高校中退の本当の理由

通信制高校の生徒と一緒に食事をしていたとき、前の学校の話に話題が移り、高校を辞めた本当の理由を語ってくれた。 入学して友人が周りでタバコを吸っていたというだけで停学をくらった。 その都立校の教諭によると”同席”という罪になるそうだ。 簿記がどうしてもわからないので赤点になり、補習を受けに行ったが担当教諭は待たせるばかりで、授業を行わなかった。 結果、簿記を落とし留年決定となったので高校を辞めた。 その様子を社会科の担任の先生は「あの簿記の先生は変わっているからね。他の学校では続いたのにね」と辞めるときにしみじみ言ってくれたそうだ。 高校の場合、特に公立では、同僚教諭が明らかに指導に問題があっても注意や止めることができない。 彼は中3の時に私の所にきて受験勉強をしていた。 高校進学後一年もたたないでクビを切られて中退した。 うちにきたときは「オレは高卒はいいよ」といってかなり、高卒資格をあきらめていた。 今はマイペースでうちの通信に通っている。

私は昨日からアタマにきている

せっかく入れた可愛い生徒を一年もたたないで辞めさせた都立高校に。 できない生徒が補習を受けに行ったのに対応してくれない教育者、それを知っていてあの先生変わっているからとやり過ごす担任(担任の先生はいい人と生徒は言っていたが)。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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