高校生の引きこもり原因TOP5|支援40年の視点で家庭を検証

「なぜ、うちの子が引きこもりに?」——そんな戸惑いの声が、私たちのもとに日々寄せられています。
高校生の引きこもりは、今や特別なことではなく、誰の家庭にも起こり得る問題です。文科省の統計でも年々増加しており、家庭での関わり方が大きく影響しています。

私は40年以上、1万人以上の子どもたちを支援してきましたが、その中には親の過干渉が引き金となり、子どもが自殺してしまった痛ましい例もあります。
「良かれと思って」の関わりが、子どもにとっては重荷となり、自分を否定する原因になることがあるのです。

本記事では、一般社団法人不登校引きこもり予防協会 代表理事の杉浦孝宣が、支援現場で明らかになった「高校生が引きこもる原因TOP5」をランキング形式で解説します。
親御さんが気づきにくい落とし穴とその対応法、そして立ち直った子どもたちの実例をお伝えします。

「うちの子はもう無理かもしれない…」と感じている方も大丈夫です。必ず変われる力があります。
その第一歩は、原因を正しく理解することから始まります。

目次

🔷第1章|なぜ今、高校生の引きこもりが増えているのか?

「うちの子がまさか…」
そう思っていた保護者の方から、私たちのもとへ相談が相次いでいます。高校生になってから部屋にこもるようになった、学校に行けなくなった、進路の話すらできない——。それは、今や特別なことではありません。

文部科学省の統計によると、令和4年度の時点で不登校の中学生は20万人以上、そして高校生は約6万人。さらに、厚生労働省の調査では、引きこもり状態にある15〜39歳は約54万人。実は、この“引きこもり予備軍”が最も多いのが高校生なのです。

私たちが支援してきた約1万人の子どもたちのうち、「中学で不登校 → 高校入学後に完全引きこもり」というケースは非常に多く、これは**いわば“自然な流れ”**とも言えるのです。

しかし——放置してはいけません。

高校生の引きこもりは、社会への一歩を踏み出す前に起きる重要な分岐点です。
早期に手を打つことで、その子の将来を大きく変えることができます。

🔷第2章|支援40年の現場で見えた「共通する5つの原因」とは?

40年の支援現場で1万人以上の家庭と向き合ってきた私たちには、「高校生が引きこもる家庭には共通する特徴がある」という確信があります。
それは、学力の問題や病気だけでは説明できない、“家庭の中”にある見えにくい要因です。

ここでは、当協会がまとめた引きこもりの原因TOP5を紹介します。

🔸高校生の引きこもり原因ランキングTOP5

順位原因概要
1位親の過干渉先回りして何でもやってしまう、管理しすぎ
2位甘えの構造(小遣いや課金を与え続ける)努力せずとも“快適な生活”が送れる状態
3位父親の不在・無関心叱る・見守る役が家庭にいない
4位やる気がない(実は自己肯定感の低さ)表面的には無気力、内面には「どうせ無理」
5位中高一貫校での挫折小学校の成功体験から一転、プライドが折れる

これらはすべて、「最初は小さなズレから始まる」という点でも共通しています。
親として「このままで大丈夫」と思っていたことが、実は引きこもりの種だったというケースも少なくありません。

🔷第3章|【第1位】親の過干渉が引きこもりを招く理由

「うちの子にとってベストな環境を」と思うあまり、
親が進路を決め、生活を管理し、失敗の芽を摘み取ってしまう。
これが、子どもの「自律」を奪う一因となっているのです。

よくある過干渉の例

  • 毎朝、起こしてあげる(起きるまで付き添う)
  • 学校に休みの連絡を親が代わりにしてしまう
  • 学習塾、部活、進学先まですべて親が決定
  • 子どもの言動に細かく口を出す

💬 支援現場での声

「親がなんでも決めてきたから、自分で決めるのが怖い」
「失敗したら怒られると思って、挑戦できない」

こうした言葉は、引きこもり状態の高校生からよく聞かれます。

💡対処法:任せて見守る「一歩下がった支援」

  • 小さな決定を子どもに委ねる(朝食のメニューを決める、洗濯を任せるなど)
  • 結果が悪くても口出しせず、「見ているよ」というスタンスを保つ
  • 決めたことをやり遂げたときに「ありがとう」「助かった」と声をかける

