
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
「通信制高校へ転校すれば、もう一度やり直せるのではないか」
不登校になった子どもを前にして、そう考える保護者は少なくありません。
今回ご紹介するY君も、全日制高校で不登校となり、親主導で通信制高校へ転校しました。
しかし、Y君は通信制高校へ1日も通うことができませんでした。その後、休学・中途退学となり、引きこもり状態は約4年間に及びました。
動画では、Y君のお母様が、
「最初にどのような異変があったのか」
「当時、親としてどのように接していたのか」
「なぜ、もっと早く相談すればよかったと思うのか」
「父親と母親には、それぞれどのような役割があるのか」
を率直に語っています。
現在、Y君は高卒認定資格の取得へ舵を切り、再出発に向けて動き始めています。
これは、すでにすべてが解決した成功事例ではありません。
親主導の進路変更では動けなかったY君が、支援を受けながら、自分の人生を立て直そうとしている「社会的自律への途中経過」です。
親主導の進路変更では動けなかったY君が、支援を受けながら、自分の人生を立て直そうとしている「社会的自律への途中経過」です。お子さんが今どの段階(Stage)にいるのか、 そして親として「今、何をすればよいのか」が分かります。
40年以上・1万人超・9割以上の支援実績をもとに、 Autonomy Stage OS により、 現在地と具体的な対応方法をお伝えします。
私たちの目的は相談件数を増やすことではありません。 一人でも多くの子どもたちが、 教育・勤労・納税という三大義務を果たし、 社会的自律(Social Autonomy) を実現することです。
動画はこちらからもご覧いただけます。
00:00 オープニング
01:18 引きこもりの最初のサイン
02:09 引きこもりが深刻化した息子の様子
03:03 当時、母親はどう対応していたのか
04:01 今だから思う「やっておけばよかったこと」
04:33 杉浦との出会いで変わったこと
05:18 父親と母親、それぞれの役割
06:39 支援を受けて良かったこと
07:51 なぜ「親コーチング」で子どもは変わるのか
09:35 実際の親コーチングの内容
10:31 息子が変わり始めたきっかけ
11:13 家の手伝いが引きこもり改善につながる理由
Y君は、もともと全日制高校に在籍していました。
しかし、次第に学校へ行けなくなり、不登校になります。
保護者は、全日制高校へ通い続けるのは難しいと判断し、通信制高校へ転校させることを決めました。
通信制高校であれば、毎日登校しなくても学習を続けられる。自分のペースで高校卒業を目指せる。環境を変えれば、もう一度やり直せるかもしれない。
親御さんがそのような期待を持つのは、当然のことです。
ところが、Y君は通信制高校へ1日も通うことができませんでした。
学校の種類や通学頻度を変えるだけでは、Y君が抱えていた問題は解消しなかったのです。
通信制高校へ転校したこと自体が、間違いだったわけではありません。
問題は、転校前にY君の状態を正しく把握し、本人が動ける準備を整えられていなかったことです。
当時のY君には、学校を変えることよりも先に、次のような支援が必要だったと考えられます。
本人が外へ出られず、人との接点を失い、将来を考える力も弱っている状態では、転校手続きだけを済ませても通学にはつながりません。
通信制高校は、本人がレポート、スクーリング、試験などに取り組んで初めて卒業に近づけます。
「通信制高校へ入学したこと」と「通信制高校で学び続けられること」は、同じではないのです。
Y君は通信制高校に在籍したものの、1日も通えないまま、休学・中途退学となりました。
所属する学校がなくなると、生活の中から予定や役割が失われていきます。
朝起きる理由がなくなり、昼夜逆転が進む。人と会う機会が減り、外へ出ることへの抵抗が強くなる。同世代が進学や就職をしていく姿を見て、自信を失っていく。
そして、時間が経つほど、
「今さら何をすればよいのか分からない」
「外へ出て同世代に会いたくない」
