大学より、高卒支援会

不登校・高校中退・引きこもりの救済を目指す皆さん
NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。

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ニューノーマルに順応

よく、コロナに打ち克つって、鼓舞している人を見かけますが、アレは間違った表現じゃないか?って、思うんです。 歴史的にみて、感染症を完全にゼロにすることはできたためしがないからです。コロナ、脱炭素、自動車業界の100年に一度の大変革と、丁度、時代の転換点に来ているんじゃないかって思うのです。つまり、打ち克つではなく、ニューノーマルに適応していくしかないと思います。

大学より、高卒支援会

在籍生徒の中には大学を推薦入試で決めた、子が数人居ます。今年からの慣例で、学生インターンにもなってもらって、当会の仕事を手伝っています。昨日、はじめて、Oさん、理事長と私でランチMTGしました。


「入学式はどうなるの?」

「未だ、大学から何も言ってこないです。オンラインじゃないかと思っていますが」

「何か、大学生になったという気がしないなぁ」

「今年もそうですから、諦めてます。代わりに高卒支援会で学生インターンやっているから、こちらに来る方が多いんじゃないかと思います」

「しっかり、将来の目標を考えて、インターンしてね。」

「それなんですけど、家業を継ごうかと思うんですけど、どうでしょうか?」

聞けば、彼女で3代目になり、地元密着型の家業です。

「君なぁ、地味な仕事かもしれないけど、3代続いているという事はそれなりに安定していると思うよ。サラリーマンやるよりは儲かるだろう、しかも自宅兼事務所、おいしい仕事だと思うよ」

「父に年収聞いたんですけど、チョット、ごまかされちゃって、母に聞いてもわからないっていうし」

「自営業者って、中々、本当の収入を言わないものだよ。だって、普通に出せば、30%位、税金で持っていかれるから、普通は低めに出して、後は経費で落とすから、そこそこの生活をしている人は少なくないよ。きっと、君が真剣に後を継ぐって、言えば、実態を教えてくれるよ。聞く限り、良い仕事だと思うよ」

「なんか、今までモヤモヤしていましたが、家業を継ごうかと思います。そのためには宅建の資格も必要ですよね」

「それはそうだろうね。僕は昨年、レックで取ったよ。」

「難しいですか?」

「わからないよ。というのも、僕は30年前取ったままだったので、それを復活させるための講習を受けただけだから。 いずれにしても、大学に籍を置きながら、家業を継ぐための資格を取りつつ、高卒支援会の経理をやっていけば、いいじゃないの?」
「はい」

在籍者のほとんどが不登校・ひきこもり傾向だったので、実態の無い、大学生になって、また、引きこもったりしないかと心配でしたが、昨年3月から、卒業生は学生インターンへという道を示しているので、アフターフォローしつつ、インターン活動を通じて、社会に貢献する人材を養成するという、サイクルができつつあるので、しっかりと定着するように、理事長にはお願いしたい。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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2026年度高卒支援会卒業式の集合写真。JADAロゴ入り。

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