
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ
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「もう30歳…うちの子は一生このままなのかな」
そう感じている親御さんに、どうか伝えたいことがあります。
私はこれまで40年以上にわたり、不登校や引きこもりの子どもたちを支援してきました。
その中には、10年間引きこもっていた女性もいました。
最初は家族以外とほとんど話せず、外に出ることもできなかった彼女が、
少しずつ生活リズムを取り戻し、やがて公務員として再出発を果たしたのです。
それから数年後、
「先生、私、結婚して子どもが生まれました」と笑顔で報告をくれました。
その一通のメッセージが、今も私の胸に残っています。
あのとき、彼女を動かしたのは“才能”や“根性”ではなく、
家庭の中にあった小さな支えと信頼でした。
だからこそ私は今、
「学齢期を過ぎたお子さん」──つまり30代・40代の引きこもり支援にも力を注いでいます。
たとえ何年経っていても、人は変われます。
焦らず、叱らず、寄り添うことで、誰の心にも必ず“動ける芽”が残っています。
そして今回、同じように悩む親御さんが集い、
**家庭でできる“行動の第一歩”**を一緒に見つける少人数イベントを開催します。
テーマ: 「家庭でできる第一歩」
〜不登校・引きこもりの9割は解決できる!〜
開催日: 2025年11月2日(日)14:30〜16:00
会場: 銀座ルノアール 池袋パルコ横店(池袋駅東口徒歩3分)
定員: 5名限定(2組以上で実施)
参加費: 4,000円(税込・飲み物付き)
第1部では、私が40年の現場経験から見た「家庭での第一歩」について講演し、
第2部では事例をもとに「声かけの工夫」「親の関わり方」を共有します。
最後に、少人数での座談会を通じて、皆さんの悩みや不安を安心して話せる時間を設けます。
「見守るしかない」と思っていませんか?
家庭の中にも、必ず“変化のきっかけ”はあります。
このカフェが、あなたのご家庭にとっての“第一歩”になりますように。
🔗 お申し込みはこちら
👉 https://x.gd/iYpfh
📧 futoukou.yobou@gmail.com
「このままずっと家から出ないのでは…」「親がいなくなったらどうするんだろう」
そんな不安を抱えながらも、どう声をかけていいかわからない──。
30歳を超えても引きこもり状態が続くと、親御さんの心には「焦り」と「諦め」が入り混じります。
しかし、実際の支援現場では、30代からの回復事例が確実に増えています。
年齢ではなく、家庭の中に「小さな動き」が生まれるかどうか。
その一点が、再出発の分かれ道になるのです。
内閣府の調査によると、引きこもり当事者のうち、30代・40代が過半数を占めています。
つまり、「若者の問題」ではなく、今や社会全体の課題です。
多くの家庭で共通しているのは、
・親も子も「何をどうすればいいか分からない」
・年月を重ねるほど、話題が限定され、空気が固まる
という「沈黙の悪循環」です。
30代の引きこもりには、思春期とは違う壁があります。
本人は「大人として見られる責任」を感じている一方で、
社会経験の不足から「もう無理かも」と自信を失っているのです。
ここでご紹介するのは、10年以上自宅にこもっていた30歳の男性が、
家族の小さな行動をきっかけに変化し始めた実例です。
高校卒業後、大学に進学したものの中退。
その後、外出はほとんどなく、家族との会話も最小限。
誰もが「もう無理だろう」と思っていた時期がありました。
しかし、あるとき母親が「洗い物をお願いしてもいい?」と頼んだ瞬間、
本人が「いいよ」と答えたのです。
たった一言でしたが、それが10年ぶりの“変化の兆し”でした。
その後、少しずつ家事を手伝うようになり、
「できること」を増やすうちに、笑顔が戻り始めました。
例えば、食器を片づける、洗濯物を取り込む、郵便物を受け取る──。
どれも特別なことではありません。
しかし、これらはすべて**“家の外と関わる第一歩”**です。
重要なのは、「やらせる」ではなく「頼む」「感謝する」こと。
