
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ
「中高一貫校=安心」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
確かに、難関校に合格し、環境も整っている――一見、心配することなどなさそうに見えます。
ところが、現実には中高一貫校での不登校の相談が、毎年春になると相次いでいるのです。
「せっかくいい学校に入れたのに、もう学校に行けなくなってしまった…」
これは、珍しいケースではありません。
偏差値が高い学校でも、不登校になる生徒は一定数、確実にいます。
そしてもっと大きな問題は、中高一貫校では“途中での進路変更”を前提にしていないということ。
6年間同じ学校で学ぶ設計のため、一度不登校になると、公立校のように柔軟な対策がとられにくいのです。
進級・進路・カリキュラムの面でも壁が立ちはだかり、「どこにも頼れない」と感じる保護者も少なくありません。
だからこそ、中高一貫校で不登校になった場合は、できるだけ早く専門機関に相談することが重要です。
私たちのように、数多くの不登校・引きこもりを支援してきた団体なら、お子様の状態に合わせた適切な提案ができます。
今回ご紹介するのは、実在する支援事例であるタツマ君の物語です。
彼は、中学受験を突破して東京の名門私立 巣鴨中学 に入学しました(本人の許可を得て学校名を記載しています)。
受験期には、親御さんや塾の先生から
「良い学校に入れば、その後は楽になるよ」
「入学すれば、勉強しなくてもなんとかなる」
そんな“励まし”を受けてがんばっていたそうです。
しかし、入学後まもなく、彼は新たに始まる教科「英語」の授業についていけず、
ゴールデンウィーク明けから学校に行けなくなりました。
そのまま中学3年間、登校できずに不登校を貫くことになってしまったのです。
当然、内部進学はできず、進路を変える必要がありました。
そこで選んだのは、関西にある全寮制の高校。
環境をリセットする意味での進学でしたが、今度は寮の規則の厳しさがプレッシャーとなってしまいました。
高校1年の帰省時、ついにタツマ君は自宅の部屋に立てこもり、家具でバリケードを築き、一歩も外に出なくなってしまったのです。
そんなある日、彼のお母様から、私たち高卒支援会に相談が入りました。
「何か月も、家族とまともに口を利かず、昼夜逆転でゲーム三昧。
もう、どうしていいのかわかりません……」
実はそれまで、有名な不登校支援団体・東京シューレの奥地先生の助言に従って、「見守りましょう」というスタンスを続けていたとのこと。
ところが結果的にそれが“何もしないこと”になってしまい、事態はどんどん悪化してしまったのです。
私は、はっきりと申し上げました。
「お子さんは、すでに引きこもりです。
このまま放置すれば、一生社会に出られない状態になるかもしれません。」
その言葉にハッとされたお母様は、お父様を伴って再度ご相談にいらっしゃいました。
私たちはすぐに“脱出のための作戦会議”を開き、家庭訪問と面談の準備に入りました。
初めて彼を連れてくる前日、なんとお母様から電話がありました。
「何日もお風呂に入ってないんですけど……このまま連れて行って大丈夫でしょうか?」
私は冗談交じりにこう返しました。
「いや、それはちょっと……。
すみませんが、ちゃんとお風呂に入ってから連れてきてください(笑)」
こうしたやり取りを経て、タツマ君はようやく私たちの元に現れました。
そして面談を行い、提携する通信制高校のサポート校に入学する決断をしてくれたのです。
最初の面談でのことは、今でも鮮明に覚えています。
彼はヘッドホンをつけたまま椅子に座り、
ぶっきらぼうにこう言いました。
「……オレ、なんでここに連れてこられたんだ?」
声をかけても視線を合わせず、まさに“壁を作っている”状態でした。
それでも少しずつ会話を重ねながら、彼の今の生活について聞くと、こう答えました。
「寝たいだけ寝て、起きたいときに起きて、ゲームもやり放題。
もうニートのままでいいっすよ」
私は少し笑いながらこう返しました。
「じゃあ今日、どうしてここまで来てくれたの?」
すると彼はボソッとこう言いました。
「親父に“来ないなら家から追い出す”って言われて……仕方なく。」
——なるほど。
親御さんの覚悟が、タツマ君の背中を押したんですね。
私は続けました。
「そうか、じゃあ今のままだと家からも出されちゃうじゃん。
ニートのままでいいって言ってたけど、
将来、やりたいこととか、ちょっとでもない?」
少し間をおいてから、タツマ君はポツリ。
「……一応、とりあえず大学には行ってもいいかなって思ってる」
話を聞くと、彼は英語が大の苦手で、それが中学で不登校になった原因の一つでもありました。
私は言いました。
