子どもが引きこもりになる親・家庭の特徴とは?家庭を立て直す7つの対応

子どもの引きこもりには、学校、人間関係、体調、本人の特性など、複数の要因があります。しかし、親の関わり方や家庭環境が、引きこもりの長期化を招くことも事実です。

過保護・過干渉、金銭的な甘さ、父親を含む保護者の不関与、夫婦の方針不一致、本人への働きかけを止める「見守りすぎ」は、本人が教育や社会へ戻る機会を失わせることがあります。

これは親を責めるための記事ではありません。家庭が現実を直視し、親の関わり方と家庭環境を立て直すことで、本人が再び動き出す土台をつくるための記事です。

一般社団法人未来自律支援機構(JADA:Japan Autonomous Development Association)は、40年以上にわたり、不登校・高校中退・引きこもりの子ども・若者を支援してきました。支援実績は1万人を超え、9割以上の解決実績があります。

目次

この記事で分かること

  • 子どもの引きこもりを長期化させやすい親・家庭の特徴
  • 過保護・金銭的な甘さ・父親の不関与が招く問題
  • 家庭を立て直すために親が行う7つの対応
  • 5-Stage Assessmentによる、家庭ごとの対応の違い
  • 親コーチングと本人への実動支援が必要になる段階

家庭として何を変えるべきか迷っている場合、まずお子さんと家庭の現在地を確認してください。

▶ LINEで無料「5ステージ判定」を受ける

子どもが引きこもりになる親・家庭の特徴とは

不登校や引きこもりは、本人だけの問題ではありません。本人が学校や社会でつまずいた時、家庭がどのように受け止め、どのように関わるかによって、その後の状態は大きく変わります。

もちろん、親の育て方だけが原因ではありません。しかし、親が「学校に行けないなら、何もしなくてよい」と考え続けたり、本人の要求を無条件に受け入れたり、保護者同士で対応が分かれたりすれば、本人は社会に向かう力を失いやすくなります。

JADAが40年以上の現場で見てきたのは、本人を追い詰める厳しさだけが問題なのではない、ということです。本人の自律を育てない優しさ、責任を持たせない関わり方、家庭の中で問題を止めてしまう対応も、長期化の要因になり得ます。

特徴1.過保護・過干渉で、本人が自分で決める機会を失っている

進学先、習い事、友人関係、部活動、アルバイト、進路まで、親が先回りして決め続けると、本人は「自分で選び、失敗し、立て直す」経験を積みにくくなります。

反対に、本人が困るたびにすべてを親が代わりに行うことも、本人の自律を妨げます。学校への連絡、欠席の説明、進路探し、部屋の片付け、食事や金銭の管理まで親が担い続けると、本人は家庭の中で停滞しやすくなります。

親がするべきことは、本人を放置することではありません。本人が年齢に応じた責任を持ち、小さな行動を自分で選べるように支えることです。

特徴2.金銭的に甘く、ゲーム・スマホ中心の生活を支えている

ゲーム課金、スマホ料金、欲しい物、外食、交通費などを、本人が昼夜逆転・無活動の状態でも無条件に与え続ける家庭があります。

「これ以上刺激すると荒れる」「本人がかわいそう」「ゲームしか楽しみがない」と考える気持ちは理解できます。しかし、生活費を出す親が何の条件も示さず、本人の要求に応じ続けると、本人が生活を変える必要性を感じにくくなります。

金銭を止めればすべて解決するわけではありません。ただし、本人の生活を守るための金銭と、無制限に依存を支える金銭は分けて考える必要があります。

特徴3.父親を含む保護者が、子育てから不関与になっている

「仕事が忙しいから」「母親に任せているから」「本人と話すとけんかになるから」と、父親を含む保護者が対応から離れてしまうと、家庭の対応力は弱くなります。

父親だけに責任を負わせる話ではありません。しかし、保護者の一方が本人への関わりを放棄し、もう一方へ負担を集中させることは、本人にも保護者にもよい結果を生みません。

