ケンカして辞めた子ほど親思い

けんかして私学をやめた高校生はうちに来て高校二年になった。 ちょっとみない間にがっちりした体格になり、頼もしくもあり、柄の悪い服装をしてきた。 「春休みバイトするって言っていたけど、しっかりやったみたいだなぁ」 「先生、初バイト給料で親をファミリーレストランに連れて行きました」 「その服装と内面の優しさがアンバランスだよね」 「先生、男は中身で勝負です」 「確かにそうだけど、その格好だと誤解されるよ」。。中略。。。 私も、親から「その格好何!?」 「別にいいじゃないか」とよく反発したものだ。 ”服装や格好はあまり人から言われたくないものだ”とわかちゃいるけどついつい、生徒には言ってしまう。 けんかでやめた子がわざわざ柄が悪い格好をしてまたけんかに巻き込まれないかって、心配だ。 とはいえ、彼の親孝行をこれからも応援したい。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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