過干渉な親ほど「口に出さない勇気」が必要です。
一歩引くことで、子どもの中に「自分でやってみよう」という自律の芽が育ち始めます。

🔷第4章|【第2位】甘えの構造と“居心地のいい引きこもり”

「学校に行っていなくても、毎日ゲームできる」
「課金もできるし、お小遣いももらえる」
「好きな時間に寝て、誰にも怒られない」

こうした“快適な引きこもり環境”が、長期化の要因になっているケースは非常に多いのです。

🏠 甘えの構造を生む要因

  • 不登校になったことを可哀想と思い、制限を設けられない
  • ゲームやネット環境をそのままにしている
  • アルバイトなど社会経験をさせない
  • 家庭内で役割がなく、責任感を持たない

🔁 支援現場でよくある言葉

「ゲームの時間と引き換えならお風呂に入る」
「小遣いがなくなると、少し話すようになる」

つまり、行動には“交換条件”が有効なのです。

💡対処法:アルバイト制・役割制で「働く喜び」を教える

  • 小遣いは労働の対価として渡す(例:洗車1000円、夕飯の皿洗い300円)
  • 課金は目標達成の報酬として渡す(例:1週間朝起きたら課金OK)
  • 家の中に「役割と責任」を持たせる(例:洗濯担当、風呂掃除担当など)

この方法で、「やれば評価される」という実感を持った子は、自信をつけて社会に出ていきます。

🔷第5章|【第3位】父親の不在・無関心が与える影響

引きこもりの高校生と話をしていると、よくこんな言葉を聞きます。

「父親とは、ほとんど話したことがない」
「何をしている人かもよく知らない」

単身赴任や多忙を理由に、父親が物理的・心理的に家庭から離れているケースは非常に多く見受けられます。
また、家庭内にいても会話がなかったり、子育てを“母親任せ”にしてきた父親も少なくありません。

👨‍👩‍👧‍👦 なぜ父親の関わりが重要なのか?

思春期の子どもには、母親とは異なる存在からの関与が必要です。

  • 父親は「ルールの象徴」「社会性の導き手」として機能する
  • 母親と対等な関係で衝突しがちな年齢だからこそ、もう一人の“支え手”が必要
  • 「叱る」「見守る」「距離を取る」役を担えるのは父親の存在

しかし、父親がこの役割を担わないままだと、家庭が“母子の密室”になり、
結果的に引きこもりを強化する構造になってしまうのです。

📚 実例|寮生活と男性支援者の関わりで変化した子

父親が厳しいことを一切言わず、家では“空気”のような存在だった高校生のカズト君。
母子関係が密すぎることから、当会の**生活改善合宿(寮生活)**に参加してもらいました。

そこで彼は、学生インターンや支援スタッフなど「年上の男性」と日常的に接し、
叱られ、頼られ、褒められる経験を重ねる中で、少しずつ表情が変わっていきました。

「お父さんに叱られたこと、思い出せない。でも寮の○○さんは、嫌だったけど嬉しかった」

という言葉が印象的でした。

💡対処法:父親が「嫌われ役」になる覚悟を

  • 厳しいことをあえて言う(ただし、怒鳴らない)
  • 子どもと1対1で短時間でもいいので会話する
  • 学校・支援先との連絡に積極的に関与する
  • 過去に関わってこなかったことを「今」からでも取り戻す

