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また、具体的な成功例として「引きこもりを乗り越えた11人の中高生:通信制高校での成長物語」もご参考になるかと思います。
ぜひ、以下のリンクからお読みください。引きこもりを乗り越えた11人の中高生:通信制高校での成長物語
9年連続不登校過去最多 教員の人出不足で不登校対策できない
不登校と引きこもりの問題は日本社会において深刻化しています。不登校の件数は9年連続で過去最多を更新しており、引きこもりの数も146万人以上と、これまでにない急増を見せています。
一度、不登校の状態になると、文部科学省や各地の教育委員会、学校は人手が不足しており、個々の状況に合わせた柔軟な対応が難しいのが現実です。
そのため、不登校の数が増え続ける背景にもなっていると考えられます。
38年、1万人以上の不登校引きこもり解決
私は杉浦孝宣と申します。一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表を務めており、長年にわたり不登校や引きこもりの問題に真摯に取り組んで参りました。
これまでの取り組みの中で、1万人以上の子供たちをその難局から引き揚げる支援を行い、私たちのアプローチによる成功率は驚異の9割以上
ノウハウは3冊の本に
このような経験を通して得た知識や実践的なノウハウは、私の著書としても多くの方々に伝えられています。
具体的には、「不登校ひきこもりの9割は治せる」、「不登校ひきこもり急増」、そして「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」という3冊の書籍を執筆。
これらは光文社や宝島社より出版され、多くの関心を集めています。私の目標は、これからも多くの子供たちや家族を支援し、彼らが新しい未来を迎える手助けをすることです。
1万人以上の子供たちを救出した実績について
38年の長きにわたり、私たちは「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、そして社会に貢献する未来を実現する」ことをミッションとして、不登校や引きこもりの問題に取り組んで参りました。
この実現のため、以下の3つのステップを中心に解決のアプローチを行っています。
①規則正しい生活: 子どもたちに日常生活のリズムを取り戻させ、健やかな生活を築くことからスタートします。日常の習慣や生活スタイルの改善を通して、彼らが安定した心身の基盤を築けるよう支援。
②自信と自律: 一度失った自信を取り戻すことは、子どもたちの再スタートにとって欠かせないステップです。私たちは様々な活動や経験を通じて、彼らが再び自分を信じ、自律的に行動できる力を育むプログラムを提供
③社会貢献をする: 最終的には、子どもたちが自らの力で社会に貢献することを目指します。彼らが持つ潜在的な能力や才能を最大限に引き出し、社会全体の一員としてその役割を果たせるように導いています。
これらのアプローチを通じ、1万人以上の子供たちが新たな道を歩み始めました。私たちはこれからも、この使命を胸に、多くの子供たちの未来を明るく照らし続けることを誓います。
著書とその社会的影響
私は、不登校・引きこもり問題に真正面から取り組む専門家として、以下の3冊の著書を発表してます
特に、家庭内での規則正しい生活の重要性や、親の役割に焦点を当てています。2. 「不登校ひきこもり急増」: 近年の不登校・引きこもりの増加の背景や原因、そしてそれに対する対策や解決策を詳しく説明しています。
社会の変化や教育環境の問題点にも触れており、読者に深い洞察を提供しています。3. 「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」: 高校を中退したり、不登校・引きこもりとなった若者たちが、どのようにして再び学びの場に戻り、
社会に貢献できるようになるかを紹介しています。具体的な再チャレンジの方法や事例を交えて、希望の光を示しています。
社会的影響
これらの著書は、不登校や引きこもりに関する深い理解と具体的な解決方法を提供することで、多くの教育関係者や保護者、
さらには問題を抱える若者たち自身に大きな影響を与えています。
著書には具体的な対処法や実際の成功事例が詳しく書かれており、
多くの人々に「やり直し」の可能性や希望を提供しています。
また、これらの著書はNHKはじめメディアや教育界での議論の材料としても取り上げられ、
不登校・引きこもり問題への社会的な関心や理解を高める役割も果たしています。
不登校・引きこもりを乗り越えて: I君の挑戦と新たな未来
I君は小中学校の頃、人間関係のトラブルをきっかけとして不登校に陥りました。
その後、長野の通信制高校に進学しましたが、継続的な問題が生じて結局は退学し、現在は学籍のない状態となっています。
動画では、I君がこれまでの道のりを語ります。新宿山吹の通信制の転学試験を受けた際の失敗や、
今後の生き方、取り組み方針についても深く触れられています。また、彼の趣味である散歩や料理に関するエピソードも紹介されており、
表面的には社交的に見えるI君がなぜ同世代と上手く関わることができないのか、その背景に迫られています。
さらに、私との共同活動としてのラフティング体験や、サイバーエージェントへの企業見学が紹介されています。
これらの活動を通じて、二人の距離が近づき、I君の中にも変化が生まれてきたことが感じられます。
この動画は、不登校や引きこもりという課題を抱える多くの若者たちに向けたメッセージが込められています。
それは、どんな困難な状況でも、適切なサポートと努力で新しい未来を切り開くことが可能であるという希望のメッセージです。
授業料に見合う教育を受けられなかった
私は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会と会長をつとめるフリースクール高卒支援会を運営する中で、数多くの若者たちと接してきました。
