
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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支援現場40年のプロが語る”本気で向き合う”ということ
中学生の引きこもり、増加する現実
「まさか、うちの子が――」
そう感じるご家庭が、年々増えています。
文部科学省の統計でも、不登校の中学生数は11年連続で過去最多。中でも”一度学校に行けなくなった子が、家からも出られなくなる”という状態、つまり”引きこもり”への進行が深刻化しています。
特に中学生という年齢は、思春期・反抗期・学力の壁・スマホ依存・人間関係の揺れなど、複数の要因が重なるタイミング。
保護者が「様子を見ているうちに」数ヶ月、半年、1年が経ち、子どもが完全に自室に閉じこもってしまうというケースも少なくありません。
私たちは、40年以上の支援経験をもとに、そうした”引きこもり予備軍”を見逃さないためのステージ判定を活用しています。
「見守ることが大切」
そう言われたから何もせずにいた――これは、保護者の誤解です。
確かに”見守り”は大切ですが、何もしないことではありません。
不登校や引きこもりには、状態の段階(ステージ)があります。
ステージ3以降に進行すると、改善に時間がかかるだけでなく、家庭内トラブル、学力の断絶、社会不安なども重なっていきます。
親が「気づいたときに行動できるか」が、回復までのスピードを大きく左右します。
私たちが現場で出会う、引きこもり中学生のご家庭には共通点があります。
それは、保護者が次のような行動を取ってしまっていることです:
しかし、これらはすべて”悪化のスパイラル”を加速させる要因です。
家庭がピリピリしていたり、親同士が責任をなすりつけ合っていたりすると、子どもはますます心を閉ざします。
逆に、親が穏やかに・安定して・同じ方向を向いて接するだけで、子どもに小さな変化が生まれ始めます。
YouTube動画「引きこもり中学生 親の共通点|本気で向き合え」では、
私たちが支援してきた家庭の具体例と共に、親の姿勢がどれだけ重要かを解説しています。
▶ https://youtu.be/pmbcKFH4eJw
動画の中では、次のような問いかけをしています:
感情的に叱ったり、逆に無関心になったりする前に、”親が変わる”ことがどれだけ大きな意味を持つか――
この動画には、そのヒントが詰まっています。
当協会が実践しているのは「就職まで見据えた伴走型支援」です。
「学校に戻す」ことをゴールとせず、最終的に“自律”して社会と関わりを持てるようになるまでを支える、7つのステップがあります。
🟢ステップ1|ステージ判定
まずは現状を知ることがスタートです。
お子さんの状態が「不登校」なのか「引きこもり」なのか、どの段階にいるのかを5段階のステージで判定し、今やるべきことを明確にします。
🟡ステップ2|親のためのコーチング(最重要)
支援のすべてはここから始まります。
親御さんが正しい関わり方を理解し、夫婦間で方針を統一し、家庭の安心感を取り戻すことが鍵です。
ステップ2が整わなければ、他の支援がうまく進まないケースが多くあります。
🔵ステップ3|家庭訪問支援
信頼できる支援員や学生インターンがご家庭を訪問し、本人と無理なく距離を縮めていきます。
“話しかけられない”“何を言っても返事がない”という状態から一歩ずつ関係を築きます。
🟣ステップ4|生活改善合宿・学生寮
昼夜逆転やスマホ依存など、生活リズムの乱れを改善するため、短期合宿や学生寮で規則正しい生活を取り戻します。
強制ではなく、自分の意志で朝起き、食事し、会話する――そのきっかけをつくります。
🟤ステップ5|学び直し(通信制高校・サポート校等)
「どうせ無理」とあきらめていた勉強にも、本人のペースで向き合える環境を用意。
進路を再構築することで、自信回復にもつながります。
🔴ステップ6|アルバイト・インターン
生活と学びが安定してきたら、社会との接点へ。
職場体験やインターン、軽作業などを通じて、外との関わり方や責任感を育てていきます。
🟠ステップ7|社会貢献・自律支援
最終ステップでは、進学・就職・ボランティアなど、本人の目標に合わせた社会参加のサポートを行います。
▶ 各ステップは“型通り”ではなく、ご家庭ごとの状況に合わせてオーダーメイドで対応します。
