
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ

40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
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「もう18歳は過ぎているのに……」
「高校は卒業した。でも、その先に進めない」
「昼夜逆転、ゲームと動画。会話はできるけれど、何も起こらない」
こうした状態で悩まれているご家庭は、実は年々増えています。これは、“大人の引きこもり” が静かに、しかし確実に進行しているサインです。
大人の引きこもりは、暴力や荒れた行動が目立つとは限りません。家では普通に会話ができる、見た目にも大きな問題はない。だからこそ、「まだ様子を見ても大丈夫かもしれない」と親御さんが判断してしまいがちです。
しかし、その裏側では、
「もう失敗したくない」
「何も期待されたくない」
「このまま何もせず生きていたい(あるいは消えてしまいたい)」
という無気力と絶望感が、静かに心を占めていきます。
特に注意が必要なのが、私たちが定義している「ステージ4」「ステージ5」と呼ばれる段階です。高校卒業、浪人、予備校在籍といった“肩書き”はあるものの、行動が止まり、社会との接点が途切れ始めている状態。この段階では、「見守る」「本人の気持ちを待つ」だけでは、回復は進みません。
私は、一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会 代表理事の杉浦孝宣として、40年以上にわたり、不登校・引きこもり支援の現場に立ち、これまで1万人以上の子ども・若者と、そのご家族に向き合ってきました。その経験から、はっきりと言えることがあります。
大人の引きこもりは「甘え」ではありません。
そして、正しい順序と関わり方を踏めば、回復は可能です。
この記事では、
・大人の引きこもり「ステージ4・5」とは何か
・なぜこの段階で放置すると長期化・深刻化するのか
・どんな支援なら“動き出すきっかけ”が生まれるのか
実際に寄せられた相談事例をもとに、「限界を迎える前に、家族ができる本当の支援」を、専門家の立場から具体的にお伝えします。
もし今、
「うちも当てはまるかもしれない」
そう感じたなら、どうか一人で抱え込まないでください。
大人の引きこもりは、“子どもが変わるのを待つ”ことで解決する問題ではありません。
親が正しく動いた瞬間から、変化は静かに、しかし確実に始まります。
まずは現状を「見える化」するところから、一緒に始めていきましょう。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン Youtube pivotでは前編+後編 30万超再生回数 多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!
「大人の引きこもり」というと、30代・40代のいわゆる“8050問題”をイメージされる方も多いと思います。しかし、実際の現場では、その入口は18歳~20代前半にあります。
・高校はなんとか卒業した
・大学受験に失敗した、あるいは浪人になった
・大学や専門学校に入学したが、通えなくなった
・アルバイトを始めたが続かず、そこから部屋にこもるようになった
こうした「つまずき」から、ゆっくりと、しかし確実に、大人の引きこもりは始まります。
学齢期(小中高校生)のうちは、学校という“枠”があり、先生・スクールカウンセラー・教育支援センターなど、行政の支援につながるチャンネルも多く存在します。
ところが、18歳を過ぎて高校を卒業すると、一気に「支援の網」からこぼれやすくなるのです。
親御さんの本音としても、
「もう高校までは出たんだから」
「あとは自分でなんとかしてほしい」
「いつまでも親が口出しするわけにもいかない」
という「距離を置きたい気持ち」と、
「このまま何もしなかったら将来が心配」
「でも、下手に言うと関係が悪化しそう」
という不安と葛藤の間で揺れ続けます。
その結果、何も手を打てないまま、“静かな引きこもり”が固定化していくケースが非常に多いのです。
当協会では、不登校・引きこもりの状態を、次のような5つのステージで整理しています。
この記事で扱うのは、特にステージ4・5です。ここに入ってしまうと、「そのまま大人の引きこもりコース」に乗ってしまうリスクが一気に高まります。
ステージ3までは、学校復帰や進路変更で「やり直し」がしやすいのに対し、ステージ4・5では、
が重なり、心のエネルギーが著しく低下しています。この段階に入ったら、「いつか自分から動き出すだろう」という期待だけに頼るのは、非常に危険です。
ここからは、実際に当協会に寄せられたご相談をもとに、ステージ4の典型的なパターンを整理してみます。
個人が特定されないよう、内容は一部変更・要約しています。
中学・高校と不登校気味で、都立高校をなんとか日数ギリギリで卒業。大学受験のために浪人・予備校に登録したものの、ほとんど通えず自宅にこもる生活に。数日前、「共通テストは受けない」と本人が宣言。
・家庭内では会話はそれなりにできる
・暴力などはない
・しかし、昼夜逆転でゲームと動画が中心
・将来の話になると「何もしたくない」「このまま何もせず生きていたい(あるいは死にたい)」と口にする
このようなケースは、表面上は“穏やか”に見えるため、「そこまで深刻ではないのでは」と周囲が誤解してしまいやすいのが特徴です。しかし、内心では強い無力感・絶望感を抱えており、放置するとステージ5に移行しやすい状態です。
中学時代に2年間不登校。教育支援センターには通い、なんとか卒業。その後、定時制・通信制に進学し、
遅刻や欠席を繰り返しながらも卒業は果たしたケース。
・現在は大学受験を目指して予備校に在籍
・しかし、教室にはほとんど行けていない
