【不登校×進学校】医学部志望でも不登校に?中高一貫校から相談急増中!

目次

【不登校×進学校】医学部志望でも不登校に?中高一貫校から相談急増中!

進学校に通わせた親御さんの不安が、今、急増しています。

中学受験を乗り越え、念願の中高一貫校に進学。
「これで安心」と思っていた矢先——
「もう学校に行きたくない」と突然子どもが口にした時、あなたならどう対応しますか?

私は40年以上にわたり、不登校・引きこもりの子どもたちを支援してきました。
一般社団法人不登校引きこもり予防協会の代表 杉浦孝宣です。
その経験からはっきり言えるのは、「進学校でも不登校は起こる」という事実です。

実際、私たちが支援してきた在籍生徒のうち、10%以上が医者の家庭の子ども
年間約700件にのぼるご相談のうち、約3割が難関中高一貫校の在籍生徒からです。

決して珍しいことではありません。
「優秀だから不登校にはならない」という思い込みが、かえって事態を見過ごさせてしまうのです。

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。

このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。

3つのステップで解決!引きこもり中高生を支える方法とは?

  • 規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
  • 自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
  • 社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます

これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。

こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン でも紹介され、多くの親御さんに希望を届けました。

この経験をまとめた4冊の著書

不登校・ひきこもり急増 コロナショックの
支援の現場から
(光文社新書) 

不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ(光文社新書) 

もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる(実務教育出版)

高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる!(宝島社新書) 

加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!

第1章|なぜ、進学校・中高一貫校で不登校が起きるのか?

進学校や中高一貫校に通う子どもが不登校になる理由は、「能力」や「家庭環境の良し悪し」ではなく、
期待という名の重圧にあります。

特に、医師家庭の子どもたちには、目に見えない“宿命”が課されがちです。
それは、「我が子を医者にしたい」という親の強い願い。
もちろん、それは愛情の表れであり、家族の伝統や人生観から来るものかもしれません。

しかし、子どもにとってはどうでしょうか?

「〇〇大学の医学部に入るのが当然」
「模試でA判定じゃないと…」
「◯歳までには結果を出さなきゃ…」
——そんな期待が日常に根づくと、“もう頑張れない”と限界を迎えてしまうことがあるのです。

実際、私たちの元には、開成、桜蔭、麻布、海城、渋谷教育学園渋谷など、名だたる難関校に通う生徒からの不登校相談が相次いでいます。
彼らに共通していたのは、成績の低下が「自分の価値の否定」と結びついてしまう心理状態に追い込まれていたこと。

ある医師家庭の男子生徒は、定期テストで数学の点数が下がっただけで「僕は医者になれない…もう意味がない」と自室に閉じこもるようになりました。
親は励ましのつもりで「昔はもっと頑張っていたじゃない」と声をかけたものの、それが引き金になって不登校が長期化。
当会の面談と合宿で、ようやく「自分の人生を自分で選ぶ」視点を取り戻しました。

子どもが不登校になるのは「弱いから」ではありません。
高い能力と環境にあるからこそ、プレッシャーに押しつぶされやすいのです。

進学校での不登校は、誰にでも起こりうる“心のSOS”。
早めに気づき、対話し、支援へとつなぐことが、子どもを救う第一歩になります。

第2章|見守るだけでは悪化する!初期対応の重要性

「見守りましょう」という言葉に安心してしまうのは危険です。
“見守り”と“放置”は紙一重。
実際には、初動が遅れるほど、不登校は引きこもりへと進行していきます。

私のもとには、北は北海道から南は九州・沖縄まで、毎年700件以上の相談が寄せられます。
そして、判で押したように、どのご家庭でも最初にこう言われるのです。

「学校のカウンセラーから“しばらく見守ってください”と言われました」

最初は皆、「そのうち戻るのでは」と期待します。
しかし数ヶ月経つと、子どもは朝起きられず、昼夜逆転、部屋にこもり、ゲーム・スマホ依存……。
やがて登校どころか、家族と話すことすら困難になります。

その段階で親御さんは、私の本やYouTube動画を見て、こう言われます。

「これって、まさに“引きこもり”ですよね。ヤバいと思いました…」

実際、「中学から不登校だった息子が、引きこもって2年。もう手がつけられません」
という相談も、決して珍しくありません。

カウンセラーの言葉を信じて半年以上「見守って」いたら、
ドアの前で泣きながら呼びかけても反応がなくなっていた——
そんな事例もあります。

私たちが対応した生徒の中には、「最初の1ヶ月で動いてくれていたら、ここまでこじらせなかったのに…」と、後悔の声を漏らすご家庭がたくさんありました。

不登校は“静かに進行する心の病”です。
最初の数週間が勝負。
“見守り”という名の静観ではなく、プロの第三者の介入や環境の変化を伴う支援が必要です。

早期対応によって、「引きこもり予備軍」から「社会復帰ルート」へと、子どもは方向転換できます。

3章|実際に相談があった進学校一覧と保護者の声

〜名門校でも例外ではない“不登校の現実”〜

「進学校に通っているから大丈夫」「うちの子は優秀だから心配ない」
——そう思っていたご家庭ほど、突然の不登校に戸惑い、相談に来られます。
どんなに名の知れた中高一貫校でも、不登校は起きているのです。

