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昼夜逆転からの脱出!不登校M君の驚きの成功ストーリー

不登校や昼夜逆転の問題に直面している皆さん、今回のブログ「昼夜逆転からの脱出!不登校M君の驚きの成功ストーリー」、
M君の体験がいかに普遍的な悩みを超え、希望に満ちた未来へとつながるのかを描いています。

解決への一筋の光がここにあります!

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣として、私はこれまで数多くの苦悩する家庭を支援してきました。

この実話が、同じ道を歩む皆さんに勇気と解決の糸口をもたらすことでしょう。

私の著書やリンク集を通じて、M君のように不登校や生活リズムの問題を乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出す具体的な方法を学んでください。
困難を乗り越える力は、皆さんの中にも確実に存在しています。

9割以上の成功率             NHKおはよう日本にも紹介されました

はじめに

私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。長年にわたり、不登校や引きこもりという深刻な問題に直面している多くの子供たちを支援し、その解決に全力を尽くしてきました。
私の手が届いた1万人以上の子供たちの中で、9割以上が問題を克服し、新たな人生の一歩を踏み出すことができました。

これらの経験と知見は、

「不登校ひきこもりの9割は治せる」,

「不登校ひきこもり急増」,

「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せるという3冊の著書にまとめられ、光文社と宝島社から出版されています。

お悩みの皆さん、不登校や引きこもりに直面しているすべての方々へ、これらの著書や「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法12選」のブログ記事、
そして成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。

私たちと一緒に、お子様が抱える問題を解決し、希望に満ちた未来へと一歩を踏み出しましょう。希望は、必ずあります。
このテーマについてさらに深く知りたい方は、岡田武史学園長(元サッカー日本代表監督)からの要請。
愛媛県今治明徳短期大学で行われた講演会動画を是非、御試聴下さい

さらに、2024年9月17日発売 新刊 「もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる」(高濱正伸・杉浦孝宣 著、実務教育出版)では、
不登校や引きこもりの予防策として、幼児期のしつけが重要な役割を果たすことを提言しています。
高濱正伸先生が幼児期の非認知能力を育てるための具体的なアドバイスを提供し、私、杉浦が長年の経験をもとに、実例に基づいた具体的な解決策を紹介しています。アマゾン予約サイト

この本を手に取っていただくことで、すべての親が今知っておくべきしつけの方法を学び、子どもたちの未来をより良いものにしていけるはずです。
お子様の健やかな成長をサポートするための一歩を、一緒に踏み出しましょう。

昼夜逆転の問題とは?

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会に年間450件もの相談が寄せられますが、そのうちの圧倒的多数、約90%が「昼夜逆転」と「ゲーム漬け」に関するものです。
これは、子供たちが夜型の生活リズムに陥り、日中はほとんど活動できない状態、または、過度のゲームによって日常生活が破綻し、学校への出席が困難になってしまう状況を指します。

昼夜逆転は、生活リズムの乱れが原因で、朝起きることができず、日中の活動が非常に制限されるため、学校教育に支障を来たすだけでなく、
家庭内でのコミュニケーションや社会との接点も失われがちです。さらに、このような不規則な生活は、身体的な健康はもちろん、精神的な健康にも悪影響を及ぼし、不安やストレスを抱える子供たちが後を絶ちません。

一方で、ゲーム漬けとは、過度のビデオゲームに時間を費やすことで、日常生活や人間関係が疎かになり、現実世界からの逃避行動とも言えます。
これは、子供たちの自己肯定感の喪失や、現実との乖離を招く深刻な問題となっています。
これらの問題は決して個人の問題に留まらず、家庭や学校、さらには社会全体で取り組むべき課題です。
その解決には、子供たち一人ひとりの状況を理解し、適切なサポートと環境整備が不可欠です。
当協会では、これらの問題に対処し、子供たちが健全な成長を遂げるための支援を行っております。

不登校〜引きこもりステージ判定表

不登校や引きこもりの問題に直面する家族は、その状況を理解し、対処するために、子どもの状態を「ステージ」として捉えることが有効です。
この分類に基づき、各ステージに応じた具体的なサポートの提供方法をご紹介します
家族の皆さんが一丸となって、この課題に取り組むことの重要性を強調します。

ステージ1 不登校の初期段階
不登校期間 1日~60日
対応 親子間のコミュニケーションを重視し、子どもの話をじっくりと聞きます。
生活リズムの乱れが見られない限り、まずは家庭内での安定を図ります。食事は3食しっかりと取るようにし、規則正しい生活習慣を支援します。

