親と子のズレ

不登校、高校中退でお悩みの方へ
お早うございます。お子さんが全く、足が学校に向かない等での相談が多いんのですが。

【親と本人と認識のズレ】

本人は今の学校から一刻も早く、どこかの高校に移り、環境を変えて、徐々に将来に向けて頑張りたいと思っている子が多いのです。

一方の親御さんは都立の上位校を受験して、その後、大学進学してもらいたいと思われている方が少なくなりません。

私からすると、現状の生活習慣を正しつつ、コミュニケーション能力を高める、リハビリを最優先に考えなくては、都立校の受験やさらに大学進学と行けるわけが無いという認識があり、アドバイスさせて頂いておりますが。

これが中々、伝わらないのです。 どうしても、保護者は受験を中心に考えているみたいですが。そんなに受験をして、良い高校に入学する事が大事でしょうか?

【赤点すれすれの娘が教員に】

お恥ずかしい話ですが、私の娘、高校時代の成績は低空飛行でしたが、何と夢だった、小学校の教員には現役で採用が決まりました。

「高校卒業時にもっと良い大学に行きたいから浪人したい」とホザキましたが。

「お前は高校3年間、友達関係を大事にして、勉強はやってこなかった、一年浪人したからと言って、名の通った大学には絶対受からないよ。先生になりたければ、偏差値の低い大学でも教員採用試験に受かればいいんだよ。偏差値にこだわるのではなく、採用試験対策をしてくれる大学に行きなさい」と浪人することを一撃却下。

結果、大学は偏差値的にいうと最低ランクに行きましたが、教員採用試験対策のゼミには欠かさず参加していました。

大学受験を第一の目標にするのではなく、教員採用試験を目標にした、彼女の逆転劇です。

どんな子でも将来の夢を大目標としてください。 高校、大学進学は夢を叶える手段にすぎません。

目標と手段をはき違えないようにしましょう!

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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