振り込め詐欺を止めるはダンプを素手で止めるようなもの

 先日、JA共済の方と話していたら、先生、振り込め詐欺を止めるのは「全速力で走っているダンプを素手で止めるくらい難しいんですよ」 「何でですか?」 「そのお年寄りは信じ切っていて、”孫が交通事故にあって、困っているんだから、速く振り込みたいのに何故止めるのよ!”っておっしゃていたのですが、明らかに口座名が胡散臭いので、これはおかしいですよっていって説得しているのに」 「孫が困っているのに速く振り込みたいの!」 「JAの事故係の人も説得に加わり、事故を起こしてすぐにお金が必要なことはないですよ」 「うるさいわねぇ、自分のお金を振り込むのに何で、これほど止めるのよ」 「支店長がやって来て、アタマを下げて、おばあちゃん、最後に頼むからお孫さんに電話して下さい」 そのお孫さんは元気そうだったそうだ。 やっと一件落着だったそうだ。 後日、支店に菓子折が届いたとのことだ。

 都庁の非行少年立ち直りの会でも、中卒で高卒資格を取らないティーンエイジャーが犯罪を犯す率は高いとの説明を受けた。 目的が無く、ムダに生きているとこのような犯罪を犯さないとも限らない。 将来のためにも高校進学や、高校卒業取得はあきらめないで欲しい。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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