
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ

40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
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執筆:一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会 代表理事 杉浦孝宣
「あんたが甘やかすからだ」「おまえの育て方が悪い」──。
不登校の話題になると、家庭の中でこんな言葉が飛び交うことがあります。
けれども、親を責めても子どもは動きません。むしろ家庭の空気が凍りつき、誰も何も話せなくなってしまいます。
私は40年以上、不登校や引きこもりに悩むご家庭を支援してきました。1万人以上の支援の中で見えてきたのは、「責任を追及する家庭」ではなく、
「支え合って動く家庭」こそ、子どもが変わるという事実です。この記事では、家庭が止まる“責め合い構造”から抜け出し、親として本当にすべき対応をお伝えします。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン Youtube pivotでは前編+後編 30万超再生回数 多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!
不登校が始まると、多くの家庭で起こるのが「誰が悪いのか」という犯人探しです。
お母さんは不安から子どもに声をかけすぎ、父親は「厳しくしなければ」と叱責を強める。その結果、親子だけでなく夫婦間の溝も深まってしまいます。
しかし、家庭は“チーム”です。敵を探すより、「どうすれば今より良くなるか」を一緒に考える姿勢が何よりも大切です。
「親の責任だ」と言われ続けた家庭ほど、親自身が動けなくなります。
世間や学校、親戚からの言葉が心に刺さり、強い責任感を持つ母親ほど自分を責めてしまうのです。
不登校は“親の失敗”ではありません。
それは、家庭という環境が一時的にバランスを崩したサインです。
親が自分を責めるほど、子どもは「自分のせいで苦しめている」と感じ、ますます心を閉ざしてしまいます。
子どもが学校に行けなくなったとき、いちばん大切なのは“責めない対話”です。
「なんで行かないの?」ではなく、「何がつらいの?」「どうしたら楽になる?」と、寄り添う姿勢を見せることで、子どもは初めて安心して言葉を発します。
親の言葉が否定的になると、家庭全体がストップします。
小さな一言が、子どもにとっては「もう誰にも理解されない」というサインになってしまうこともあるのです。
言葉を変えることが、回復の第一歩です。
感情的になる前に、まずは冷静に現状を整理することが大切です。
当協会では「不登校・引きこもりステージ判定(1〜5)」を使って、今の段階を明確にしています。
| ステージ | 状況 | 対応法 |
|---|---|---|
| 1 | 登校しぶり・欠席が増加 | 学校と家庭の連携 |
| 2 | 欠席が続く・昼夜逆転の兆候 | 親の関わり方を修正 |
| 3 | 完全不登校・引きこもり傾向 | 第三者の介入(家庭訪問・面談) |
| 4 | 引きこもり固定化・会話困難 | 専門支援・生活改善合宿 |
| 5 | 社会的孤立・長期化 | 就労・社会復帰プログラム |
自分の家庭がどのステージにあるかを知るだけで、焦りが減り、行動の順番が見えてきます。
「不登校は、見守っていればそのうち良くなる」
そう信じていたご家庭がありました。
主人公は、中高一貫校に通っていたタツマ君(仮名)。小学生の頃、母親主導の中学受験で難関校に合格。
家族全員が安心していた矢先、彼の表情が少しずつ曇っていきました。
入学当初は成績も良く、真面目な生徒でしたが、中1のGW開けから次第に課題提出の遅れや成績の低下が目立つようになりました。
中学1年の終わりには教員から「高校進学が難しい」と言われ、自信を失い、不登校に。母親は焦り、父親は叱る。
夫婦間でも意見が食い違い、家庭の空気がピリピリしていきました。
その頃、母親は有名な“不登校専門家”の言葉を信じ、「見守るだけでいい」と考えていました。
しかし、何ヶ月待っても状況は変わらず、タツマ君は完全に部屋にこもり、昼夜逆転。スマホとゲームの世界に没頭するようになりました。
母親からの相談を受け、私は伝えました。
「誰が悪いかではなく、まずは“引きこもりを止めること”に集中しましょう。」
最初は夫婦で意見が合わず、父親は強い言葉を使い、母親は涙を流しました。しかし「責め合うより、行動しよう」とお二人が腹をくくった瞬間、
家庭は動き出しました。
生活改善プログラムを導入し、タツマ君は少しずつ部屋から出てくるようになりました。
その後、全寮制高校への進学、中退、通信制高校での学び直しを経て法政大学に合格。
見事、公務員試験にも合格しました。
今では地域社会に貢献する立派な社会人です。
このケースが教えてくれたのは、「見守るだけでは変わらない」「夫婦が一致すれば家庭は動く」という真実です。
責任を押し付け合うより、「今できる一歩」を共有することで、家庭は確実に前に進みます。
このステップを親子が一緒にたどることで、「誰の責任か」ではなく「どの段階にいるか」が明確になります。問題を感情でなくプロセスで捉えることで、再出発の道筋が見えるのです。
家族の中だけで言葉を交わしても、感情がぶつかり合うだけで届かないことがあります。
そんな時こそ、第三者の存在が大きな役割を果たします。
支援員やコーチが間に入ることで、家庭の空気がやわらぎ、親の言葉が子どもに届きやすくなるのです。
「ウザい」と言われていた親が、第三者を通じて「ありがとう」と言われる瞬間。
それが、家庭が再び動き出す合図です。
この3つの行動が、家庭の空気を変え、子どもの行動を促します。難しい専門技術よりも、日常の一歩が効果的です。
不登校は、親の失敗ではなく、家庭が成長するチャンスです。
支援を受けた家庭の多くが「前よりも家族の絆が深まった」と語っています。責任を恐れるより、「今できる支援」を受け入れたご家庭ほど、早く回復します。
家庭が止まるのは「おまえが悪い」と言った瞬間。
動き出すのは「一緒に考えよう」と言った瞬間です。
親が変われば、家庭が変わります。そして、子どもは再び歩き出します。
まずは、あなたのご家庭から一歩を踏み出してみませんか。
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