子どもにとっては、無関心より「関わられる方」がずっと意味があります。
父親として「逃げずに関わる姿勢」が、引きこもり解決の第一歩になるのです。

🔷第6章|【第4位】「やる気がない」ではなく「自信がない」

「うちの子、まったくやる気がなくて…」
「何を言っても、無反応で返事もしない」

そんな相談を受けることがありますが、実際に本人と対話してみると——
やる気がないのではなく、自己肯定感が極端に低いだけというケースが多いのです。

🧠 「やる気がない」は表面だけのサイン

  • 実は「失敗が怖い」
  • やる前から「どうせ無理」と思い込んでいる
  • 親からの小さな一言で傷ついている

たとえば、

「え?またダメだったの?」
「なんでこんなこともできないの?」

という言葉は、子どもにとっては「自分はダメなんだ」と確信させるトリガーになります。

💬 支援現場での例

13回もアルバイト面接に落ちた高校生がいました。
本人は毎回落ち込んでいましたが、それでも挑戦をやめませんでした。

その背景には、

  • 支援スタッフからの「今回はダメでも次がある」
  • 母親からの「落ちたけど、行けたことがすごいよ」

という無条件の応援と肯定があったのです。

結果、14回目の面接で松屋に合格。
その後の給料日に「働けた」という実感を持ち、
初めて自分の力で生きていけることへの自信を得ることができました。

💡対処法:「できたこと」にフォーカスして声かけを

  • 起きた →「起きたね!嬉しいよ」
  • 玄関まで出た →「外に出られたね、すごい!」
  • 話しかけた →「自分から話すって、すごいね!」

親が「できてないこと」ばかり見ると、子どもは自己否定に陥ります。
小さな一歩を「ちゃんと見てるよ」と伝えることで、自信の芽が育ちます。

🔷第7章|【第5位】中高一貫校での挫折が引きこもりに繋がる

近年、当会への相談の中で急増しているのが、**「中高一貫校に入学したものの不登校・引きこもりになった」**というケースです。

一見すると、学力も家庭環境も“問題なさそう”に見えるこの層。
ですが、実はとても深い挫折感と自己否定を抱え込んでいる子が多いのです。

🏫 エリート教育の裏に潜むプレッシャー

中高一貫校に通う子どもたちは、多くの場合、次のような流れで挫折を経験しています:

  1. 小学生の頃はトップ成績で、周囲に褒められ続ける
  2. 難関中学に合格し、「自分はできる」と思って入学
  3. しかし中学に入ると、周囲は自分よりできる子ばかり
  4. 成績が下がり、居場所がなくなる
  5. 劣等感や孤独感が募り、不登校に…
  6. そのまま高校に進学しても立て直せず、引きこもりへ

特に中高一貫校に多いのが、医師家庭のお子さんです。
40年以上支援を続けてきた中で、平均して在籍者の約10%が医者の子どもという実態があります。
医師という“社会的成功の象徴”を間近に見ながら、
「将来は医者に」「親のようにならなければ」という無言のプレッシャーを抱えていることが少なくありません。

💬 よくある子どもの言葉

「小学校では自信があった。でも今は誰よりも劣っている気がする」
「中学受験してまで行ったのに、結局ダメだった」
「お父さんは医者なのに、僕は何もできない」

このように、「過去の栄光」と「現在の現実」のギャップに加えて、
親の期待に応えられないことへの罪悪感や敗北感が、引きこもりに繋がるのです。

📚 実例|中高一貫校→通信制→公務員になったカズキ君

カズキ君は、浅野中学・高校という難関中高一貫校に入学しました。
しかし、中2から成績が落ち始め、次第に学校に行けなくなります。
家では「なんでこんなこともできないの?」という父親の言葉に心を閉ざし、
最終的には家庭内暴力、引きこもり状態に。

その後、当会の支援を受け、通信制高校へ転校。
寮生活とアルバイト経験を通して社会性と自信を取り戻し、
現在は公務員として安定した生活を送っています。

💡対処法:「再スタートは可能」と伝える

  • 中高一貫校での挫折は「失敗」ではなく「通過点」と再定義
  • 転校や学び直しを“逃げ”と捉えず、“選び直し”として伝える
  • 学力よりも「社会性」や「生活リズムの立て直し」に注力する
  • 合宿・寮などの新しい環境で“比較されない場所”をつくる

一度傷ついたプライドは、再び比較される環境では癒せません。
だからこそ、安心して“やり直せる場”をつくることが、回復の鍵となります。

🔷第8章|親ができる5つの行動とは?(ステージ別対応)

