子どもが不登校・引きこもりになりやすい家庭の特徴と4つのタイミング|親が見るべきサインと対応
子どもが学校へ行けなくなったとき、保護者は「少し休ませれば戻れるのではないか」「今は見守った方がいいのではないか」と迷います。
しかし、不登校や引きこもりは、ある日突然始まるものではありません。
中学進学、高校進学、高校卒業後、就職活動など、生活環境が大きく変わる節目に、昼夜逆転、ゲーム・スマートフォン中心の生活、親子の会話の減少、外出の減少、学習の停止などが重なり、少しずつ状態が深くなっていくことがあります。
大切なのは、「学校へ行っているか、行っていないか」だけで判断しないことです。
朝起きられているか。食事や入浴はできているか。家族と会話できているか。友人や家庭外の人との接点が残っているか。本人が自分で考え、選び、動く力がどの程度残っているか。
こうした生活全体を見ることで、現在の状態が見えてきます。
一般社団法人未来自律支援機構(JADA)では、40年以上、1万人を超える不登校・引きこもり支援の実践をもとに、本人と家庭の状態を「5ステージ判定」で整理し、親コーチングと本人への実動支援を組み合わせています。
この記事では、不登校・引きこもりが始まったり深くなったりしやすい4つのタイミング、家庭で見逃したくないサイン、親が見直すポイント、そして家庭だけでは動かない場合に第三者支援を考える目安まで、実際の支援事例や動画とともに解説します。
不登校・引きこもりが始まりやすい4つのタイミング
40年以上、不登校・高校中退・引きこもりの相談を受けていると、状態が大きく変わりやすい節目があります。
- 中学1年生
- 高校1年生
- 高校卒業後
- 就職活動・社会へ出る時期
もちろん、この4つの時期に必ず不登校や引きこもりになるわけではありません。
重要なのは、環境が変わるタイミングに、本人の生活や社会との接点がどう変化しているかを見ることです。
1.中学1年生|中1ギャップと中学受験後の変化
小学校から中学校へ進学すると、生活は大きく変わります。
教科担任制、定期テスト、部活動、先輩・後輩の関係、通学時間、友人関係など、小学校にはなかった負担が一気に増えます。
中学受験をした子どもの場合、小学生時代に受験勉強を頑張り続けた反動が、中学入学後に出ることもあります。
4月は通えていても、ゴールデンウィーク明け、定期テスト後、夏休み明けなどを境に行き渋りが始まるケースがあります。
この時期に保護者が見たいのは、欠席日数だけではありません。
- 朝、起きられなくなっていないか
- 夜遅くまでゲームやスマートフォンをしていないか
- 食事を家族と取らなくなっていないか
- 入浴や身だしなみが乱れていないか
- 友人との連絡が途切れていないか
- 家族との会話が急激に減っていないか
- 学校以外にも外出できなくなっていないか
「まだ中学生だから」「少し休めば戻るだろう」と欠席日数だけを見ていると、生活全体の変化を見逃すことがあります。
動画で見る|不登校の初期に親ができること
小学校教育に10年以上携わり、現在はJADAで家庭訪問や本人支援を行っている杉浦暢恵が、不登校の初期に親が見るべきポイント、学校とのコミュニケーション、スマートフォンやSNSへの対応について解説しています。
2.高校1年生|高1で欠席が増えたとき
高校1年生も大きな分岐点です。
義務教育が終わり、高校では出席、単位、進級などが具体的な問題になります。
中学校までは欠席が多くても卒業できた子が、高校では「このまま休むと単位が取れない」「進級が難しい」と言われ、本人も保護者も急に追い詰められるケースがあります。
このとき、通信制高校への転校を考える家庭も少なくありません。
通信制高校は大切な選択肢の一つです。しかし、学校を変えることと、不登校・引きこもりそのものが解決することは同じではありません。
転校後も昼夜逆転が続き、レポートを出せず、スクーリングにも参加できず、家庭外との接点がさらに減るケースもあります。
だからこそ高校年代では、「どの学校へ行くか」と同時に、生活と社会との接点を見ていく必要があります。
動画で見る|通信制高校へ転校すれば解決するのか
通信制高校への転校・進学は有効な選択肢ですが、「卒業できればそれで解決」とは限りません。高校年代の支援でJADAが何を見ているのかを解説しています。
3.高校卒業後|「卒業したから大丈夫」とは限らない
高校卒業後も大きな節目です。
大学、専門学校、予備校、アルバイト、就職など、進路の選択肢は一気に広がります。
一方で、高校までのように毎朝決まった時間に登校する仕組みがなくなり、自分で生活を組み立てなければならなくなります。
