
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
まずは30分無料相談へ

40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
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「また今日も、朝からゲームばかり…」
「声をかけると不機嫌になり、時には暴言や物に当たることもある」
「このままで、本当に大丈夫なのだろうか」
引きこもり状態にある中学生がゲーム漬けになると、多くの保護者が同じ悩みに直面します。
ゲーム時間を制限したほうがいいのか。
学校に無理にでも行かせるべきか。
それとも、今は“見守る”しかないのか――。
けれど、一般社団法人不登校引きこもり予防協会 代表理事・杉浦孝宣として、
40年以上にわたり不登校・引きこもり支援の現場に立ち、延べ1万人以上の子どもと家庭に関わってきた経験から、はっきり言えることがあります。
👉 最初にやるべきことは、「ゲームをやめさせること」ではありません。
ゲームは原因ではなく、学校に行けなくなり、人との関係が苦しくなった中学生が、
かろうじて自分を保つために選んだ“居場所”であることがほとんどです。
この段階で対応を間違えると、昼夜逆転、家庭内暴力、長期ひきこもりへと進み、回復までに何年もかかってしまうケースも少なくありません。
一方で――
今のタイミングだからこそ、回復への道筋を立て直せた家庭も数多くあります。
この記事では、
実際の支援事例を交えながら、わかりやすく解説します。
「うちも同じかもしれない」
そう感じた方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
今なら、まだ間に合います。
まずお伝えしたいのは、「ゲーム漬け = ダメな子」ではないということです。
ゲームはあくまで「結果」であって、「原因」ではありません。
中学生の世界は、本来であれば、
こうした複数の「居場所」で成り立っています。
ところが、不登校やいじめ、成績不振、先生との相性不良などをきっかけに、
学校という大きな居場所が一気に崩れることがあります。
さらに、家でも「どうして行けないの」「甘えているだけじゃないか」と責められたり、
親自身が不安と焦りからイライラをぶつけてしまうと、家庭も“安心できる場所”ではなくなってしまうのです。
すると、子どもに残された現実的な居場所は、
この3つしかなくなってしまいます。
ゲームの世界では、
こうした感覚を、誰にも邪魔されずに味わうことができます。
そのため、傷ついた心を守るために、ゲームへゲームへと深く潜っていくのです。
支援の現場で多い流れは、次のようなパターンです。
この段階で、親御さんが「とにかく学校に行かせよう」「ゲームをやめさせよう」と強く働きかけると、
多くのケースで、
といった家庭内暴力・暴言が出てきます。
最近の相談では、
こうした診断や指摘があるお子さんも増えています。
この場合、
といった背景があることが多いのです。
ですから、本来必要なのは、
であって、「根性論でゲーム禁止」をすることではありません。
親から見ると、
と感じるのは、当然のことです。
しかし、ここで「ゲームを取り上げる・制限する」ことから始めると、ほぼ確実にこじれます。
支援の現場でよくあるのが、次のような流れです。
このとき、子どもは、
これらを「すべて奪われた」と感じます。
つまり、暴れているのは「ゲームを取り返すため」だけでなく、
を守ろうとしている側面が強いのです。
親から見れば、
という“正義感”があります。
ところが、子ども側から見れば、
という状況の中で、
残された最後の楽しみ・つながりを奪われることになります。
このズレが、親子の対立を決定的なものにしてしまうのです。
ですから、「ゲームをどうするか」より先に、「親子関係をどう整え直すか」から考える必要があります。
当協会では、不登校・引きこもりの状態を、
ステージ1〜5
の5段階で整理しています。
「うちの子はいま、どの段階にいるのか?」を知ることで、
どこまで家庭で対応できるか・どこから外部支援が必要かが見えてきます。
