保護者の相談

9060引きこもり問題 不登校 引きこもり 相談

20%の不登校生がひきこもりに 8050問題を未然に防ぐ

 不登校という深刻な問題は、親との会話不足、昼夜逆転、ゲームへの没頭、不衛生な生活環境といったさまざまな症状を伴い、放置すればやがて8050問題へと発展する恐れがあります。
中高生のお子様を持つ保護者の皆さまが、このような状況に直面し、日々どう対応すれば良いのかと悩まれているのはよくわかります。しかし、どうか希望を失わないでください。私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会 代表の杉浦孝宣です。
38年前より 教育ミッション「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」を掲げ、9割以上の高い成功率で、
不登校や引きこもりの問題に対する解決策を提供してきました。
私たちは、一人ひとりの子どもたちが持つ無限の可能性を信じ、以下の3つのステップで明るい未来へと導くサポートを行っています。

規則正しい生活をする:不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。

自律して自信をつける:学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。

社会貢献をする:職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます

これらの取り組みは、NHKおはよう日本で紹介されるなど、多くの方々に認知されています。

また、私たちの経験と知見は、

「不登校ひきこもりの9割は治せる」

「不登校ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から」

「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」

という3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。

さらに、不登校や引きこもりに関する豊富な情報を提供するブログ「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」や、成功事例が満載のリンク集もご用意しています。
不登校がもたらす様々な問題を根本から解決し、お子様一人ひとりの未来を共に切り開くための第一歩を、ぜひ私たちと一緒に踏み出しましょう。
あなたのお子様の輝かしい未来への道は、決して閉ざされてはいません。

9割以上の成功率はNHKおはよう日本にも紹介

37歳餓死を待つ引きこもり

不登校や引きこもりの問題は、社会全体で注目すべき深刻な問題です。
特に心を打つ事例として、37歳で餓死を待つまで引きこもった男性の話は、この問題の深刻さを物語っています。
中学1年生で不登校になり、その後長年にわたり社会から孤立した生活を送り、結果として自らの人生を脅かす事態に至ったのです。
この事例から学べることは多いです。まず、不登校や引きこもりが長引くことのリスクです。

中学時代に問題が顕在化して以来、適切なサポートや介入がなければ、問題は自然に解決することはないという現実があります。
実際に、この男性は自らリハビリを試み、調理師の免許を取得し、働くこともありましたが、根本的な問題解決には至りませんでした。
不登校や引きこもりの予防と解決には、カウンセラーによる「見守り」だけでなく、家族や社会全体による支援が必要です。
特に、不登校と引きこもりを明確に区別し、各々に合わせた対策を講じることが重要です。

例えば、家庭訪問=アウトリーチピアサポートのような取り組みは、外出を促す大きな一歩となり得ます。
また、家庭内での対応も非常に重要です。昼夜逆転やスマホ依存など、不健康な生活習慣を予防し、必要に応じて厳しい声掛けを行うことも、引きこもりからの回復につながることがあります。
しかし、何よりも大切なのは、個人が自分自身でリハビリをする姿勢です。家族や社会からのサポートがあっても、最終的には本人の意志と行動が変化をもたらします。
このような深刻な問題に対しては、一人ひとりが理解と関心を持ち、支援の手を差し伸べることが大切です。
引きこもりや不登校は、決してその人だけの問題ではなく、私たち全員が向き合うべき課題です。希望を持ち、一歩ずつ前に進むことが、解決への鍵となります。

推計です! 実態がわかっていない中高年のひきこもり

中高年のひきこもりについては、まだ社会全体としてその実態が十分に把握されていないのが現状です。国が発表している「146万人以上」という引きこもりの統計も、あくまで推計値に過ぎません。この数字は、深刻な社会問題であるにも関わらず、実際にはさらに多くの中高年が隠れ引きこもりとしてカウントされていない可能性があります。
中高年の引きこもりは、若年層のそれとは異なる側面があります。多くの場合、長年の就労経験後に発生することが多く、リストラや健康問題、職場での人間関係の悪化などが原因で社会からの引きこもりに至ることが少なくありません。また、親の介護が終わった後に社会とのつながりを失うケースもあります。