この時期に、昼夜逆転、ゲーム中心の生活、大学や専門学校への欠席、アルバイトの中断などが重なり、社会との接点を失っていくケースがあります。
特に注意したいのは、「高校を卒業した」「高卒資格を取った」ことだけで安心してしまうことです。
JADAが最終的に目指しているのは、卒業証書そのものではありません。
本人が自分で考え、選び、行動し、学びや仕事、社会との関係を継続していく「社会的自律」です。
動画で見る|通信制へ転校しても1日も通えなかったY君
Y君は全日制高校で不登校となり、通信制高校へ転校しました。しかし、通信制高校へは1日も通えず、その後、約4年間の引きこもり状態となりました。
この動画では、母親が当時の「異変のサイン」を振り返っています。
現在のY君は、高卒認定試験に必要な全科目を修了し、月1回程度の散髪、部屋の整理、家事、洗濯など、自分でできることが増えています。JADAでは、ここで支援終了とはせず、次の社会参加へ向けた支援を続けています。
4.就職活動・社会へ出る時期|社会との接点を失わせない
大学や専門学校を卒業しても、就職活動がうまくいかなかったり、就職後すぐに退職したりすることで、自宅に閉じこもるケースがあります。
一度つまずくと、本人は「また失敗するのではないか」「自分には無理だ」と考え、応募そのものを避けるようになることがあります。
ここで重要なのは、最初から正社員就職だけを目標にしないことです。
外出する、人と会う、短時間の活動に参加する、アルバイトをする、ボランティアに参加するなど、社会との接点を少しずつ作り直していくことも大切です。
動画で見る|2年間の引きこもりから、69回の訪問支援で外へ
N君への支援では、家庭訪問を重ね、外出、合宿、スキー、海外体験など、家庭外で人と関わる経験を積み重ねました。
引きこもりからの再出発は、「説得して一度外へ出せば終わり」ではありません。本人との関係を作り、社会との接点を何度も作り直していく過程があります。
「不登校になりやすい家庭」より、家庭で起きている変化を見る
この記事のタイトルには「家庭の特徴」という言葉が入っていますが、JADAは、不登校や引きこもりを単純に「親のせい」と考えているわけではありません。
学校、友人関係、本人の性格や特性、学習、進路、生活環境など、さまざまな要因が重なります。
一方で、子どもが学校へ行けなくなったあと、家庭での対応によって状態が長期化することはあります。
たとえば、次のような状態です。
- 本人が嫌がることをすべて親が代わりに行う
- 学校や進路の話を毎日繰り返す
- 父親と母親で対応がまったく違う
- ゲーム・スマートフォン・課金・金銭の基準がなくなる
- 昼夜逆転しても生活時間をすべて本人に合わせる
- 暴言や暴力があっても、刺激しないために家族が我慢し続ける
- 母親だけが問題を抱え、父親が関わらない
- 本人が社会と接点を持たない状態を長期間そのままにする
これらを挙げる目的は、保護者を責めることではありません。
家庭で変えられることを見つけるためです。
親の関わり方、家庭のルール、父母の方針、生活時間を整理することは、本人への支援を始める土台になります。
不登校か、引きこもりか|5ステージ判定で現在地を確認する
「学校に行っていない」という一点だけでは、必要な支援は決まりません。
JADAでは、本人の状態を生活全体から見る「5ステージ判定」を使っています。
見るのは、欠席日数だけではありません。
- 起床・就寝時間
- 昼夜逆転の程度
- 食事
- 入浴・歯磨き・身だしなみ
- 親との会話
- 家庭内での暴言・暴力
- 外出
- 友人・知人との交流
- ゲーム・スマートフォン
- 学習
- 学校以外の居場所
- 家族以外の人との接点
JADAでは、第1〜2段階を主に不登校段階、第3段階以上を引きこもり段階として考えています。
第1〜2段階では、家庭での対応や学校との連携によって改善できる余地があります。
一方、第3段階以上では、昼夜逆転、外出困難、家族との会話断絶、入浴拒否、ゲーム・スマートフォン中心の生活などが重なっていることがあり、保護者だけで対応を続けるより、第三者による本人への働きかけを検討します。
欠席日数ではなく、今の生活全体を確認したい方へ
親だけでも、本人だけでもない|JADAの支援方針
不登校・引きこもり支援では、「親が変われば子どもも変わる」と言われることがあります。
親の対応を見直すことは重要です。しかし、それだけで本人が外へ出たり、人と関わったり、学び直したり、働いたりできるとは限りません。
そのためJADAでは、
親コーチング × 本人への実動支援
を支援の両輪としています。
親コーチング|家庭の土台を整える
