
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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「うちの子も、もしかしたら…」
そう感じた親御さんにこそ読んでほしい。不登校・引きこもりだった高校生が、自衛隊幹部候補生として新たな人生を歩み始めた、感動の実話です。希望が見えない日々に、光を差し込むヒントがここにあります。
コウタ君(仮名)の不登校は、高校入学と同時に始まりました。
彼は中学生の頃から成績優秀で、常に「一番」を目指して勉強に励んでいたタイプです。しかし、第一志望の難関校に惜しくも届かず、仕方なく選んだ“第二志望”の進学校へ進学することになりました。
この出来事が、彼の心に大きな影を落とします。
「どうしてオレが、こんな学校に通わなきゃいけないんだ」
その思いが強く、同級生と打ち解けることもなく、学校への興味も次第に薄れていきました。
最初は遅刻や欠席が少しずつ増え、気づけば一学期が終わる頃には、ほとんど登校しなくなっていたのです。
そして、やがて部屋に閉じこもる“引きこもり”の生活が始まりました。
このように、「成績優秀だった子が不登校になる」というギャップは実はよくあるケースであり、親御さんが気づかぬうちに自己否定感やプライドの傷つきが原因で、引きこもってしまうことが少なくありません。
高校への不満から不登校に陥ったコウタ君でしたが、彼の心にはまだ「第一志望への未練」が残っていました。
「どうしても、あの高校に行きたかった――」
そんな思いから、コウタ君は自ら情報を調べ、東京都立高校の第二学期転編入学試験制度の存在を知ります。
この制度は、高校1年生の間であれば他の都立高校への編入試験を受けられるというチャンス。
「これで、リベンジできるかもしれない」
そう考えた彼は、私たちの支援会に自ら相談にやってきました。
しかし、現実は甘くありませんでした。
過去問に取り組み、模擬試験を受けてみると、結果は想像以上に厳しいものでした。
私はご両親と一緒に本人にこう伝えました。
「このままじゃ、都立○○高校には受からないよ。
今の学校も立派な進学校だ。だったら、**ここで一生懸命やって、大学受験でリベンジすればいい。**それだって、立派な道だよ。」
本人にとってはショックだったかもしれません。
でも、ここで現実を直視し、今できることに全力を尽くすことが何より大切だと、私たちは確信していました。
模試の結果を受け、都立高校への転校は一旦諦めたコウタ君。
それでも気持ちを切り替えようと、二学期から今の高校に通い始める努力をしました。
しかし——。
現実は厳しく、人間関係に馴染めないまま、再び孤立してしまいます。
そして、9月にはついに退学を選ぶことになりました。
その後、彼の口から出た言葉はとても印象的でした。
「人と話してないんだよなあ…」
一見、何気ない言葉のようでいて、実は深刻な引きこもりの兆候を含んでいます。
この言葉がきっかけとなり、再び面談の場が設けられました。
面談では、次のような課題が浮き彫りになりました:
それでも、彼の中には**「人の役に立ちたい」という純粋な思い**が、しっかり残っていました。
「医者とか、自衛官とか…そういう、人を助ける仕事がしたいんです」
その思いを受け止め、私たちは彼にさまざまな職業体験やボランティア、面談を通じて、現実的なキャリアの道筋を一緒に探していく支援を始めました。
彼は次第に、自分の強みと課題を冷静に見つめ直すようになり、現実的な「自分に合った未来像」を描き始めたのです。
「人の役に立つ仕事がしたい」
自衛官という目標に向かって少しずつ動き始めたコウタ君でしたが、その前にどうしても乗り越えなければならない、大きな障害がありました。
それは——
生活リズムの乱れと、深刻な引きこもり傾向。
面談を重ねる中で、私たちスタッフも気づいていましたが、ご両親もすでにその問題をしっかり認識していたのです。
「勉強も大事だけど、それよりもまず、ちゃんとした生活が送れるようになってほしい」
——これが、お父さん・お母さんの率直な願いでした。
そこで私たちは、コウタ君に通信制高校サポート校への在籍を提案しました。
