
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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こんにちは。
一般社団法人不登校引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。
「夏休み明け、娘が2日間だけ登校できました。でも、3日目からまた行けなくなってしまって…」
そんなご相談を、毎年のようにこの時期にいただきます。
不登校の子どもを持つ親にとって、“行けたのに、また行けなくなった”という現実は、言葉にできないほど辛いものです。
「このまま様子を見るべきか」「それとも何かすべきか」――親として悩まない方はいないでしょう。
でも、どうか安心してください。
不登校は“終わり”ではなく、“始まり”です。
娘さんが行けた2日間は、確かな希望の証。その小さな歩みを、次につなげる道は必ずあります。
この記事では、「見守るだけでいいのか」と揺れるお気持ちに寄り添いながら、
放置と支援の境界線、そして、私たちが40年以上支援してきた中で見えてきた“再スタートの道筋”を、丁寧にお伝えします。
同じように悩む親御さんの力になれることを願って、心を込めて書きました。
9月。二学期が始まる頃、私たちのもとには例年、相談が急増します。
「行けると思ったのに行けなかった」「2日だけ登校してまた行けなくなった」。
まさに、今回ご相談いただいた中学3年生のお嬢さんと同じように、“頑張ったけど無理だった”という声が目立ちます。
文部科学省のデータでも、夏休み明けは不登校のピークであることが明らかになっています。
しかし、問題はここからです。「また休めばいい」「学校に行かなくてもいい」とただ見守っていると、引きこもりのリスクが急上昇します。
だからこそ今、親として「見守る」だけでなく、「次にどんな支援が必要か?」を考えるタイミングなのです。
最近は「不登校は必要な時期」「無理に行かせるのは危険」という考えが、SNSや雑誌などでもよく見られます。
確かに、心身の休息が必要な子どもがいるのは事実です。文科省も「不登校を問題行動と見なしてはいけない」と明言しています。
しかし、私たちが40年以上の支援で見てきた現場のリアルは違います。
「しばらく休ませて様子を見ようと思った」
「そのうち元気になると思っていた」
そんな保護者の“優しさ”が、長期引きこもりを招いたケースは少なくありません。
実際、10年間引きこもっていたY子さんも、最初は「学校に行けないなら、無理させるのはよくないよね」と家族が見守っていたと言います。
結果、周囲と断絶し、日常生活すらままならなくなりました。
不登校を放置せず、必要な支援を見極めていくこと。
それが、未来を変える大きな分かれ道なのです。
第3章|【ステージ判定】今、娘さんはどの段階にいるのか?
当協会では、不登校の進行段階を5つの「ステージ」で捉えています。
現状を客観的に知ることで、適切な支援が見えてきます。
今回のお子さんは、「2日登校したがまた行けなくなった」という状態から、🔵ステージ1です。
ここから進行するか、回復するかは、「親の関わり方」と「支援の有無」で大きく変わります。
たった2日でも、登校できたことには大きな意味があります。
娘さんは、きっと夏休み中から不安を抱えていたはず。それでも一歩踏み出した。
その勇気を認めることが、次の一歩につながるのです。
ただし、親が「せっかく行けたのに、やっぱり無理なのね」と落胆しすぎると、
子どもは「頑張っても期待に応えられない」と感じ、ますます自信を失ってしまいます。
「行けなかった」のではなく、「よく2日も行けたね」と伝えてください。
それが、子どもにとっての“自己肯定感の再点火”になります。
お母さんの中に、「このまま全日制は無理かもしれない」「教育支援センターを考えている」との記述がありました。
とても冷静で、前向きな判断だと思います。
適応指導教室は「学校以外の学びの場」であり、サポートを受けながら生活リズムや社会性を取り戻す貴重なステップです。
また、私たちのような不登校支援団体では、ステージに応じた7つの支援ステップを用意しています。
◆Y子さん(10年引きこもり→公務員)
中2から不登校。24歳で支援と出会い、保育士資格を取得後、公務員に。
◆カイト君(不登校→自衛隊)
中1から不登校。7か月の支援を経て通信制高校へ。卒業後、自衛隊入隊。
◆タツマ君(中1不登校→大学→公務員)
中1で不登校。ステージ4からのスタート。合宿、フリースクールを経て、法政大学→公務員に。
彼らに共通するのは、「最初の見守りだけでは乗り越えられなかった」こと。
支援のタイミングが未来を変えたのです。
親として一番気になるのが「このまま受験に間に合うのか?」という点でしょう。
しかしご安心ください。今からでも進路の選択肢は豊富にあります。
たとえば当協会では、通信制高校サポート校や適応指導教室と連携し、
お子さんが無理なく学び直しができるルートを用意しています。
また、全日制にこだわらず、「卒業後に社会で生きていける力」を育てることを重視する方が、本人の自立には効果的です。
お母さんの言葉にもありましたが、修学旅行の存在が悩みを増やすこともあります。
「行けたらいいけど、行けなかったらどうしよう」と。
この時期は、子ども自身も「自分だけが浮いてしまうのでは」と不安でいっぱいです。
無理に参加を促すのではなく、「行っても行かなくても大丈夫。あなたの安心が一番大事だよ」と伝えてください。
そして、旅行の代わりに小さな外出体験を重ねるなど、心のリハビリになる方法を一緒に探していきましょう。
不登校は「問題」ではありませんが、放っておくと「課題」に変わります。
その境界線を見極めるのが、「ステージ判定」であり、「親の関わり方」です。
娘さんは、まだ“間に合う”位置にいます。
行けた2日間の頑張り、そして「NO」と言えた強さを、どうか忘れないでください。
「将来が見えない」と感じていても、支援の力があれば道は必ず開けます。
私たちは、そうして再出発した多くの子どもたちと出会ってきました。
不登校は、子どもと親にとって新たなスタート地点。
その歩みを、どうか一人で抱えず、信頼できる支援者とともに歩んでください。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン Youtube pivotでは前編+後編 30万超再生回数 多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!