埼玉県の不登校支援+民間の実動支援で9割改善へ|上手な併用の仕方とは

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埼玉県の不登校支援+民間の実動支援で9割改善へ|上手な併用の仕方とは

一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会 代表理事
杉浦孝宣

SNSでは、毎日のようにこんな声が届きます。

  • 「スクールカウンセラーに“様子を見るしかない”と言われて半年何も変わらない」
  • 「埼玉県の支援センターに相談したが、家では昼夜逆転とゲームだけが進んでいく…」
  • 「情報はたくさんあるのに、うちの子はまったく動けない」
  • 「公的支援は優しいけど、実際に家に来てくれるわけじゃない」

保護者の悩みは、情報不足ではありません。
“動けない子どもを、どう動かすか” の方法が不足しているのです。

そこで鍵になるのが、
「公的支援(埼玉県)」+「民間の実動支援(当協会)」の併用です。

埼玉県は全国でも支援情報が整った自治体のひとつですが、生活リズムの崩れや引きこもりが進んだケースでは、家庭訪問・合宿・寮といった「実動」が必要になることがあります。

この記事では、埼玉県の公的支援と、当協会が提供する実動支援を徹底比較しながら、改善率9割を実現する“上手な併用方法”をお伝えします。



第1章|公的支援だけでは動けない子が増えている現実

文部科学省の統計では、不登校は12年連続で最多を更新。特に多いのが、「生活リズムの崩れ」「不安・抑うつ」「やる気が出ない」といった内因的な理由です。

埼玉県は不登校対策に力を入れており、相談窓口・教育支援センター・講演会・高校相談会など公的支援が充実しています。しかし、実際に家庭で起きているのは、

  • 昼夜逆転が止まらない
  • 部屋にこもりゲーム・YouTube漬け
  • 親が話しかけても反応がない
  • 外出ができない

こうした“ステージ3〜5”の状態です。

公的支援は「相談」「情報提供」が中心で、家庭の生活そのものを変えることは制度上できません。



第2章|埼玉県の不登校支援の強みと限界

埼玉県の不登校支援の特徴は、次のように整理できます。

  • 相談窓口の案内が充実(市町村・学校・児童相談所など)
  • 教育支援センターが豊富(適応指導教室)
  • 保護者向け講演会・動画コンテンツ
  • 高校進学相談会

これは大きな強みですが、同時に限界もあります。

  • 家庭訪問はできない
  • 生活リズム改善の直接支援はできない
  • 昼夜逆転・ゲーム依存への実動介入ができない
  • 合宿・寮など環境改善プログラムなし

つまり、ステージ1〜2の不登校には有効だが、ステージ3以上では限界があるということです。



第3章|“動く支援”を担う民間団体──当協会の役割

当協会は、公的支援では難しい“実動”を専門にしています。

  • 親のコーチング(声かけ・関わり方の修正)
  • 家庭訪問(アウトリーチ)
  • 生活改善合宿・学生寮で昼夜逆転をリセット
  • 通信制高校・サポート校への転校支援
  • アルバイト・自衛隊・公務員・大学進学の出口支援

東京・大阪・愛知など全国から毎月300件以上の相談があり、スタッフが全国どこへでも動きます。

公的機関が提供できない領域を民間が補完することで、改善率9割が実現しています。



第4章|不登校・引きこもり「ステージ判定」で最短ルートが見える

当協会では全国の支援データをもとに、子どもの状態を「5段階」で可視化しています。

  • ステージ1:不安・欠席増
  • ステージ2:完全不登校だが外出可
  • ステージ3:引きこもり開始/昼夜逆転
  • ステージ4:暴言・暴力・生活崩壊
  • ステージ5:長期引きこもり

埼玉県の支援はステージ1〜2までが手厚く、
ステージ3〜5は民間実動支援が必要になります。



第5章|7つの支援ステップで改善率9割を実現する理由

  • 🟢 STEP1|ステージ判定
  • 🟡 STEP2|親コーチング
  • 🔵 STEP3|家庭訪問支援
  • 🟣 STEP4|生活改善合宿・学生寮
  • 🟤 STEP5|学び直し(通信制高校・フリースクール)
  • 🔴 STEP6|アルバイト・インターン
  • 🟠 STEP7|社会貢献・就職

埼玉県の公的支援は、STEP1とSTEP5を強力にサポートしてくれます。
当協会はSTEP2〜7を網羅することで、家庭と子どもを一気通貫で支えます。



第6章|公的+民間が“相性抜群”と言える理由

両者は競合ではなく、役割が違います。

  • 公的支援:情報・相談・安心を提供
  • 民間支援:行動・生活改善・再出発を実現

併用することで、子どもが改善する“流れ”が生まれます。



第7章|併用して成功した3つのタイプ(実例付き)

  • ①教育センター+家庭訪問で動いたケース
    → 外出できなかった子が、訪問3回目で初めて近所へ散歩。
  • ②県窓口で相談後、合宿で昼夜逆転を改善
    → 14日間の生活改善合宿で、朝起き・学習が再開。
  • ③公的支援で復学→再不登校→当協会で再出発
    → 通信制高校へ進学し、自衛隊・公務員などへ。

当協会の16名の成功事例(Y子さん・カイト君・G君など)に同じパターンが多く見られます。



第8章|併用のコツ① 親の行動を変えることが最優先

実は、改善の一歩目は「子ども」ではなく「親」です。

  • 叱らない
  • 監視しない
  • 問い詰めない
  • 先回りしない

親の声かけが変わると、子どもの抵抗が和らぎ、実動支援が入りやすくなります。



第9章|併用のコツ② ステージに応じた“順番”が大切

  • ステージ1〜2:埼玉県の公的支援を最大限活用
  • ステージ3〜4:家庭訪問・合宿・寮が必要
  • ステージ5:長期計画(1〜2年)で自律へ

順番を間違えると改善が遅れます。
正しいステージ把握が最短ルートです。



第10章|再出発は“家庭から”始まる──親子が動き出す未来へ

不登校も引きこもりも、スタート地点はいつも「家庭」です。

親が学び、子どもが一歩動けば、未来は変わります。
当協会は、親のコーチングから、家庭訪問、合宿、進学・就職まで全てに伴走します。

まずは一度ご相談ください。
ここから再出発が始まります。

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