ステージ2 不登校が続く場合
不登校期間 61日~180日
対応 親子間のコミュニケーションは保ちつつ、生活リズムの乱れに注意を払います。
この段階で学校や専門家との相談を始めることをお勧めします。
食事に関しても、バランスの取れたものを心掛けましょう。

ステージ3 長期不登校から引きこもりに
不登校期間 181日~
対応 この段階では、第三者の介入が必要になる場合が多いです。
生活リズムの乱れを正し、食事の管理も含めて外部の専門家の助けを借りることが有効です。

ステージ4 引きこもりが顕著に
特徴 自室に閉じこもりがちで、親子間のコミュニケーションが極めて困難に。
対応 専門のカウンセリングやカウンセラーの支援を積極的に求めます。
家族内での対応だけでなく、外部の支援を活用して、子どもが社会に復帰できるようなプランを立てます。

ステージ5 長期化した引きこもり
特徴 20歳を超えて引きこもりが続いており、社会復帰が困難。
対応 この段階での支援はより専門的なものが求められます。社会復帰支援プログラムや、成人向けの支援施設の活用を検討します。
家族もサポートを受けることが重要です。

不登校や引きこもりを経験する子ども達とその家族にとって、一人で抱え込む必要はありません。
各ステージに応じた適切な支援と、家族や周囲の理解があれば、困難な状況を乗り越えることが可能です。
大切なのは、子どもと向き合い、一歩ずつ前に進むことです。

 

不登校期間

親子間のコミュニケーション

生活リズム

食事

ステージ 1

1日~60

ステージ 2

61日~180

×

ステージ 3

181日~

×

×

ステージ 4

年単位

×

×

×

ステージ 5

年齢20歳以上

×

×

×

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外 での交遊など)を回避し,
原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状 態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」と定義厚生労働省サイトより

M君の昼夜逆転の背景

M君のケースは、多くの若者が直面する昼夜逆転の問題を如実に反映しています。彼の日常は、学校のプレッシャーと友人関係のストレス、
そして現実からの逃避を求める心の動きによって、夜活動的な生活スタイルへと導かれました。
学校での疲労感は日に日に増し、家にいる時の唯一の慰めはオンラインゲームの世界でした。
仲間と繋がり、自分がコントロールできる世界で、彼は安堵感を見出していました。しかし、その結果、夜遅くまでゲームに興じる生活が習慣化し、自然と昼夜逆転のリズムを生み出すこととなりました。

M君の心の内には、学校での期待に応えるプレッシャーや、人間関係の複雑さ、将来への不安など、さまざまな感情が渦巻いていました。
それでも、彼はこれらの感情を表現する方法を見つけられず、また、その感情を共有できる相手もいませんでした。
昼夜逆転は、彼にとって無意識のうちの自己防衛機制となっており、現実の困難から目を背けるための方法でした。
しかし、長期にわたる不健康な生活リズムは、彼の身体的、精神的健康を害し、さらに学業成績の低下を招くなど、彼の生活のあらゆる面に悪影響を及ぼしていました。

夏前の逆転生活が始まった原因

M君の昼夜逆転の生活は、意外な出来事から始まりました。それは、入学したばかりの高校での最初のオリエンテーリングを休んだことでした。
この小さな行動が、彼の学校生活に思わぬ影を落とし、その後の生活リズムに大きな変化をもたらすことになります。

オリエンテーリング当日、M君は緊張と不安で一晩中眠れず、当日は体調を崩してしまいました。
しかし、これが彼にとって大きな心的ストレスとなり、学校への出席が怖くなってしまいました。
オリエンテーリングを休んだことで、新しい環境と友達作りに遅れを取ってしまったと感じ、
その結果、学校へ行くことがますます困難になってしまいました。
この出来事が引き金となり、M君は徐々に夜型の生活へと移行していきました。夜、静かで誰からも邪魔されることなく、
彼はオンラインゲームでストレスを解消しようとしました。

しかし、その結果として生じた昼夜逆転は、学校の生活をさらに複雑なものにしてしまい、不登校への一歩を踏み出すこととなったのです。

学校での疲労と昼夜逆転を招いた経緯

学校生活が原因での疲労は、M君が昼夜逆転の生活に陥る大きな要因となりました。入学初期の出来事がトラウマとなり、
学校へ行くこと自体が彼にとって大きなストレスとなっていました。
そのストレスは、日常の授業や友達との関わり合いにおいても、常に彼の心を圧迫するものでした。