このステップを踏むことで、たとえ長期の引きこもり状態にあっても、本人が自分の足で社会に向かって歩き出せるようになるのです。
7つの支援ステップすべてが大切ですが、ステップ2「親のコーチング」は特に重要な“土台”です。
家庭内の空気が安定していなければ、どんなに効果的な支援策も根付かず、結果として子どもが支援を拒否してしまうことがあります。
支援の現場では、次のような失敗例がよく見られます:
こうした状況下では、子どもは安心できる居場所を家庭内に見出せず、ますます引きこもっていきます。
逆に、次のような親の変化があると、支援の成功率は格段に上がります:
実際に支援を通して、親御さんが変わった瞬間に、子どもが明るい表情を見せたり、外に出るようになったケースも数多く見てきました。
親が変わることこそ、すべての支援の起点なのです。
支援に入る前から、家庭で今日から始められる関わり方があります。
✅ 1. 否定しない・比べない
「他の子は頑張ってるのに…」
「どうしてお前はダメなんだ」
――こうした言葉は、子どもの心を閉ざしてしまいます。
まずは、どんな状況でも受け止める姿勢を。子どもの中にある”回復したい気持ち”を信じることが第一歩です。
✅ 2. 毎朝決まった時間に起きて、あいさつをする
生活リズムが崩れている子に、いきなり「朝起きなさい」と言っても届きません。
親がまず自分の生活を整えること。それを毎日見せること。
「おはよう」「朝ごはんどうする?」と自然に声をかけ続けましょう。
✅ 3. 親同士の方針を一致させる
片方の親が「もう放っておけ」と言い、もう片方が「このままじゃダメ」と焦っている――
子どもは、その“温度差”を敏感に察知しています。
夫婦で話し合い、支援方針をそろえる。
これが、子どもにとって最大の安心材料になります。
私たちの元には、日々多くの保護者からの悩みが寄せられます。 ここではその中から代表的なものを取り上げ、支援現場からの具体的なアドバイスとともに紹介します。
「夫が子どものことで何も協力してくれません…」
よくあるご相談です。 実は、ご家庭の支援がうまくいくかどうかは「夫婦の足並み」が大きなカギを握っています。
支援が成功している家庭では、たとえ最初に温度差があっても、話し合いを重ねて“共通認識”を作っています。
▶まずは、子どもに直接関わる前に「夫婦で話し合う時間」を確保しましょう。
「本人に何を言っても無視されます」
子どもが心を閉ざしているとき、言葉は届きません。 大切なのは「言葉」より「空気感」。
食卓に一緒に座る、同じ空間にいる、テレビを一緒に見る―― それだけでも信頼関係の種はまかれています。
焦らず、距離を縮めていきましょう。
「学校も支援先も行きたくないと言っています」
その気持ちも、当然です。 不登校・引きこもり状態にある子にとって、“新しい環境”は強いストレスになります。
だからこそ、まずは【家庭=安心できる場所】にすること。 ステップ2の親コーチングで環境が整えば、次のステップ(訪問支援や合宿など)への移行もスムーズになります。
「もっと早く相談していれば…」
支援を開始した多くのご家庭が、最初にそうおっしゃいます。
でも、大丈夫です。気づいた“今”が、支援を始めるベストタイミングです。
引きこもりは、決して放っておけば良くなるものではありません。 むしろ、時間が経つほど本人も「動けない理由」が増えてしまいます。
✅ 生活リズムが崩れる ✅ 外に出るハードルが上がる ✅ 家族との会話が減る
これをリセットし、回復のスタートラインに立つためには、早期の対応が必要です。
【無料相談】では、まずはステージ判定を行い、現状の把握から始めます。 保護者だけのご相談でも大丈夫です。お気軽にお申し込みください。 ▶ https://bit.ly/3Jhp5pl
「子どもが動かない」
多くのご家庭が、最初にそう悩みます。
でも実際は、子どもが動けるかどうかは、家庭の空気が握っています。
40年以上、1万人以上の支援を行ってきた私たちは断言します。
✅ 親が変われば、子どもは必ず動き出します。 ✅ 親が“安心と方向性”を示せば、子どもは安心して回復に向かえます。
まずは「否定しない」「同じ時間に起きる」「方針を揃える」―― 今日からでも、家庭でできることはあります。
子どもが笑顔を取り戻すために、私たちが伴走します。
まずは一歩を踏み出してください。