目次
- 1 11年連続不登校過去最多、ひきこもり急増、他人事ではありません
- 2 相談の80%が昼夜逆転やゲーム漬けの生活
- 3 不登校ひきこもりを取り巻く環境は最悪でも克服できる
- 4 1ヶ月以上、親と話さない? ひきこもり!
- 5 「様子を見ましょう」が元凶
- 6 「この子たちが本当に不登校やひきこもりだったの?」
- 7 不登校ひきこもりの9割は治せる 著者からの解決事例14選
- 8 お父さん、お母さんは不登校ひきこもりの支援方針一致していますか?!
- 9 不登校やひきこもりから回復期 6段階
- 10 不登校ひきこもりは克服可能
- 11 ひきこもりはサポートを求めましょう
- 12 専門機関やサポート団体の活用方法
- 13 一般社団法人不登校引きこもり予防協会 相談手順
不登校ひきこもりの9割は治せる の一般社団法人不登校・引きこもり予防協会代表、杉浦孝宣です。40年以上、不登校やひきこもりの問題に直面する子どもたちを支援してきた経験から、
"子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現します"というミッションを掲げています。私たちの取り組みは、以下の3つのステップに基づいています。
規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます
これらの取り組みにより、1万人以上の子どもたちが問題から解放され、成功率9割以上を達成しました。その実績はNHKおはよう日本でも取り上げられました。
さらに、私たちの経験と知見は、
「不登校ひきこもりの9割は治せる」
「不登校・ひきこもり急増」
「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」といった著書にまとめられ、多くの方々にご支持いただいています。
お悩みの皆さん、私たちの著書や「豊富な成功事例を紹介するリンク集をぜひご参照ください。
不登校やひきこもりという問題に立ち向かうための新たな視点や解決策がここにはあります。あなたとあなたの家族に、必ず希望の光が見つかることでしょう。
11年連続不登校過去最多、ひきこもり急増、他人事ではありません
不登校やひきこもりが増えている現代社会の背景として、多くの要因が考えられますが、特に近年は新型コロナウイルスの影響が大きいと言われています。
実際に、私たちの著書『不登校・ひきこもりの9割は治せる』を光文社から出版してから5年が経ちましたが、
この間に不登校の子どもたちは10年連続で過去最多を更新し続け、ひきこもりの人数も116万人から146万人へと急増しています。
このような状況の背後には、コロナ禍による学校の休校やオンライン授業への移行が大きく関わっています。
子どもたちの日常的なコミュニケーションの場が失われ、心理的なストレスや孤立感を感じるケースが増えたことが指摘されています。
また、家庭内で過ごす時間が長くなることで、家庭環境の問題が顕在化しやすくなり、それが不登校やひきこもりにつながる場合もあります。
さらに、社会全体の価値観の多様化や、成功への過度なプレッシャー、学校教育への不信感など、コロナ以前から存在する問題も依然として不登校やひきこもりを増加させる一因となっています。
このような背景を踏まえると、不登校やひきこもりに対する社会全体の理解を深め、子どもたち一人一人の立場に立ったサポートが今まで以上に求められています。
私たちの著書では、この問題を克服するための具体的な解決策や、子どもたちが抱える心の問題に対処する方法を提案しています。
不登校やひきこもりを経験する子どもたちが、再び社会とつながり、自信を持って前に進むことができるよう、支援の手を差し伸べ続けることが重要です。
相談の80%が昼夜逆転やゲーム漬けの生活
私の著書で触れたように、ひきこもり問題においては実に9割のケースが改善可能であるという事実があります。
重要なのは、ひきこもりを解決する鍵を握るのは親であるという点です。
私たちが相談を受ける中で、約80%が昼夜逆転やゲーム漬けの生活を送っていると報告されています。
これらの問題は、同じ屋根の下で不規則な生活を許してしまっている保護者に原因があることが多いのです。学校や外部の何かが原因ではありません。