父親が必要なのは、無理に本人を説得することではありません。家庭の現状を理解し、配偶者と対応方針をそろえ、本人の生活と将来に責任を持って関わることです。

特徴4.夫婦の方針が一致せず、家庭のルールが機能していない

一方の親が生活リズムや金銭について伝えても、もう一方がすぐに元へ戻してしまう。父親は厳しく言い、母親は本人をかばう。あるいは父親は何も言わず、母親だけが対応する。このような状態では、本人も「誰に、どこまで従えばよいか」が分からなくなります。

夫婦が同じ言葉を使う必要はありません。しかし、睡眠、食事、ゲーム・スマホ、金銭、学校・進路について、家庭としての最低限の方針はそろえる必要があります。

特徴5.「見守り」が、実質的な放置になっている

休息が必要な時期に、本人を追い詰めないことは大切です。しかし、昼夜逆転、外出困難、入浴や食事の乱れ、親子の会話の断絶が続いているのに、「本人がその気になるまで待つ」と何もしなければ、見守りは放置へ変わります。

JADAでは、学校へ行くかどうかだけでは判断しません。生活、外出、会話、学び、社会との接点が保たれているかを見ます。

特徴6.学校・進路の選択肢を親自身が消している

「今の学校しかない」「通信制高校へ行けば終わり」「高卒認定は無理」「本人が動かないから何もできない」と考えると、親自身が選択肢を狭めてしまいます。

現在の学校での対応、転校、通信制高校、高卒認定、フリースクール、寮、学び直し、アルバイトなど、本人が動き出した時に選べる道を、親が先に調べて残しておくことが重要です。

特徴7.親子だけで問題を抱え込み、第三者を入れない

本人が家族以外と会えず、親子の会話も難しい状態になれば、家庭だけで問題を解決するのは困難です。

第三者を入れることは、親として負けることではありません。むしろ、親子だけでは作れなかった信頼関係、生活改善、社会との接点をつくるための、責任ある行動です。

家庭を立て直す7つの対応

1.保護者同士で、現状と対応方針を共有する

まず、誰が悪いかを話し合うのではなく、起床・就寝時刻、食事、入浴、外出、会話、学び、ゲーム・スマホ、金銭について事実を共有してください。

そのうえで、「今週は何を整えるか」「本人への声かけをどう統一するか」「学校や外部との連絡を誰が担うか」を決めます。

2.生活を記録し、感情ではなく事実で判断する

生活が崩れている時、親子の会話は感情的になりやすくなります。1週間ほど、睡眠、食事、入浴、外出、会話、学習、ゲーム・スマホの時間を記録してください。

記録は本人を監視するためではありません。家庭の現在地を正しく把握し、必要な支援を判断するためです。

3.本人の生活を支えながら、責任を持たせる

食事や安全を守ることは親の役割です。一方で、部屋の片付け、起床、金銭の管理、進路に関する情報を見ることなど、本人が担うべきことまで親が代行し続けないことが大切です。

最初から大きな変化を求めず、本人ができる小さな役割から始めます。

4.金銭・ゲーム・スマホのルールを保護者で統一する

突然すべてを取り上げるのではなく、生活を守るためのルールを保護者で決めます。何に、いくら使うのか。夜間の使用をどうするのか。家庭内の約束を、感情ではなく一貫した形で伝えてください。

5.進路の選択肢を残す

本人が今すぐ学校や進路の話を聞けなくても、保護者は情報収集を止めないでください。進級、転校、通信制高校、高卒認定、学び直し、アルバイトなど、本人が動き出す時の選択肢を残すことが、将来の再出発を支えます。

6.5-Stage Assessmentで、家庭の対応を変える

JADAのAutonomy Stage OSにある5-Stage Assessmentでは、本人と家庭の現在地を確認します。

Stage 1〜2では、親コーチング、生活リズムの調整、学校・進路との接点を整えることで、早期に対応できる可能性があります。

昼夜逆転、外出困難、親子の会話の断絶、ゲーム中心の生活などが重なるStage 3以上では、家庭だけで抱え込まず、第三者による本人への実動支援を推奨します。

📱 保護者限定|LINEで無料「5ステージ判定」

今、お子さんがどの段階(Stage)にいるのか。
そして、明日から親として何をすればよいのかが分かります。

40年以上・1万人超・9割以上の支援実績をもとに、
お子さんの現在地をAutonomy Stage OSの5-Stage Assessmentで確認し、
今の段階で取るべき対応・避けるべき対応を分かりやすくお伝えします。


