
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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はじめに|「このままで本当に大丈夫なのか…」と夜、眠れなくなっている保護者へ
「学校に行かないだけ」
「そのうち自分で動き出すはず」
「本人の気持ちを尊重したい」
そう信じて、強く踏み込まずに見守り続けた結果、気づけば1年、2年と時間だけが過ぎてしまった――そんな中学生のご家庭を、私たちはこれまで数えきれないほど見てきました。
もし今、あなたが「このままで本当に大丈夫なのか…」と感じているなら、その感覚は間違っていません。
引きこもり中学生は、“放置”では回復しません。
これは不安を煽るための言葉ではありません。40年以上にわたり、延べ1万人を超える不登校・引きこもり支援の現場で、何度も確認されてきた事実です。
私は、一般社団法人 不登校引きこもり予防協会 代表理事・杉浦孝宣として、40年前から、教育熱心なご家庭、とくに中高一貫校で挫折した子どもたちの長期不登校・引きこもり支援に向き合ってきました。
当時は、東京都立校であれば都立新宿山吹高校のように「一度つまずいても、もう一度やり直せる場所」が比較的はっきり見えていました。
ところが今は、状況が大きく変わっています。
ネットやスマホによる暇つぶしが無限にあり、コロナ禍を経て外出しない生活が当たり前になったことで、引きこもり中学生は“動かなくても困らない状態”に陥りやすくなりました。
その結果、「学校に行けない」状態から、「外に出る必要がなくなる」状態へと、静かにステージが進んでいくケースが急増しています。
✅ まずは現状を整理したい方へ(保護者のみ相談可・全国対応)
「今は様子見でいいのか」「支援が必要な段階なのか」だけでも確認できます。
世の中には、さまざまな不登校支援があります。対話や心理面のサポート、オンライン相談、学習支援など、入り口として助けになるものもあります。
ただし、引きこもり傾向に入った中学生(外出できない/昼夜逆転/家族とも会話がない)には、言葉だけの支援が効きにくくなることが多いのが現実です。
なぜなら、引きこもりが長引くほど、問題の中心は「気持ち」だけではなく、生活・環境・行動パターンに移っていくからです。
この状態では「気持ちを聞く」だけでは変化が起きません。必要なのは、本人が動ける環境づくりと、行動が1ミリ動き出す設計です。
📌 いまの状態が“どの段階”か、迷っている方へ
これは少し意外かもしれませんが、医師・経営者・専門職など、教育熱心で経済的にも整ったご家庭ほど、引きこもりが固定化するケースがあります。理由はシンプルです。
食事・住環境・ネット環境が整いすぎていると、子どもは「外に出なくても困らない」状態になります。これは本人の怠慢ではなく、環境として成立してしまうのです。
本や情報、専門家の意見を比較しすぎると、支援の開始が遅れがちです。支援現場では、早く動いた家庭ほど回復が早いという傾向がはっきり出ます。
学力・理解力が高い子ほど、「いつか戻れる」と思いやすい。しかし、引きこもりは学力ではなく行動の問題です。動けない期間が伸びるほど、社会復帰は難しくなります。
結論:富裕層家庭ほど「困らない引きこもり」を完成させてしまう前に、早期に介入する必要があります。
ここが最重要です。次の項目に当てはまるほど、様子見は危険になります。
1つでも当てはまれば要注意。
3つ以上なら、支援の検討を先延ばしにしないでください。
⚠️ 「うちも当てはまる…」と思った方へ
状況を“正確に言語化”できた瞬間から、親の打ち手は増えます。
支援がうまくいかない最大の原因は、状態の見誤りです。まず「いまどこにいるか」を明確にします。
| ステージ | 目安 | 支援の焦点 |
|---|---|---|
| 1 | 行き渋り・欠席が増え始めた | 親の声かけ・生活リズムの立て直し |
| 2 | 不登校が定着・登校は難しい | 家庭内方針の統一・小さな外接点づくり |
| 3 | 家庭内孤立・会話減・昼夜逆転 | 親のコーチング+訪問等“動く支援”の検討 |
| 4 | 完全引きこもり・外出不可 | アウトリーチ・生活改善・環境転換 |
| 5 | 長期化・二次障害リスク | 長期伴走・寮/合宿・社会接点の再獲得 |
大切なのは、「本人が動けない」のは意思の弱さではないという前提に立つことです。状態に合った支援を当てたとき、子どもは動き始めます。
私たちが重視するのは、オンラインだけで完結しない両輪支援です。
「親が変わる」と、家の空気が変わります。
「子どもが一度外に出る」と、次の選択肢が増えます。
この両方を同時に動かすから、回復が加速します。
🗺️ 「うちの場合、何から始める?」
ステージ判定→親のコーチング→実動支援まで、最短ルートを提案します。
成功事例にはいくつものパターンがありますが、共通点は驚くほどシンプルです。
具体的な成功事例は、こちらにまとめています。
医療やカウンセリングを否定するものではありません。必要なときは併用が有効です。
ただし、引きこもり中学生の回復においては、最終的に生活と行動が変わらなければ、現実は動きません。
この4つを設計できるかどうかが、回復の分岐点です。
「見守りだけでは子どもは救えない」という現場のリアルを、PIVOT出演でお話ししました。状況整理の参考にしてください。
📌 動画を見て「うちも近い…」と感じた方へ
いまの状態を整理し、次の一手を決めるだけで、家庭は落ち着き始めます。
▶ 無料相談はこちら
A:説得ではなく、関係を壊さない“環境”づくりからです。会話量よりも「安心して同じ空間にいられるか」を先に整えます。
A:いきなり取り上げると、関係が壊れて逆効果になりやすい。生活の土台(睡眠・食事・外接点)とセットで設計します。
A:ゴールは「登校」だけではありません。本人が自律し、社会とつながることが本当のゴールです。
引きこもりは、甘えでも性格でもありません。適切な支援が届いていないだけです。
そして、正しい手順を踏めば、子どもは動き出します。
「今の状態がどの段階か」を整理することから始めてください。
✅ まずは30分、状況整理から(全国対応・保護者のみ可)
「支援が必要な段階かどうか」を確認するだけでも構いません。
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