このことから、不登校やひきこもりに対する親の認識を改め、本気で向き合うことが解決への第一歩となります。
子どもたちのひきこもり問題に真正面から対峙し、適切な支援を提供することで、改善に向かうことができるのです。
当会では、そうした親子が正しい方向に進めるようサポートを行っています。
残念ながら改善されなかった1割のケースでは、途中で親が諦めてしまったり、"様子を見ましょう"という受け身の姿勢に変わってしまった家庭が多いです。
これは、問題解決に対する姿勢が重要であることを示しています。持続的な努力と、問題に立ち向かう決意が、ひきこもりや不登校の克服には不可欠なのです。
不登校ひきこもりを取り巻く環境は最悪でも克服できる
このブログでは、私の著書から5年が経過した今、不登校やひきこもりから脱却し、新たな一歩を踏み出した生徒たちの成功事例を紹介しています。
動画を含めた具体的な事例を通して、現在不登校やひきこもりで悩んでいる親御さんたちに希望をお届けしたいと思います。
不登校やひきこもりは、正しい対応と支援があれば、9割のケースで解決可能です。
このブログを通じて、その実例を目の当たりにしていただき、親御さん自身がその一歩を踏み出す勇気を持っていただければと思います。
成功事例は、ただのストーリーではありません。
実際に苦しんでいた子どもたちが、どのようにして自分の問題に立ち向かい、乗り越えていったのかを具体的に示しています。
動画では、本人たちの言葉による体験談も含まれており、よりリアルな感触を得ることができるでしょう。
ひきこもりや不登校の問題は、一人で悩んでいると解決が遠のくことがあります。し
かし、成功事例を通じて、「他の誰かも乗り越えられた」という事実を知ることで、あなたもまた、子どもと共にこの課題を乗り越えることができるという希望を持っていただきたいです。
このブログが、一歩を踏み出すためのきっかけとなり、あなたとお子さんの未来に明るい光を灯すことを心から願っています。
不登校やひきこもりを解決へと導くための具体的な手段や考え方を、ぜひここから学んでください。
1ヶ月以上、親と話さない? ひきこもり!
不登校やひきこもりは、子どもたちが抱える心の問題であり、社会的な課題としても重要な位置を占めています。
不登校とは、一般的には30日以上、学校に行かない状態を指します。
一方で、ひきこもりは、家庭内で親と会話をしない、社会的な関わりを持たない状態を指し、当会では1ヶ月以上、厚生労働省の基準では6ヶ月以上をひきこもりの目安としています。
親との会話がない、昼夜逆転の生活、ゲームに没頭し、基本的な生活習慣が乱れている…。
お風呂に入らない、髪の毛や爪を伸ばし放題、食事は親が用意したものを部屋で食べ、部屋はゴミで散らかり、悪臭が漂っている。
このような状況にある中高生を持つ保護者の方々は、大変な悩みを抱えていることでしょう。
しかし、どうかご安心ください。当会では、このような状況から脱却し、子どもたちが再び健やかな日々を送るための支援を行っております。
実際、9割以上のケースで改善に成功しています。一人ひとりの子どもたちの状況に合わせた適切なアプローチを通じて、子どもたち一人一人の未来を明るくしていくためのお手伝いをしています。
子どもたちが抱える問題を理解し、それに対処することは容易ではありませんが、適切な方法と愛情深いサポートがあれば、状況は必ず好転します。
不登校やひきこもりからの回復は、一夜にして達成されるものではありませんが、私たちと一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。
子どもたちの心に寄り添い、彼らが再び社会で活躍できるように、私たちは全力でサポートします。
「様子を見ましょう」が元凶
全国から寄せられる相談の中で、不登校やひきこもりの主な原因として目立つのは、
一部のカウンセラーや専門家が掲げる「見守り」の方針です。具体的には、「不登校の子を見守りましょう。できるだけ、本人が居心地の良い環境にしましょう」というアドバイスが、
結果としてひきこもりを長引かせる一因となっているケースが少なくありません。
しかし、見守り=何もしない、という姿勢は本当に適切でしょうか?