中高年の引きこもり問題に対しては、社会的な認識を深め、実態を正確に把握することが急務です。それには、具体的な支援策の検討とともに、引きこもりの原因となる社会的要因への対策も必要です。
例えば、中高年向けの再就職支援、メンタルヘルスケアの充実、地域コミュニティにおける参加機会の提供などが考えられます。

さらに、引きこもりが高齢化するにつれて、介護や生活支援などのニーズも高まります。これらの課題に対応するためには、政府や地方自治体、NPOなどの多様な主体が連携し、包括的な支援体制を整えることが重要です。

中高年のひきこもり問題に真剣に向き合い、一人ひとりが社会の一員として尊重され、支援される社会を目指すべきです。そのためには、まずはこの問題に対する正確な理解と、それに基づいた具体的なアクションが求められています。

引きこもりは家族だけではない社会問題

引きこもりや不登校の問題を家族だけで抱え込むのではなく、専門機関や支援団体に相談することを強くお勧めします。
当会に相談に来られる方々は、実は氷山の一角に過ぎません。多くの家族が様々な理由から、孤独にこの問題に立ち向かっているのが現実です。

このような状況を変えるためにも、私たちは開かれた相談体制を整え、一人ひとりの状況に合わせた支援を提供しています。
家族内で解決しようとするプレッシャーや孤独感から解放され、専門的なアドバイスを得ることで、問題解決の糸口が見えてくることが多いです。

引きこもりや不登校は、個人や家族だけの問題ではなく、社会全体で支え合うべき課題です。
社会が抱える多様な問題の中で、孤立無援ではなく、共に支え合うことの重要性を改めて認識し、行動に移す時です。

私たちに相談することで、これまで見えなかった解決策や、新たな支援の道が開かれるかもしれません。
一人で悩む前に、ぜひ当会に相談してみてください。あなたとあなたの家族が抱える問題を一緒に考え、解決に向けた一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。

20%の不登校生がひきこもりに 8050問題を未然に防ぐ

不登校とひきこもりの関係性について、非常に重要なポイントを指摘していますね。実際、ひきこもりの約20%の人が不登校がきっかけであると回答していることからも、
この問題の深刻さがうかがえます。不登校の子どもたちが、適切な支援やケアを受けずに学校復帰を果たせないまま時間が経過し、最終的に社会からの孤立を深めてしまうケースが多いのです。

義務教育である小中学校では、理由がどうあれ1日も出席しなくても卒業が可能です。
このような制度が、不登校の問題を放置し、その後のひきこもりにつながる一因となっています。
不登校の状態で卒業してしまい、その後の生活において必要なケアやサポートがないまま、ひきこもりに至るケースは少なくありません。

この問題に対処するためには、不登校の早期発見・早期介入が鍵となります。
学校や地域社会、専門機関が連携し、不登校の兆候を見逃さず、子どもたち一人ひとりに合った支援を提供する体制を整える必要があります。
また、不登校からひきこもりに至らないための継続的なフォローアップや、学校復帰だけでなく、社会復帰へのサポートも重要です。

不登校やひきこもりは、子どもたち自身の問題だけでなく、家族や社会全体で解決していくべき課題です。
一人ひとりが抱える悩みや困難に寄り添い、支え合うことで、この問題に立ち向かっていくことが大切です。

【2年間引きこもった子の保護者出演】不登校引きこもりの解決・予防がわかる

ひきこもりの数は増えています!

