第一志望の県立高校に受かった。

20年以上教育の仕事に携わってきて、自分の子供の受験は初めてだった。

一月から子供に合わせて午前7時に起床することは、夜遅い職業にとってはきつかったし、

土日も朝早く起きて、私はアロマコーディネーターの資格試験の準備をやり、

子供は、埼玉県立、過去の入試問題を本番さながらやらせた。

塾に入れば、必ず、成績を伸ばしてくれるんだと思っている親は多いが、

現実は、あがったり、下がったりを繰り返し、モチベーションを上げつつ、仕上げるものだ。

途中、うちの娘にもスランプがあった。 あれだけ夏期講習で勉強していたのに北辰(埼玉の業者テスト)

の結果が出ないことだった。

志望校を断念しかけたことが何度かあったが、「パパの指示通りやれば受かるよ」と

それでも、妻まで、「こんな偏差値で第一志望受かるのかなぁ」 という始末。

受験を迎える親の気持ち、すぐに結果が出ないと塾のせいにする 母親、子供の心理などが

ちょっとわかり、やっと一人前の教育者の仲間入りができた気がする。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者の社会的自律を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していく「社会的自律(Autonomy)」を目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、JADA Stage OSと7つの自律支援ステップを体系化し、国内外へ発信している。 台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者の社会的自律支援モデルの普及に取り組んでいる。
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