「高校生の引きこもりは、原因がわかっても、どう対処すればいいのか分からない」
そんな保護者の声を多くいただきます。

しかしご安心ください。
40年以上の支援の中で、私たちは子どもの状態を5つのステージに分け、それぞれに応じた具体的な対応法を整理してきました。
このステージ判定をもとに行動すれば、今すぐにでも家庭でできる一歩が見えてきます。

🟢【ステージ1】学校に行き渋りはじめた

この段階ではまだ“軽度”。朝は起きられる、友人とも連絡を取る、時には学校へ行ける状態です。

親ができること:

  • 小さな不調のサインを大げさに扱いすぎず、日常を維持する
  • 一緒に朝食をとる、軽い外出を促すなど生活リズムを整える
  • 登校できた日は「よく頑張ったね」と肯定の言葉をかける

🟡【ステージ2】不登校が継続する

学校を休む日が続き、1ヶ月以上登校できない状態。
ここから「このまま定着してしまうのでは」という不安が強くなります。

親ができること:

  • 学校・担任・スクールカウンセラーと連絡を取り続ける
  • 通信制高校やサポート校などの選択肢を一緒に調べる
  • 「今できること」に注目し、家庭での小さな達成を積み重ねる

🔵【ステージ3】生活リズムが乱れ始める(中度)

昼夜逆転、ゲーム依存、会話が減るなど、家庭生活にも乱れが見えはじめます。
この段階からは本格的な引きこもりへの入り口になります。

親ができること:

  • Wi-Fiやスマホの利用ルールを設ける
  • 小遣いや課金を“無条件”ではなく、行動への報酬型に切り替える
  • 家庭訪問支援など“親以外の大人”を介入させ、社会との接点をつくる

🟣【ステージ4】外出できなくなる(重度)

部屋から出ない、入浴や食事を拒否、会話もほとんどない。
社会との接点が完全に途絶えた状態です。

親ができること:

  • 無理に外に連れ出そうとせず、声かけは最低限にとどめる
  • 家庭訪問支援や学生インターンによるピアサポートを導入する
  • 寮や生活改善合宿など、家庭外に「安心できる居場所」を用意する

🟤【ステージ5】感情の起伏が少なくなる

笑顔も怒りもなく、表情が乏しくなり「無気力」「自己否定」が強くなった状態。
放置すれば長期化しやすく、家庭だけでの対応には限界があります。

親ができること:

  • 小さな変化を見逃さず「できたね」と肯定する
  • 「見守っているよ」と伝え、安心感を与える
  • 当協会のような引きこもり支援団体に相談・依頼することを検討する
     (家庭訪問、合宿、寮生活など第三者の関わりで環境を変えるのが有効です)

まとめ|ステージが上がる前に“行動”を

引きこもりは、最初から深刻ではありません。
しかし、ステージ3を超えると家庭だけでの対応は難しくなります。

だからこそ「今、わが子はどの段階にいるのか?」を把握し、
早めに支援を導入することが未来を守る第一歩なのです。

🔷第9章|成功事例に学ぶ「変われる力」とは?

「うちの子はもう無理かもしれない」
そう口にする親御さんは少なくありません。
しかし、40年の支援の現場で私が見てきたのは、どんな子でも変われる力を持っているという事実です。

ここでは、ステージ判定に基づく支援を受け、引きこもりから立ち直った高校生たちの事例をご紹介します。

🟢 Y子さん(10年引きこもり → 公務員)

  • 中学2年で不登校になり、そのまま10年間引きこもり状態に。
  • 支援を受け、生活改善合宿と学び直しを経て、短大に進学。
  • 保育士資格を取得し、現在は公務員として働いています。

ポイント:長期の引きこもりでも、環境の切り替えと学び直しで再出発が可能。

🟡 カイト君(不登校 → 自衛隊)