例えば、家が火事になったとき、ただ見守っているだけで良いのでしょうか。
また、虫歯があったときに、ただ見守って治ると考えるでしょうか? 当然、問題は大きくなる一方です。
居心地の良い環境という言葉を誤解し、昼夜逆転やゲームに没頭する生活を放任してしまうことは、決して子どものためになりません。
このような状態を放置することは、本質的な解決にはならず、かえって子どもの未来を暗くすることにつながります。
不登校やひきこもりに対する適切な対応とは、子どもが抱える問題の本質を理解し、その上で必要なサポートを提供することです。
居心地の良い環境を整えることも大切ですが、それは単に子どもが楽をするためではなく、問題を解決するための一環として捉える必要があります。
子どもたちが抱える問題に真摯に向き合い、適切な支援を行うことで、不登校やひきこもりの状況を改善することは可能です。
親御さんや関係者は、子どもたちの未来のためにも、正しい知識と適切な対応を学び、実践していくことが重要です。
「この子たちが本当に不登校やひきこもりだったの?」
不登校やひきこもりに対する誤解は、親や社会全体に根強く存在しています。
特に、「見守り」という名の下で何も手を打たないことが最善だと考えている方々、また、これらの問題を精神疾患と勘違いしている方々がいます。
しかし、実際には昼夜逆転の生活や長時間のゲーム漬けが続けば、誰でも心身のバランスを崩し、言動に異常をきたす可能性があります。そうした状況を薬で治そうとする前に、本質的な生活習慣の見直しが必要です。
私は38年間、この問題に取り組んできました。その経験から言えることは、規則正しい生活に戻すだけで、多くの子どもたちは正常な状態に戻ることができます。
これは決して大げさな話ではありません。
もし疑問に思うならば、水道橋、新宿エルタワーにある私が創業したフリースクールに、ぜひ一度見学に来てください。
そこでは、かつて不登校やひきこもりだった子どもたちが、健やかな毎日を送っています。
見学に来られた方々は皆、驚かれます。「この子たちが本当に不登校やひきこもりだったの?」と。
その変化の背景には、ただ単に見守るのではなく、子どもたち一人一人に合わせた適切な支援を行い、彼らが健康的な生活リズムを取り戻すことを助けてきた結果です。
社会や親御さんが持つ誤解を解き、実際に問題の解決に取り組むこと。それが、子どもたちを不登校やひきこもりの状況から救い出す最初の一歩です。
私たちは、子どもたちの未来を明るくするために、正しい知識と理解を広め、具体的な行動を起こすことが重要だと信じています。
不登校ひきこもりの9割は治せる 著者からの解決事例14選
10年引きこもりからY子さん 公務員へ
中学2年から不登校になり、その後10年間引きこもりました。
24歳で当会に相談し、学び直しとアルバイトを始めました。
27歳で通信制高校を卒業し、短大で保育士資格を取得、現在は公務員です。
高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる 登場人物
カイト君の事例
中学1年で不登校になり、7ヶ月間 引きこもる フリースクールに通い、通信制高校を卒業。現在は公務員です。
エアガンで部屋に入ろうとしたスタッフや家族を撃つ
https://yoboukyoukai.com/2023/03/4804/
不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物
カズキ君の事例
中高一貫校に入学後、成績不振と家庭内暴力で自主退学。通信制高校に転校し、区役所で公務員として活躍中です。
創業したフリースクールの初代 生徒会長。
サイゼリヤのバイトを卒業まで続けました。公務員の面接時は生徒会長、バイトが高評価! 不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物
リョウタ君の事例
夏休み明けから不登校に。7ヶ月、引きこもる。親の食事を拒否し、カップラーメン生活。
ゲームに没頭。通信制高校に転校し、生活改善合宿、学生寮を経て 航空自衛隊入隊。
不登校ひきこもり急増 登場人物
https://yoboukyoukai.com/2023/10/2118/
タツマ君の事例
中1から 3年間不登校に。全寮制高校に進学後、自室にバリケードを作り引きこもる。
当会支援で即、ひきこもり解決!
フリースクール通学後、通信制高校を卒業し、難関大学を経て公務員に。
不登校ひきこもりの9割は治せる 登場人物
佐藤渉太君の事例
スポーツ推薦で私立高校に進学も挫折。1年4ヶ月、引きこもる。その間、継続的に保護者を支援。
その後、通信制高校に転校し、友達作りに成功。朝日新聞へ実名掲載! 現在は大学で農業を学んでいます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14390290.html?iref=pc_photo_gallery_breadcrumb
シュン君の事例
高校1年で不登校に。親とのコミュニケーション断絶、昼夜逆転生活。通信制高校に転校後、生活改善を経て看護系大学に進学。https://yoboukyoukai.com/2023/08/4576/
不登校ひきこもり急増 登場人物
W君の事例
通信制高校のネットコースに在籍中、8ヶ月引きこもる。当会支援で関西から東京の通信制高校サポート学生寮で生活改善し、
防衛大学に合格、現在は自衛隊で活躍中。
エイタ君の事例
中1から徐々に不登校、引きこもる。フリースクールで生徒会会長になり、カナダ留学を経験。動画編集会社を運営しました。
頑張りすぎた反動でまた、引きこもるも当会支援で再復活 2024年4月 理系大学に進学予定
不登校ひきこもり急増 登場人物
G君の事例
高1で不登校、高校中退。その後、8ヶ月引きこもり、ゲームに没頭し、家族とのコミュニケーション困難。
フリースクールを経て美大合格、現在は後輩に美術を教えています。

ヨッシーの事例
中学時代の不登校、高校でのいじめを経験。フリースクールでの学び直しを経て、青山学院大学に進学し、大手IT企業に就職。ブログ
サコウ君の事例
中高一貫校 での不登校,昼夜逆転を経験し、その後,当会、通信制高校サポート校 へ転校して プライム上場企業に内定を勝ち取ったサコウ君。相談に来た時は学校生活に適応することが困難で、多くの時間をゲームで過ごしていましたが生活習慣 を改善し、
新たな学びの場所である通信制高校で自信と意欲を取り戻しました
発達障害対応の高校で再スタート!W君の看護系の大学への挑戦ストーリー
中学生の頃に不登校、引きこもりとなり、6ヶ月間、入院。
発達障害の診断を受けて入院生活を送ったW君。
進路が見えず、ご家族も悩みを抱えていた状況から、当会の通信制高校サポート校
に入学。適切な支援と本人の努力で新たな道を切り開き、現在は看護系の大学に進学し、医療機関への就職を目指しています!
