高校までもが学校に行かなくても出席扱いに

文部科学省は、不登校になってフリースクールなどに通う高校生の負担を軽減するため、一定の条件を満たせば、通学定期を購入できるようにする方針を固めた。09年度からの適用を目指し、JR東日本などと交渉を進めている。

 文科省が想定しているのは、通常の高校に籍を置きながら、フリースクールなどに通っている生徒。これまでは、大人並みの通勤定期しか購入できなかったが、在籍している高校の校長らが認めれば、通学定期の購入ができるようにする。  記事引用

不登校小学生、中学生は今や学校に行かなくてもフリースクールに通えば、出席が認められる。 文科省は高校にまで広げて認める方向にある。 義務教育制度ってどこに行くんでしょうか?

国の基本方針(グランドデザイン)がこうも変わると現場は苦労する。 10年以上前から脱偏差値、ゆとり教育、土日を完全に休みにした結果が不登校は少子化にもかかわらず、割合は増えているし、中退率も一向に減る様子がない。 よかれとしてやっている施策がことごとく、良くない結果を招いてはしないだろうか?

江戸時代は世界的に見ても識字率の高い文明であったからこそ、名も無き明治維新の志士たちによって近代日本が築かれていった。 明治になり、富国強兵という考え方が教育の面でもプラスに働いた。 今の時代に置き換えれば、”強兵”とは教育水準が高いということになるのではないか? 団体生活はしなくても良い、給食は食べたくなかったら食べなくても良い。 学校に行きたくなければそれでもいい。 文科省がそこまで容認するべきだろうか? もちろん行けない子を支援している私たちのような団体もあるのだが、

 

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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