「失敗するくらいなら、何もしない方がよい」
という心理状態に陥りやすくなります。
こうしてY君の引きこもりは、約4年間に及びました。
引きこもりは、ある日突然始まったように見えることがあります。
しかし、実際には、その前から小さな異変が重なっているケースが少なくありません。
例えば、次のような変化です。
一つだけであれば、疲れや思春期の変化かもしれません。
しかし、複数の変化が重なり、数週間から数か月続いている場合は、「もう少し見守ろう」と先送りせず、客観的な状態判定を行う必要があります。
今回の動画で、お母様が語った重要な言葉が、
「もっと早く相談すればよかった」
という言葉です。
多くの保護者は、相談をためらいます。
「家族のことを外部に話したくない」
「本人が相談を嫌がっている」
「まだ、それほど深刻ではない」
「親の育て方を責められるのではないか」
そう考えているうちに、半年、1年、2年と時間が過ぎてしまうことがあります。
しかし、保護者が相談するために、本人の同意を最初から得る必要はありません。
まず親が相談し、本人の状態を把握し、家庭内の対応を変えることができます。
相談は、本人を無理やり学校へ連れていくためのものではありません。
何が起きているのかを整理し、親が何をすべきか、何をしてはいけないのかを明確にするためのものです。
不登校・引きこもりの家庭では、母親が一人で対応を抱えていることが少なくありません。
母親が食事、洗濯、学校との連絡、進路探し、本人への声かけまで担います。
一方で父親は、
「何を言えばよいか分からない」
「話しかけると怒られる」
「母親の方が本人のことを分かっている」
という理由から、次第に距離を置いてしまいます。
すると、母親と本人だけの関係が固定化します。
母親は本人の要求を断れなくなり、本人も母親に依存しながら反発するという状態に陥ることがあります。
親へのコーチングでは、母親だけに対応を任せません。
父親と母親の役割を整理し、家庭全体で支援する体制をつくります。
母親の役割は、何でも受け入れることではありません。
本人が安心して話せる関係を保ちながら、日々の小さな変化を把握することです。
具体的には、次のような役割があります。
大切なのは、本人の身の回りのことをすべて代行するのではなく、自分でできることを少しずつ増やすことです。
父親の役割は、叱ることでも、正論で将来を説くことでもありません。
家庭の外や社会につながる接点をつくることです。
例えば、次のような関わりから始めます。
最初から進学や就職の話をする必要はありません。
短い会話と共同作業を重ね、「父親と話しても責められない」という感覚を本人に持ってもらうことが先です。
動画では、家の手伝いがY君の変化につながったことも語られています。
家事は、単なるお手伝いではありません。
決められた時間に行動する。自分の役割を果たす。家族から感謝される。最後までやり遂げる。
これらは、学校や職場で必要になる基本的な行動です。
引きこもっている本人に、いきなり登校や就職を求めても動けないことがあります。
その前に、
といった、家庭内での役割から始めます。
小さくても「自分が誰かの役に立った」という経験は、自信の回復につながります。
JADAでは、不登校・引きこもりの状態を一括りにしません。
Autonomy Stage OSによって、本人の現在地を5つの段階で捉えます。
重要なのは、在籍している学校の種類や欠席日数だけではありません。
生活リズム、家族との会話、外出、入浴、食事、学習、暴言・暴力、第三者との接点などを総合的に確認します。
同じ「不登校」でも、週に何度か外出できる子どもと、数年間ほとんど自室から出ない子どもでは、必要な支援が違うからです。
Y君のように、通信制高校へ1日も通えず、引きこもりが4年間続いている場合、進路情報を提供するだけでは不十分です。
親へのコーチングと並行して、本人との接点づくりや外出支援など、実際に行動を起こすための支援が必要です。
子どもの状態を正しく把握することが、支援の第一歩です。
Autonomy Stage OSについて詳しく見る現在、Y君は高卒認定資格の取得を目標に、再出発の方向を定めています。