N君の事例
中学3年で不登校宣言、その後、2年間、引きこもる。7ヶ月間、当会支援し解決! 通信制高校への進学を決断し、現在は週5日通学中。
カナダ留学も経験しました。将来、農業従事者を目指しています
これらの事例は、不登校や引きこもりが一時的な問題であること、適切なサポートと環境があれば乗り越えられることを示しています。当会では、このような多くの子どもたちの未来を明るく照らすサポートを続けています
お父さん、お母さんは不登校ひきこもりの支援方針一致していますか?!
不登校やひきこもりからの回復過程において、最も重要なのは子ども本人だけでなく、ご両親の考え方が一致しているかどうかです。
当会では、子どもたちが規則正しい生活を送り、自信を持って自律し、社会に貢献する未来を実現することを教育ミッションとして掲げています。
このミッションをご理解いただき、ご家庭で実践できているかが非常に重要です。
また、当会からのアドバイスに対して、子どもだけでなく親御さん自身もその指示に従っているかどうかが、回復過程における成功の鍵を握ります。
子どもたちの行動や思考パターンは、親御さんの影響を大きく受けています。したがって、親御さんがポジティブな変化を遂げることで、子どももまた変わっていくことでしょう。
回復過程のステップとしては、まず「認識の一致」から始まります。これは、ご家族全員が問題に対する共通の理解を持ち、目指すべき方向性について一致している状態を指します。
次に、「実践の開始」があります。当会の教育ミッションを基に、具体的な行動計画を立て、それを実行に移す段階です。
そして最終的には、「持続と評価」のフェーズがあります。行動計画の継続的な実施と、その過程での成果や課題に対する評価を行うことが求められます。
このプロセスを通じて、子どもたちは徐々に自信を取り戻し、規則正しい生活を送ることができるようになります。
そして、自分自身で考え、行動する力を育てることができるのです。
回復過程は一朝一夕に達成されるものではありませんが、親御さんが模範となり、愛情と理解をもって接することで、子どもたちは確実に前進していくことができます。
不登校やひきこもりからの回復期において、親御さんが変化することで、お子さんにも徐々にポジティブな変化が見られるようになります。
この変化は一夜にして起こるものではありませんが、地道な努力と時間をかけることで、確実に前進していきます。
1. 生活リズムの正常化
回復期に入ると、最初に見られるポジティブな変化の一つが、生活リズムの正常化です。
昼夜逆転していた生活から脱却し、規則正しい生活へと移行していきます。これは、子ども自身の心身の健康にとって非常に重要なステップです。
2. コミュニケーション能力の向上
回復期には、親御さんとのコミュニケーションが改善されることで、お子さんの人との関わり方にも変化が現れます。
徐々に家族以外の人とのコミュニケーションも増え、社会性が育っていくことが期待されます。
3. 自己肯定感の向上
親御さんがポジティブな変化を遂げ、その姿勢をお子さんにも示すことで、お子さん自身の自己肯定感が高まります。
自分自身を大切にする気持ちが芽生え、自信を持って行動できるようになるでしょう。
4. 新たな興味・関心の発見
回復期に入ると、お子さんは新たな興味や関心を持ち始めることがあります。
これまで閉じていた心が開かれ、学びや趣味など、様々なことに挑戦する意欲が見られるようになります。
5. 社会への一歩を踏み出し解決!
