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高校生の不登校・引きこもりを9割解決!? 驚きの方法公開!

こんにちは、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表、杉浦孝宣です。今日は、高校生の不登校・引きこもりを効果的に解決する私たちの方法をお話しします。

「進路の話に耳を傾けない、部屋から出てこない…」そんなお悩みを抱える保護者の皆様、あなたのお子様も変わることができます。高1のシュン君の例を見てください。彼は私たちの引きこもり予防士が家庭訪問を行い、徐々に変化を遂げました。

当会のミッションは、「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」ことです。この目標に向けて、不登校や引きこもりの問題に対して、「規則正しい生活を送る」「自信をつけ自律する」「社会に貢献する」という3つのステップで取り組んでいます。このアプローチにより、1万人以上の子供たちが問題を克服し、成功率は9割以上

この成功実績は NHKの「おはよう日本」で取り上げられ、また私たちの知見は複数の著書にもまとめられています。不登校や引きこもりに直面しているご家族の皆様、ぜひ私たちのブログ記事やリンク集を参照し、解決への道を見つけてください。希望は必ずあります。

9割以上の成功率は、NHKおはよう日本にも紹介されました

不登校 引きこもり 特徴 高1 シュン君の例

高1のシュン君は6月末から突然学校を休むようになりました。生活は昼夜逆転し、ほとんどの時間をゲームに費やすように。外出は週に1回程度、食事は1日1食、お風呂は週に1回と、自己管理が大きく乱れていました。シュン君が学校に行かなくなった原因については、はっきりとは語らず、「友達とのトラブル」とだけ伝えていました。

親からの相談を受けたのは7月末。私たち一般社団法人不登校・引きこもり予防協会では、シュン君の状態を「ステージ3 = 完全な引きこもり」と判断しました。特徴としては、親とほとんど話さない、昼夜逆転の生活、ゲームに没頭、外出の激減、身の回りの衛生状態の悪化などが挙げられます。

10月、ご両親との面談を経て家庭訪問(アウトリーチ支援)を開始しましたが、スタッフが訪問した際、シュン君は部屋で寝ており、訪問の1時間前まで昼寝をしていたそうです。母親が訪問を直前に伝えたため、当初は出かけるつもりだったものの、お腹が痛くなったという理由で家に留まっていました。

訪問スタッフとの会話の中で、シュン君はiPadで朝から晩までゲームをして過ごし、学校の友達とゲームの時間をずらしていること、1日に12〜13時間は睡眠をとっていることなどを明かしました。そして、「そろそろやることもなくなってきたので、勉強でもしないといけないかな」と本人は語っていましたが、復学の意志はまだ見られませんでした。

不登校からひきこもりになる3つの兆候

ゲームやタブレットの使用時間が異常に増加

家庭内での孤立や暴力が頻発する。

部屋に閉じこもり、家族とのコミュニケーションを極端に避けるようになる。特に、食事を部屋の前に置かれるようになると、完全な引きこもりの状態に。

さらに スマートフォンの連絡先を削除する行動

引きこもりの一つのサインと言えます。

ひきこもりを解決するためには専門家の支援が必須

引きこもり問題は家族だけの力では解決しにくい

放置すると、子供が日本の146万人以上の引きこもりの一人になるリスク

子供に問題の兆候が見られたら、速やかに引きこもり予防などの専門家の助けを求めるべき。

適切なサポートは、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会のTwitterやYouTubeでの解説動画を参照

早期介入と適切なケアで、引きこもりからの回復は可能。

【2年間引きこもった子の保護者出演】不登校引きこもりの解決・予防がわかる

シュン君の不登校の原因

シュン君の不登校の主因:学校の「カースト」システムへの違和感。

* 自分の真の趣味(ライトノベルやアニメ)を隠さなくてはならない環境。

* クラスの上位にいるが、それが他生徒を見下す行動を強いられることに嫌気。

* いじめられている生徒を庇った結果、反発を受けストレスが増大。

* 学校に戻る願望は薄いが、高校卒業資格の取得を希望。

* 将来は介護職に就きたいという目標があるため、最低限の学歴が必要。

* 母親から高卒認定試験や転学の選択肢を提案されている。

* 高卒認定取得後、大学受験の準備をする目標を持つも、現状部屋から出る意志はなし。

引きこもり予防士による家庭訪問

このような状況を受け、当会のスタッフ(引きこもり予防士)がシュン君の自宅を5〜6回訪問。彼の状況や思いをじっくりと聞き、通信制高校への転学を提案しました。シュン君は、通信制の高校で学びながら成績を取得し、ある程度のレベルの大学に進学することで、今の状況を見返したいという意欲を見せています。

当会では、シュン君を通信制高校のサポート校に毎日通うコースに登録させ、まずは昼夜逆転の生活リズムを正常化させることを目標に設定しました。生活リズムの立て直しは、学業に集中する上で非常に重要な第一歩です。
このようなケースでは、専門家の計画的なサポートと、本人の内面的な変化が重要になります。一歩一歩、シュン君自身のペースを尊重しながら、新たな環境での学びと自己成長の道をサポートしました

シュン君、海釣り 参加!!