これは大きな変化です。
ただし、高卒認定資格は高校卒業資格そのものではなく、高校卒業者と同等以上の学力があることを認定するものです。
取得するだけで、生活や社会との関係が自動的に変わるわけではありません。
そのため、JADAでは試験合格だけを目標にせず、次の行動まで見据えます。
高卒認定は、Y君にとって再出発の入口です。
取得後に進学、就労、社会参加へつなげることで、社会的自律への道が開かれます。
親の関わり方を変えることは重要です。
しかし、4年間引きこもっている本人に対して、親の声かけだけで外出、学習、受験、進学、就労まで進めることは容易ではありません。
一方で、本人だけを支援しても、家庭内の関係や親の対応が変わらなければ、元の状態に戻る可能性があります。
必要なのは、
「親へのコーチング × 本人への実動支援」
です。
親御さんには、現在のステージに合った声のかけ方、家庭内ルール、父親と母親の役割、進路を先回りして決めない関わり方を伝えます。
本人には、家庭訪問、外出、学習、出願、受験、学校見学、アルバイト面接など、実際の行動を伴走します。
親だけを変えるのでも、子どもだけを支援するのでもありません。
両輪を同時に動かすことが重要です。
JADAでは、本人を社会的自律へ導く過程を、7つのステップに体系化しています。
本人の生活、会話、外出、学習、家族関係を確認し、現在地を判断します。
本人が相談機関へ来られない場合、支援者が家庭を訪問し、信頼関係をつくります。
昼夜逆転や外出回避が深刻な場合は、合宿や学生寮も活用し、生活を立て直します。
本人の学力や目標に合わせ、基礎学習、高卒認定、受験準備などに取り組みます。
外出、登校、見学、面接、受験など、本人が一人では難しい行動に同行します。
高校、大学、専門学校、アルバイト、就職、インターン、ボランティアなどへつなげます。
自分で考え、自分で選び、自分で行動し、社会参加を継続できる状態を目指します。
JADAが40年以上かけて体系化した支援哲学と支援方法は、次のページで紹介しています。
引きこもりからの再出発では、勉強だけをさせても十分ではありません。
買い物に行く。電車に乗る。家族以外の人と話す。アルバイトに応募する。面接を受ける。失敗して、もう一度挑戦する。
こうした経験の中で、本人は生活力、対人力、判断力、責任感を身につけます。
社会は最高の教室です。
家庭や教材の中だけでは得られない経験が、本人の自信を育てます。
JADAが目指すのは、単に不登校を解決することでも、高卒認定試験に合格させることでもありません。
本人が教育・勤労・納税という三大義務を果たし、社会に貢献する人生を送れるようになることです。
Y君の事例から、保護者にお伝えしたいことは5つあります。
生活、家族関係、外出、学習意欲が整っていなければ、転校先にも通えないことがあります。
親が学校を探し、手続きを済ませても、本人が納得して行動できる状態でなければ継続にはつながりません。
昼夜逆転、会話の減少、外出回避、ゲームへの没頭などが続いたら、見守るだけにしないことが重要です。
父親にも、短い会話、共同作業、外出への誘いなど、具体的な役割があります。
試験合格後の進学、就労、社会参加まで支援することが、Social Autonomyにつながります。
人を問題として見るのではなく、可能性で見る。
今、動けていない姿だけで、本人の将来を決めつけない。
Y君も、社会的自律へ向けて再出発の一歩を踏み出しています。
通信制高校への転校だけで解決するとは限りません。
昼夜逆転、外出への不安、学習への自信の喪失、家族関係などが改善されていなければ、通信制高校のスクーリングや試験にも参加できないことがあります。
転校前に、本人の現在地と必要な支援を確認することが重要です。
はい、保護者だけでも相談できます。
本人が支援機関へ来られない場合は、まず親御さんへのコーチングから始めます。家庭での声かけや対応を整えたうえで、必要に応じて家庭訪問などによる本人への実動支援につなげます。
保護者は、本人の将来を考えて判断しています。その気持ちを責める必要はありません。
