目次
これらの状況に心当たりはありませんか?「ステージ判定表」で3以上の場合、引きこもりの可能性が高いです。
私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。私は不登校や引きこもりという問題に向き合い、
「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現します」と掲げ、1万人以上の子供たちの不登校や引きこもり問題を、3つのステップで変革してきました。
規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます
これらの取り組みは、成功率9割以上という結果に結びつき、NHKおはよう日本で紹介されるなど、多くのメディアでも取り上げられています。
また、これらの経験と知見は、
「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せるという3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。
お悩みの皆さん、不登校や引きこもりに直面しているすべての方々へ、これらの著書や「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」のブログ記事、
そして成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。私たちと一緒に、お子様が抱える問題を解決し、希望に満ちた未来へと一歩を踏み出しましょう。希望は、必ずあります。
また、このテーマについてさらに深く知りたい方は、FC今治高等学校里山校 岡田武史学園長(元サッカー日本代表監督)からの要請で行われた講演会動画を是非、御試聴下さい
不登校〜引きこもりステージ判定表
不登校や引きこもりの問題に直面する家族は、その状況を理解し、対処するために、子どもの状態を「ステージ」として捉えることが有効です。
この分類に基づき、各ステージに応じた具体的なサポートの提供方法をご紹介します
家族の皆さんが一丸となって、この課題に取り組むことの重要性を強調します。
ステージ1 不登校の初期段階
不登校期間 1日~60日
対応 親子間のコミュニケーションを重視し、子どもの話をじっくりと聞きます。
生活リズムの乱れが見られない限り、まずは家庭内での安定を図ります。食事は3食しっかりと取るようにし、規則正しい生活習慣を支援します。
ステージ2 不登校が続く場合
不登校期間 61日~180日
対応 親子間のコミュニケーションは保ちつつ、生活リズムの乱れに注意を払います。
この段階で学校や専門家との相談を始めることをお勧めします。
食事に関しても、バランスの取れたものを心掛けましょう。
ステージ3 長期不登校から引きこもりに
不登校期間 181日~
対応 この段階では、第三者の介入が必要になる場合が多いです。
生活リズムの乱れを正し、食事の管理も含めて外部の専門家の助けを借りることが有効です。
ステージ4 引きこもりが顕著に
特徴 自室に閉じこもりがちで、親子間のコミュニケーションが極めて困難に。
対応 専門のカウンセリングやカウンセラーの支援を積極的に求めます。
家族内での対応だけでなく、外部の支援を活用して、子どもが社会に復帰できるようなプランを立てます。
ステージ5 長期化した引きこもり
特徴 20歳を超えて引きこもりが続いており、社会復帰が困難。
対応 この段階での支援はより専門的なものが求められます。社会復帰支援プログラムや、成人向けの支援施設の活用を検討します。
家族もサポートを受けることが重要です。
不登校や引きこもりを経験する子ども達とその家族にとって、一人で抱え込む必要はありません。
各ステージに応じた適切な支援と、家族や周囲の理解があれば、困難な状況を乗り越えることが可能です。
大切なのは、子どもと向き合い、一歩ずつ前に進むことです。
不登校期間 |
親子間のコミュニケーション |
生活リズム |
食事 |
|
ステージ 1 |
1日~60日 |
△ |
△ |
〇 |
ステージ 2 |
61日~180日 |
△ |
× |
△ |
ステージ 3 |
181日~ |
× |
× |
△ |
ステージ 4 |
年単位 |
× |
× |
× |
ステージ 5 |
年齢20歳以上 |
× |
× |
× |
「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外 での交遊など)を回避し,
原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状 態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」と定義」厚生労働省サイトより
引きこもり対策としてのアルバイト 社会参加を促す一歩
保護者会では 「子どもがアルバイト面接に行き、受かるかどうか心配しましたが、受かりました。こちらでは遅刻ばかりしているので、
勤まるか不安ですが、」とありましたが、これは不登校・ひきこもりから脱する、第一歩です!!!