保護者とは、たとえば次のようなことを整理します。
- 父母の方針をそろえる
- 朝起きる時間や食事など生活基準を見直す
- ゲーム・スマートフォンとの付き合い方を決める
- 小遣い・課金など金銭面の境界線を作る
- 親が先回りしてやり過ぎていないか確認する
- 暴言・暴力がある場合は家族の安全を優先する
- 本人へ何を伝えるか、何を伝えないかを整理する
「規則正しい生活は一丁目一番地」です。
ただし、親が一方的に管理するのではなく、本人が少しずつ自分の生活を自分で担える状態へ移していきます。
本人への実動支援|家庭だけで動かないとき
第3段階以上になると、「学校へ行きなさい」「将来どうするの」と家族が説得しても、動けないことがあります。
JADAでは、必要に応じて家庭訪問から本人との接点を作ります。
その後の状態に応じて、
- 外出同行
- 生活改善
- 合宿
- 学生寮
- 一人暮らし
- 学び直し
- 高校転校・編入
- 高卒認定
- 大学・専門学校への進学
- アルバイト
- 就職
- ボランティアや社会体験
などへつなげます。
重要なのは、支援者が何でもやってあげ続けることではありません。
必要なときには支える。しかし、できるようになったことは本人へ返す。
この積み重ねが、社会的自律につながります。
JADAが考える「自律に向けた7つのステップ」
- 親コーチングと5ステージ判定
父母の方針をそろえ、本人と家庭の現在地を確認します。 - 家庭訪問
家庭の中で止まっている本人へ、第三者が接点を作ります。 - 生活改善・環境調整
必要に応じて合宿、寮、一人暮らしなど、環境そのものを変えます。 - 学び直し
本人の状態に合わせて学習を再開します。 - 社会との接点づくり
外出、同行、人との交流などを通じ、家庭外との関係を作ります。 - 進路・社会参加
高校転校・編入、高卒認定、大学、アルバイト、就職、ボランティアなどへ進みます。 - 社会的自律
自分で考え、選び、動き、学びや仕事、社会との関係を継続できる状態を目指します。
実際に再出発した事例|JADA成功事例20選から
不登校や引きこもりが長期化しても、そこから再出発した若者はいます。
中学1年生で不登校になったカイト君
中学1年生で不登校となり、その後約7か月、家に立てこもる状態になりました。その後、生活と社会との接点を作り直し、通信制高校を卒業し、公務員として社会へ出ています。
高校入学直後から引きこもったG君
高校入学後、わずかな登校期間を経て約8か月の引きこもり状態になりました。本人への実動支援を通じて再出発し、その後、美術大学への進学につながりました。
通信制高校へ転校しても通えなかったY君
全日制高校で不登校となり、通信制高校へ転校しましたが、通信制にも1日も通えず、その後約4年間引きこもりました。現在は高卒認定試験に必要な全科目を修了し、生活面でも自分でできることを増やしながら、次の社会参加へ進んでいます。
何度落ちても就職活動を続けたK君
社会参加を始めても、すぐに就職が決まるとは限りません。K君は面接で不採用を経験しながら応募を続け、14回目の面接で採用され、現在は週5日の勤務を続けています。
JADAでは、こうした事例を「奇跡の成功談」として扱っているわけではありません。
どの段階で止まり、親が何を変え、誰が本人に関わり、どのような行動を積み重ねたのかを、支援の証拠として蓄積しています。
不登校・引きこもりから再出発した20人の事例
実際に支援するJADAスタッフ
支援機関を選ぶときは、「どんな考え方の団体なのか」だけでなく、実際に誰が保護者や本人に関わるのかも確認してください。
杉浦孝宣|代表理事
40年以上、不登校・高校中退・引きこもり支援に携わり、1万人を超える相談・支援経験をもとに、5ステージ判定、親コーチング、家庭訪問、生活改善、進路支援を行っています。
大倉星耶|若者本人への支援
自身にも引きこもり経験があり、現在はJADAで家庭訪問や本人への実動支援を担当しています。本人と同世代に近い立場から関係を作り、外出や社会参加へつなげています。
杉浦暢恵|学校経験を生かした家庭・本人支援
小学校教育に10年以上携わった経験を持ち、現在はJADAで家庭訪問、生活改善、社会参加、保護者支援を行っています。
迷ったときは、よくある質問もご覧ください
「本人が相談を拒否している」「親だけで相談できるのか」「家庭訪問は何をするのか」「通信制高校へ移れば解決するのか」など、実際の相談で保護者から多く寄せられる質問をまとめています。
不登校・引きこもりについてよくある質問10選
Q1.不登校になったら、まず学校へ戻すことを優先するべきですか?
