不登校・引きこもり中学・高校生・中退相談 受付中 指導歴36年!
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 代表理事の杉浦です。
【不登校8年連続 過去最多】
各紙、新聞 文科省 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果では8年連続、不登校過去最多、19万6千人です。
朝日新聞抜粋
もちろん、全体の母数は下がっていますから、コロナの影響があるとはいえ、8年連続は抜本的な対策が必要ではないでしょうか?
不登校は放っておきなさいと言い続ける不登校専門団体もありますが、不登校を放っておいて、ひきこもり状態となって、学校を卒業して、
その不登校児童はどういう、人生が待っているのでしょうか?
下記の表は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 ステージ表ですが、
不登校期間 |
親子間のコミュニケーション |
生活リズム |
食事 |
|
ステージ 1 |
1日~60日 |
△ |
△ |
〇 |
ステージ 2 |
61日~180日 |
△ |
× |
△ |
ステージ 3 |
181日~ |
× |
× |
△ |
ステージ 4 |
年単位 |
× |
× |
× |
ステージ 5 |
年齢20歳以上 |
× |
× |
× |
ステージ3の不登校は厚労省が定義するところのひきこもりですから、不登校対策というより、ひきこもり対策、つまり、アウトリーチ、ピアサポート支援を専門家の指導の下でやるべきではないでしょうか?
【不登校放置、税金高くなる】
中学卒業時にステージ3ですと、高校進学するものの、高校卒業するのは難しい子が少なくありません。というか、私の経験則ですと、高校中退となり、フリーターを経て、引きこもっている相談事例が多いです。
景気がよい時はフリーターもできましたが、コロナ禍でアルバイトの機会も減っており、簡単にフリーターもできない時代です。
今はネット社会で、孤独感が気にならず、また、コロナで家に居ることに抵抗もすくないので、ひきこもり易い環境になっています。
今後、労働人口も減る中で、貴重な人材も養成されないまま、こうした子達が無為に生活をして、生活保護受給者となれば、
本来、健全に学校卒業した人から得る、税金は減り、福祉費は増えていきます。
これこそが、国家の損失だと、思いますが、皆さんはどのようにお考えですか?