この段階なら、
・学校との連携
・生活リズムの微調整
・親の関わり方の見直し
で、比較的短期間で元の生活に戻れるケースも多いです。
このステージ3が、「家庭だけで頑張るか」「外部支援を入れるか」の大きな分かれ目です。
今回のご相談ケース(中3夏から朝起きられず、高1でほぼ不登校・留年決定・部屋にこもりゲーム中心の生活・家庭内暴言・暴力あり)は、
ステージ4に相当すると考えられます。
この段階は、「家庭だけで何とかしよう」とすると、親子ともに消耗していきます。
適切な外部支援を入れながら、少しずつ状況を変えていく必要があります。
このステージ5になると、
・家庭訪問
・合宿
・寮生活
など、「生活の場」を変える支援も視野に入れながら進めることが多くなります。
いずれにせよ、
「うちはどのステージなのか」を一度客観的に整理することが、最初の一歩です。
▶ ステージ判定を一緒に行いたい方は、30分無料相談(Zoom・電話)でお話を伺っています。
ここまで読まれて、
「じゃあ、親は何をしたらいいの?」
という気持ちになっている方も多いと思います。
支援の現場から見て、ステージ3〜4の引きこもり中学生に対して、親が最初に取り組むべきことは、次の3つです。
「ゲームさえなければ…」と思うお気持ちは、痛いほど分かります。
しかし、順番を間違えてはいけません。
本当に取り組むべき順番は、
です。
最初からゲームを取り上げようとすると、「親 = 敵」「親 = 自分の居場所を奪う人」という認識が強まり、
支援のスタートラインにさえ立てなくなってしまいます。
ステージ3〜4のご家庭では、多くの場合、
親子の会話が次の3パターンに偏っています。
これでは、
「親と話す = 責められる・ダメ出しされる」というイメージが強くなり、
子どもはますます口を閉ざしてしまいます。
最初の一歩としてお勧めしているのは、「評価もアドバイスもしない会話」を増やすことです。
こうした会話は、「ゲームを認める」ことではなく、「子ども自身を認め直す」ことにつながります。
もちろん、いきなり会話が弾むわけではありません。
それでも、「責めない話題」「興味を持つだけの質問」を続けていくことで、少しずつ心の距離は縮まっていきます。
引きこもりが長引くご家庭の多くは、
という状態になっています。
ここで重要なのが、
といった「第三の関係・第三の居場所」をつくることです。
親子だけの関係では届かなかった言葉も、
少し年上の学生インターンや、訪問スタッフの何気ない一言が、
子どもの心にスッと入っていくことがあります。
当協会でも、
などを組み合わせて、「第三の関係づくり」を支えています。
▶ こうした支援の全体像と成功事例は、「中学生の引きこもりに悩む親必見!成功事例から学ぶ対処法16選」で詳しく紹介しています。
「うちのことは、うちで何とかしなければ」
「親である自分が、もっと頑張らないと」
そう思って、これまで必死に踏ん張ってこられた親御さんも多いでしょう。
しかし、支援の現場から見ると、家庭だけで抱え続けるほど、解決は遠のいてしまいます。
親御さんが一生懸命であればあるほど、
家の中はいつしか、
になってしまいます。
本来、家庭は、
そんな場所であるべきです。
ところが、
といった会話が続くと、
子どもにとって家庭は「休めない場所」「責められる場所」になってしまいます。
今回のご相談のように、ご両親とも医師というご家庭や、
教育熱心でいらっしゃるご家庭ほど、
という信念をお持ちです。
それ自体は素晴らしいことですが、人の心や発達、家族関係は、必ずしも「努力 = すぐ成果」とは限りません。
だからこそ、
一度、外部の専門家と一緒に状況を整理し、
「親が頑張りすぎないで済む枠組み」を作ることが大切なのです。
一般社団法人不登校引きこもり予防協会では、
「7つの支援ステップ」を軸に、不登校・引きこもりの解決をサポートしています。
ゲーム漬けの引きこもり中学生でも、回復していくご家庭には、
このステップを一つずつ進んでいった共通点があります。
まずは、先ほどお伝えしたステージ判定1〜5で、
「うちの子はどの段階なのか?」を一緒に整理します。
ここを曖昧にしたまま、
という状態が続くと、