学校へ戻ることだけを最優先にする必要はありません。
まず確認したいのは、登校の有無だけでなく、起床、食事、入浴、家族との会話、外出、友人関係、ゲーム・スマートフォン、学習、家庭外との接点など、生活全体です。
復学は大切な選択肢ですが、JADAでは復学そのものを最終ゴールにはしていません。本人がその先の学びや社会参加を続けられる状態を目指します。
Q2.何日休んだら「不登校」と考えるべきですか?
文部科学省の調査上は、病気や経済的理由を除き、何らかの心理的・情緒的・身体的・社会的要因などによって年間30日以上欠席した児童生徒を「不登校」とする定義があります。
しかし、家庭で支援を始めるかどうかを30日まで待つ必要はありません。
数日の欠席でも、
- 朝起きられなくなった
- 昼夜逆転が始まった
- 入浴しなくなった
- 家族との会話が減った
- 外出しなくなった
- 友人との接点がなくなった
- ゲーム・スマートフォン中心になった
といった変化が重なっている場合は、早めに現在地を確認することが重要です。
JADAでは、欠席日数だけではなく、生活・会話・外出・社会との接点などを5段階で整理する「5ステージ判定」を使っています。
第1〜2段階は主に不登校段階、第3段階以上はJADAでは引きこもり段階として考え、家庭での対応を中心にするのか、第三者による本人への支援を検討するのかを整理します。
Q3.中学進学や高校進学のタイミングで不登校になりやすいのはなぜですか?
人間関係、学習内容、通学時間、部活動、校則、評価方法など、生活環境が一気に変わるからです。
特に中学1年生、高校1年生は、それまで問題なく通えていた子でも負担が表面化しやすい時期です。
進学直後だけでなく、ゴールデンウィーク、定期テスト、夏休み明けなどに変化が出ることもあります。
Q4.ゲームやスマートフォンを取り上げれば、不登校は改善しますか?
単純に取り上げるだけで解決するとは限りません。
重要なのは、ゲームやスマートフォンそのものだけを見るのではなく、昼夜逆転、外出、親子関係、食事、入浴、学習、友人関係など生活全体との関係を見ることです。
家庭内のルールが必要な場合でも、本人の状態を見ずに突然すべてを取り上げると、親子の対立が激しくなることがあります。
Q5.本人が学校へ行かないと言ったら、見守った方がいいのでしょうか?
状態によります。
第1〜2段階で家族との会話や外出、生活リズムがある程度保たれている場合は、家庭対応や学校との連携で改善する余地があります。
一方、第3段階以上で、昼夜逆転、外出困難、会話の断絶、入浴拒否、家庭外との接点消失などが重なっている場合、無期限に待つだけでは状態が固定することがあります。
その場合は、保護者への助言だけでなく、第三者が本人と接点を作る支援を検討します。
Q6.本人が「相談したくない」と言っていても、親だけで相談できますか?
はい。最初は保護者だけで相談する家庭も多くあります。
本人が外へ出られない、相談を拒否する、家族の話を聞かないという段階では、まず保護者側が現在の状態を整理し、本人への接し方や家庭の方針を整えます。
そのうえで、必要に応じて家庭訪問など本人への働きかけを考えます。
Q7.父親と母親の考えが違う場合は、どうしたらいいですか?
まず保護者間の支援方針をそろえることが重要です。
一方が「学校へ行かせたい」、もう一方が「本人が動くまで何もしない」という状態では、本人へのメッセージも一貫しません。
JADAでは親コーチングを通じて、父母それぞれの考えを整理し、生活、ゲーム・スマートフォン、金銭、学校、進路などについて家庭の基準を作ります。
Q8.不登校から引きこもりへ進んでいるサインは何ですか?
