高卒がほしい by 21才の乙女より

「新宿山吹の通信に行きたい」とのことで21歳の女の子が今、猛勉強中だ。 休み時間に、「どうして高卒の資格欲しいの?」 「今、住み込みで新聞屋さんに勤務しているが、休みが無くて青春出来ないんです。 高卒の資格を取ってオシャレで休みのある仕事に就ければって」 「将来何か夢があるの」 「まだ漠然としていて」 「まだ若いんだから、大学や専門なんかに行くのもいいじゃん」 「親は経済力がないから、自分で貯めていくしかないんです」 「そうか、大変だね」 「同棲相手も中卒なんで、ずっと仕事が出来る資格が欲しいんです」 「健全な考え方だね」 「。。。。」 「何で高校中退したの」 「栃木の県立、商業科に入学したんですけど、簿記ができず、また、その先生ともうまくいかなくなり、留年決定して辞めたんです」 「いろいろ、あったんだね」 「わたし、一応仕送りもしてるんですよ、というか、妹が受験で家庭教師代を送っているんです、私みたいに高校中退にならないために」 「すごいね。 山吹受かるといいね」

高卒資格は彼女のようにあきらめないで欲しい。

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杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら たかのぶ)は、一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表理事。自身も小学生時代に不登校を経験し、つらい気持ちに寄り添う支援を40年以上続けています。「子どもは必ず変われる」を信じ、不登校や高校中退、引きこもりで悩む親子に寄り添い続けています。著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』など。
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