ここでは、「規則正しい生活習慣の定着」と「将来に向けた自己管理力の育成」に力を入れており、不登校や引きこもりの子どもたちが新たな一歩を踏み出す場所として、多くの実績があります。
本人も納得し、いよいよ「夢の土台づくり」がスタートしたのです。
通信制高校サポート校に在籍しはじめたコウタ君。
同じように不登校や引きこもりを経験した高校生たちが通っていたこともあり、彼は少しずつ教室や仲間の輪に馴染んでいきました。
——しかし、肝心の生活習慣の乱れはなかなか改善されなかったのです。
朝は起きられず、夜型のまま。
目標はあっても、「何から始めたらいいのか分からない」状態が続いていました。
そんな彼に、私たちは**“本気で生活を立て直す機会”として、生活改善合宿を提案**しました。
協力いただいたのは、東京都西多摩郡にある「日の出太陽の家」。ここは、自然に囲まれた静かな場所で、自分と向き合い、生活を見直すには最適な環境です。
合宿中、コウタ君が取り組んだのは次の3つです:
この合宿で、コウタ君は初めて**「人に必要とされる嬉しさ」と「自分もやればできる」という自信**を持つことができました。
「朝起きるのが、当たり前になってきました」
「子どもたちと遊ぶのが楽しかった。あの笑顔を見て、自衛官の夢を改めて思い出しました」
彼の目の輝きが変わっていくのを、私たちは間近で感じていました。
こうして、生活を立て直したコウタ君は、いよいよ本格的に「夢への道」を歩み始めるのです。
実は、コウタ君が参加した生活改善合宿は、今や私たちが運営する通信制高校サポート校の**“定番プログラム”**になっています。
このような合宿を通じて、多くの不登校や引きこもりの高校生たちが、生活習慣を立て直す第一歩を踏み出しています。
なぜ合宿が効果的なのか?
それは、「家庭」と「学校」の間にある、ちょうどよい“緊張感と安心感”のバランスが取れた場所だからです。
ご家庭では、毎朝お子さんを起こすのにご苦労されていると思います。
でも——私たちスタッフは違います。
40年以上この仕事をしていますが、朝起きられない子どもたちを“起こすのに苦労した”ことは、ほとんどありません。
場所を変えるだけで、人は自然と変わる。
合宿という非日常の中で、仲間とともに生活し、役割を持ち、責任を感じることで、朝も自分で起きられるようになるのです。
でも、それだけでは終わらない
ただし、合宿には“弱点”もあります。
それは、一時的な改善にとどまりやすいこと。
とくに、長期間にわたって昼夜逆転や引きこもり生活を続けてきた子どもほど、自宅に戻った途端に、また生活リズムが崩れてしまう傾向が強いのです。
コウタ君も、まさにそうでした。
最初の合宿で大きな変化を見せたものの、自宅に戻ると再び不規則な生活に……。
それでも諦めず、5〜6回の合宿を重ねながら、少しずつ少しずつ「規則正しい生活」を自分のものにしていったのです。
そして、ようやく——
と、胸を張って言えるところまで来ることができました。
このように、生活改善合宿は“不登校・引きこもり克服のきっかけ”としては絶大な効果があります。
でも、真のゴールはその後の継続です。
支援とは「一度のチャンス」ではなく、「伴走」なのです。
生活改善合宿は、単なる「朝起きられるようになる」ための場ではありませんでした。
コウタ君にとってそれは、人生の目的と向き合い、進むべき道を見つける場所でもあったのです。
特に印象的だったのが、DV被害を受けた母子のための施設で、子どもたちの遊び相手をした体験です。
「子どもが笑ったとき、心の奥があったかくなったんです。…俺でも、人の役に立てるんだって思えました。」
この体験が、彼の心を大きく動かしました。
そして、あらためてこう決意するのです。
「自衛隊に入って、誰かの命や安心を守る仕事がしたい」
「できれば、防衛医科大学に行きたい。そのために勉強を始めたい」
ここからコウタ君は、「自衛官になる」という夢を現実に変えるための本格的な大学受験勉強をスタートさせました。
まだ生活リズムも安定しきっていないなかでの挑戦。
それでも、彼には目標と誇りがありました。
高校3年生になったコウタ君は、ついに「夢」に向かって本気で動き出しました。
目指すは、防衛医科大学校。
人の命を守る医師として、自衛隊の中で貢献したいという強い思いからでした。