不登校・引きこもりから立ち直るためには 前著の3つのステップ ①規則正しい生活>②自信をつける自律>③社会に貢献できる
①規則正しい生活をご家庭で促す。共働きなどで朝起こせない、ゲーム、スマホ依存で夜寝られない等、ひどい場合は短期的な生活改善合宿、寮等に入れる等も選択肢として、考えてください。
②自信をつける自律 ①がそこそこできてくると、勉強やアルバイトなどで自信をつけてもらいたいのです。私の経験則では 学校では遅刻魔でも、アルバイトをすると、
無遅刻、無欠勤といった子も少なくありません。以前、生徒に聞いたところ、「お金がかかっていますから」と。
アルバイトは”お金を稼ぐ”ということで責任感がついてきます。 また、職場で、様々な年齢の方とコミュニケーションをとらざるを負えません。フリースクール・通信制高校サポート校等の学校だけではこうした事を醸成するのは不十分です。
アルバイトは是非とも、やるようにお願いします。
③社会に貢献できるは①、②を乗り越えてできるものです。 生活習慣も身に付いていないのに、一足飛びに大学受験などと心配する、保護者はおりますが、
①、②の順番通りにやってみてください
アルバイトで家賃を入れる
中学2年生から不登校。高校受験で○○校に入学したが高1の6月から不登校に。現在は通信制N校。実家は東京にあるが。本人は親戚の家に在住。
今はアルバイト(週4程度)をしながら、親戚に家賃2万程度入れている。通信に入ったのも、小説を書きたいなど希望があったようだが、特に何かしている様子はない。
本人も何か動き出さないといけないと思っている。
→ ネットだけで完結する、N校では引きこもり傾向を直す事はできません。 通信制高校以外に アルバイトをするは 上述の通り、規則正しい生活と自信と自律が身に付いてくるでしょう。更に、”家賃を親戚に入れる”は 大進歩です。将来のやりたい事があっても、小説を書きたい等は直ぐに実行できるものではありません。
高校卒業くらいまで、様子を見ましょう。 アルバイトを通じて、どうしても 物書きになりたいのか? 他の仕事に興味を持つ? 彼女ができる等 様々な経験を通じて、
大人になっていくものです。今後を期待します。
不登校ひきこもりの9割は治せる 著者からの解決事例12選
Y子さんの事例
中学2年から不登校になり、その後10年間引きこもりました。
24歳で当会に相談し、学び直しとアルバイトを始めました。
27歳で通信制高校を卒業し、短大で保育士資格を取得、現在は公務員です。
高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる 登場人物
カイト君の事例
中学1年で不登校になり、7ヶ月間 引きこもる フリースクールに通い、通信制高校を卒業。現在は公務員です。
エアガンで部屋に入ろうとしたスタッフや家族を撃つ
https://yoboukyoukai.com/2023/03/4804/
不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物
カズキ君の事例
中高一貫校に入学後、成績不振と家庭内暴力で自主退学。通信制高校に転校し、区役所で公務員として活躍中です。
創業したフリースクールの初代 生徒会長。
サイゼリヤのバイトを卒業まで続けました。公務員の面接時は生徒会長、バイトが高評価! 不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物
リョウタ君の事例
夏休み明けから不登校に。7ヶ月、引きこもる。親の食事を拒否し、カップラーメン生活。
ゲームに没頭。通信制高校に転校し、生活改善合宿、学生寮を経て 航空自衛隊入隊。
不登校ひきこもり急増 登場人物
https://yoboukyoukai.com/2023/10/2118/
タツマ君の事例
中1から 3年間不登校に。全寮制高校に進学後、自室にバリケードを作り引きこもる。
当会支援で即、ひきこもり解決!
フリースクール通学後、通信制高校を卒業し、難関大学を経て公務員に。
不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物
佐藤渉太君の事例
スポーツ推薦で私立高校に進学も挫折。1年4ヶ月、引きこもる。その間、継続的に保護者を支援。
その後、通信制高校に転校し、友達作りに成功。朝日新聞へ実名掲載! 現在は大学で農業を学んでいます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14390290.html?iref=pc_photo_gallery_breadcrumb
シュン君の事例
高校1年で不登校に。親とのコミュニケーション断絶、昼夜逆転生活。通信制高校に転校後、生活改善を経て看護系大学に進学。https://yoboukyoukai.com/2023/08/4576/
不登校ひきこもり急増 登場人物
W君の事例
通信制高校のネットコースに在籍中、8ヶ月引きこもる。当会支援で関西から東京の通信制高校サポート学生寮で生活改善し、
防衛大学に合格、現在は自衛隊で活躍中。
エイタ君の事例
中1から徐々に不登校、引きこもる。フリースクールで生徒会会長になり、カナダ留学を経験。動画編集会社を運営しました。
頑張りすぎた反動でまた、引きこもるも当会支援で再復活 2024年4月 理系大学に進学予定
不登校ひきこもり急増 登場人物
G君の事例
高1で不登校、高校中退。その後、8ヶ月引きこもり、ゲームに没頭し、家族とのコミュニケーション困難。
フリースクールを経て美大合格、現在は後輩に美術を教えています。
https://youtu.be/WFN55nynaGs

ヨッシーの事例
中学時代の不登校、高校でのいじめを経験。フリースクールでの学び直しを経て、青山学院大学に進学し、大手IT企業に就職。ブログ
N君の事例
中学3年で不登校宣言、その後、2年間、引きこもる。7ヶ月間、当会支援し解決! 通信制高校への進学を決断し、現在は週5日通学中。
カナダ留学も経験しました。将来、農業従事者を目指
37歳の引きこもり相談
現在37歳 関西在住 高校時代に嫌な経験があり自信が持てず大学に進んでも中退した。
現在はアルバイト生活をしているが続かない。テレビ番組を見て気になって電話した。なるべくコミュニケーションを通していろんな人と話せるようになりたいと思っているのでそういった場所に通いたい。
→ アルバイトをしているだけ、良いとは思いますが、長続きしない原因がどこにあるのか? おそらく、ご自身でもコミュニケーション〜と言われているので、そこがネックなのでしょう。お住まいの自治体では若者支援、サポートステーションなど相談するところもあると思います。見当たらないようであれば、 Zoom面談などで相談させて頂き、
今後の方針を決めていくことも可能かと思います。