  • 中学1年から不登校、家庭内でエアガンを乱射するほど荒れていた。
  • 7か月間の支援を受け、フリースクールへ通学。
  • 通信制高校を卒業し、自衛隊に入隊。
  • 後輩の卒業式に姿を見せるまでに成長しました。

ポイント:荒れた行動も、適切な居場所があればエネルギーに変わる。

🔵 カズキ君(中高一貫校で挫折 → 公務員)

  • 難関中高一貫校に入学するも、成績不振から不登校に。
  • 家庭内暴力を繰り返し、引きこもりに。
  • 通信制高校へ転校、寮生活とアルバイト経験で自信を回復。
  • 現在は区役所で公務員として勤務中。

ポイント:プライドの崩壊は大きな傷になるが、社会経験で立ち直れる。

🟣 リョウタ君(引きこもり → 航空自衛隊)

  • 不登校後、長期の引きこもり状態に。
  • 学生インターンによる家庭訪問を通じて外出できるように。
  • 通信制高校に入学後、航空自衛隊に進む。

ポイント:家庭訪問という「小さな外のきっかけ」が未来につながった。

🟤 タツマ君(不登校 → 大学卒業 → 公務員)

  • 中学1年から不登校、引きこもり生活に。
  • 支援でフリースクール・通信制高校を卒業。
  • 一浪後、難関大学に合格し、卒業後は公務員として活躍中。

ポイント:学び直しと支援があれば、大学・就職という進路も切り拓ける。

成功事例からの共通点

どの子にも共通していたのは、次の3点です。

  1. 生活リズムを取り戻すことから始まった
  2. 第三者(支援者・同年代インターン)が関わった
  3. 小さな成功体験を積み重ねた

📌 親御さんへのメッセージ

「うちの子は特別に重症だから…」と諦める必要はありません。
10年引きこもっていたY子さんでさえ、公務員として社会に出ています。

お子さんには必ず“変われる力”があります。
その力を引き出すには、親だけで抱え込まず、支援を活用する勇気が必要なのです。

🔷第10章|まとめ|今、親が“変わる”ことが最大の支援

ここまで、高校生の引きこもり原因TOP5、そしてステージ判定に応じた対応法と成功事例をご紹介してきました。

私が40年の支援現場で痛感しているのは、
**「子どもは必ず変われる。ただし、その前に親が変わらなければならない」**ということです。

原因を知ることが出発点

  • 過干渉
  • 甘やかし
  • 父親の不在
  • 自信の喪失
  • 中高一貫校での挫折

これらの原因は、どれも「家庭の中」に芽を持っています。
親が自分の関わり方を振り返り、少しでも軌道修正することが、子どもの変化のきっかけになります。

ステージ判定で“今”の状態を把握する

  • ステージ1〜2なら、生活リズムを整え、学校や選択肢を広げてあげること
  • ステージ3以降は、家庭だけでの対応には限界があり、第三者の介入が不可欠

「今どの段階にいるのか」を見極めることが、最初の一歩です。

成功事例が示す「変われる力」

10年引きこもっていたY子さんも、公務員になって活躍しています。
エアガンを乱射していたカイト君も、自衛隊で後輩を指導する立場になりました。
つまり、どんな状態からでも立ち直りは可能です。

違いを生んだのは「家庭の対応」と「支援の導入」です。

親が今できる3つの行動

  1. 原因を理解し、見直すこと
    →「うちは大丈夫」という思い込みを手放す
  2. ステージを判断し、適切に関わること
    →無理に学校へ行かせるのではなく、その子の段階に合わせる
  3. 支援を取り入れる勇気を持つこと
    →当協会のような引きこもり支援団体に相談・依頼することで、家庭ではできない環境の切り替えが可能になる

結び|「親が変われば、子どもは必ず変わる」

不登校や引きこもりは「特別な子どもの問題」ではありません。
どの家庭にも起こり得ることです。

ですが、必ず解決の道はあります。
親が「このままではいけない」と決断し、行動したとき、子どもは変わり始めます。

どうか一人で抱え込まず、私たちのような支援団体に声をかけてください。
小さな一歩が、未来を大きく変えることにつながります。

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