シュン君が初めて声を発した瞬間は、思いがけない状況下でした。通信制高校には出席していましたが、言葉を一切話さず、ジェスチャーのみでコミュニケーションを取っていたシュン君。それでも彼は学校の海釣りイベントに参加する勇気を見せました。

その日、私たちは10名ほどの生徒を連れて海釣りに出かけました。シュン君もその一人で、彼が参加を決めた時は正直驚きました。出発前、「乗り物酔いの薬、飲んだ?」と尋ねると、彼はジェスチャーで応えましたが、iPadは手放さない。仕方なく、そのまま船出しましたが、釣りが始まると、周りの生徒たちが次々と魚を釣り上げ、「釣れた!」「やった!」といった歓声が船上に響き渡ります。
それを見たシュン君も、ついにiPadを手放し、釣りに集中し始めました。しかし、しばらくすると彼の顔色が悪くなっているのに気づきました。声をかけると、青ざめた顔で近づいてきて、「先生、吐きそうです」と初めての言葉を口にしました。

「バカ、バカ、近寄るなって。吐くなら船外に向かって。顔を外に向けろ」と言いながらも、内心は彼の成長を感じ、嬉しさが込み上げていました。

そして、「大丈夫、楽にしてやるから、目を閉じて。これから言うことを想像してみろ」と助言しました。
「お前はレストランにいる。とんかつ定食を注文して、お汁粉にたっぷりハチミツをかけているんだ。」と言うと、

シュン君は「うわぁ、気持ち悪い...」と言って海に向かって吐きました。

このエピソードは、シュン君が新しい環境とチャレンジに少しずつ開いてきたこと、そして信頼できる大人との関わりが彼の内面に変化をもたらし始めたことを示しています。

不思議な方法かもしれませんが、これがシュン君の新たな一歩となったのです。
[twitter 8分 動画解説]

生活改善合宿、学生寮で自律を促す

シュン君のケースは、環境が行動や生活習慣に大きな影響を及ぼす典型的な例です。海釣りや球技大会などのイベントに参加することで、彼は以前ほどiPadに依存しなくなり、クラスメートとのコミュニケーションも自然にとれるようになりました。しかし、家にいると昼夜逆転の生活リズムが改善されず、問題が続いていました。

この問題を解決するために、保護者と協力し、生活リズム改善を目的とした合宿を提案しました。合宿では、親元を離れることで自立心が芽生え、朝はきちんと起床し、昼間はボランティア活動に積極的に参加するなど、大きな変化が見られました。これは保護者会でも成果として発表され、一定の評価を受けました。

しかしながら、自宅に戻ると、以前の生活習慣に逆戻りしてしまうという問題が解消されませんでした。そのため、お母様から学生寮での生活を真剣に検討したいとの相談がありました。
「うちの子、合宿での効果は一時的ですが、家に帰ると元の生活に戻ってしまいます。どうしたら良いでしょうか?」との問いに、高校1年生から2年生にかけての期間、生活リズム改善合宿を実施し、一時的ながらも効果を見せました。そして、高校3年生になると、学生寮生活やアルバイト体験を通じて、昼夜逆転やゲーム依存症からの脱却に成功しました。

しかし、学業面での挑戦は続いていました。勉強不足から、有名大学への進学は叶いませんでした。これは、生活習慣の改善が学業成績に直結するとは限らないことを示していますが、シュン君の自立と成長の過程において、重要な一歩を踏み出した経験でした。

不登校合宿効果は             生活リズムが劇的に改善,通学毎日

No 勉で有名大学撃沈

シュン君が「大学に進学する」という意志を三者面談で確認したにも関わらず、彼の学習態度には大きな問題がありました。教室での様子は、参考書を開いているものの、ほとんど寝ている状態で、真剣に勉強しているとは言い難い状況でした。

スタッフから「お前、勉強するふりをしているだけじゃん」と問い詰められたときも、シュン君は「やってますよ。たまたまですよ(居眠りは!)」と、
本気で取り組んでいるような反応を示しましたが、その実態は明らかに異なっていました。

更に、スタッフの忠告を無視して、勉強不足の状態で難関とされる上智大学や早慶などの有名大学の受験を敢行し、結果は当然ながら全て不合格でした。
この結果は、シュン君にとって厳しい現実を突きつけられた瞬間でしたが、同時に自分の現状と向き合い、将来への真剣な取り組みが必要であるということを痛感させる貴重な経験にもなったでしょう。
彼にとって、この挫折が今後の人生でどのように役立つか、またどのように乗り越えていくかが、これからの成長に大きく関わってくることでしょう。

働きたくないから予備校行く!? ふざけるな!