その中でも、I君は通信制高校での経験や東京での一人暮らしという特別な生活環境を持っています。
昨日、I君と食事を共にする機会が持てました。その際、私が長野の通信制高校について尋ねると、I君は「授業料に見合う教育を受けられなかった」と語りました。
また、都内での生活についても「月3万円の生活費で何とかやっている。業務用スーパーで鶏肉を安く購入し、冷凍保存するなどして節約している」と話していました。
このような日常の中で、I君は困難に立ち向かいながらも、自らの方法で生活を工夫し、頑張っています。それは、私がこれまでに1万人以上の子供たちを救出する中で、何度も見てきた「挑戦する力」の一例です。
生活改善合宿&サイバーエージェント見学
生活改善合宿は、フリースクール高卒支援会の主催のもと、数々のプログラムが行われました。
私、杉浦孝宣はこの合宿にゲストとして参加させていただきました。
合宿の中でも特に印象的だったのは、ラフティングのエピソードです。
I君をはじめとする5人の生徒たちとともに、川を下ることに挑戦しました。このアクティビティでは、メンバー全員の協力がないと、大きな岩や岸壁にぶつかるリスクがあります。しかし、写真にも収められたように、全員が一致団結し、無事にラフティングを楽しむことができました。
また、サイバーエージェントへの企業見学も大変有意義でした。この見学は、スタッフの根本先生とともに引率しました。事前に、生徒たちからの質問を企業側に伝えていたため、企業担当者はそれに答える形でプレゼンテーションを行ってくれました。しかし、I君がさらに詳しく知りたいと質問をしている姿を見て、彼の熱意や好奇心を強く感じることができました。
このような経験を通じて、生徒たちが社会とのつながりを感じ、自分たちの未来に対する希望を持つことができたことは、私にとっても大変喜ばしいことでした。
I君の課題
I君との対話を通して、彼が直面している一番の悩みは「勉強の基礎をしっかりと学びたい」ということでした。
彼の学びの背景を知ると、小中学校時代の不登校が影響しており、
長野の通信制高校でも十分な学びの機会が得られなかったことがわかります。このような状況を鑑みて、担当の根本先生は「小学校の高学年の内容から学び直すこと」をI君にアドバイスしました。
彼は自らの学びの遅れを痛感しており、そのために前向きに取り組む姿勢を垣間見せています。
一般社団法人不登校・引きこもり予防協会のサポート内容
私、杉浦孝宣は一般社団法人不登校・引きこもり予防協会を通じて、不登校や引きこもりの問題を持つ子供たちとその家族へのサポートを実施しています。
以下にその主なサポート内容を示します。
2. 情報提供: 「不登校ひきこもりの9割は治せる」「不登校ひきこもり急増」、「高校中退 不登校引きこもりでもやり直せる」といった著書を通じて、
不登校や引きこもりの背景、対処法などの情報を広く提供。 twitter youtube このブログでも毎日、情報を提供しています3. 適切な学習環境の紹介: フリースクール高卒支援会や通信制高校、海外留学など、それぞれの生徒に合った学習環境を紹介し、再度学び直すチャンスを提供しています。4. 生活指導: 規則正しい生活の重要性を伝え、生活のリズムを整えるサポートをしています。特に昼夜逆転やゲーム中毒といった問題を持つ生徒に対しては、具体的な生活改善のアドバイスやサポートを行っています。5. 実践的な活動の機会提供: ラフティング等の課外活動や企業見学など 実社会での経験を通じて、生徒たちの自己肯定感を高める活動を行っています。
これらのサポートを通じて、不登校や引きこもりの問題を持つ子供たちが新たな人生のステージへと進むことをサポートしています。
I君の事例から学ぶ不登校・引きこもり問題の解決の鍵
I君の事例を通じて、不登校や引きこもりの問題に対する理解と解決の鍵を深めることができます。
一方、都市部には様々な支援施設やプログラムが存在するため、移住や留学を検討することで新しい環境やサポートを受けることが可能2. 都市部の利点: 新型コロナウィルスの影響で、東京などの都市部では学生寮やアパートの需要が減少し、費用もそれほど高くない状況が続いています。
このような環境を利用し、新しい生活や学習の場を見つけることが重要3. オンラインでの相談: 現代の技術を活用し、地域に関係なく専門家とのオンラインでの相談が可能です。
特に地元に適切な専門家がいない場合、まずはオンラインを通じて問題を共有し、アドバイスを受けることができます。4. 専門家との連携: 私たち一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は「引きこもりのプロ」としての経験とノウハウを持っています。
地方でも都市部でも、私たちと連携し、専門家のサポートを受けることで、問題の解決の道筋が見えます!
I君の事例は、不登校や引きこもり問題の解決の鍵を提示しています。新しい環境や適切なサポートを受けることで、これらの問題を乗り越える道が開けることを、彼の事例は示しています。
読者の皆様へのメッセージ
皆様へ、
不登校や引きこもりという課題は、単なる個人の問題ではなく、私たち社会全体で向き合い、サポートしなければならない課題です。
I君のような一人の事例を通しても、解決の鍵が存在することを知ってください。
皆さん一人一人が抱える悩みや疑問、そしてそれに対する希望や夢は、私たちにとって大切な宝物です。
それを無駄にすることなく、共に手を取り合い、一緒に解決の道を探っていきましょう。
もし、あなたやあなたの周りに、不登校や引きこもりの問題を抱える人がいれば、遠慮せずに手を差し伸べてください。
そして私たち専門家の力も活用し、一緒に前へ進んでいきましょう。
「一人では解決できない」かもしれませんが、「私たちならできる」ことを信じてください。皆様の力強い一歩を心より応援しております。
心からのエールを込めて、
杉浦孝宣(すぎうらたかのぶ)