やる気は長期よりも短期から?

こんにちは!インターン生の山村です。

 

人をやる気にさせるというのは難しいもの。

 

それは子供だけでなく、自己管理できる大人も同じことで、「組織の中の個人の動機付け(モチベーション)」を扱う組織論という学問があるくらいです。

組織論の個人の動機付けへ置いている比重と世間一般の評価を見るに、成果はモチベーション次第で大きく変わってくるということは疑いのない事実と言えるかと思います。

ではどのようにやる気を出すか。普通、モチベーションを高め、維持するためには目標を立てますよね。

まず長期の目標を立て、それを達成するための中期目標、短期目標を定めていく・・。ですが、長期目標を立てて日々の努力のレベル落とし込んでも、もなかなか長続きしないのが人間の性というもの。私も部屋に名言を書いた張り紙を壁に貼って、「今日から一日一日の生活を改めて、自分自身を変えるんだ!」と意気込んではみるものの、三日後、憐れ壁の名言は壁のシミ程度にしか認識されず燃えるゴミ行は確定されるのでした。

 

 

 先日、当校の卒業生で、現在は若干19歳ながらも数十名も雇う個人事業主として活躍している方が、自分の体験を生徒に話してくれました。 なんでも、在学中は真面目に勉強せず鬼ごっこをしていたが、昔からお金儲けに関しては興味があったとか。卒業後は働きながら貯金をして、更に事業費として足りない分は融資をしてもらい事業を立ち上げたそうです。

彼の場合は決してはじめから長期的な目標があったわけではなく、日々の中で自分の力でお金を稼ぎたいという意思があり、実際に雇われて働いてお金を稼ぐ中で色々な気付きがあり中・長期的な視野を開くことが出来、個人事業主として成功したのだと思います。

このように、長期的な目線から目標を決めモチベーションを高めるよりも、日々の「楽しい、もっと上手くなりたい」といった感覚から中・長期的な目標へと展開していったほうがやる気も維持でき結果も得られるというのは、実感としては府に落ちるという方も多いのではないでしょうか。

やりたい事を時間を取って積極的にやらせるということも、変化の多いこの時代への対応力を養うという意味で、「生徒を輝かせる!」を目標に活動している高卒支援会の今後の道の一つと成り得るのかな、と思います。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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