欠席が続いていることだけでなく、
- 昼夜逆転
- 入浴や歯磨きの減少
- 家族との会話の減少
- 外出の停止
- 友人との交流の消失
- ゲーム・スマートフォン中心の生活
- 学習の停止
- 家族以外との接点がなくなる
といった変化が複数重なっている場合は注意が必要です。
「学校に行っていない」という一点ではなく、生活と社会との接点がどの程度失われているかを見ます。
Q9.家庭だけで改善しない場合、どんな支援がありますか?
JADAでは、親へのコーチングだけでなく、本人への実動支援を組み合わせます。
状態に応じて、家庭訪問、外出同行、生活改善、合宿、寮、一人暮らし、学び直し、高校転校・編入、高卒認定、アルバイト、進学、就職などへつなげます。
支援内容は、本人の年齢や現在の段階によって異なります。
Q10.いつ相談するのが一番いいですか?
「もっと悪くなってから」ではなく、保護者が違和感を感じた段階で一度整理することをおすすめします。
特に、生活リズム、外出、会話、入浴、家庭外との接点が崩れ始めている場合は、欠席日数だけで様子を見続けないことが大切です。
まず5ステージ判定で現在地を確認し、家庭でできることなのか、第三者支援を検討する段階なのかを整理してください。
さらに詳しい質問を確認したい方へ
JADAのゴールは「学校へ戻すこと」だけではありません
不登校・引きこもり支援では、「学校へ戻った」「高校を卒業した」「大学へ入った」ことが大きな節目になります。
しかし、JADAではそこを最終ゴールにはしていません。
目指すのは、本人が、
- 自分で考える
- 自分で選ぶ
- 自分で行動する
- 学びを続ける
- 働く
- 社会との関係を維持する
- 自分の人生を自分で形成する
「社会的自律」です。
学校復帰が必要な子もいます。
通信制高校へ進む子もいます。
高卒認定から大学を目指す子もいます。
まずアルバイトから社会参加を始める子もいます。
一人ひとり道は違います。
だからこそ、「学校へ行けるか」という一点だけでなく、その子が将来、自分の力で社会と関わっていくために、今何が必要なのかを考えます。
海外・英語でJADAの支援情報を確認したい方へ
JADAでは、日本国内だけでなく、海外在住のご家庭、海外の教育・研究関係者、メディア等へ向けた情報発信も進めています。
不登校・引きこもり支援、5ステージ判定、親コーチング、本人への実動支援、社会的自律について、英語でも情報を発信しています。
「まだ大丈夫」と思う今こそ、現在地を確認してください
不登校や引きこもりは、何日休んだかだけでは判断できません。
大切なのは、今のお子さんが、
- 朝起きられているか
- 食事を取れているか
- 入浴できているか
- 家族と会話できているか
- 外へ出られているか
- 家族以外の人と関われているか
- 学びや仕事との接点が残っているか
を見ることです。
第1〜2段階なら、家庭対応や学校との連携から始められることがあります。
第3段階以上で本人が家庭の中に閉じこもり、生活や社会との接点が大きく失われている場合は、第三者による支援を検討してください。
まとめ|4つのタイミングで大切なのは、早く「現在地」を知ること
不登校・引きこもりでは、特に環境が変わる4つのタイミングに注意が必要です。
- 中学1年生
- 高校1年生
- 高校卒業後
- 就職活動・社会へ出る時期
しかし、大切なのは「この年齢だから危ない」と考えることではありません。
その時期に、生活リズム、家族との会話、外出、友人、学習、ゲーム・スマートフォン、社会との接点がどう変化しているかを見ることです。
そして、家庭だけでできることと、第三者の力を借りた方がいいことを分けて考えてください。
JADAは、親への助言だけでも、本人だけへの働きかけでもなく、親コーチングと本人への実動支援を組み合わせ、再び社会との接点を作るところまで支援します。
不登校・引きこもりの解決は、ゴールではありません。
その先にある「社会的自律」へ進むことが、JADAの最終目標です。
親が諦めない限り、JADAも諦めません。
参考:文部科学省「生徒指導提要」等で示される不登校の定義では、病気や経済的理由を除き、心理的・情緒的・身体的・社会的要因・背景等によって年間30日以上欠席した児童生徒を不登校として扱っています。ただし、JADAでは支援の必要性を欠席日数だけで判断せず、生活全体を5ステージ判定で確認します。
お子さんの未来は、
まだ変えられます。
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