奨学金 おりる事になったよ

お恥ずかしい話ですが、うちの娘、高校時代まるで勉強しなかったものですから、知名度の低い大学に進学しました。 最初は浪人を希望していましたが、私「3年間、遊び続けていて、君の言う有名大学には入れないと思うよ」と。 娘「…沈黙」 私 「この際、大学はどこでもいいじゃないか! 君の夢を叶えてくれる大学なら」 娘、更に沈黙 続けて私 「3年間、遊んだんだから、入学金は出すけど、後は国の奨学金を利用して進学してね」 娘 「エッ..」と。それから、高校の担任の先生とも相談して、今の大学に決めました。

彼女は入学以来、朝早く、大学に行き、夕方、帰ると深夜まで近所の飲食店でバイト、昨日、珍しく私の部屋に来て、「パパ、奨学金 おりる事になったよ。その報告をしたくて」「凄いじゃん、やるな! いくらおりるの?」「25万位」

…中略…..

その昔、私も親に「アメリカ留学したいからお金、払って」といった事があるが、親は「渡航費用くらい、自分で稼げ」と。高校を卒業すると親が急に厳しくなり、冷たくなったような印象を受け、父親とはろくに口をきかなくなった。”かわいい子には旅をさせよ”を実践するには親子間の葛藤を乗り越えなくては。

 

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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