留年の危機脱出

高校一年の我が娘は埼玉県にある公立高校に通っているが、世界史と国語が一学期、赤点だった。 このような仕事をやっていて、自分の娘を留年させて、中退などとなったら、どうしよう?と思い悩んだ時期があった。 どうも自分の子は他人の子と違って冷静にみられない。 「高校って義務教育じゃないから赤点取ったら留年だぞ、そしたらこんなにみんなと楽しくやっているクラスともお別れだぞ」等。 脅し文句しか頭に浮かばない。 それでも精一杯、「パパも、世界史や古文、苦手で赤点は取らなかったけど、しつこく、職員室に行き質問攻めして、挙げ句の果てに、試験に出るところを教えてもらったよ」と子供達や妻にバカにされるのを覚悟して言うと、妻が「パパの高校は偏差値、低かったんだから赤点取らないなんて当たり前じゃない」と。 こうしたフランクな話し合いが功を奏して、今回の期末、両教科、赤点を脱出したわけでした。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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