ひきこもりの数が増加している現状は、非常に重要な社会問題ですね。新型コロナウイルスの影響で、不登校とひきこもりが急増していることは多くの人々にとって大きな懸念事項となっています。
実際に、国は以前はひきこもりの人数を約100万人と発表していましたが、2023年5月の時点でその数は146万人以上に上っています。

この数字の増加は、コロナ禍における社会的な断絶や孤立、精神的なストレスが大きく影響していると考えられます。
学校や職場、地域社会での人との接触が減少し、オンラインでのコミュニケーションが主流となったことで、対面での人間関係を築く機会が大幅に減少しました。
その結果、社会からの孤立を感じやすくなり、ひきこもりが増加する一因となったと推測されます。

このようにひきこもりが増加している現状を踏まえると、社会全体でこの問題に取り組む必要性が高まっています。
ひきこもりの人々が孤立せず、必要な支援を受けられるような体制の構築が求められます。
また、オンラインでのコミュニケーションだけでなく、対面での人間関係を再構築するための取り組みも重要です。
地域社会や学校、職場など、さまざまなレベルでの支援や対策が必要となります。

コロナ禍は多くの問題を引き起こしましたが、それを機に社会の支援体制を見直し、より強固なネットワークを築くチャンスでもあります。
ひきこもりの人々が再び社会に参加できるよう、一人ひとりが支え合い、理解し合うことが大切です。

学生時代に不登校の経験がある人は、ひきこもりになる可能性が高い

ひきこもりの背景には、多様な原因がありますが、特に対人関係の問題が大きな要因として挙げられます。
人との接触が苦手になるきっかけとしては、学生時代のいじめ、職場での人間関係のトラブル、失恋など、さまざまな経験が影響していることが多いです。
これらの経験は、人との関わりを避けたくなるような強い心理的な影響を与え、結果として、社会からの撤退、つまりひきこもりに至るケースが見られます。

特に、学生時代に不登校の経験がある人は、ひきこもりになる可能性が高いとされています。
不登校の背景には、いじめや学習面での問題、家庭環境など、多岐にわたる原因が考えられますが、これらの問題が解決されずに放置されることで、学校という社会的な場からの離脱を経験し、
その後の社会参加にも大きな壁を感じるようになるのです。

このような状況を改善するためには、対人関係の悩みや不安に対して、もっとオープンに話し合える文化の醸成が必要です。
学校や職場、家庭内でのサポート体制の充実、コミュニケーションスキルの向上を促すプログラムの導入など、個人が抱える問題を社会全体でサポートする体制作りが求められます。
また、一人ひとりが他者の悩みに対して理解を示し、支え合うことが、ひきこもり問題の根本的な解決に繋がるのではないでしょうか。
人との関わり合いを通じて、互いに成長し、社会に貢献することができる環境を作ることが重要です。

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8050問題が、さらに高齢化した「9060問題」

8050問題が、さらに高齢化した「9060問題」として顕在化している現状は、社会全体にとって大きな課題です。
これは、90代の高齢者が60代の子どものひきこもりを抱えるという状況を指し、高齢化社会が進む中での新たな問題として注目されています。
この問題を放置すれば、家庭内での共倒れはもちろんのこと、将来的には社会全体がその重圧に耐えかねる可能性があります。

このような背景を踏まえ、我々は早急に対策を打たなければなりません。対策としては、まず、高齢者とその家族が直面する問題に対する理解を深め、適切なサポート体制を整備することが必要です。
具体的には、高齢者が健康で自立した生活を送るための支援や、ひきこもりの家族を抱える高齢者家庭への精神的・物質的支援を充実させることが考えられます。

また、地域社会におけるサポートネットワークの構築も重要です。地域の中で高齢者やひきこもりが孤立しないように、地域住民やボランティア、専門家が協力し合う体制を作ることが求められます。
さらに、ひきこもりを抱える高齢者家庭に対して、相談できる窓口や情報提供、心理カウンセリングなどのサービスを提供することも有効な手段の一つです。

最後に、政府や自治体による包括的な支援策の策定も必要とされます。高齢者とひきこもりの問題に特化した政策を立案し、必要な資源を確保することで、問題の解決に向けた具体的なステップを踏み出すことができます。
9060問題への対応は、単に個々の家庭の問題を超え、社会全体の持続可能性に関わる重要な課題です。今こそ、社会全体で力を合わせ、この問題に立ち向かう時です。