「ありがとう」「助かったよ」という親の言葉が、
“自分が役に立てた”という成功体験につながります。
この「小さな成功」の積み重ねこそ、再スタートのエネルギーになります。
引きこもりが長期化すると、「環境を変えればうまくいくのでは」と引っ越しや転居を考えるご家庭が少なくありません。
しかし、専門家の立場から見れば、これは“環境を動かす前に、人との関係を整えること”が最優先です。
なぜなら、場所を変えても「心の関係性」が変わらなければ、
同じ生活リズムや会話パターンが再現されてしまうからです。
「どこで暮らすか」よりも、「どんな関係で暮らすか」。
親子の間にもう一度“安心して話せる関係”を築くことこそ、
再スタートのための土台になります。
たとえ引っ越しをするにしても、
その前に「信頼のベース」を整えておくことで、どんな場所でも安定した生活が実現できるのです。
引きこもりの回復には、家族全員の理解と協力が欠かせません。
親だけで頑張るよりも、家族がチームとして関わる方が、ずっと効果的です。
例えば、きょうだいや祖父母がさりげなく声をかけたり、
食事のときに自然な会話を挟むだけでも、本人の安心感は大きく変わります。
「家庭の中で孤立しない環境」をつくること。
それが、外の世界へ一歩踏み出すエネルギーにつながります。
家族が同じ方向を向き、
「今のままでも大丈夫」「少しずつでいい」と受け止められる雰囲気をつくると、
本人の中に“もう一度やってみよう”という気持ちが芽生え始めます。
ある家庭では、第三者である専門家が関わることで、
本人と家族の関係が少しずつ変わっていきました。
専門家は「話を聞く人」として入り、最初は雑談から始めました。
将来や仕事の話ではなく、日常の話題を中心にすることで、
“叱られない安心感”を感じてもらうのです。
このような支援では、「治す」よりも「理解する」ことが先。
本人のペースを尊重し、焦らせず、否定せず。
「安心して話せる人がいる」──その実感が、再出発の原動力になります。
支援を導入する際に最も重要なのが、「伝え方」です。
「支援を受けよう」「カウンセラーに会おう」と言っても、
本人が防衛反応を起こすことが多いのです。
効果的なのは、
「あなたの気持ちをわかってくれる専門家がいるんだ」
「話を聞くだけの人だから、会ってみない?」
といった**“安心をベースにした紹介”**です。
専門家を「責める人」ではなく、「味方」として紹介することで、
本人が「会ってみようかな」と感じる余地が生まれます。
30代の引きこもり支援では、親御さん自身の“関わり方の学び”が重要になります。
どんなに専門家が入っても、家庭の雰囲気が変わらなければ、本人の安心は長続きしません。
そのため、最近では「親のコーチング」を取り入れる家庭が増えています。
これは、親が支援者としてのスキルを身につけるための学びです。
「つい焦ってしまう」「何も言わない方がいいのか迷う」
そんな悩みを整理し、家庭内の声かけを整えることで、
家庭全体が穏やかに変化していきます。
30歳を超えても、引きこもりからの回復は十分に可能です。
重要なのは、
・叱らない
・急かさない
・寄り添う
この3つの原則を家族全員が意識することです。
人は“安心”を感じたときにしか、前に進めません。
無理に変えようとするよりも、
「あなたのままでいいよ」と受け止める関わりが、
結果的に最も早い回復につながります。
引きこもり30歳──その響きに、重い現実を感じる方も多いでしょう。
しかし、実際の支援現場では、
30代から社会復帰を果たす方が確実に増えています。
家族が諦めなかったこと、
叱らずに関わり続けたこと、
そして「専門家」という第三者が“安心の輪”を広げたこと。
その3つがそろったとき、人は必ず動き出します。
「うちの子はもう無理かも」と思う瞬間こそ、
希望の芽が生まれるタイミングです。
📩 無料相談のご案内
もし、同じように30代の引きこもりで悩んでいる方がいれば、
まずは一度、 私たちにに現状を共有してください。
・家庭内での関わり方
・本人の心理ステージ
・今すぐできる第一歩
これらを一緒に整理するだけでも、状況は動き始めます。
焦らず、信頼できる支援を探していきましょう。