回復期を経て、お子さんは社会への一歩を踏み出す勇気を持ちます。
学校への復帰、アルバイトの開始、趣味や活動への参加など、徐々に社会とのつながりを持つようになり、自立への大切な一歩を踏み出すことにつながります。
これらのポジティブな変化は、親御さんとお子さんが共に努力し、支え合うことで実現します。
回復期には辛抱強く、愛情を持って接することが大切です。
一歩一歩、お子さんが成長していく様子を見守り、応援していきましょう。
不登校やひきこもりから回復期 6段階
不登校やひきこもりから回復期に入ると、子どもたちにはさまざまなポジティブな変化が見られます。この期間には、以下のような前向きな変化が期待できます。
1. 生活リズムの正常化
回復期に入ると、子どもたちは徐々に健康的な生活リズムを取り戻し始めます。昼夜逆転の生活から脱却し、適切な時間に起床・就寝する習慣が身につきます。これは、心身の健康にとって非常に重要な第一歩です。
2. 自己表現の向上
子どもたちのコミュニケーション能力や自己表現の方法が豊かになります。親や周囲の人たちとの関係が改善し、感情や考えを素直に伝えられるようになることで、人間関係がより豊かなものになります。
3. 自己肯定感の向上
回復過程で経験する小さな成功体験や、家族からの肯定的なフィードバックにより、子どもたちの自己肯定感が高まります。自分自身を価値ある存在として受け入れることができるようになり、自信を持って新たな挑戦に臨むことができます。
4. 学習意欲の回復
学校への復帰や学び直しの機会を通じて、学習に対する意欲が復活します。教育への関心が高まり、自分の将来に向けて積極的に知識を得ようとする姿勢が見られるようになります。
5. 社会とのつながり
回復期には、子どもたちが社会とのつながりを徐々に取り戻し始めることが見られます。学校活動、趣味、アルバイトなどを通じて、社会での役割を果たし、自分の居場所を見つけることができます。
6. 未来に対する希望
ポジティブな変化を経験することで、子どもたちは未来に対する希望を持ち始めます。自分の夢や目標に向かって前進する力が湧き、人生の可能性を広げることができます。
これらのポジティブな変化は、子どもたちが自分自身と向き合い、成長するための大切なステップです。回復期には、
子どもたちの心と身体が健やかに発展するための支援と理解が特に必要になります。家族や周囲の大人が、愛情と忍耐をもってこれらの変化をサポートすることが、子どもたちのさらなる成長につながります。
不登校ひきこもりは克服可能
不登校やひきこもりは、確かに克服可能な問題です。重要なのは、この課題に対して、ご両親がどのように向き合い、変化していくかということです。
「ひきこもりはご両親が治すものです」という言葉には、深い真実が込められています。
子どもたちが直面している問題の解決には、家族全体での取り組みが不可欠であり、その中心にはご両親の役割があります。
ご両親が理解を深め、対応を変えることで、不登校やひきこもりに対する家庭内の環境が変わります。
子どもたちはその変化を感じ取り、徐々に外の世界へと踏み出す勇気を持つようになります。
これは、子どもたちに新たな自信を与え、社会への一歩を踏み出させるための重要なステップです。
具体的には、以下のようなアクションが考えられます。
理解と受容
子どもの状況を正確に理解し、受け入れる姿勢を示すこと。
対話の促進
子どもの感情や考えを尊重し、対話を通じてコミュニケーションを図ること。
サポート体制の構築
専門家の助けを借りたり、サポートグループに参加するなど、外部のリソースを活用すること。
ご両親が変わることで、子どもたちは新たな可能性に気付き、自らが抱える問題に対して積極的に取り組む姿勢を見せるようになります。
不登校やひきこもりは一人の子どもだけの問題ではなく、家族全体で取り組むべき課題です。
家族が一丸となって支え合うことで、困難を乗り越え、克服することができるのです。
ひきこもりはサポートを求めましょう
不登校やひきこもりから未来への一歩を踏み出すためには、具体的な行動と心の準備が必要です。
ここで大切なのは、前向きな姿勢を持ち続け、一歩一歩確実に進むことです。以下に、未来への一歩を踏み出すためのヒントをご紹介します。
自分を受け入れる
自分自身の現状を正直に受け入れることから始めましょう。自分の長所や短所を理解し、
今の自分を肯定的に捉えることが大切です。自己受容は、前向きな変化への第一歩となります。
目標を設定する
小さな目標から始めて、達成可能なステップを一つずつ設定しましょう。
目標を達成する喜びを感じることで、自信がつき、次第に大きな目標にも挑戦できるようになります。
サポートを求める
