不登校・引きこもりの9割は解決できる 文科省統計から見えた本当の課題

不登校や引きこもりでお悩みの皆さまへ。

私は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事、杉浦孝宣です。
これまでに1万人以上の子どもたちと向き合い、9割以上の支援成功率を実現してきました。このブログでは、文部科学省の統計から見える不登校の実態と、当協会が行っている具体的な支援の内容をお伝えします。

目次

不登校急増の背景と社会構造

新型コロナウイルスの影響により、教育現場は大きな変化を余儀なくされました。オンライン授業の導入や登校制限によって、多くの子どもたちが学校との繋がりを失い、孤独感・不安感を抱えるようになっています。文部科学省の2023年度の統計によると、不登校児童生徒数は30万人を超え、過去最多となりました。これは単なる数字ではなく、日本の教育の根幹を揺るがす危機です。

特に目立つのが、小学校からの不登校の増加です。以前は中学・高校での不登校が中心でしたが、今は小学生の段階から「登校しない」選択をする子が増えています。これは家庭や学校、社会のサポート体制が崩れている証拠でもあります。

文科省統計から見る“90日以上欠席”の実態

文部科学省が毎年10月に発表している「児童生徒の問題行動・不登校調査」には、注目すべき項目があります。それが「年間90日以上の欠席」です。

2023年のデータでは、長期欠席者が全体の55%を超えており、実質的には引きこもりの状態に近い子どもたちが増えていることを意味しています。90日というのは、およそ3学期中の1学期分以上を休んでいる計算です。

このような子どもたちに対して、「様子を見ましょう」という学校の対応では何の解決にもなりません。支援を先延ばしにすることで、症状や状態が悪化し、より深刻な引きこもりに発展する可能性があります。

不登校・引きこもりの9割は解決できる 文科省統計から見えた本当の課題

不登校支援は、学校がすべての責任を負うのが難しい状況にあります。教員の働き方改革が進まない中、

1人1人の生徒に対して十分な時間を確保できない現実があるからです。また、スクールカウンセラーの体制も脆弱で、

「とりあえず見守りましょう」という指導が多くの現場で行われています。

保護者からすると、「なぜ何もしてくれないのか」という不信感に繋がり、学校との距離が広がっていきます。「本人が来なければ何もできません」という姿勢では、保護者の不安や怒りを増長するばかりです。

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会は、40年前より 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち、自律し、社会に貢献する未来を実現する」という教育ミッションを掲げ、不登校やひきこもりという問題に積極的に取り組み、
1万人以上の子供たちをサポートしてきました。

このミッションを達成するため、私たちは以下の3つのステップに基づいたプログラムを展開しています。

引きこもり高校生の未来を変える3つのステップ|杉浦孝宣が解説

  • 規則正しい生活をする 不登校合宿、学生寮、海外留学を通して生活習慣を整えます。
  • 自律して自信をつける 学び直しを通じて学習に対する自信を育みます。
  • 社会貢献をする 職に就くことを最終目標に、アルバイトやインターンを体験させます

これらのステップを実践し、1万人以上の子どもたちが変わり、成功率は9割以上を誇ります。

こうした活動はNHK「おはよう日本」 プレジデントオンライン Youtube pivotでは前編後編 30万超再生回数 多くの親御さんに希望を届けました。

この経験をまとめた4冊の著書

不登校・ひきこもり急増 コロナショックの
支援の現場から
(光文社新書) 

不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ(光文社新書) 

もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる(実務教育出版)

高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる!(宝島社新書) 

加えて成功事例が満載のリンク集を参考にしていただきたいと思います。当会のミッションに共感し、真剣にお子さんの不登校や引きこもりを解決したい方、ぜひ私たちと一緒に取り組みましょう。一緒にお子さんの未来を輝ける人生に切り開いていきましょう!時間は待ってくれません。不安を感じたその時が、解決への第一歩を踏み出すチャンスです。私たちと一緒にお子さんの未来を守りましょう!

成功事例が証明する“9割は解決できる”

ここでは実際に支援を受け、再スタートを切った子どもたちの実例を紹介します。

  • Y子さん:10年間引きこもり→保育士資格取得→公務員就職
  • カイト君:7ヶ月引きこもり→通信制高校→自衛隊
  • カズキ君:中高一貫校中退→家庭内暴力→区役所職員
  • タツマ君:不登校3年→フリースクール→大学進学→公務員
  • G君:高校中退→フリースクール→美大合格

他にも、農業大学進学、青山学院大学進学、大手IT企業内定など、
支援によって人生を大きく好転させた例は枚挙にいとまがありません

教育費の不足がもたらす社会的課題

OECDのデータによると、日本は公的支出に占める教育費の割合が8%と、加盟国中ワースト3位。
これでは教員の質を高める研修や、不登校対策にリソースを割く余裕がないのも当然です。

さらに高等教育にかかる家計負担率も高く、貧困と教育格差の再生産が起きています。
私たちは「教育は未来への投資」であるという視点から、政治や行政に対しても改善を求め続けています。

家庭訪問と相談実績

2025年5月の相談・支援実績は以下の通りです。

  • 相談件数:70件
  • 総合面談件数:8件
  • 家庭訪問支援:5件(※遠方や保護者の希望等により)

東京・神奈川・千葉・埼玉など、首都圏を中心に幅広く相談が寄せられています。
ご希望があれば、ZOOM面談の上で家庭訪問も対応可能です。

社会問題化する不登校と“9060問題”

60代の親が引きこもる子を支え続ける“9060問題”が深刻化しています。
「親が死んだらどうなるのか」といった不安が現実のものとなり、孤独死や経済困窮に繋がるケースもあります。

このような事態を防ぐには、早期からのアウトリーチ支援が欠かせません。私たちは「引きこもり予防=未来への希望」であると確信しています。

【第9章:不登校支援を選ぶときの注意点】 世の中には多様な不登校支援団体がありますが、中には実績がなく、机上の空論だけでアドバイスする事業者も存在します。訪問実績ゼロの専門家が、引きこもりを語るべきではありません。

保護者の皆さまには、

「支援実績があるか」
「訪問対応が可能か」「具体的な成果が出ているか」を基準に選んでいただきたいと思います。

未来への一歩を踏み出すために

子どもたちの未来は、今の一歩にかかっています。どんなに長い引きこもりでも、
どんなに深い絶望でも、支援があれば乗り越えられます。私たちは1万人以上の支援を通じて、それを証明してきました。

まずはご相談ください。初回面談はZOOMでも可能です。支援の第一歩は、「相談すること」から始まります。

【お問合せ・資料請求】 ▶ https://yoboukyoukai.com/

▶ メール:futoukou.yoboukyoukai@gmail.com

あなたとお子さまの未来が、希望に満ちたものでありますように。

▶︎再生回数30万回超 前編・後編!YouTube番組「#Pivot」

中学受験を頑張り抜き、晴れて中高一貫の私立校に進学したわが子——
順調に見えていたのに、ゴールデンウィーク明けに突然「学校に行きたくない」と言い出す…。
そんなご相談が、今まさに急増しています。

私・杉浦孝宣が出演した教育系YouTube番組「#pivot」では、
「中高一貫校進学後に不登校になった」というリアルな事例が多く寄せられ、大きな反響を呼びました。

▼【前編】不登校・引きこもりは9割解決できる!
スマホ・ゲーム依存対策/「見守り=放置」の落とし穴/重症度チェック付き
▶️ https://youtu.be/UjT1xHGcLO0?si=b8wo9Bu4CiqgQqh4

  • URLをコピーしました!
目次