私が設立した通信制高校サポート校では、卒業生が無業の状態になることを許さないという厳しい方針を持っており、卒業後のキャリア教育に力を入れています。シュン君は2年半の間に引きこもりからは脱出できたものの、「働きたくないから予備校に行かせてほしい」とスタッフや保護者に頼んできたのです。

その要望をスタッフから相談されたとき、私は即座に「ふざけるな!」と反応しました。彼には自衛隊や住み込みの仕事など、自ら進んで選び、責任を持って取り組む道を選ばせるべきだと感じました。そして、もし本当に大学進学を望むのであれば、予備校の入学金くらい自分で稼いでみせる姿勢が必要だと強く主張しました。

この厳しいアドバイスを経て、面談を重ねた結果、ご両親とシュン君自身もこの考え方に納得し、卒業後は住み込みのホテルで働くことを決意しました。この経験が、シュン君にとって自立への大きな一歩となり、将来に向けて更に成長する契機となることを願っています。

一浪して 医療看護系大学へ

数日前に連絡が入り、シュン君が〇〇大学の医療看護学部に合格したことを知りました。彼は3ヶ月間一生懸命に働き、その後予備校で猛勉強をしたとのこと。在籍時の偏差値が30だっただけに、本当によく頑張ったと思います。

シュン君のこの成果は、彼自身の努力はもちろん、困難な状況を乗り越え、新たな目標に向かって努力を続けることの大切さを改めて示してくれました。引きこもりからの回復、生活リズムの改善、そして職を得てからの学習への取り組み。彼のこれまでの歩みが、新しい生活のスタートに向けた確固たる一歩となりました。

合格は、シュン君にとって、新しい門出です。医療看護の道は容易ではありませんが、彼のこれまでの経験が、将来の困難に立ち向かう力となるでしょう。シュン君が社会に貢献する優秀な医療従事者になることを心から願っています。

高校生の不登校・引きこもりを9割方解決!? 驚きの方法公開!

不登校や引きこもりは、様々な要因によって引き起こされる行動パターンで、その背後には個別の心理的・環境的状況が存在します。シュン君のケースを通じて、これらの問題の特徴や対処法について再考します。
 原因と特徴:

 社会的環境の影響: 学校での人間関係のストレスや、ピアグループとの適合の困難さが引きこもりの要因に。
 内向的傾向: 自分の興味や趣味(ライトノベルやアニメなど)を他人に理解されにくいと感じ、隠すことがストレスの一因。
 生活リズムの乱れ: 昼夜逆転が進み、正常な生活リズムを取り戻すことが難しくなっていた。

 対処法:

 個別のサポート 引きこもり予防士やスタッフが定期的にシュン君の自宅を訪問し、彼の状況を理解しながらサポートを行いました。
 環境の変化: 通信制高校への転学や生活改善合宿などを通じ、新しい環境と経験を提供し、自立を促進しました。
 関心の共有: 海釣りなどの活動を通じて、興味や関心を共有し、コミュニケーションの機会を増やしました。

 回復と成長:

 自己責任の意識: 住み込みの仕事に就くことで、自分の人生に対する責任と自立の重要性を実感しました。
 目標設定の明確化: 職業体験を通じ、自分にとっての意味のある目標(医療看護学部への進学)を設定しました。
 自己実現の達成: 自らの努力で学び、困難を乗り越え、希望していた医療看護学部に合格

シュン君の例から学べるのは、不登校や引きこもりが単一の原因から生じるものではなく、個人の状況に合わせた多角的で継続的なサポートが解決への鍵であるということです。また、本人の努力とサポート体制が組み合わさることで、重い問題さえも乗り越える可能性があるという希望的なメッセージも伝わります。

情報満載の一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 リンク集

私たち一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、不登校や引きこもりの子供たち一人ひとりに合った支援を心がけ、彼らとの信頼関係を築き上げ、コミュニケーションの改善や生活習慣の正常化に取り組んでいます。これらの問題は複雑で、簡単な解決策はありませんが、私たちの専門知識と経験に基づくアプローチで、多くの子供たちが新たな道への一歩を踏み出し、自立への道を歩み始めています。
こちらでは、私たちが提供するいくつかのリソースをご紹介します:

オンライン面談:
お悩みや疑問について、専門家と直接話すことができるオンライン面談サービスを提供しています。

不登校ひきこもりから公務員となったY,W君の動画:
当協会の支援を受け、引きこもりから立ち直り公務員となったY,W君の成功事例を動画で紹介

S君 7ヶ月のひきこもりの支援法:
7ヶ月で引きこもりから立ち直ったS君のケーススタディを詳細にご紹介

昼夜逆転経験した生徒に聞く:
昼夜逆転の生活リズムを経験した生徒たちのインタビューを掲載しています。彼らがどのように立ち直ったかの貴重な体験談を共有

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会のあいさつ:
当協会の理念と活動内容を紹介する動画です。

Youtube案内:
当協会のYoutubeチャンネルでは、様々な情報や生徒たちの実話エピソードを公開しています。

Twitterで毎日、杉浦がつぶやいています:
最新の活動情報や思索を日々つぶやいています。

不登校関連書籍案内:
不登校や引きこもりに関する更に詳しい情報を求める方のために、参考文献リストを提供しています。
これらが私たちの主要なサービスと最新情報です。何かご興味がございましたら、情報満載の一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 リンク集へ:https://lit.link/sugiuratakanobu

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