一人で全てを解決しようとしないでください。家族、友人、専門家からのサポートを積極的に求めましょう。
信頼できる人とのコミュニケーションは、困難な時期を乗り越える大きな力となります。
新たな経験をする
未知のことに挑戦することで、新たな自分を発見できます。
趣味、スポーツ、ボランティアなど、興味のある活動に参加してみましょう。新しい環境は、成長の機会を提供してくれます。
ポジティブな習慣を身につける
健康的な生活リズムを整え、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。
心身の健康は、すべての基盤となります。
進捗を振り返る
定期的に自分の進捗を振り返り、達成したことを認めて自分を褒めましょう。
小さな成功を積み重ねることが、大きな自信と成長につながります。
未来への一歩を踏み出すためには、自分自身と向き合い、少しずつでも前に進むことが重要です。
挑戦する勇気を持ち、自分のペースで進んでいくことで、希望に満ちた未来を切り開いていけるでしょう。
専門機関やサポート団体の活用方法
不登校やひきこもりに対する支援は、多くの場合、学校や教育委員会、そして公的機関によって提供されています。
これらの組織は、児童・生徒の学習や生活支援に関する豊富なリソースを持ち、個別のニーズに応じた支援を行っています。
一方で、ひきこもりに特化した相談や支援を行っている団体は、全国的に見ても限られています。
当会を含め、2〜3の団体が存在するのみで、これらの団体では、ひきこもり経験者やその家族に対する専門的なアドバイスや支援プログラムを提供しています。
専門機関やサポート団体の活用方法
相談を活用する まずは気軽に相談してみることが大切です。専門機関やサポート団体は、ひきこもりや不登校に悩む個人や家族をサポートするための専門知識を持っています。
一人で悩むよりも、専門家の意見を聞くことで新たな視点を得られることがあります。
情報収集を行う
最新の支援プログラムやイベント情報を収集し、どのような支援が利用可能かを把握しましょう。
ウェブサイトやSNSなどで情報を提供している団体も多いので、積極的にチェックすると良いでしょう。
プログラムへの参加
サポート団体が主催するワークショップやセミナー、支援プログラムに参加することで、
同じ悩みを持つ人々と交流する機会を得られます。また、新たな学びや気づきを得ることができるでしょう。
長期的なサポートを検討する
一時的な相談だけでなく、長期的な支援プログラムに参加することも一つの選択肢です。
持続的なサポートを受けることで、根本的な解決に近づくことができます。
不登校やひきこもりは個人の問題ではなく、社会全体で支え合うべき課題です。
専門機関やサポート団体を活用することで、一人ひとりが抱える困難に対して、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう
一般社団法人不登校引きこもり予防協会 相談手順
当会では、不登校やひきこもりに悩むお子様とそのご家族を支援するため、 以下のような手順で具体的なサポートを進めてまいります。
【ZOOM面談】
まずは、ご両親とのZOOM面談を通じて、お子様の現状やご家庭の状況を詳しく伺います。この面談を基に、一緒に支援計画を立てていきます。
お子様の抱える問題やご家庭の希望をしっかりと理解した上で、最適な支援方法をご提案
【家庭訪問】
ご家族のご希望に応じて、家庭訪問を行うことも可能です。お子様への直接的なアプローチを検討し、家庭内での具体的な対応策をご相談します。
この際、訪問費と交通費が発生する場合がございますが、より効果的なサポートを目指します。
【居場所の提供】
お子様が安心して過ごせる場所の提供も重要な支援の一つです。フリースクールなど、
お子様にとって居心地の良い環境をご案内いたします。新たな友人を作ったり、学び直しの機会を得たりすることが可能です。
【不登校合宿・学生寮】
生活の改善が見込めない場合や、遠方からのご相談である場合には、不登校合宿や学生寮の提供も検討
日常生活から一時的に離れ、新しい環境で自己を見つめ直す機会を提供いたします。
お子様が抱える問題は一人で解決するのが難しいかもしれませんが、当会の提供する支援を受けることで、新たな一歩を踏み出すきっかけになることを心から願っています。
まずは、お子様とご家族のための最初のステップとして、ZOOM面談へのお申し込みをお願いいたします。
この困難な時期を、私たちと一緒に乗り越えていきましょう。ご不明な点やご心配なことがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。心よりお待ちしております。