
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ
「ぶっ殺すぞ!」 そう叫び、育ての叔母に包丁を向けた中学2年生のS君。ゲーム依存、暴言、暴力、そして極端な人間不信──彼は典型的な「ステージ3」の引きこもり状態でした。【必読】お問合せを検討中の方はこちらをタップ にステージ判定表あり。
しかし今、S君は毎朝自分で起き、フリースクールを経て、私たちの通信制高校サポート校に通う高校3年生となり、
大学進学を目指して勉強に励んでいます。
あの時、あの場所で「変わりたい」と心の奥で願っていた少年は、今、自らの未来に向かって歩き始めています。そして、2025年6月14日──S君は自身のこれまでの歩みを、都内で開催される講演会で発表する予定です。
ここに至るまでのカギとなったのは、「アウトリーチ支援(家庭訪問)」と「ピアサポート(ちょっと上のお兄さん・お姉さんによる支援)」という2つの支援の形でした。
本記事では、暴力・暴言が日常だった中学生が、どのように立ち直り、社会と未来へつながろうとしているのか、その“軌跡”をご紹介します。同じように悩む保護者の皆さまへ──「変われる希望」を届けます。
不登校・引きこもり中学生の「暴力・暴言」問題
「うちの子が、まさか…」 最初は信じられなかったと叔母さんは言います。中学2年のS君は、親が不在の生活の中で、日々ゲームに没頭し、生活リズムは崩壊。やがて、ちょっとした声かけや注意にすら怒りを爆発させるようになり、ついには包丁を振りかざすまでに至りました。
家庭内暴力というのは、決して珍しいことではありません。特に思春期の男子に多く見られ、親や祖父母、きょうだいなど、家庭内の「弱い立場」の人に向けて怒りをぶつけてしまうことがあります。S君のように、両親が不在で、叔母が育ての親代わりというケースでは、なおさらそのリスクが高くなります。
不登校の子どもには「見守ることが大切」と言われます。もちろん、無理に登校を迫ることが逆効果になるケースはありますが、
「見守り=放置」になってしまっては本末転倒です。
S君の叔母さんも最初は「見守る」方針をとりました。しかし、その間にもS君の状況は悪化。食事もままならず、昼夜逆転、そして暴力的な行動が増えていきました。「もう、このままでは家庭が壊れてしまう」──そう感じた叔母さんは、私たちに相談してきたのです。
私たちはすぐにアウトリーチ支援──家庭訪問を開始しました。最初の訪問では、S君は私たちの存在に激しく反応しました。「なんで勝手に俺の部屋に入るんだ!」と怒鳴り、物を投げつけ、逃げ回りました。
スタッフは、暴力を受ける覚悟で現場に向かいます。
しかし、それでも対面で子どもと会い、少しずつ信頼関係を築いていくことが必要なのです。
訪問は1回で終わりではありません。2回目、3回目と通い続け、S君の行動や表情を注意深く観察しながら、接点を探していきます。
S君に大きな変化を与えたのが、学生インターンのコウタ君でした。大学生のK君は、S君と年齢も近く、ゲームの話題で自然と心の距離を縮めていきました。
「フォートナイトってさ、建築がむずいよね」 その一言で、S君が一瞬だけ目を合わせました。
その後、訪問のたびに少しずつ会話が生まれ、次第にリビングに顔を出すようになりました。
「一緒にゲームしようよ」と誘うと、K君の隣に座って話すようになり、笑顔を見せることもありました。
同世代、または少し年上のピアサポーターがいることで、子どもたちは「自分のことをわかってくれる人がいる」と感じることができます。この共感こそが、心を開くきっかけになるのです。
コウタ君も私の教え子で 不登校・引きこもり経験者です。学生時代は当会の学生インターンを経験し、今は自衛隊の幹部候補として
活躍中
S君と叔母さんは、フリースクールの近くに引っ越すことを決断しました。これがまた、大きな転機になりました。
通いやすい距離になったことで、S君は週に数回、教室に顔を出すようになったのです。
そして、生活リズム改善合宿にも参加。最初は乗り気でなかったS君ですが、合宿中の規則正しい生活や、同じ境遇の仲間たちとの関わりの中で、少しずつ変わっていきました。
帰宅後には、自分から机に向かって数学のドリルを解く姿も見られるようになり、スタッフも驚きを隠せませんでした。
中学卒業後、S君は私たちの通信制高校サポート校に進学。最初は不安もありましたが、知っているスタッフや仲間がいる安心感から、無事に学校生活をスタートすることができました。
現在は高校3年生。大学進学を目指して、受験勉強に取り組んでいます。毎朝、時間通りに起き、制服を着て登校するS君の姿に、かつての暴言や暴力の影はありません。
そしてS君は、6月14日に行われる講演会で、自らの体験を語る予定です。
「昔の自分みたいに苦しんでいる子がいるなら、伝えたい。変われるって、言ってあげたい」
その言葉に、私たちスタッフも胸が熱くなりました。あれほど心を閉ざしていた少年が、今では人前で話す覚悟を持っています。
S君のように、暴力や暴言を繰り返していた子どもでも、適切な支援と環境があれば変われます。ポイントは3つです。
どの家庭にも共通するのは、「親だけでは限界がある」ということです。
どうか、今、孤独に悩んでいる親御さん。勇気を出して、支援を求めてください。
私たちは、必ずお子さんと一緒に未来を切り開いていけると信じています。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン でも紹介され、多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!