✅ 完全無料
✅ 約3分で診断
✅ お子さんが今どのStageなのか分かります
✅ やってはいけない対応が分かります
✅ 明日から保護者が取るべき行動が分かります
✅ 保護者の方だけでもご利用いただけます
しつこい営業は一切ありません

私たちの目的は、相談件数を増やすことではありません。

40年以上・1万人超・9割以上の支援実績をもとに、一人でも多くの子どもたちが、 教育・勤労・納税という三大義務を果たし、社会に貢献できる「社会的自律(Social Autonomy)」を実現すること。

その第一歩として、安心して「5ステージ判定」をご利用ください。

7.親コーチングと本人への実動支援を両輪にする

JADA Support Philosophyの核心は、親へのコーチング × 子どもへの実動支援です。

親だけが変われば、必ず本人が動くわけではありません。反対に、本人だけを支援しても、家庭の対応が変わらなければ、状況が戻ることがあります。

JADAでは、保護者には関わり方と家庭環境を整える親コーチングを、本人にはアウトリーチ、生活改善、学び直し、社会接点づくり、進路支援などの実動支援を行います。

7 Steps to Autonomyを詳しく見る

JADA Success Hub|親の関わりを変え、本人が動き出した事例

CASE018 Y君:4年間の引きこもりから、高卒認定試験へ

Y君は、通信制高校を休学後、4年間にわたり引きこもり状態が続いていました。親子だけでは状況を変えられず、保護者も対応に迷っていました。

そこで、家庭の現在地を整理し、親の関わり方を見直しながら、本人への働きかけを続けました。結果だけを急ぐのではなく、本人が朝起き、自分の足で試験へ向かうための生活と気持ちを整えることを大切にしました。

その後、Y君は高卒認定試験へ挑戦しました。これは単に試験を受けたという結果ではなく、本人が再び教育と社会への接点を取り戻した大切な一歩です。

CASE018 Y君|母親インタビュー動画を見る

JADAの支援哲学を動画で解説

親へのコーチングだけで終わらず、なぜ本人への実動支援が必要なのかを、杉浦孝宣が解説しています。

【不登校・引きこもり】JADA支援哲学|復学ではない「自律」というゴールを視聴する

よくある質問

Q1.引きこもりになるのは親の育て方が原因ですか?

A.親の育て方だけで決まるものではありませんが、親の関わり方や家庭環境が長期化に影響することはあります。過保護・過干渉、金銭的な甘さ、父親を含む保護者の不関与、夫婦の方針不一致などを見直す必要があります。JADAの5-Stage Assessmentで、本人と家庭の現在地を確認し、今から変えるべき対応を整理します。

Q2.父親はどのように関わればよいですか?

A.父親も、本人の生活と将来に責任を持って関わる必要があります。Stage 1〜2では、保護者同士で生活・学校・進路の情報を共有し、一貫した方針を本人へ示します。Stage 3以上では、母親だけに負担を集中させず、第三者を含めた支援体制をつくります。

Q3.母親だけで対応してもよいですか?

A.母親だけで抱え込むべきではありません。JADAの5-Stage AssessmentでStageが上がるほど、家庭だけの対応は難しくなります。特にStage 3以上では、保護者の役割を整理し、親コーチングと第三者による本人への実動支援を検討してください。

Q4.Stage 1〜2の家庭で親がまず変えるべきことは何ですか?

A.生活リズムを守り、親子の会話と学校・進路との接点を切らないことです。Stage 1〜2では、起床・就寝、食事、外出、学びの状況を確認し、保護者同士で方針をそろえます。本人を甘やかし過ぎず、早期に対応することが長期化予防につながります。

Q5.Stage 3以上では、家庭だけで対応できますか?

A.家庭だけで抱え込まず、第三者の介入を推奨します。昼夜逆転、外出困難、親子の会話の断絶、ゲーム中心の生活があるStage 3以上では、親コーチングに加え、家庭訪問など本人への実動支援を検討します。

Q6.ゲームやスマホにお金を出し続けるべきですか?