どこにも相談しない、引きこもり問題

高度経済成長期を支えた親世代にとって、子どもがひきこもりで働いていない状況は、しばしば社会的な恥と捉えられがちです。

中川さんの家族のように、そのような価値観から子どもの存在を隠し、外向けには問題のない家庭であるかのように振る舞うケースは少なくありません。
この行動は、子どもに「自分は隠されるべき存在なのか」という重い心理的負担を与え、さらには社会から引きこもる原因となり得ます。

この問題を解決するためには、まず社会全体でひきこもりに対する理解を深め、偏見や誤解をなくすことが重要です。
ひきこもりは単なる怠けではなく、様々な背景が複雑に絡み合った結果であることを認識し、親子共に支援を受けやすい環境を整える必要があります。

また、家族内でのコミュニケーションの重要性も再確認する必要があります。子どもがひきこもりになった原因を一緒に考え、解決策を探る過程で、親子の信頼関係を再構築することが大切です。
親が子どもに対して理解と受容の姿勢を示すことで、子どもも自分の置かれた状況についてオープンに話せるようになり、共に前に進むための一歩を踏み出すことができるでしょう。

社会全体でひきこもりを取り巻く環境を改善し、一人一人が自分らしく生きられる社会を目指すことが、この問題を根本から解決する鍵となります。
親子間だけでなく、地域社会や専門機関との連携を通じて、ひきこもりが抱える課題に対する理解を深め、適切な支援を行うことが求められています。

就労ありきではない多様な支援を年代別の引きこもり対応をせよ

ひきこもりの問題に対して、一律の対応ではなく、年代や個人の状況に応じた多様な支援が求められています。ただ就労を目指すだけではなく、それぞれの人が持つ潜在能力や興味を引き出し、社会とのつながりを取り戻すことが大切です。

【若年層(10代~20代前半)】

この年代のひきこもりの方々には、教育機会の提供が重要です。学校への復帰支援だけでなく、非正規の教育プログラムや趣味・特技を生かせるワークショップなど、多岐にわたる学びの場を提供することで、自信を取り戻し、将来への希望を育むことが可能です。また、同世代とのコミュニケーションの機会を増やし、社会性を養うことも大切です。

【中年層(20代後半~40代)】
中年層のひきこもりには、就労支援だけでなく、ライフスキルの向上や心理的なサポートが必要です。キャリアカウンセリングや職業訓練プログラムの提供に加えて、ストレス管理や対人関係の構築に役立つプログラムを組み込むことが重要です。また、この年代には家庭を持つ人も多いため、家族全体をサポートするアプローチも必要となります。

【高齢層(50代以上)】
高齢のひきこもりの方々には、社会参加の機会を提供することが重要です。就労を目的としないボランティア活動や地域社会との交流を促すイベントなどを通じて、社会とのつながりを再構築します。また、健康管理や趣味の活動など、生活の質を高めるためのサポートも考慮に入れるべきです。

年代や個人の特性に応じたきめ細やかな支援を展開することで、ひきこもりの方々が社会とのつながりを取り戻し、自分らしい人生を歩むことができるようになります。社会全体でこの問題に取り組み、一人ひとりが持つ多様性を尊重することが、ひきこもりを取り巻く環境を改善する鍵となるでしょう。

子どものひきこもり、大人のひきこもり 特徴

「大人のひきこもり」と「子どものひきこもり」では、対応のアプローチに大きな違いがあります。大人になってからひきこもる人々が増えている現代において、
その背景や要因、そして必要な支援は、年齢によって異なる特徴を持っています。

子どものひきこもり
子どものひきこもりは、学校でのいじめ、学習面での問題、家庭環境の問題などが主な原因とされています。
これらの問題に対しては、学校や家族、地域社会が一体となってサポートを行うことが重要です。
学校復帰を目指す支援や、学校外での学習支援、心理的なカウンセリングなどが有効とされています。
また、同世代とのコミュニケーションの場を提供することで、社会性を育みつつ、ひきこもりを解消していくことが求められます。