生活リズムを整え、通信制高校サポート校のサポートを受けながら、彼は猛勉強を続けます。
そしてついに——
しかし。
その後の二次試験(面接や適性検査)で不合格という結果に。
「あんなに頑張ったのに…」
大きなショックを受けたコウタ君は、しばらくの間、私たちの通信制高校サポート校にも顔を出さなくなりました。
それまで築いてきた生活リズムも崩れがちになり、再び引きこもりの兆候が見られるように——。
それでも、ご両親やスタッフとの連絡は続いていました。
焦らず、責めず、彼の心の中にある「諦めたくない」という想いが再び芽吹くのを、私たちは信じて待ちました。
そして、卒業後まもなく、コウタ君は改めてこう語ってくれました。
「やっぱり、俺は自衛隊に行きたい。来年、防衛大学に挑戦します」
落ち込んだときこそ、支えてくれる大人の存在が大切です。
「あきらめてもいい。でも、また始めたければ、僕らはいつでも待っているよ」——それが、私たちの支援の在り方です。
こうして、コウタ君は浪人生活に突入し、再び夢に向かって歩き出す決意を固めたのです。
防衛医科大学の不合格という挫折を経験しながらも、コウタ君は再び立ち上がりました。
今度は、ご両親の希望もあり、浪人生活を支援しながら「防衛大学校」を目指すことに。
ただ、「自宅での浪人生活」には不安がありました。
「また昼夜逆転してしまったら、元の引きこもり生活に戻るかもしれない」
そう考えたご両親は、私たちにこう相談してきました。
「予備校に通わせます。でも、今までと同じように、生活習慣のサポートを続けてほしいんです」
私たちはその希望に応え、午前中は当会に登校して出席を取り、午後から予備校に通学するという生活スタイルを提案しました。
これにより、コウタ君は浪人生活でも生活リズムを維持し、集中して勉強に取り組むことができました。
結果として、防衛大学には届かなかった——でも…
一年間、必死に努力しましたが、残念ながら防衛大学校の壁は高く、再び夢は叶いませんでした。
それでも、彼は途中で投げ出すことなく、中堅大学への進学を決意します。
「自衛官にはなれなかったけど、自分にできる方法で、人の役に立つ仕事を見つけます」
この言葉に、スタッフ全員が胸を打たれました。
夢は、必ずしも「最初に描いた通りの形」では叶わないかもしれません。
でも、挑戦した日々は決して無駄にならない。
それがコウタ君の歩みから、私たちが強く感じたことです。
せっかく大学に合格し、新たなスタートを切ったコウタ君でしたが——
彼を待っていたのは、**前代未聞の「コロナ入学」**でした。
キャンパスライフへの期待は見事に裏切られ、
入学式はオンライン、授業もすべてリモート、仲間との交流もほとんどない状態。
「これじゃ、友達もできないし、大学に行く意味があるのかな…」
入学から2ヶ月ほど経ったある日、彼から私たちに一本の連絡が入りました。
「ボランティアでもなんでもいいので、働かせてください。
通信制高校サポート校に戻りたいんです。」
そして彼は、かつて自分が支援を受けていた場所=当会の通信制高校サポート校に“支援者”として戻ってきたのです。
引きこもり専門の訪問支援員としての活躍
コウタ君が最初に担当したのは、中学卒業後、2年間引きこもり続けていたN君の家庭でした。
同じように不登校・引きこもりを経験したからこそ、言葉が届きます。
彼は時間をかけてN君と信頼関係を築き、ついにはN君を家の外へ連れ出すことに成功したのです。
「あの頃、自分も同じだった。でも、支えてくれる人がいたから、今の自分がある。
今度は、俺がその“誰か”になりたい」
そんな想いを胸に、彼は支援員として本当に頼もしい存在へと成長していきました。
せっかく大学に合格し、新たなスタートを切ったコウタ君でしたが——
彼を待っていたのは、**前代未聞の「コロナ入学」**でした。
キャンパスライフへの期待は見事に裏切られ、
入学式はオンライン、授業もすべてリモート、仲間との交流もほとんどない状態。
「これじゃ、友達もできないし、大学に行く意味があるのかな…」
入学から2ヶ月ほど経ったある日、彼から私たちに一本の連絡が入りました。
「ボランティアでもなんでもいいので、働かせてください。
通信制高校サポート校に戻りたいんです。」
