高校中退の危機を救え

この時期から、進級が危ないと言うことで相談を受けるが、その中には「高校の先生はただ、出て行ってくれと言って、転校先を教えてくれないんです、初めてのことでどこに相談していいやら」ということでおそるおそる電話をかけてくるご父兄は多い。 今や高等学校は義務教育に近いのに、在籍校の先生は「赤点ね、校則違反ですね」などで辞めさせる議論はするが、転校先まで相談にのってくれる高校の先生は少ない。 中学や塾の先生などはせっかくがんばって入学させた生徒が犬や猫じゃないが、簡単に捨てられてと不信感を抱いている教育関係者は多いのではないか? 子供が少なくなってきているのに高校中退率は高止まったままでいっこうに改善しないのはこういった原因も考えられる。 今の子供達は一年遅れるだけで、高卒資格を断念する。 せめて高校の先生は中退後の進路に関して相談にのってあげるべきではないだろうか? 

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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