大人のひきこもり
一方、大人のひきこもりは、職場での人間関係の問題、失業、うつ病やその他の精神的な問題、社会からの孤立感などが主な原因となっています。
これらの問題に対応するためには、就労支援だけでなく、心理的なカウンセリングや社会復帰のためのプログラムが必要です。
また、趣味や特技を活かせる活動を通じて、自己肯定感を高め、社会とのつながりを再構築することが大切です。
大人のひきこもりには、生活全般にわたるサポートが必要とされ、一人ひとりの状況に応じた個別のアプローチが求められます。

大人になってからのひきこもりは、子どもの時期のそれとは異なる深刻な問題を抱えていることが多く、社会全体でその理解を深め、適切な支援を行うことが必要です。
社会が多様性を認め、一人ひとりが居場所を見つけられる環境を整えることが、ひきこもり問題の解決に向けた第一歩となるでしょう。

大人のひきこもり問題

「大人のひきこもり」という問題は、社会的にも大きな注目を集めています。特に中高年の層、40~64歳の範囲で見られるひきこもりの背景には、多様な原因が存在します。
その中でも、「退職した」という理由が最も多く、3割を超えるというデータがあります。これは、仕事を失うことで日常のリズムが崩れ、社会との接点を失ってしまうことが大きな原因となっています。

退職後に直面する問題は多岐にわたりますが、特に「人間関係がうまくいかなかった」「病気」「職場になじめなかった」といった理由が挙げられます。
これらは、仕事以外の社会生活でも影響を及ぼす要因となり得ます。

人間関係がうまくいかなかった 職場での人間関係の問題は、退職後もその影響が続くことがあります。社会との接点を失い、孤立を深める一因となり得ます。

病気 身体的、または精神的な健康問題は、社会生活からの引きこもりに大きな影響を与えます。特に精神的な問題は、自ら社会との接点を持とうとする意欲に影響を及ぼします。

職場になじめなかった
新たな職場環境に適応できなかった経験は、自信喪失につながり、再就職へのハードルを高めます。これが引きこもりに繋がるケースも少なくありません。

これらの原因に対しては、単に就労の機会を提供するだけではなく、人との関わり方や心の健康をサポートする多角的なアプローチが必要です。
社会復帰を目指すには、一人ひとりの事情に合わせた、きめ細かい支援が欠かせません。中高年の引きこもり問題に対しては、包括的な支援体制の構築が求められています。

不登校から8050問題を予防せよ

8050問題、そしてその先の9060問題とは、親が80代、子が50代(または親が90代、子が60代)の家庭で発生する高齢の親と中高年の子どもが共にひきこもり、社会的な孤立や支援の難しさに直面する状況を指します。この問題の根底には、「人は居場所がなければ引きこもる」というシンプルながらも深刻な事実があります。

原因
 学齢期の居場所の不在 学校での居場所がなく、家庭内でも精神的な安心感が確保されず、子どもが家庭内で孤立するケースが増えています。これは、子どもたちが社会的なつながりを持つ機会を失うことにつながります。

 中高年の職業喪失 中高年になって引きこもる主な原因の一つは、職を失うことであり、これが30%のケースで見られます。職業を通じて得られる社会的な居場所を失い、自宅に閉じこもることになります。

対策

幼少期からの予防
国や行政は、幼少期から引きこもりを予防するための具体的な対策を講じる必要があります。子どもたちが社会的な居場所を見つけられるような環境を整えることが重要です。

 学齢期の不登校問題への対応
学齢期の不登校問題に対しては、ただ学校に戻ることを促すのではなく、子どもが学校以外でも社会的な居場所を見つけられるような支援が求められます。
学校、家庭、地域が連携して子どもたちを支える体制を構築することが必要です。

結論
8050問題、またはその進化形である9060問題への対応には、社会全体での認識の変化と具体的な支援策の実施が求められます。
個人の問題ではなく、社会が抱える課題として捉え、幼少期からの予防策、学齢期の不登校への包括的な対応策を通じて、すべての人が社会の中で居場所を持てるような取り組みが重要です。

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