特に、授業中の集中力の欠如、友達とのコミュニケーション、そして何よりも彼が感じていた「遅れを取っている」という感覚が、
日々の疲労を増幅させていきました。学校から帰宅後、その疲労から逃れるために、M君は夜遅くまで起きて過ごすことを選び、その時間をオンラインゲームで過ごすことで一時的な安堵を見出していました。
しかし、その結果として、夜更かしは更に彼の生活リズムを狂わせ、朝起きることが困難になり、学校に行くことがさらにストレスフルなものとなってしまいました。
この悪循環が、彼の昼夜逆転を深刻化させ、最終的には不登校へと繋がってしまったのです。

昼夜逆転からの脱出!不登校M君の驚きの成功ストーリー

昼夜逆転を克服するための方法を本人に聞いてみたM君の昼夜逆転を克服するためのストーリーは、多くの青少年が経験するかもしれない課題に光を当てています。
彼の経験から学ぶことができる貴重な教訓を、以下の動画インタビューで詳しく説明しています。ご興味のある方は、是非、以下のリンクから動画をご視聴ください。

[00:00]昼夜逆転したM君の治し方
M君は高校1年生の5月から昼夜逆転に陥り、1日中携帯をいじって過ごす日々が続いていました。
彼は学校に行っていることを他人に知られたくないと感じていました。
この部分では、M君自身に昼夜逆転の克服方法について語ってもらいます。

01:56 不登校の理由と徹夜の問題
M君は朝起きることができず、遅刻することを極端に恐れて学校を休むようになりました。
彼は完全を期すあまり、徹夜で学校に行く方法も試みましたが、これは長期的には続けられる方法ではないと悟りました。
徹夜後に学校に行くという行動は、昼夜逆転をさらに悪化させる要因となりました。

03:51 不登校の始まりとサポート校への転向
YouTubeやゲームに没頭することが、最終的には不登校へとつながりました。
通常の授業の雰囲気になじめず、M君は通信制のサポート校に転校することを決意しました。
サポート校に通うようになってから、彼の生活リズムは徐々に改善していきました。

05:47 生活リズムの改善と不登校の克服
平日は夜1時までには必ず布団に入るというルールを設けることが、M君にとって非常に効果的でした。
1時を過ぎると翌日に影響が出ることを自覚し、夜更かしを控えるように心がけました。
土日はこのルールを少し緩めるものの、平日の就寝時間は厳守することで、生活リズムの正常化に成功しました。

これらの実体験が、昼夜逆転や不登校に悩む他の多くの若者たちにとって、希望となる事例示すものと信じています

通信制高校に転学

M君は、出席日数が不足し、在籍していた私立高校を辞めざるを得なくなりました。
その後、彼は当会と提携している通信制高校のサポート校に転学する道を選びました。
私立校を去ることは容易な決断ではありませんでしたが、通信制高校のサポート校は、彼にとってより柔軟な学習環境を提供し、個々のニーズに合わせて教育を受けることができる場所でした。
昼夜逆転の問題や不登校の背景にあるさまざまな課題を抱える生徒たちにとって、このような環境は非常に恩恵が大きいのです。
M君は、新しい学校での生活に次第に順応し、学習に対する新たなモチベーションを見出しています。サポート校での経験が、彼の自信を回復させ、将来への明るい展望を持つ助けとなっています。

現在、M君 水産系の大学に進学

現在、M君は高校3年生になり、水産系の大学への進学を目指して猛勉強中です。不登校や昼夜逆転の問題を経験した後も、
彼は自らの学びへの情熱を失うことなく、新たな目標に向かって力強く進んでいます。
水産系の分野に関心を持つM君は、将来、海洋資源の保護や水産業の発展に貢献できる知識と技術を身に付けたいと考えています。
彼のこの決意は、どんな困難を経験しても、適切なサポートと環境があれば、若者が自己実現の道を見つけ、夢に向かって歩み続けることができるということを、力強く示しています。
M君は2024年4月 水産系の大学に進学

まとめ

この事例から学べること
冒頭でも述べた通り、不登校や引きこもりの問題を解決する鍵は、昼夜逆転を克服し、生活リズムを正常に戻すことです。
一見、回り道のように感じられるかもしれませんが、これが最も重要なステップであることを、M君の事例ははっきりと示しています。

昼夜逆転がもたらす生活の乱れは、学業への集中力の欠如、社会とのつながりの喪失、健康問題など、さまざまな問題を引き起こします。
しかし、M君のように生活リズムを整えることの重要性を理解し、具体的な行動を通じて改善を試みることで、不登校や引きこもりといった問題を克服し、新たな自分を発見する道が開けます。

この事例からは、困難に直面している若者やそのご家族にとって、環境を変える勇気、問題に立ち向かう決意、そして適切なサポートがいかに重要かが伝わります。
M君の経験が、他の多くの人々にとっても希望の光となることを心から願っています。

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