・家族も、どう声をかけてよいか分からず日々悩んでいる
このケースも、多くのご家庭と共通しています。「高校まではなんとか行けた。しかしそこから動けなくなる」。
まさにステージ3から4へと移るタイミングです。
高校2年で1年間不登校。その後転校して卒業まではたどり着いたものの、「役者になりたい」と口では言うだけで、レッスン・オーディション・アルバイトなど具体的な行動にはつながらないケースです。
・毎日、部屋にこもってYouTubeや動画視聴
・親が「そろそろ動いたら?」と言うと機嫌が悪くなる
・親としては「甘えているのでは」「厳しくした方がいいのでは」と迷い続けている
ここで大事なのは、「やる気がない」のではなく、「どう動いていいか分からない」「動くエネルギーが残っていない」という視点です。ここを見誤ると、親子関係の悪化につながります。
ステージ4から一歩進んだステージ5では、「時間軸」が失われます。
・明日どうするか
・来週どうするか
・来年どうするか
こうした未来の話になると、急に表情が曇り、
「もう何もしたくない」
「働ける気がしない」
「どうせうまくいかない」
「このままでもいい」
「いっそ消えてしまいたい」
といった言葉が出てくることが多くなります。
ここでポイントなのは、この言葉を「脅し」や「甘え」と受け止めないことです。これは、本人なりの「助けて」のサインであり、限界が近いことを示す“静かなSOS”だからです。
親御さんとしては、
「そんなこと言わないで」
「もっと前向きに考えなさい」
と言いたくなりますが、それは本人にとって「分かってもらえなかった」という2度目の傷になってしまうことがあります。
この段階では、家族だけで抱え込まず、第3者(支援者・専門機関)を間に入れることが重要です。
大人の引きこもりが長期化しやすい背景には、主に次の3つの要因があります。
18歳を境に、学校・行政の支援は一気に減ります。
・スクールカウンセラーはいない
・教師も「卒業した生徒」には手が届きにくい
・親も「もう大人だから」と距離を取ってしまいやすい
この支援の空白地帯こそ、大人の引きこもりが生まれやすいポイントです。
親御さんは、決して何もしていないわけではありません。
それでも、
・意見がバラバラで、何を信じてよいか分からない
・「見守りが大事」という意見と、「今すぐ動くべき」という意見が対立している
・夫婦の意見も割れてしまう
――この結果、「動けないまま時間だけが過ぎる」という状況が生まれます。
多くの大人の引きこもりケースでは、過去に、
といった痛い経験や「できなかった記憶」が積み重なっています。
この状態で、「就職しなさい」「受験しなさい」と言われても、本人からすると、
「また失敗する未来しか見えない」のです。ですから、動き出すためには、小さな成功体験を一つずつ積み直していくプロセスが不可欠です。
大人の引きこもり支援を掲げる団体は、近年とても増えてきました。就労移行支援、カウンセリング、オンライン面談、在宅ワークの紹介など、さまざまな取り組みがあります。
もちろん、それぞれに良さがありますが、ステージ4・5の方にとっては、そもそも「一歩目」が重すぎることが少なくありません。
たとえば、
といった支援は、すでに「動ける」段階の人には有効ですが、
・昼夜逆転が続いている
・家の外に出ること自体がハードルになっている
・人と話すことに強い不安がある
という状態の方にとっては、「スタートラインにすら立てない」という現実があります。
そこで、一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会では、
といった「現場で動く支援」を組み合わせて、ステージ4・5からの回復を支えています。
オンライン面談だけにとどまらず、ご家庭・寮・合宿・学校・職場と、実際の生活の場に支援が入っていく点が、他の団体との大きな違いです。
当協会では、不登校・引きこもりからの回復を、次の「7つの支援ステップ」として整理しています。これは学齢期のお子さんにも、大人の引きこもりの方にも共通して使えるフレームです。
大人の引きこもりの方の場合、いきなりSTEP6・7(就職・就労)に飛ばそうとすると失敗しやすいのが特徴です。まずは、
といった「土台づくり」から始めることが、結果的に一番の近道になります。
「もう20代だから手遅れでしょうか」
「30代になってから相談しても遅いですよね」
これは、保護者の方・ご本人から非常によく聞く言葉です。しかし、40年以上の支援現場からお伝えできるのは、「遅すぎるということはない」という事実です。
たとえば、当協会の支援実績の中には、
など、「引きこもり期間が長かった人ほど、その後の伸びが大きい」ケースも少なくありません。
共通しているのは、
という点です。
ここまで読まれて、
「うちもステージ4・5かもしれない」
「このまま様子を見ていていいのか不安になってきた」
そう感じられた親御さんも多いと思います。
大人の引きこもりは、「まだ大丈夫」と思っている間に、少しずつ選択肢が狭まっていく問題です。一方で、どの段階からでも、適切な支援を入れれば“やり直し”は可能です。
大切なのは、
です。
一般社団法人 不登校・引きこもり予防協会では、全国どこからでも利用できる「30分無料個別相談」を用意しています。親御さんだけのご相談でも大丈夫です。
・うちの子はどのステージに当てはまるのか
・親として、今何から始めるべきなのか
・訪問支援や合宿・寮など、どんな選択肢があるのか
一緒に整理していきましょう。
また、中高生〜大人の引きこもりから社会復帰した16名の成功事例もご紹介しています。
あなたとご家族が、「もう手遅れかもしれない」という不安から、「まだできることがある」に変わるきっかけになれば幸いです。
大人の引きこもりステージ4・5は、「限界の手前」で踏みとどまり、やり直しを始められる最後の分岐点です。ここで一歩、親御さんが動くことが、未来を大きく変えます。
一緒に、再スタートの準備を始めていきましょう。