通信制高校サポート校の学割定期廃止問題について

目次

📌 通信制高校ってどんな学校?

通信制高校は、自宅学習を中心にレポート提出やスクーリング(面接指導)を行いながら高校卒業を目指す学校です。全日制高校のように毎日学校に通う必要はありませんが、生徒によっては学習や生活のサポートが必要になります。

📌 じゃあ、サポート校って何?

通信制高校に通う生徒の多くは、 「一人で勉強するのが難しい」「家では集中できない」 などの理由から、学習や生活リズムを整えるために 「サポート校」 という場所に通っています。サポート校では、学校の授業の補助や進路相談、生活支援などを行っており、全日制高校のように 週5日通う生徒も多くいます。

📌 これまでの学割定期制度

これまでは、 通信制高校に在籍し、サポート校に通う生徒も「通学定期券(学割定期)」が使えました。 そのため、交通費を抑えながら通学することができました。

📌 でも、2025年4月から…

JRのルールが変わり、 「単位が取得できる施設(面接等実施施設)」しか通学定期の対象にならなくなります。
サポート校は通信制高校とは別の扱いのため、 学割定期が使えなくなります。

📌 影響は?

・通学する生徒の 交通費が大幅に増加 (特に遠方の生徒には大きな負担)
・保護者の 経済的負担が増える
サポート校に通えなくなる生徒が出る可能性

通信制高校サポート校は 国や自治体からの支援を受けていません。 つまり、学費も交通費も すべて保護者負担 です。

📌 どうしてこれが問題なの?

通信制高校に通う生徒の多くは、 不登校経験者・高校中退者・発達特性のある生徒 など、様々な背景を持っています。サポート校に通うことで 学習の遅れを取り戻し、社会復帰を目指す生徒がたくさんいます。
今回の制度変更で、 経済的な理由でサポート校に通えなくなる生徒が増えると、高校卒業が難しくなり、将来の選択肢が狭まってしまう可能性があります。

📌 私たちの取り組み

当協会では、下野六太参議院議員と連携し、国会でこの問題を取り上げてもらい、国交大臣にJRへ再考を求めるよう働きかけてました

📢 重要なお知らせ

JR東日本は、通信制高校の通学定期券の対象を来年3月まで延長する方針に変更しました!
👉 NHKニュースの記事は こちら
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764181000.html

しかし、これは 一時的な延長であり、来年4月以降の対応は未定です。 引き続き、制度の恒久的な維持を求めていきます。

この問題は 通信制高校に通う多くの生徒とその家族に影響を与える重大な問題です。
多くの方に関心を持っていただき、ぜひ 声を上げていきましょう!

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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2026年度高卒支援会卒業式の集合写真。JADAロゴ入り。

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