「じゃあさ、英語ができなくてもいい。
まずは生活を整えて、勉強のリズムを取り戻そう。
週5日、毎日ここに通ってくれる?」
彼は、少し迷いながらも「わかりました」と頷きました。
そして翌週から、アルファベットの書き方からの再スタート。
中学1年から勉強が止まっていた彼にとって、これは大きなチャレンジでした。
勉強だけでなく、人間関係の再構築も支援の一環でした。
タツマ君は、通信制高校のスタッフともすぐに打ち解け、
一緒にラーメンを食べに行ったり、旅行にも出かけたりするように。
私とは、プールやキャンプなども共に過ごし、信頼関係を深めていきました。
ただ「勉強しなさい」と言っても心は開きません。
本人が「安心できる居場所」で、少しずつ心をひらいていくことが何より大切なんです。
当初、タツマ君は通信制高校に在籍しながら、
都立新宿山吹高校の4部(夕方からの部)への編入を目指していました。
無事に合格もしましたが、問題が一つ。
「せっかく朝型の生活リズムが整ってきたのに、
また夜型に戻ってしまいそうで怖いです…」
そう相談があったため、ご家族とも話し合いの上、
そのまま提携の通信制高校での卒業を目指すことに決めたのです。
高校3年になると、タツマ君は東京六大学進学を目指して猛勉強を開始。
しかし、やはり中学からの空白が響き、特に英語が伸び悩み…結果は全滅。
某大学では補欠募集まで進んだものの、最終的に不合格。
彼は、その悔しさを胸にお父さんに土下座して、浪人を願い出たといいます。
浪人生活では、一切の遊びを断ち、
1日8時間以上、机に向かう毎日を送りました。
支援会のスタッフがたまに様子を見に行っても、彼の集中力はすさまじく、
「ああ、本当に本気で勉強してるな」と誰もが感じるほどの空気感でした。
唯一の楽しみは「食事」だったそうで、
体重は70キロ台から100キロ近くにまで増加していたとか(笑)
それでも努力の甲斐あって、見事法政大学に合格!
大学では、私たちのフリースクール・通信制高校サポート校の学生インターンとして活動。
自分と同じように悩む後輩たちの勉強を見たり、生活面で声をかけたり――
かつて“支援を受けていた側”から、“支援する側”へと成長していったのです。
大学3年のある日、私は彼に聞きました。
「お前、就活どうすんの?」
すると彼は、ちょっと困った顔でこう返してきました。
「いや~先生、やっぱり俺、民間企業は無理っすね。
安定してて、人の役に立てる仕事がしたいです」
彼が選んだ道は、公務員試験でした。
筆記試験の成績も良く、面接では——
これらが非常に高く評価され、〇〇市役所の教育委員会に合格!
そして——
2025年4月、あるフリースクールスタッフの結婚式で、私はタツマ君と再会しました。
「先生、今、公務員4年目です。〇〇市役所の教育委員会で働いてますよ!」
あの時、部屋に引きこもり、ヘッドホンを外せなかった少年が、
今は笑顔で、社会のために働いている。
彼の言葉を聞いたとき、本当に心の底から「よかった」と思いました。
📺 タツマ君の感動ストーリー動画を見る>[YouTubeリンク]
中高一貫校で不登校になると、親子ともに心がボロボロになってしまうことがあります。
子どもはつらさを抱えきれずに、
「なんでこんな学校に行かせたんだ!」
「お前のせいで俺はこうなったんだ!」
と、親に暴言を吐いてしまうこともあります。
一方で、親も誰にも相談できず、
学校にも、親戚にも言えずに孤立してしまう――。
そして、タツマ君のように、学校にも家庭にも居場所を失い、
部屋に引きこもってしまうケースは、決して珍しくありません。
私たち 一般社団法人不登校引きこもり予防協会は、
40年以上にわたり、中高一貫校で不登校になった生徒の支援を続けてきました。
目指すのは「とりあえずの復学」ではありません。
タツマ君のように、自分の力で立ち直り、社会に貢献できるところまでサポートすること。
それが、私たちの支援の基本方針です。
今、お子さんがつらい状況にあるなら、
まずは一度、私たちにご相談ください。
不安も、迷いも、すべて受け止めます。
信頼していただけるなら、私たちが全力でお子さんとご家族を支えます。
「不登校でも、引きこもりでも、未来は変えられます」
私たち一般社団法人不登校・ひきこもり予防協会の代表である杉浦孝宣は、教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組んできました。
「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」ことを目指し、1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン でも紹介され、多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!