A.無条件に出し続けるべきではありません。Stage 1〜2では、保護者がルールを一致させ、金銭と生活リズムを確認します。ゲーム中心で会話も難しいStage 3以上では、制限だけで解決しようとせず、第三者支援を組み合わせます。

Q7.本人が話さない時、親はどう声をかければよいですか?

A.学校や将来の話だけで追い詰めず、生活に関する短い声かけから始めてください。JADAの5-Stage Assessmentで会話、外出、生活の状態を確認します。Stage 1〜2では親コーチングを通じて関わり方を整え、会話が断絶しているStage 3以上では、親以外の第三者が関係づくりを始めることがあります。

Q8.親だけで相談・支援申込みはできますか?

A.はい、保護者だけでご相談・お申込みいただけます。本人が同席しなくても、5-Stage Assessmentで家庭の現在地を整理できます。Stage 1〜2では親コーチングを中心に、Stage 3以上では本人への実動支援を含めた計画を検討します。

まとめ|家庭を立て直すことが、本人の未来を変える

子どもの引きこもりは、親の失敗と決めつける問題ではありません。しかし、親の関わり方、家庭のルール、保護者の責任の持ち方を変えなければ、本人の状態が長期化することはあります。

親が一人で抱え込まないこと、保護者で方針をそろえること、生活と金銭のルールを整えること、選択肢を残すこと、そしてStage 3以上では第三者の力を借りることが重要です。

JADAは、親へのコーチングと本人への実動支援を両輪にし、本人が教育、勤労、納税を通じて社会に貢献できるSocial Autonomyを目指します。

30分無料相談

本人が相談を拒否している場合でも、保護者だけでご相談いただけます。
家庭内の対応が分かれた時、昼夜逆転、ゲーム中心の生活、暴言、長期欠席が続く時は、家庭だけで抱え込まず、30分無料相談をご利用ください。

30分無料相談を予約する

監修:杉浦孝宣(一般社団法人未来自律支援機構〈JADA〉代表理事)
最終更新日:2026年8月20日

お子さんの未来は、
まだ変えられます。

40年以上・1万人超・9割以上の支援実績

NHK・PIVOTでも紹介された支援モデル

まずは無料で、お子さんの現在地を確認してください

LINEで簡単・すぐに分かる

LINE無料5ステージ判定

登録すると、次のことが分かります

  • お子さんの現在のステージが分かる
  • 親として今やるべきことが分かる
  • JADA Stage OSで現状を整理
  • 登録無料
  • 保護者だけでも相談できます
  • しつこい営業は一切ありません
LINE LINEで無料判定を受ける

※ご登録だけでは契約にはなりません

じっくり相談したい方はこちら

30分無料相談

現在のお子さんの状況を整理し、
今後の方向性をご提案します

  • 現在地を整理します
  • 今後の方向性をご提案します
  • オンライン全国対応
  • 保護者だけでも相談可能
  • 無理な勧誘・営業は一切ありません
30分無料相談を予約する

※相談は無料です。安心してご利用ください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

40年以上の支援実績
1万人超の支援
9割以上の解決実績
全国・海外からの相談に対応
author avatar
杉浦 孝宣
杉浦孝宣(すぎうら・たかのぶ)は、一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事、認定NPO法人高卒支援会創業者。自身も小学3年生で不登校を経験し、その体験を原点に40年以上にわたり不登校・高校中退・引きこもり支援に携わってきた。 これまで1万人以上の相談に対応し、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し支援、就労支援などを通じて、多くの若者のSocial Autonomy(社会的自律)を支援している。 「子どもは必ず変われる」を信念に、学校復帰だけをゴールとせず、一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に参加していくSocial Autonomyを目指した支援を実践している。 著書に『不登校・ひきこもりの9割は治せる』『高校中退 不登校でも引きこもりでもやり直せる』『もう悩まない!不登校・ひきこもりの9割は解決できる』など。近年は一般社団法人未来自律支援機構(JADA)を通じて、Autonomy Stage OSと7 Steps to Autonomyを体系化し、国内外へ発信している。台湾版著書も出版され、教育・福祉・行政・企業・国際社会との連携を通じて、若者のSocial Autonomyを実現する支援モデルの普及に取り組んでいる。
  • URLをコピーしました!
LINE無料相談 30分無料相談
目次