高校転校の壁 地方では転校できない!

不登校・高校中退・引きこもり問題に関心のある方へ
マスコミの皆さん、CSR担当者さま
先日、地方から高校転校できるのか?という相談をうけました
NPO法人高卒支援会の杉浦です
今年で不登校・高校中退・引きこもり問題に取り組んで、33年目になります

【高校って、転校できると思いますか?】
小・中学校といじめがあったり、何らかの理由があり、不登校に陥った場合、全国的に、転校は可能ですよね
高校は東京都、大阪府以外は転校は制度上、厳しい、条件がないと、できないのです
厳しい、条件って何かわかりますか?
一家転住です。これって、お役所言葉なのですが、簡単に言ってしまうと、家族全員という意味です。
高校中退は1年生のこの時期、GW明けから不登校になり、30日以上を過ぎると、全日制高校では留年?となる、日数ですから、
ここで、高校中退となります。
「小中学校ではキチンと通えていたのに、高校へ行ったら、不登校になってしまった〜」よく、相談で聞くんですけど
こうした場合、高校が合わないと考えるのが自然だと思います
東京と大阪はここで、公立高校転校制度=補欠募集転編入学という試験制度がありますから、高校転校ができるんです
一方、それ以外の自治体では家族全員の引っ越しが条件ですから、事実上、不可能に近いのです
当会は30年以上も前より、こうした制度は不公平だと、政策提言させて頂いておりますが、
まだまだ、周知が足りずに、大阪が数年前に東京のマネをして、制度化しました
高校にはアノ、日大アメフト部の様な監督はもっと居るんです。だって、辞めたら、行くところがないわけですから、
特にスポーツ推薦で高校進学した、ケースが顕著で、
地方に講演依頼があった時、女子校生にインタビューしました。聞けば、バレーボールが得意で、推薦で高校進学しましたが、
試合に負けると、監督、コーチが殴る蹴るで部員全員が血だらけになったって、話しを聞いたことがあります

こんな、かわいい子によく、暴力を振るえたものだと、聞いてましたが、幸い、その子はツテがあり、他の私立高校に転校できましたが、
そうそう、言い忘れてましたが、普通、公立高校がやらないことは私立高校はやりませんから
東京に引っ越してくる方や東京留学をお考えの方はお力になれると思います
それ以外は残念ですが、お役に立てないのです。ホント、残念!
毎日新聞が唯一、高校転校には壁があると、当会の主張を取り上げてくれました


【高校は通過点とバカな事を言う人へ】
高校は通過点で、塾、予備校行って、よい大学を目指せばいいという方は相談していると結構、多いんです
不登校の相談がほとんどなので、”よい大学へ行って、リベンジしろ”って、ハッパをかけるはわからなくはないですが、
高校生活そのものをないがしろにすると、後で大変なことになるんです

経験則で言いますと、
あらゆる事を排除して、勉強に専念した子はそもそも、受験で第1志望に受かる子が少ない
受かったとしても、大学中退もしくは就活でうまく、力を出せない
等です

どうしてでしょうか?
高校は通過点で〜という考え方は筆記試験の配点が高かった時代にお父さんやお母さんが成功した体験に基づく、理屈だと思います
今は医学部受験、公務員試験はじめ、就活で重視されているのが、コミュニケーション能力なんです
昔のように、面接試験の点数配分がオマケ程度ではないのです。筆記と同等以上のケースも少なくありません。
ですから、高校時代、学校生活の行事、イベントに積極的に参加し、なおかつ、部活、委員会活動をしている子の方が、
コミュニケーション能力が自然と養成されるのです
今や、高校は通過点ではなく、貴重な人生体験をする教育の場なのです

日経ビジネスでも“大事なのは高校”とありました


高校は大事だからこそ、何らかの事情があり、転校せざるを得ない場合、公立高校の転校制度は全国化して欲しいと、訴え続けているのです

ご賛同頂ける方を募集しています。一緒に高校転校の全国化を協力してくださる方、企業、マスコミを募集しています
現在、養老乃瀧さま、レック東京リーガルマインドさまが私たちの考えに賛同し、教室を無償で提供して頂いております
是非、ご検討ください 500円からご寄付できます

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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2026年度高卒支援会卒業式の集合写真。JADAロゴ入り。

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