支援の優先順位がズレてしまい、時間とお金だけが消えていくことも少なくありません。
次に取り組むのが、親御さん自身の学びとコーチングです。
Zoom面談などで、
といったことを、一つひとつ整理していきます。
「子どもを変える前に、まず親の関わり方を整える」
ここからしか、本当の意味での回復は始まりません。
親子だけでは崩れてしまった信頼を取り戻すために、
当協会では家庭訪問支援も行っています。
学生インターンや若いスタッフが、
といったところから、「大人 = 怖い存在」ではない感覚を、少しずつ取り戻していきます。
その後は、
という流れで、「引きこもり」から「社会に貢献できる大人」への道を、一緒に描いていきます。
こうした16名以上の成功事例は、先ほどの
成功事例まとめ記事でも詳しくご紹介しています。
最後に、ゲーム漬け・引きこもり状態から回復した子どもたちの一部をご紹介します。
ここではイニシャルでお伝えしますが、すべて実際の支援事例です。
中1の頃からゲーム中心の生活になり、学校にも行けなくなったカイト君。
最初は、家庭訪問でスタッフと一緒にゲームをするところから始まりました。
親御さんにはコーチングで「叱るのではなく、興味を持って関わる」ことを徹底していただき、
並行して生活改善合宿にも参加。そこで、朝起きてご飯を食べ、体を動かす生活リズムを取り戻していきました。
その後、通信制高校を経て、自ら希望して自衛隊へ進む道を選びました。
中学時代には、ゲームを取り上げられたことをきっかけに、
家庭内で物を投げる・暴言を吐くなどの問題行動が目立っていたS君。
ここでも、ゲームを制限することではなく、
という順番で進めました。
時間はかかりましたが、現在は通信制高校に通い、
大学進学を目指して勉強に取り組むところまで回復しています。
中学2年生から10年間の引きこもりを経験したY子さん。
最初の頃は、やはりゲームやネットの世界に深く潜っていました。
そこから、親御さんのコーチング、家庭訪問、通信制高校への学び直し、短大進学、保育士としての就職、そして公務員としての採用へと、
段階を踏んで歩んでいきました。
時間はかかりましたが、「ゲーム漬けだった10代」も、決して人生の失敗ではありません。
支援と環境が整えば、再出発は何歳からでも可能です。
不登校・引きこもりの相談では、
というご相談も非常に多く寄せられます。
ここで大切なのは、
という視点です。
進路の選択そのものも大切ですが、
「どの生活リズムで」「どんな支援とセットで」学んでいけるかを、一緒に考えていく必要があります。
当協会では、
・在籍高校に残る場合の注意点
・通信制高校・サポート校を選ぶ際のポイント
なども含めて、親御さんと一緒に整理しています。
最後に、支援の現場からどうしてもお伝えしておきたいことがあります。
それは、
「まだ大丈夫だろう」は、一番危険なサインになりやすいということです。
次のような状態が続いている場合、
本来は「そろそろ相談したほうがいいタイミング」です。
ここで相談していただければ、
多くの場合、「まだ選択肢がある段階」で、支援の計画を立てることができます。
逆に、
・不登校が1年以上
・親子関係がほぼ断絶
・暴力や大きなトラブルが頻発
といった段階まで進んでしまうと、
支援にはより長い時間と負担が必要になってしまいます。
引きこもり中学生がゲーム漬けになっている姿を見るのは、
親として本当につらいことだと思います。
しかし、支援の現場から断言できるのは、
です。
この記事を読んで、
そう感じられた方は、
一度、現状を一緒に整理するところから始めてみませんか。
一般社団法人不登校引きこもり予防協会では、
30分の無料個別相談(Zoom・電話・全国対応)を行っています。
親御さんだけのご相談で大丈夫です。
▶ お申し込み・詳細はこちら
https://yoboukyoukai.com/soudan/
不登校・引きこもりは、「放っておけばいつか治る」ものではありません。
ですが、適切なステップを踏めば、9割は改善できます。
お子さんとご家族が、
もう一度笑って暮らせる日々を取り戻せるように。
一般社団法人不登校引きこもり予防協会 代表理事・杉浦孝宣として、現場で動く支援で、これからも伴走してまいります。