そして彼は、かつて自分が支援を受けていた場所=当会の通信制高校サポート校に“支援者”として戻ってきたのです。
引きこもり専門の訪問支援員としての活躍
コウタ君が最も印象に残っている支援相手がいます。
それが、中学卒業後、2年間引きこもっていたN君です。
最初は警戒していたN君も、同じ経験を持つコウタ君だからこそ心を開き、少しずつ外に出るようになりました。
「あの頃、自分も同じだった。でも、支えてくれる人がいたから、今の自分がある。
今度は、俺がその“誰か”になりたい」
コウタ君のこの想いと行動が、確かに届いた証。
そしてついに、N君は2025年、当会の通信制高校サポート校を卒業し、大学に進学するという大きな成長を遂げました。
「N君が今、大学に通えているのは、コウタ君のおかげです」
——私たちスタッフ全員が、心からそう思っています。
引きこもりだった自分自身の経験を活かし、
コウタ君は大学時代、中学生・高校生の引きこもり支援に本気で向き合ってきました。
なかでも、特に印象深かったのが、2年間引きこもっていたN君の支援です。
彼に寄り添い、励まし続けた結果、N君は2025年、通信制高校サポート校を卒業し、大学進学を果たしました。
それは、コウタ君にとっても、支援者としての大きな自信につながる出来事でした。
そして、数々の引きこもり支援を通じて、コウタ君の中にある「本当の夢」が、再び色濃く浮かび上がってきたのです。
「やっぱり、俺は人のために生きたい。自衛隊に行きたい——」
大学卒業後、彼は再びチャレンジしました。
自衛官幹部候補生試験という狭き門に挑み、見事、合格。
そして——
2025年4月、ついに夢だった自衛隊への道を歩み始めたのです。
引きこもりから自衛官へ。
不登校だった高校生が、支援を受け、支援を行い、そして国を守る立場にまで成長していく——。
これは、決して特別な話ではありません。
支援があれば、子どもたちは変われるのです。
コウタ君のように、かつて不登校や引きこもりに悩んでいた高校生が、
自分の力で夢を見つけ、人生を切り拓き、今や自衛官として国を支える存在へと成長した事実。
これは決して、彼だけの特別な物語ではありません。
私たちは、40年以上にわたり、
同じように不登校や引きこもりで苦しむ中学生・高校生たちを1万人以上支援してきました。
そして今も、通信制高校サポート校やフリースクール、生活改善合宿、海外留学など、
一人ひとりに合った支援の場を用意し、彼らの再出発を後押ししています。
さらに当会では、卒業した生徒が学生インターンとして支援者側にまわる仕組みも整えています。
支援される側から、支援する側へ。
誰かを救った経験が、自分自身の未来を切り開く力になる——。
これは、40年の支援活動で私たちが確信していることです。
もし、お子さんが現在、不登校や引きこもりで悩んでいるなら、
**「まだ間に合うのだろうか…」**と不安に思っているなら、
どうか、私たちにご相談ください。
未来を変える一歩は、支援を受け入れる「親の行動」から始まります。
コウタ君のように、「変わりたい」という気持ちは、確かに子どもたちの中にあります。
ただ、それを引き出し、育てる環境と支援が必要なのです。
私たちと一緒に、お子さんの新しい未来をつくりませんか?
私たち一般社団法人不登校・ひきこもり予防協会の代表である杉浦孝宣は、教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組んできました。
「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」ことを目指し、1万人以上の子供たちをサポートしてきました。
このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。
これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。
こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン でも紹介され、多くの親御さんに希望を届けました。
加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!