【直近、4月以降、実際の相談があった進学校(一部抜粋)】

■ 都立中高一貫校・附属校系

  • 東京都立桜修館中等教育学校
  • 東京都立武蔵高等学校附属中学校
  • 千代田区立九段中等教育学校
  • お茶の水女子大学附属中学校・高等学校

■ 男子の名門進学校

  • 巣鴨中学校・高等学校(豊島区)
  • 海城中学校・高等学校(新宿区)
  • 城北中学校・高等学校(板橋区)
  • 本郷中学校・高等学校(文京区)
  • 成城中学校・高等学校(新宿区)

■ 女子の難関中高一貫校

  • 女子学院中学校・高等学校(千代田区)
  • 江戸川女子中学校・高等学校(江戸川区)
    その他、多数

【保護者の声】

「巣鴨に入れたんだから、あとは本人の努力次第だと思っていました。まさか不登校になるなんて…」(東京都・父)

「海城のような進学校で落ちこぼれるわけがないと信じていたけど、本人はプレッシャーで限界だったんですね」(新宿区・母)

「お茶の水女子に入ったことで“もう心配はいらない”と油断していました。今考えると、子どもはずっとサインを出していたのに…」(文京区・母)

【Why?なぜ起きるのか】

名門中学・高校に合格した生徒たちは、小学校から受験競争に身を置いてきた“がんばり屋”が多く、
心の奥に「失敗してはいけない」「期待を裏切れない」という無意識の緊張を抱えています。

そのため、些細な成績低下や人間関係のつまずきが、
“自分には価値がない”という誤った思い込みにつながりやすいのです。

進学校で不登校になるのは、むしろ“頑張りすぎた証”かもしれません。
親が「名門校に入ったから大丈夫」と安心してしまうと、
子どもが発しているSOSに気づけなくなってしまいます。

不登校は、本人の「怠け」ではなく、「心の限界サイン」
進学校に通っていても、例外ではありません。

第4章|不登校から再出発した成功事例

〜“もうダメかも”から立ち直った子どもたちの軌跡〜

不登校は「終わり」ではありません。
的確な支援があれば、どんなに辛い状況からでも、子どもは再スタートを切ることができます。

不登校になった子どもは、自信を失い、未来を諦めかけています。
しかし、私たちが支援する中で見てきたのは、「環境」と「関わり方」を変えるだけで、劇的に変化する子どもたちの姿」です。

中でも多いのは、進学校に通う真面目な子ほど「頑張らなきゃ」「迷惑をかけてはいけない」と思い込み、心の限界を超えてしまったケースです。
でも、大丈夫。“回復の道”は、必ずあります。

ケース①|海城高校在籍 → 通信制高校経由で国立大進学

高1の夏、突然登校できなくなったS君。
父は医師、母は薬剤師。医学部を目指すように育てられ、自分でもその道を信じていました。

しかし、成績が一時的に下がったことで「自分はダメだ」と思い込み、自室に閉じこもる日々が続きました。
3ヶ月後、ご両親が当会に相談され、生活改善合宿と個別支援を実施。

通信制高校に転籍し、自分のペースで学び直したことで、再び目標を見つけ、最終的に国立大学の医療系学部に合格
現在はボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。

ケース②|女子学院中 → 留学を経て心理学の道へ

中2から不登校になったRさん。
女子学院の名誉や期待に押しつぶされ、母との衝突も激化。スマホ依存・昼夜逆転が進みました。

「このままじゃ本当に将来が危ない」と母が涙ながらに連絡をくださり、合宿から支援を開始。
寮生活で生活習慣を取り戻し、カナダ留学を提案したことで劇的に変化。

今では心理学を学び、将来は“自分と同じように悩む子を支えたい”と話しています。

ケース③|本郷高校 → サポート校併用でデザイン系大学へ

図面を描くのが好きだったT君は、本郷高校の厳しい受験体制に馴染めず、1年の秋から完全不登校に。
ご両親は最初、見守る方針でしたが、「これは長期化する」と感じ、当会に相談。

週3日通えるサポート校へ転籍後、デザインの才能を伸ばし、現在は都内の芸術大学で学ぶ学生生活を送っています。

子どもたちは、「場所」や「関わる人」が変われば、また立ち上がれます。
不登校は挫折ではなく、「本当の自分を取り戻すチャンス」でもあるのです。

第5章|無料相談・支援へのご案内

〜“もう限界かも…”と思ったら、今すぐご相談ください〜

不登校・引きこもりの9割は、正しい支援で再スタートできます。
ただし、時間が経てば経つほど、子どもの「社会との接点」は失われていきます。
今が、その流れを断ち切るチャンスです。

毎年、私たちには700件を超える不登校・引きこもり相談が寄せられています。
進学校・中高一貫校に通うご家庭からの相談も年々増加中。
その多くが、「もっと早く相談していれば…」という後悔の言葉を口にされます。

子どもが不登校になったとき、親が“何をするか”で未来は大きく変わります。

🎥再生回数20万回超!YouTube番組「#pivot」で話題に

中学受験を頑張りぬき、希望に満ちて私立の中高一貫校へ進学したわが子。
順調に見えていたのに、ある日突然「学校に行きたくない」と言い出す——
そんなご相談が、ゴールデンウィーク明けの今、急増しています。

先日、私が出演した教育系YouTube番組「#pivot」でも、
「中高一貫校に進学したが、GW明けから不登校になった」という相談が相次ぎ、
大きな反響をいただきました。

▶️【前編】https://youtu.be/UjT1xHGcLO0?si=b8wo9Bu4CiqgQqh4

  • URLをコピーしました!
目次