ただし、本人の状態や意思を確認せず、学校を変えることだけを先に進めると、通学や学習が続かない場合があります。
大切なのは、これまでの判断を責めることではなく、現在地から支援を組み直すことです。
高卒認定資格は、高校卒業資格そのものではありません。
高等学校を卒業した人と同等以上の学力があることを認定し、大学、短期大学、専門学校などの受験資格を得るための制度です。
取得後の進学や就職まで見据えて計画する必要があります。
やり直すことは可能です。
ただし、いきなり登校や就職を求めるのではなく、生活改善、家族との会話、家庭内の役割、外出、学び直し、社会参加を段階的に進めます。
長期化している場合は、親への助言だけでなく、本人への継続的な実動支援が重要です。
最初から学校や将来の話をする必要はありません。
挨拶、食事、趣味、家事、買い物など、本人が答えやすい話題から始めます。短くても継続して関わり、「話すと責められる」という警戒心を減らすことが第一歩です。
家事だけで引きこもりが解決するわけではありませんが、社会参加への重要な準備になります。
役割を持つ、約束した時間に行動する、誰かに感謝されるという経験が、本人の自信と責任感を育てます。
一方的に取り上げると、暴言・暴力や親子関係の悪化につながる場合があります。
利用時間だけを見るのではなく、睡眠、食事、入浴、外出、家族との会話など、生活全体を確認してください。対応は本人のステージや家庭状況に合わせて決める必要があります。
欠席、昼夜逆転、会話の減少、外出回避、入浴や食事の乱れなど、複数の異変が続いている時点で相談してください。
深刻化してからではなく、保護者が「何かおかしい」と感じた時が相談のタイミングです。
学校復帰や高卒認定資格の取得だけを最終目標にはしていません。
本人が自分で考え、選び、行動し、教育・勤労・納税を果たしながら社会に貢献するSocial Autonomy(社会的自律)の実現を目指します。
JADAおよび高卒支援会では、40年以上にわたり、1万人を超える不登校・高校中退・引きこもりの相談・支援に携わってきました。
中卒後10年間の引きこもりから公務員になった事例、家庭内暴力を経て公務員になった事例、寮生活や社会参加を通して進学・就職へ進んだ事例などを紹介しています。
今回のY君は、まだ支援の途中です。
だからこそ、これからどのように高卒認定、学び直し、社会参加へ進むかを見守り、必要な実動支援を続けることが重要です。
不登校・引きこもりから社会的自律を実現した17の成功事例を見るお子さんが今どの段階(Stage)にいるのか、 そして親として「今、何をすればよいのか」が分かります。
40年以上・1万人超・9割以上の支援実績をもとに、 Autonomy Stage OS により、 現在地と具体的な対応方法をお伝えします。
私たちの目的は相談件数を増やすことではありません。 一人でも多くの子どもたちが、 教育・勤労・納税という三大義務を果たし、 社会的自律(Social Autonomy) を実現することです。
一般社団法人未来自律支援機構(JADA)代表理事。
認定NPO法人高卒支援会の創業者・会長として、40年以上にわたり、不登校、高校中退、引きこもりの子ども・若者を支援してきました。
これまでの相談・支援は1万人を超え、親へのコーチングと本人への実動支援を組み合わせた支援を実践しています。
自身も小学3年生で不登校を経験し、全寮制施設で規則正しい生活を取り戻しました。その経験を原点として、家庭訪問、生活改善合宿、学生寮、学び直し、進学、アルバイト、就職まで一貫した支援を行っています。
杉浦孝宣のプロフィール・経歴を見る「通信制高校へ転校したのに通えない」
「休学・中退後、昼夜逆転している」
「高卒認定を受けると言っているが、勉強が進まない」
「本人が相談を拒否している」
「父親がどのように関わればよいか分からない」
このような状況でも、保護者だけで相談できます。
現在の状態を整理し、親として今すべきこと、避けるべきこと、本人への実動支援が必要な段階かを一緒に考えます。
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