのです。
不登校や引きこもりの子どもたちが変わっていく過程を見てきて、
私が確信しているのは、すべての出発点は家庭にあるということです。
どんなに支援員が寄り添っても、どんなに学校や社会が受け入れても、
家庭の中に「安心」がなければ、子どもは本当の意味で変わることはできません。
家庭が安心の基地となり、親が焦らず・諦めず・信じ続ける姿を見せることで、
子どもは再び外の世界へ踏み出す勇気を持てるのです。
多くの親御さんが、最初はこう話します。
「もう限界です」「何を言っても動きません」「このまま一生部屋から出てこないのでは」。
しかし、親が変わると、家庭の空気が変わります。
そして、家庭が変わると、子どもも必ず動き出します。
あるお母さんは、息子さんが半年以上引きこもっていた時期、
毎朝「起きなさい」と怒鳴る代わりに、コーチングで学んだ“質問の力”を使いました。
「今日はどんな1日にしたい?」
たったそれだけの言葉で、家庭の空気が変わり、
1ヶ月後には親子で散歩に出かけられるようになったのです。
支援の現場では、どんな成功も、どんな変化も、すべて家庭の力が関わっています。
合宿で変わった子どもも、寮で自律を身につけた子どもも、
帰る場所に“あたたかい家庭”があったからこそ、前に進み続けることができました。
私たちは、親御さんに完璧を求めていません。
ただ、「一緒に歩む覚悟」を持ってほしいのです。
子どもが一歩動けたとき、一緒に喜べる存在でいてください。
うまくいかない日があっても、怒りではなく「信じる気持ち」で支えてください。
その積み重ねが、子どもにとっての“生きる力”になります。
家庭こそが、再出発の起点であり、未来をつくる最も強い支援の場なのです。
🌱 すべての家庭へ
「動かない子をどうすればいいのか」と悩んでいるあなたへ。
焦らず、孤立せず、どうか一度、私たちに相談してください。
私たちは、親のコーチングと子どもの行動支援を両輪に、
全国どこへでも“動く支援”を行っています。
オンラインだけでなく、実際にご家庭を訪問し、合宿・寮・社会接点づくりまで伴走します。
あなたの家庭にも、まだ希望はあります。
一人で抱え込まなくて大丈夫。
再出発のきっかけは、きっと今日から始められます。
不登校・引きこもりの回復は、“見守る”だけでは進みません。
家庭・親・支援者が一体となり、段階的に取り組むことで、確実に変化が生まれます。
以下の「7つの支援ステップ」は、当協会が40年以上の実績から体系化した、再出発のための実践モデルです。
ステップ | 概要 | 主な支援内容 |
🟢 STEP1|ステージ判定(現状の可視化) | 現在のお子さんの状態を、行動・生活・感情面から1~5段階で客観的に分析します。 | オンライン無料相談/初回ヒアリング/支援計画作成 |
🟡 STEP2|親のコーチング(関係修復) | 親の対応力を高め、関係悪化を防ぎ、家庭を安心の拠点に戻します。 | 月1~2回オンラインコーチング/対応法レクチャー |
🔵 STEP3|家庭訪問支援(信頼関係の再構築) | 支援員が実際に家庭を訪問し、子どもとの信頼関係を丁寧に築きます。 | 支援員(認定 引きこもり予防士)による訪問/外出同行 |
🟣 STEP4|生活改善合宿・寮生活(生活リズム回復) | 乱れた生活をリセットし、自立の基盤を整えます。 | 4泊5日の合宿/中期~長期寮生活/共同生活トレーニング |
🟤 STEP5|学び直し(進路・学習支援) | 通信制高校・フリースクールなどを通して“再チャレンジ”を支援します。 | 学習支援/通信制高校連携/資格・進学サポート |
🔴 STEP6|アルバイト・インターン(社会接点回復) | 働く・関わる体験を通じて、社会の中での自信を取り戻します。 | 職場同行/面接練習/就労体験プログラム |
🟠 STEP7|社会貢献・自律支援(支え合う循環へ) | “支えられる側”から“支える側”へ。自律的に生きる力を育てます。 | 就職・公務員支援/地域活動・後輩支援/キャリア伴走 |
💡 どのステップからでも始められます
状態や地域に応じて、最適なステップから支援をスタートできます。
「まずは親が学びたい」「訪問をお願いしたい」「合宿を検討したい」など、どんな段階からでもご相談ください。
📩【初回30分 無料個別相談 予約】こちら
👉 https://yoboukyoukai.com/soudan/
全国対応|オンライン・家庭訪問・合宿・寮支援まで一貫サポート。
私たちは、“動く支援”で、家庭に希望を取り戻します。
中学受験を頑張り抜き、晴れて中高一貫の私立校に進学したわが子——
順調に見えていたのに、ゴールデンウィーク明けに突然「学校に行きたくない」と言い出す…。
そんなご相談が、今まさに急増しています。
私・杉浦孝宣が出演した教育系YouTube番組「#pivot」では、
「中高一貫校進学後に不登校になった」というリアルな事例が多く寄せられ、大きな反響を呼びました。
▼【前編】不登校・引きこもりは9割解決できる!
スマホ・ゲーム依存対策/「見守り=放置」の落とし穴/重症度チェック付き
▶️ https://youtu.be/UjT1xHGcLO0?si=b8wo9Bu4CiqgQqh4
▼【後編】年齢別の対応法と立ち直りの3ステップ
同性の親の関わり方/学力の壁への向き合い方
▶️ https://youtu.be/qLQnFUBvG6M?si=ggFwi3Tky0QFcjWI
番組では、花まる学習会・高濱正伸先生とともに、
『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』をベースに、
親の具体的な関わり方、そして子どもの立ち直りのプロセスについて詳しく解説しています。
私たちははっきりと断言します。
“見守る”だけでは、子どもの未来は変わりません。親の行動こそが、未来を変える鍵なのです。
ぜひご視聴の上、ご家庭での対応のヒントにしていただければと思います。